近況報告(南米の南端、パタゴニアより)

  1. 2008/04/30(水) 06:44:43 
  2. カテゴリー:アルゼンチン Argentina  
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先日、アルゼンチンのブエノスアイレスから
1泊2日で、ウルグアイの首都、モンテビデオに行って来ました。

ウルグアイは、ヨーロッパからポルトガル人が入って来て作られた国でもあるので、
町並みもヨーロッパ的、ここが南米?と思ってしまうほど。

ちなみに南米の人は、ウルグアイを南米とは思っていないとか…


そういう意味では、
アルゼンチンもスペイン人が入って来たことで開拓された国なので
白人が90%、南米という雰囲気はあまり感じられないです。


さて、今は、ブエノスアイレスからバスで約50時間という
この旅始まって以来の、最長移動記録を更新して、
エルカラファテという町に来ています。

それだけ移動しても、まだ同じアルゼンチンというのがすごいのですが、
ここは、南米の南端の地域で、
パタゴニアという、自然豊かな地域。

アルゼンチンとチリの国境を行ったり来たりしながら、
計2週間ほどパタゴニアで過ごす予定です。

その間、観光をしつつも、ゆっくり時間が取れるので、
溜まりに溜まった日記をコツコツと書いてますが、
ネットが1時間6ペソ(約200円)と高いので、
また無料でネットが使える宿に泊まったら、一気に更新したいと思います。


ちなみに余談ですが、
世界最南端の町、アルゼンチンのウシュアイアからは、
南極へのツアーがあるので、是非これに参加したい!!と思っていたのですが、
何と、ツアーは夏にあたる11月〜3月までらしく、
今はツアーがないとのこと…。

ツアーは8泊9日(うち南極に泊まれるのは2泊程で、他はずっとフェリーの移動)で
安いフェリーでも、約15万円〜20万円からと、値段は相当高いのですが、
それでも、ここまで来たら行くしかないでしょ!と意気込んでいたので、
かなりショック…。

ああ…南極…


一生のうちに、必ず訪れてみたい場所、夢の場所として、
南極は楽しみにとっておくことにします。

いつか絶対、南極に行くぞー!!

【ブログ更新】 (画像) 4月15日〜4月20日 (文章) 3月20日〜3月22日

  1. 2008/04/21(月) 09:05:44 
  2. カテゴリー:★ブログに関する話 
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コツコツと更新…

4月20日(日) アルゼンチン(ブエノスアイレス観光)→ウルグアイ(モンテビデオ) <車中泊>

  1. 2008/04/21(月) 08:41:27 
  2. カテゴリー:アルゼンチン Argentina  
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今日は8時過ぎに起きて、早速、インターネットスペースへ。

ドミトリー部屋で電源が取れる場所が無かったので、
カメラの充電をしないと観光すら出かけられないためだ。

パソコンが置かれている脇の電源からひっぱってきて、ビデオとカメラの充電をしつつ、
さらに持参のノートパソコンを開いて、写真の整理を開始することに。

9時になり朝食も出てきたので、それも手元まで持ってきて食べながら作業を続けた。

そして、チェックアウトの10時30分前まで作業を続けて、
充電も完了したところで、荷物をまとめて、宿にバックを置かせてもらい
やっと市内観光へ出発。


ブエノスアイレスの中心部を走る、フロリダ通りというのが賑やかなようなので
そこで歩いて、レティーロ駅近くのバスターミナルまで行ってみることにした。

しかし…今日は日曜日、休日ということもあってか、
多くの店が閉まっていて、比較的静かな町。

それでも、通りにはストリートパフォーマンスをする人や露店も出ていたり
そこを歩く観光客も多く、明るい雰囲気だ。





◆路上で、タンゴの曲を演奏する少女の姿も。
 生活に苦しんでいての演奏なのか、単にストリートパフォーマンスなのか、
 それは分からないのだが…。



一昨日、ブエノスアイレスに到着してから、
未だに空港での両替しかしておらず、昨日の買い物なども全て
USドルで払って乗り切ってきたのだが、いい加減、両替がしたいので、
両替屋を探しながら歩いたのだが、これも日曜ということもあり
ほとんどが閉まっており、開いているところだと、どこも1ドル→3.05ペソ。

