2月24日(日) バーゼル→ユングフラウヨッホ観光 <バーゼル泊>

  1. 2008/02/25(月) 14:07:35 
  2. カテゴリー:スイス Switzerland   
  3. コメント数:1
  4.  【コメントの閲覧・作成
朝8時頃、もそもそと起きて、朝食を頂く。

今日は、スイスでも一番人気のユングフラウヨッホに日帰り観光の日だ。

何だか、旅をしていると連日の観光が当たり前になってくるのだが、
もし、日本から一つの一つの行き先に対して来ようと思ったら、大変なこと。

そういう意味でも、幸せな毎日を過ごしているのだなーと、つくづく思ってしまう。


さて、9時頃に家を出て、バーゼル駅から、ユングフラウの基点となる、
インターラーケンオスト駅に向かって電車に乗った。

ちょっと眠かったのだが、景色を楽しまなければということで、
頑張って目を開けて、車窓を眺めていた。

ちなみに、スイス国内において、ゴールデンパスラインと呼ばれる、
車窓が綺麗なルートがあるだが、今日の電車で、そのルートを通って、
インターラーケンオスト駅に行けると思ったのだが、これが違った。

ゴールデンパスラインよりも、西側のルートを通り
ベルンなどを通って、インターラーケンに行く電車だったのだ。

これは誤算、でも、仕方ないので、このままインターラーケンに行くことに。


インターラーケンの手前辺りからは、
トゥーン湖の湖畔沿いの景色が非常に美しく、驚いてしまった。

鉄道は、湖のごく近くを走るのだが、湖の水も透き通っていて、
非常に綺麗。





◆湖沿いを走る電車の車窓。
 スイスらしい、美しい風景に、ひたすら写真を撮ってしまった。



そして、電車は12時頃に、インターラーケンオスト駅に到着。

ここからは、電車を乗り換える必要がある。

チケットも、ユーレイルグローバルパスを持っていても、
追加料金を払う必要があるのだが、乗り換えの時間もそれほどなく、
チケット売り場も見当たらないので、電車内で買うことにした。


そして、インターラーケンオストから、
まずは、グリンデンワルト行きの電車に乗ることに。

電車に乗ると、しばらくして車掌がやってきたので、
チケットを購入しようと思ったのだが、どうやらユーロ払いだと車内では買えないらしく、
グリンデンワルトでチケットを買ってくれと言われた。

僕はこれを「ラッキー」とすぐに思ってしまったのだが…
まぁ、ちょっと頭を使えば得をする…そういうことです。


さて、電車は、グリンデンワルトまでは、比較的緩やかな勾配を上っていった。
まだ、ユングフラウなどのアルプスは見えない。

しかし、列車は勾配を登るための仕様になっていて、
線路はギザギザの形の凹凸がついており、見たことの無いものだった。

30分ほどで、グリンデンワルトへ到着。





◆グリンデンワルトからの登山電車。
 見た目は普通だけど、レールが違う。



ここで、乗り換えは10分弱でしなければいけなかったのだが、
急いで目の前にあるチケット売り場へ。

そこで、グリンデンワルト〜ユングフラウ〜ラウターブルンネン〜インターラーケンオストのチケットを購入。
ユーレイルグローバルパスで、25%の割引になったものの、
それでも、138スイスフラン(約13800円)という、とんでもなく高いチケット。

おそらく、世界一高い列車なのではないだろうか。


ユングフラウを見るため…ということで、仕方なく購入してしまったが、
アジアや北アフリカを旅している頃から考えたら、馬鹿みたいな高さだ。

電車は、グリンデンワルトを出発し、クライネ・シャイデックへ。

だんだんと、勾配もきつくなってきたが、
アルプスの山々も近づいてきて、素晴らしい景観が広がってきた。

そのまま電車はゆっくり走り続け、45分ほどで、
クライネ・シャイデックへ到着。


ちなみに、この間に、悲しいことに気付いたのだが、
何と、ビデオのバッテリーの充電がほとんど無いのだ。

フル充電済みのバッテリーを間違えて家に置き忘れてしまったのだ。

なんてこった、ユングフラウの景色を収められないとは…
でもまぁ、カメラで何とかするしかない。


そして、クライネ・シャイデックで乗り換えの間も、
また数分しかなかったのだが、写真を撮っていたら、
車掌の人が近づいて来て、「良かったら君を入れて撮ってあげようか?」と言ってくれた。

