2011年2月28日(月) イナリ滞在(5日目) <イナリ泊>

  1. 2011/03/02(水) 06:53:25 
  2. カテゴリー:フィンランド Finland(世界一周後) 
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いつも通り。時差ぼけなのか、5時頃、一度目が覚める。
このまま起きたら、どんなに健康的な生活なのか…と思いつつ、
明らかに睡眠時間が短いだけなので、二度寝。

あ、そういえば、
仕事の夢を見なくなった(笑)

だいぶ、気持ちがリラックスしてきた証拠だろうか…。


8時前に起きて、しばし、日記を書き進め、
9時頃に「Hotel Inari」へ朝食へ。

今日はえらく混雑していて、
せっかくのビッフェスタイルも、
食材が底をつきつつある状態で、台無し。
というか、ホテルのスタッフが、食材追加する気なし(笑)

それはさておき、
今日は朝食時に、日本から持ってきた本を読んでみた。

「無駄に生きるな熱く死ね(直江文忠)」という本で、
何だか、朝から、えらく熱い題名の本なのだが、
メッセージ集のような、読むのには時間がかからない本なんだけれど、
これが、予想通り熱かった。

こういう本は、好き嫌いが分かれると思うけれど、
僕は、たまにこういう本を読んで、エネルギーをもらえる。

本を読んで無いと、いきなり熱すぎるメッセージなので、
何のことやら良く分からないと思うが、
本の中で、自分として刺さった言葉を記録するために、
以下の書き残しておく。

____________________

「お金持ちも貧乏人も、
 みんな与えられた時間も全く同じ。
 あなたには膨大な時間が残されている。
 だから、できない理由を探す方が難しい。」

「私が将来何者になるかなんて、
 まだ誰も知らないのだから。」

「感情の大きな揺れはときとして、
 新しい行動を起こすための原動力になる」

「それで本当に良かったかどうかは、
 すべて自分の主観になる。
 どちらを選んでも、その気になれば全部正解だ。」

「7割方いけると思った時点で行動に移す。」

「自分にとって気持ちのいい土地を選べ。」

「実績を出してしまえ、面倒だから。」

「マイナスはない。あっても無視しろ。」

「自分に乗り切れないピンチは、
 自分の前には現れない。」

「見た目を磨くことは、
 自分と関わる人たち全員に対する思いやり。」

「時間とは命そのものである。」

______________________
 

さて、本を読んだことでパワーをもらい、
部屋に戻ろうとしたのだが…
お、天気が良いぞ!これはこの5日間で、一番良い天気だ!





◆青空が見えるだけで、すごい元気が湧いてくる。
 青空の力、そして、太陽の力は絶大だなと、改めて思う。
 自然にワクワクしてくるし。



よし、これは外に出るしかない!ということで、
部屋に戻って着替えて、外に出ることに。





◆部屋の窓から外を見ると…
 あれ、スーパーの屋根を歩いているおじさん発見(笑)


外に出ると、いつもの、オーロラ観賞ポイントへ。
夜に見ている林や湖とは思えないほど、
昼間は明るく、恐い印象が無い。そして、距離感が近く見える。

夜と昼で、同じ景色でも全く違う表情が見えるのは、不思議だ。


林を抜けて、その場所へ着くと、
天気が良いこともあり、視界の開けた湖に感動!





◆これが湖に下りる手前。
 向かって左側の坂から下りる。
 向かって右側が、僕がお気に入りの
 ブログにも何度も登場している木。





◆これがいつも、オーロラを観賞している、湖。
 冬場のため、凍結しているので上を歩ける。
 カメラのレンズに砂が入っているせいか、
 毎回、写真に黒点が出てしまうのが痛い…


湖の上に降り立つと、
天気の良さにテンションが上がり、
写真をいろいろ撮ってみることに。





◆自分の影を撮ってみた。





◆湖にたたずむ自分。
 いつもこんな感じで、夜は、ひたすらオーロラを待ってます。





◆太陽の光を浴びてパワーアップ中。





◆寝そべってみた。





◆寝そべってみた跡。





◆自分の足跡を撮ってみた。



ひたすら三脚を使っての撮影。
世界一周中はあまり出来なかった、自分撮りを連発。

かといって、別に、自分が好きで、自分を撮っているわけではない。
自分を好きな人がいるから、自分を撮っているのである。

と、自分に言い聞かせて撮っている(笑)


さて、一通り撮り終えたところで、林に戻り、寄り道しながら、
天気の良いイナリの自然と風景を撮影していった。





◆林の木々の間から、太陽の光がもれている。





◆お気に入りの木と、2ショット写真を撮っておいた。
 すごい雪の深さ。 



本当にすがすがしい気持ちになれた時間だった。

やっぱり、心理的に与える要因として、天気は重要かもしれない。
一日、曇り空だと、どうも元気が湧いてこない。
一方で、太陽の光を浴びて、青空を見ると元気になる。
不思議なものだ。