それでも空港よりも、0.40ペソも良いレートだから、驚きだ。


そのまま通りを歩いて北に1.5kmほど歩くと、
サンマルティン広場へ到着。

この広場沿いには、アメリカンエクスプレスのオフィスがあるので、
トラベラーズチェックを無料で両替出来るチャンスと思い、立ち寄ってみたのだが、
日曜のため休み。平日の9時〜16時の営業らしい…。
本当に日曜日というのは、不便だ。

仕方なく、そのまま歩いてレティーロ駅の方向へ。





◆サンマルティン広場は、ブエノスアイレスの中心でもあるのだが、
 とにかく道路の幅が広い。
 この道路、12車線ぐらいあるけど…。
 しかも歩行者はこの道をすたすた渡っていくからすごい。信号など関係なし。





◆レティーロ駅の脇で人だかりが出来ていたので覗いてみたら、
 出た!良く見かけるやつだ。
 手品を見せて、この3つのカップの中の、
 どこにボールが入っているか当てるクイズ。
 当てればお金がもらえて、外れるとお金をとられる仕組み。
 でもこれ、いつも見ていると思うんだけど、
 簡単に見破れちゃうんだけどなぁ…(笑)
 みんな分からないものなのかな?



レティーロ駅の脇を通って、その横にあるバスターミナルへ行ったのだが、
このバスターミナル、何といっても広い。

しかも縦長に作っているものだから、長方形に長くて、歩くと大変。

ターミナルに到着すると、
早速、今夜乗りたいウルグアイのモンテビデオ行きのバス会社を探したのだが、
ガイドブックと案内板を見つつ、オフィスを探すことに。

それにしても、バス会社のカウンターが100数十もずらーっと並んでいるから、
そこから探す作業だけでも面倒。萎える。


結局、3社ほどあったのだが、
日曜日に運航しているのは「Pullman Belgrano」1社だけで、
料金は110ペソだった。
(他の2社も、100から110ペソと、料金はほぼ同じ)

それにしても、3年前は65ペソ程度だったこの区間も、
既に110ペソと、やはり2倍近い値段。きついぞ、旅行者にとっては…。

なお、手持ちの現金が足りなかったので、
クレジットカードで決済することに。

長期旅行の際は、クレジットカードの使用明細が確認できないので、
不正請求に気付くことが出来ないので、
極力、クレジットカードは使いたくないのだが、致し方ない。


その後は、ウルグアイから戻って来た時に乗る、
アルゼンチンのパタゴニア地区、リオガジェゴスの町までのバスを探しておくことに。

これも、4社ほど見つかったのだが、
3社は、いわゆるツーリストバスで快適そうなもので、
片道350ペソ〜450ペソ程度。座席の質によって、値段差があるようだ。

高いなぁ…と思ってショックを受けていたのだが、
最後に見つけた1社「El Pinguina」が、
何とノーマルシートだと240ペソと安い。
セミリクライニングシートだと、275ペソ。

ついでに、エルカラファテまでもここで買えるらしく、
追加30ペソになるようだ。

シートの質の違いが分からなかったのだが、
約36時間のリオガジェゴスまでの道のりを、35ペソをケチっても仕方ないと判断し、
乗るとしたらセミリクライニングシートかな…と考えておいた。

ちなみに出発時間は、毎日21時らしく、
到着はその翌々日の10時にリオガジェゴスへ。
13時30分にリオガジェゴスからエルカラファテのバスが出発し、
17時頃に、エルカラファテに着くらしい。

約46時間の、恐ろしい行程だ。

これだけの情報を得るまでに、ターミナルを歩き回って、
結局1時間30分近くかかってしまった…かなり疲れた。



そこからは、やっと市内観光を再会できることに。

レティーロ駅から地下鉄に乗って、
国会議事堂前の「Congreso」駅まで行くことに。

途中でC線からA線に乗り換えたのだが、
このA線は、登山列車のような古びた列車で、照明も暗く、びっくりしてしまった。

まだ現代にこんな列車が走っているとは…。


「Congreso」駅で降りると、
まずは国会議事堂を外観から見学。

時間は14時頃になっていた。





◆国会議事堂。なかなか立派な建物。
 久々にヨーロッパ建築を見たかのような気がする。



そこから国会議事堂前広場を通り、
東に向かって通りを一直線に歩くことに。





◆広場中央部に停まっていた車。
 これは一体何?