カメラを渡すと、この車掌さんはノリノリで、
いろいろな角度で撮影してくれ、面白かった。

いいね、観光地っぽさが溢れている感じ。


さて、クライネ・シャイデック(2061m)から、頂上のユングフラウまでは、
ついに登山電車ならではの、急勾配を一気に上ることに。

電車が出発すると、既に、もう間近にユングフラウや、アイガーがあり、
素晴らしい景観。

思わず息をのんでしまう、まさに、アルプスの風景。


しかし、しばらくすると、トンネルの中に入ってしまい、外が見えなくなる。
トンネルといっても、岩をくり抜いたまま、といった感じで、
電車がわずかに通る分だけ、くり抜かれている。
窓から手を出したら、簡単に岩に触れてしまう(でも危険だからそんなことしないけど)

電車はしばらく走ると、EIGERWAND駅(2865m)に到着。

アイガーとは、登山家にとっては、
難関中の難関とされている、世界的にも有名な山。

絶壁のような崖を、登山家は命をかけて登るわけだが、
このアイガーの駅では、5分間の停車時間があり、
急いで電車を降りれば、ガラス越しに、風景を撮影出来る。


電車を降りて、ガラス越しに、アイガーの絶壁を見てみたのだが…
見ているだけでおそろしくなってしまうほど。

場所によっては、90度以上の崖になっており、
ここを本当に人間が登れるのか??と思ってしまう。

過去、日本人の登山家も登頂にチャレンジして命を失った人がいるようだが、
まさに、命がけの挑戦である。

どういった想いを持って、この登山に挑むのだろうか。
その精神力というか、覚悟は、計り知れないものだろう。


5分後に、電車は再び出発。

そして、またしばらく走って、
今度は、EISMEER駅(3160m)に到着。

ここも、5分間の停車時間に、
アイガーと同じようにガラス越しに景色が見えるのだが、
ここでは、氷河の素晴らしい風景を見ることが出来た。





◆これが、氷河の一部の風景。
 氷河を見たのは、初めてだったが、
 理屈ではない、透き通った美しさを感じた。





◆登山電車の駅は、このような風景。
 岩をくり抜いたトンネル内に作られている。



そして、さらに電車は登り続け…
ついに、ユングフラウヨッホの駅に到着したのだった。

ユングフラウヨッホは、3571m。
ここまで電車を引っ張ろうと考えた人が、すごいと思う。


電車を降りると、近くの通路から、
氷の宮殿と呼ばれるところへと続いていて、
なぜか、氷で作られた通路や、中には氷で作られた製作物などもあった。





◆氷の宮殿の通路。
 床は、綺麗に平坦になっており、
 思ったよりも滑らない。



氷の宮殿を抜けると、高原に出る出口があり、
まずはそこから出てみることに。

すると、アルプス全体が見渡せる素晴らしい景色が広がっていて、
まさに「トップオブヨーロッパ」にやってきたということが実感できた。





◆ユングフラウヨッホに掲げられてある看板。



日によっては、天候が荒れて、
この高原でも、全く視界が確保できないほどの吹雪になるようだが、
この日は、快晴で、風もなく、最高のコンディションだった。

その後、さらに高い位置にある展望台に上るために、
再び施設内に入り、通路を通り抜けて、行ってみることに。

それにしても、この施設は構造が複雑で、
案内板もわかりづらく、迷ってしまったのだが、
何とか、無事、高速エレベーターを発見し、
一気に、108m高い位置にある、展望台へ。


そして、外に出てみると…
高原よりもさらに高い位置なので、
より素晴らしい景観が、そこには広がっていた。





◆ユングフラウヨッホと言えば、この方向の景観で有名。
 ヨーロッパ最長(約22km)のアレッチ氷河が、中央部に流れている。
 しかし、雪が深く積もっているので、
 いまいちどこからどこが氷河なのか見分けがつかない…。





◆ユングフラウヨッホの展望台は、こんなところ。
 足元は網目上のアルミの床になっており、下が見えるから恐い。





◆クライネ・シャイデックの方向を見た風景。
 ここから登山電車に乗って、トンネルをくぐって、
 頂上までやってきたわけだ。





◆ユングフラウの山の方向を見た風景。
 日の光が山にあたり、綺麗なコントラストを生み出している。
 尾根のラインも美しい。



天候が良かったのが何よりで、
360度の景色を楽しむことが出来た。
高かったけれど、素晴らしいので、許すことにしよう…。

ビデオ撮影はバッテリー切れで出来なかったけれど…(悲)