それはそうと…

今回、イナリを訪れたのは3年ぶり。

林を抜けた先にある、お気に入りの木とも
3年ぶりの再会だったが、次に会うのはいつだろうか。

3年は、あっという間だったが、
この3年で、様々なことが起きた。
確実に、時間が流れて、変化が起きていった。

自分が3年前と比べて成長したのかどうかは分からない。

ただ、分かるのは、出逢いと別れがあったということ。

きっと、生きていく上で、確実なことは、
自分がどう変化したり、成長していくとか、そういう曖昧なことではなくて、
出逢いがあって、別れがあることなんだなと、思った。


あと、3年×20回もすれば、
僕自身がこの世からいなくなっているかもしれない。

そう考えると、このお気に入りの木のほうが長寿なんだな。
(伐採されたり、枯れてしまったら別だけど)

本当に、人生ってあっという間。


今日、この見ている素晴らしい風景を、
自分だけで留めていることが、とても、もどかしく思った。
本当は、他の人にも見てもらいたい、
この場所に訪れてほしい。

そう思った時に、ふと、頭に浮かんできたこと。

____________

自分が歩けるうちに、自分をその場所に連れて行こう。

自分が歩けるうちに、大切な人をその場所に連れて行こう。

大切な人が歩けるうちに、大切な人をその場所に連れて行こう。
____________


きっと、この先の5年後、10年後は、
また全く違った状況になっているだろう。
だから、今できることを、今やっておかないとね。


さて…

散策を終えて、部屋に戻ることに。





◆宿の隣の牧場にいる馬とも記念撮影を。
 これ、三脚+セルフタイマーで撮ってる。
 すごいでしょ(笑)


部屋に戻り…
残っていた食材で、昼食を食べることに。

その後は、日記を書きすすめた。





◆どうでもいいけど、パソコンに向かう姿を
 また自分撮り(笑)髭もだいぶのびてきました。


そして、気づけば夕方に…
外は、相変わらずの良い天気。

これは期待できそうだ。





◆窓の外の風景。良い感じの天気にウキウキ。



そして、19時過ぎになり、
そろそろ出陣かということで、
服を着始める。

先日の経験をふまえて、最強の装備で臨むことに。

ズボンは、6重、
上着は、8重。
靴下は3重、
ニットは3重、
という無敵状態。

これで外気は0度だから、サウナ状態で熱いわけだ(笑)
たぶん、マイナス20度でも、余裕だと思う。



そして、いざ出陣!
と外に出て愕然…

曇ってるやんけ!?

何で!?さっき、ものの30分前までは、
あれだけ晴れていたのに!?

何てこった…

悪意すら感じる、この天候の変わり方。

マジか…

とはいえ、今日は戦うと決めた以上、行くしかない。
20時に宿を出て、林の中へ突撃。

昼にも訪れた観賞ポイントへ。

うーむ、しかし、どうもこうも、分厚い雲が…。

ダメだ。

もうこうなったら…ふて寝するしかない。





◆あまりの天候不順に、ふて寝。
 1時間ぐらい、ずっと寝そべってた。





◆湖沿いの街灯。
 空の雲(?)に、街灯の光が(?)あたって、
 オレンジ色に光っている。
 厚い雲、勘弁してくれ…。





◆夜になると、林が不気味な雰囲気を醸し出す。



ダメだこりゃ…と、21時頃になって、
宿に戻ろうかな…と思い始めたところ、
雲に少し切れ目が出来て、その先に星が見え始めた。

むむっ、この調子で行けば…という期待を抱き、
もう少し粘ることに。

うーむ、微妙。切れ目が出たと思ったら、
また雲がやってくる、この繰り返し。

その先に見える星は、相変わらずの満天の星空。

それがチラチラ見え隠れすることが、
本当にもどかしい…。


そして、22時を過ぎると、オーロラが出始めた。
出始めたといっても、力が弱いこともあるが、
何より、雲に覆われているので、もわーっとした光しか見えない。

そうはいっても、その方向に向かって写真を撮ってみる。





◆一瞬の雲の切れ目から見えたオーロラ。
 でも、薄い…。





◆雲の先に見えたオーロラを果敢に撮ってみた。
 薄い…けど、緑色が少し見えるのがわかるかな…。



こんな状態で、結局、23時まで粘って待っていたけど、
最終的に、分厚い雲に完全に覆われて、
オーロラも消えてしまい、終了…。悲しすぎる…。





◆帰り際、すぐ近くの教会を撮影。
 それぐらいでしか、この悪天候の悲劇を紛らわせることが出来ない。



部屋に戻ると、悲しさのあまり、
意味も無く、最強装備のBefor,Afterを撮ってみた。





◆Befor





◆After(笑)