天気も良く、広場には多くの市民が散歩に訪れていた。

広場を抜けたところで、道沿いを歩いていると、
たまたま、「ビッフェ 17ペソ」の文字を見かけたので、
何かと思ったら、中国人が経営している料理店でビッフェ形式の店らしい。

それにしてもこの値段は安い…と思い、
1日1食、ここでがっつり食べていこうと決め、
中に入ることに。

店員に聞いてみると、平日は17ペソで、土日は18ペソ、
ついでにワンドリンクオーダーの必要があるので、
5ペソのコーラを頼んで22ペソになった。

それでも安い。


料理は、中華だけでなく、デザートまで何でもある感じだったので、
不足がちの野菜を中心に、とりまくることに。

結局、4皿ほどおかわりして食べたのだが、
そこで限界。

それでも最後にアイスクリームを盛りまくって食べて、満腹。

でも現地通貨が足りなかったので、
USドルで7ドル払って、店を出ることに。

こんなに安くビッフェが食べられるのは、貴重な店だ。


そして腹がいっぱいのまま、通りを東へ歩き進めることに。
この通りは、ヨーロッパ調の建物が本当に多くて、アルゼンチンにいるとは思えない。

さながら、スペインかポルトガルにいるみたいだ。
(ポルトガルは行ったことないけど)

そのまま7月9日大通りまで出ると、
遠くにはオベリスコ(オベリスク)の塔が見える、交通量がとんでもなく多い通り。

ブエノスアイレスはかなりの大都市。
でも、サンパウロやリオデジャネイロのような、町にゴミが落ちて汚く、
危険そうな人も歩いているわけでもない。

かつ、ヨーロッパ調の建物もあって、治安もそれほど悪いと感じないし、
雰囲気は過ごしやすい都市だ。





◆通り沿いにあった建物。アルゼンチン×スペインの旗がいいね。
 あと、1階の壁画もすごい。



通りを渡って、さらに東に歩いていくと、
15分ほどで5月広場に到着した。

ブエノスアイレスの中心部は歩いてみると、
結構小さくて、あっという間に歩けてしまう。

広場には、これまた多くの市民が休憩に訪れていた。


そこを過ぎると、斜めに続く(北西の方向)道を歩き始めることにした。
するとそこには、なぜか道にロープが張られていて、
警備員が配置された、歩行者天国のような一角が。

中に入ってみると、どうやら何かのデモ(?)が行われているようで、
そこに人が集まっていた。

しかし、物々しい雰囲気は無く、
落ち着いた様子。結局、なんだったのかはわからないのだが…





◆左手にある像に腰掛けている男性が、おそらくスピーチをする(またはした)人なのだろう。
 でも、まったりとしたムードで、何をするわけでもなく、ただダラダラとみんな集まっていた。
 何してたんだろうか。



そのまま通りを歩いて、今日のスタート地点のフロリダ通りの南端へ到着。
もう時間は17時過ぎになっていたのだが、
やはり観光客の人通りは多く、日曜日だが賑やか。





◆フロリダ通り。
 これがブエノスアイレスの中心のメイン通りだ。
 雰囲気としては、東京の渋谷か原宿のような感じ。
 何だか日本にいるみたい。



通りには多くのストリートぱフォーマーがいて、賑やか。
自由な雰囲気が溢れていて、楽しい通りだ。

ところで、両替をしなければいけなかったので、
銀行に入ってATMを使ってみたのだが、全然引き出せない。

なんで??と思ったのだが、ふと気付いたことは、
既に引き出し額の上限になってしまっているということだった。


そうか…カンボジアの盗難があって、再出発する際には
安全を重視して、引き出しの上限額を引き下げておいたので、
この一ヶ月間で使用した量がそれに至ってしまったのだ。

なにー、ということは、しばらく国際キャッシュカードは使えない…とはいえ、
手持ちの現金は100ドル程度しかない。

まいった…。

結局、2%の手数料はかかるのだが、トラベラーズチェックをある程度換金することにした。

このUSドルのトラベラーズチェックを購入した時は、
1ドル119円だったから、今は1ドル102だとすると、
100ドルのトラベラーズチェックを現金に換金しただけで
1700円も目減りして損をすることになる。

おそろしいことだ…。

だから僕は、今は手持ちのトラベラーズチェックを出来るだけ使わないようにして、
それこそ、旅が終わった後にでも、ドルが再び強くなったら換金したいと考えている。

本当にこの旅で、ドルが弱くなったことによる
トラベラーズチェックの目減り分は大きな損失だ。

たぶん、最低でも、10万円ぐらい損をするんじゃないかな?