しばらくして、展望台を下っていき、
約1時間後の出発となっていた下り電車に乗り込み、
戻り始めることにした。

もっと時間があれば、外に出て、
氷河の付近を歩いてみるのも楽しいのだろうが
日帰りでは、ちょっと時間が足りない。


下りの電車が出発し、また、クライネ・シャイデック駅に戻って来た。

この駅に戻る途中では、ユングフラウヨッホ付近の
素晴らしい氷河の風景を見上げることが出来、ただただ感動してしまった。





◆ユングフラウヨッホ付近の山の風景。
 これでもかというぐらい、素晴らしい美しさ。
 これを実際に見たら、誰しも言葉を失うだろう。





◆クライネ・シャイデックから見たアイガー。
 この絶壁に挑戦する登山家が、世界中から集まってくる。





◆クライネ・シャイデックの駅周辺は、
 レストランあり、お土産屋あり、大変賑やか。
 今のシーズンは、多くのスキー客で賑わっていた。




クライネ・シャイデックからは、来た道とは別の
ラウターブルンネン経由で帰ったのだが、
これまた違った角度からアルプスを見ることが出来、素晴らしかった。





◆電車の車窓から見えたアルプスの風景。
 電車に乗っていると、こうした風景が次々と別角度から見られるので、
 ずーっと目を奪われてしまう。
 本当に自然って偉大だな…。



ラウターブルンネンに到着し、
また、電車を乗り換えて、インターラーケンオストへと向かった。

この頃には、日も暮れてきていた。

下りの電車においても、ずっと表情を変え続ける風景を、
ひたすらカメラで撮り続けた。


そして、インターラーケンオスト駅に到着すると、
間もわずかに、すぐにバーゼル行きの電車に乗り込んで帰ることに。

乗り継ぎまくりの1日だったのだが、
無事、日帰りでユングフラウ観光を終えることが出来た。





◆インターラーケンオスト駅を出発して間も無い頃の車窓からの風景。
 夕暮れが湖の水面に映り、素晴らしい。
 これ、当然ながら電車の中から撮っているのだが、
 それにしては、なかなかの出来栄え(笑)



帰りは、電車の中で少し仮眠をしつつも、
20時頃に、バーゼル駅に到着。

そして、急いでトラムに乗って、家に戻って来た。

今日は、昨夜お会いした、Oさんが働く日本食レストランの同僚の
Sさんを交えて、食事をすることになっていたからだ。

家に着いたのは、20時20分頃だったのだが、
料理を準備して待っていてくれて、ありがたかった。


さすがに、料理人集団、
この日は、Sさん特製のシチューを頂いたのだが、
これがまた、美味しかった。

いやはや、スイス滞在中は、ひたすら美味しいものを頂き続けたわけだが、
いつかバチが当たるんではないかと思うほど、
幸せな時間を過ごさせてもらっている。

いつか、恩返しを…頑張ります…。


さて、Sさんとは、旅の話しなどをしつつも、盛り上がっていたのだが、
途中で、Oさんの旦那さんも帰宅してきて、
みんなで飲みながら話すことに。

とはいえ、楽しい時間は短いもので、
僕の予定では、今日がバーゼル滞在の最終日。

また、明日から過酷な旅が始まってしまうのだった。


そこで、最後に、ラミーキューブというボードゲームを4人ですることに。

このボードゲーム、先日、ここに来たときにルールを教わったのだが、
シンプルだけれど、常に頭を使わなければいけないもので、
結構、奥が深い。

他の人達は、ルールに馴れているのでスムーズなのだが、
僕は覚えたて、かつ、ビールが入っているので、頭が回らず(笑)

短時間の勝負だったけれど、ボロ負けで終えてしまった。

そして、Sさんとも、握手を交わしてお別れを…。

いやはや、楽しかったバーゼル滞在の日々。
感謝、感謝、感謝…。





◆バーゼルでお世話になったOさん夫婦+Sさん。
 やっぱりビールが最高!

<<  2月23日(土) スイス(バーゼル)→フランス(ストラスブール→ランス→パリ→ミュルーズ) <バーゼル泊>  |  ホームへ戻る  |  【ブログ更新】 (画像)2月24日まで  >>

これまでのコメント

とても魅力的な記事でした。
ありがとうございます。
また遊びに来ます!!
  1. これが履歴書の書き方 
  2. 2013/11/04(月) 10:44:38 
  3. URL 
  4. 編集

コメントの作成

管理者にだけ表示を許可する

 | トップへ戻る |