さすがに、5日間で、この状態は悲しすぎる。

ネットでいろいろ調べてみたが…
確かに、イナリは天候が悪い時は悪いが、
それでも、オーロラを何日も連続で見れている人もいるようだ。

北欧は、暖流の影響もあり、
全般的に天候が悪いことが多いようだ。

それにしても、僕が訪れているときの確率は低すぎる。
もしや、場所の選定の失敗!?とも思ってしまう。

うーむ。

で、いろいろ調べてみて、オーロラに対して、
僕なりの結論が出た。




短期間の滞在(現地に3泊程度)で
オーロラだけを目的にするのであれば、北米が良い。

一方で、晴天率が低くても、個人旅行で、
自由気ままに街中でオーロラを見たい、という場合は、北欧もありだろう。

要は、旅のスタイルの問題かと。


ちなみに、個人的にオーロラを見るのに最高だと思うのは、
イエローナイフやフェアバンクスで、
まだそれほど寒くない9月中旬〜10月中旬ぐらいで、
個人手配旅行で、期間が4泊以上で長く取れて、
滞在先の宿のすぐ外から好きなだけ見られる環境、
かつ、費用がそれほど高くない宿や交通手段が見つかればベストだと思う。

フェアバンクスは、いくつかそういう条件の
ロッジがあることは確認できているがイエローナイフは不明。



さて、話を戻すと、オーロラ観賞をするうえで、
北米の都市としては、
カナダのイエローナイフが1番、アメリカのフェアバンクスが2番と考える。



イエローナイフは、やはり晴天率が高く、
実際、オーロラが見えた報告が多いように思う。

僕も、以前、一度訪れたことがあるけど、
確かに3泊して、3日とも晴天で、素晴らしいオーロラが見れた。

晴天率が高いこともさることながら、
街中では光が明るくて見えないので、
1時間ほどバスで移動して、観賞ポイントに行くのだが、
逆に、そこまで時間とお金をかけるからこそ、
良いオーロラが見えるんだなと、改めて思った。

ただ、個人旅行では手配が難しい(高い)こともあるので、
行くとしたら、2人以上で、ツアーで行くのが良いと思う。

というわけで、旅の途中だが、
いつか、オーロラを、ぽいんポイントで見に行きたいと思ったら、
また、イエローナイフに行こうと思った。

または、秋(9月)に、それ以外の自然も見る旅だったら、
アラスカのフェアバンクスに行こう。


ちなみに、北米は、
北欧に比べて気温が低い(11月〜3月は、マイナス20度〜40度にもなる)ことがネック。
(北欧は同時期でマイナス15度〜5度ぐらい)

このため、1月〜3月頃に、個人で現地に行って、
好きなだけ外にいて、オーロラを待つ、というのは厳しい。

実際、マイナス40度を体験したこともあるが、やっぱり寒い。
防寒具も、現地でレンタルしたものを身につけないときつい。

でも、ツアーで申し込めば、
観測小屋付きの観賞ポイントに連れて行ってもらえると思うし、
それであれば、観測小屋で温まりながら待機しつつ、
時おり外に出て、チャンスを待つことができる。

ただし、ツアーだと、観賞時間に制約があるのが難点。
もっと待ち続けたい…と思っても、バスの運行時間は決まっているので、
帰らなければいけなくなる。
でも、それなりに長く時間を取ってくれるが。


ちなみに、オーロラを目的にした時の、
北欧の良さといえば…
気温が暖かいことと、
北欧に訪れたことの無い人であれば、
ノルウェーであれば、ベルゲンとかソグネフィヨルド、
スウェーデンであれば、ストックホルム、
フィンランドであれば、ロヴァニエミやヘルシンキなどに立ち寄れることだろうか。


あと、乗り継ぎにもよるが、
移動時間が北米に比べて短時間で済むということかな。

それと、街中でオーロラが見える箇所が多いので、
個人旅行で気ままに過ごしながら、
気温を気にせず、好きなだけ観賞しやすい、というのは、北欧の良さかも。

その意味では、イナリは、
冬場であれば、宿から5分も歩けば、凍結した湖の上で
街の明かりがほとんど無い中でオーロラが見られるし、
イヴァロ空港からタクシーで30〜40分と、アクセスも良く、
日本人もおらず、何も無いので静かに過ごせて、
それでいて、スーパーが近くにあって品物が充実していて…
個人旅行には、お勧めだと思う。

でも、その分、晴天率が低いから、
時間が無いとオーロラを見るのは厳しい…良し悪しあり。

まぁ、結局、自分のスタイル次第ということだね。
何か、オーロラのことで考え尽くした気がする…。

以上、オーロラ観賞に関する、僕なりの見解でした。



でもまぁ、何というか、
チャンスはあと2日だけど、
最悪、このままオーロラが見えなくても、仕方ないと思うことにした。

こうして、以前訪れた場所にもう一度来るという体験が出来たし、
自分の好きな宿で、好きな時間を過ごせることが出来たし。
満天の星空も見れたし、素晴らしい自然にも囲まれた。
それだけで、とっても幸せな時間だったなと。

そのことに感謝しようと思った。


そんなことを思いながら、
1時30分頃に、眠りにつくことに…。

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