でも安全を考えるとトラベラーズチェックは必要だし…はぁ…考えただけで気が重い。


とりあえず両替を終えて、まだ早いが18時過ぎに宿に戻ることにした。
宿に戻ると、再びパソコンを開いて、ついでにCDドライブも接続し、
写真データをいくつか焼いておくことにした。

ついでにブログへの写真アップもコツコツと…

そうして作業を終えると、22時30分になったので、
23時30分発のバスの乗るために、ターミナルへ移動することにした。


宿を出て地下鉄の駅に行ってみると…ここで大誤算が。

というのも、日曜ということもあるのか、
もう地下鉄が終わってしまっていたのだ。

まさか23時前に終わるとは思っていなかったので驚いてしまったのだが、
タクシーを使うともったいないので…
くそー、まいったなぁ…と思いつつも、徒歩でバスターミナルへ行くことにした。

道は、朝も歩いたフロリダ通りを。
この通りは夜も人通りが多く、照明も明るいので治安は悪くないのだが、
さすがに夜遅いので、周囲を警戒しながら歩くことに。

とはいえ、バックを背負ったままだから
襲われたら、逃げることも追いかけることもできないのだけど…危険。

何でこんなことになってんねん…と思いつつ、もくもくと歩く。
そして、サンマルティン広場まで到着すると、できるだけ明るいところを歩きつつ、
道路はダッシュで渡って…何とかバスターミナルへ到着したのだった。

宿からは約2km、疲れた…。

汗だくの状態で、もうぐったり。


ターミナルへ到着すると、23時15分。
そのままバス乗り場に行ったのだが、なぜかバスは到着しておらず。

23時25分になってもバスが来ないので、おかしいな…と思って、
周りの人に聞いてみたら、良く分からないが、40分遅れでバスが来るらしい。

なんでやねん…。


そして待つこと40分、それでも、バスは来ず、
結局来たのは50分遅れ。

荷物検査を通りぬけて、やっとバスに乗り込めて、
バスが発車したのは0時30分。1時間遅れだ。

しかし…このバスのシートは過去最高と思える快適さ。
幅広くて、リクライニングもかなり倒れる。

カスカスのパンだったが、車内で食料も提供されて、
1時間遅れではあったが、許してしまおうかと思うようなバスだった(笑)

乗車後は、疲れもあって、すぐに寝てしまった。

4月19日(土) ブエノスアイレス(サッカー・アルゼンチンリーグ ボカジュニアーズ VS ネウェルス観戦) <ブエノスアイレス泊>

  1. 2008/04/21(月) 08:36:32 
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9時頃に目が覚める。

本当は、今夜のボカジュニアーズのサッカーの試合チケットの
10時からスタジアムで販売開始されるということだったので、
もっと早く起きたかったのだが、昨夜の宿探しの疲れもあってか起きられず。

ひとまず宿の朝食を食べに、下の階のレストラン(バー)に行ってみると
夜のような激しい曲調ではなかったが、相変わらず大音量で音楽が流れている。
ぜん
どうやら、7時頃〜9時頃までが、唯一音楽が止まる時間のようで
それ以外は終日、大音量で音楽が流れているようだ。

従業員とか、それを一日中聞いて、頭がおかしくなりそうにならないのだろうか…。
朝食といっても、質素なパン(焦げまくり)と、紅茶かコーヒーのセルフサービス。

とりあえず朝食を終えて、準備して10時頃、出発に出ることに。


今夜はサッカーの試合が見たいので、
そのチケットを買うために、ボカジュニアーズのホームスタジアム「ボンボナーラ」へ行くことに。

しかし、行き方が分からないので、
地図を見て、地下鉄と徒歩で行けそうなので、それで行ってみることにした。


最寄の「AVALLE」駅から地下鉄に乗り(1回、0.9ペソ)
C線の終着駅「CONSTISUCION」駅まで。

ブエノスアイレスの地下鉄は、
日本の旧・丸の内線の車両などを再利用しているようなのだが、
確かに乗ってみると、外見は塗り替えられているが、
中に入ってガラスを見ると、「乗務員室」という文字も見かけられるなど笑える。

「CONSTISUCION」駅で降りて階段を上がると
太い幹線道路や高速道路も走っていて、スタジアムの方向が全く分からないので、
近くのおじさんに道を聞いてみることに。

相変わらずスペイン語で何言っているか分からないのだが、
必死にジェスチャーで説明してくれて、おおよそ、方向が分かったので
お礼を言って、歩き始めることに。


それにしても、今日は町中の空気がにごっていて、霧がかかっているような状態。





◆この写真のように、町中が深い霧(煙)に包まれているような状態。
 終日、このような状態が続いた。



何だろう、これは…?と思ったのだが、おそらく光化学スモッグだろう。

昔、僕が小学校の頃などは、
日本でも、光化学スモッグが発生した日に自宅待機するなんてことも
あったような気がするのだが、
まだブエノスアイレスは公害対策が不十分なのだろうか。

確かに息をしていると息がつまるような感じで、変な匂いも若干する。
ひどい公害だ。



まずは駅から東に向かって、レサーマ公園に行くことにした。

道路は太いのでそれほど危険は感じなかったのだが、
途中から人通りが全く無くなってしまったので、
周囲を警戒しながら歩くことに。

そして10分ほどでレサーマ公園に到着。

この公園は子供もたくさん遊んでいて、見通しも良かったので安心。
そこを通過しつつ、露店を出していたおじさんに再び道を聞いて、
方向を教えてもらうことに。


公園からは進路を南に変えて、歩いてみたのだが、
住宅街を抜けると、遠くにスタジアムが見えてきた。

何も無い野原の脇を通る一本道を、ただひたすら歩く。

地図で見るよりも思ったより遠く、
これは帰りは徒歩だと厳しいのではないかと感じた。

駅から40分ほどかかって、やっとスタジアム付近へ到着。


そこで、付近の警備員にチケット売り場はどこかと聞くと、
ちょうどスタジアムの周囲を回って反対側だと言われた。

そしてスタジアム前に到着し、ぐるっと周囲を歩きながら、反対側へ。

しかし、チケット売り場の窓口は全て閉まっている。

あれれ?どこだ…と思いつつ、ウロウロ歩いたのだが、
他のチケット売り場が見当たらず。

くそー、こういうときにスペイン語が普通に話せたら
簡単にたどり着けるのに…と、いつもながらに言葉の不自由さにストレスを感じるのだが
何度も警備員に聞いてみて、やっと場所が判明。

スタジアムの建物に併設されている窓口ではなくて、
スタジアムから100mほど外れに行ったところにある建物が
チケット売り場だったのだ。

これは分かりづらい…。


売り場に辿りついたのは11時過ぎだったのだが、
窓口に聞いてみると、チケットは買えるらしい。良かった。

そして、これまた不便なのだが、
スタジアムのどの席がいくらなのか、表が掲示されていないので、
全然分からない。

結局、メモ紙を取り出して
売り場の人にスタジアムの絵を書いてもらって、
それぞれどの席がいくらなのか教えてもらった。

しかし、なんで座席表が用意されてないねん…頼むで。


座席料金は以下の通り。

ゴール裏(1階席) 24ペソ
ゴール裏(2階席) 60ペソ
スタジアム横(1階席) 170ペソ
スタジアム横(2階席) 120ペソ


僕は、ゴール裏(2階席)60ペソ(約2100円)を、購入することにした。

意外と値段が高いことに驚いたのだが、
さすがアルゼンチンは物価が高いようだ。

無事チケットが購入できたので一安心。

その後は、スタジアムの周辺にある、カミニートという地区に行ってみることにした。





◆ボカのホームスタジアムの周囲には、
 サッカーグッズショップがたくさん。
 これはマラドーナの人形。やはりマラドーナは神様のような存在なのだろうか。





◆スタジアム「ボンボナーラ」
 青と黄の色使いが楽しい。
 いつになっても、スタジアム前に来ると「これから試合が見れる!」と思い、
 テンションが上がってしまう。




ボカのユニフォームデザインが気に入ってしまい、
ついうっかり、サッカーグッズショップに足を運び始めてしまったのだが
見ているだけで楽しくなってきた。


この旅をスタートしてからは、荷物になるのが嫌なので
一切、お土産は買っていないのだが、
見ているだけでなく、買いたくなってきた…。


そこで、値段を見ながら検討を開始することに。

カミナートへと続く道沿いにも、露店がたくさん出ていて
どこもボカのグッズを売っている。

日本語が上手なおじさんも話しかけてきて、聞いてみると
ユニフォームが30ペソだという。でも品質は薄い生地で悪い。

どうやら、ユニフォームの質によって、値段は様々なようだ。

となると、どこまでの品質を求めるのか自分で決めないと買えない。
うーん、応援だけのためなら、安いペラペラのでもいいのだが、
またサッカーをする時などに着るだろうから、ある程度の品質も必要だ。
難しい。


とにかくユニフォームを売っている店は全て入りながら、
相場を確かめていくことにした。

そのまま500mほど歩くと、
カミナートへ到着。

ここは、ボカ生まれの画家のアイデアによって作られたという町並み。
絵に書いたような、派手でカラフルな色使いの町並みとなっていて、見ていて面白い。





◆この写真は、カミナートにごく近い場所の風景。
 ユニフォームを売っている店もあり、
 カフェやレストランもあり…賑やかだ。
 建物のデザインや雰囲気がとても良く、
 映画のセットを見ているかのような、エネルギッシュな町並みだ。



歩いていると自然と楽しくなってしまう、それがこのカミナートであると感じた。
こんな通りは、これまで旅をしてきても、無かったように思う。

僕の理想のイメージに近い雰囲気だ。


通り沿いの一軒の店に入り、またユニフォームを眺めていたのだが、
なかなか良い候補のユニフォームを発見。

すると、店員の人が寄ってきて、説明を聞いたのだが、
やはり品質によって値段は違うようで、
この店に置いてあるのは、50ペソと120ペソのユニフォーム。

じっくり見比べると、やはり品質が違うので、120ペソのほうが欲しい。

うーん…と考えていると、値引きをしてくれるとのことで、
110ペソ、そして100ペソと値段が下がったのだった。

それでもまだ決められないので、とりあえずまた来ることにした。


その後も、カミナートを歩きながら見ていたのだが、
本当の公式ユニフォームだと、260ペソ(約9100円)もするので、
それはさすがに高すぎるだろう(それだったら日本で買っても同じ値段だ)と思い、
もうちょっと安いものにすることに。


そんなことを考えつつも、カミナートへ到着したのだが、
お腹も空いたので、道端の露店で、パンチョ(ホットドック)を3ペソで購入して
階段に座って食べながら休憩することに。

いやー、それにしても空気が悪い。50m先が見えないほどの霧のような状態。


休憩を終えると、近くにいた警官に、
帰りのコレクティーボ(乗り合いバス)の番号を聞いて、
バス停も確かめておくことにした。

コレクティーボはカミナートからたくさん出ているので、
徒歩でなくとも、これに乗れば帰れることが分かったので、大丈夫そうだ。

アルゼンチンの警官、意外と親切に教えてくれるので良かった。


その後はカミナートのメイン通りを歩くことに。
カラフルなパステル調の色使いがやはり楽しい。

ギリシャのエーゲ海は、白と青を貴重としたパステルカラーだったが、
ここは、それに赤や緑、黄を取り入れた感じだ。

この建物の色使い、個人的にはお気に入り。





◆カミナートの通り。
 おもちゃのようなかわいらしい通りだ。



カミナートでは、絵を売っている画家などもいたりと、良い雰囲気。
通りは100mほどで終わり、そこを抜けてからまた別の通りを歩きつつ、
一番賑やかな先程の場所へと戻ることにした。

もう昼時で、レストランは大賑わい。





◆テラス席のあるレストラン前に、
 サンバのようなリズムを奏でるおじさん達がやってきた。
 もちろんチップを求めてくるんだけど(笑) 
 でもこの陽気なノリと音楽は、やっぱり南米。最高だ。



何度も同じ道を歩いているのだが、
その雰囲気が楽しいので相変わらず歩き回ることに。





◆アルゼンチンは、タンゴ発祥の地。
 カミナートの一角でストリートパフォーマンスをしている人たちの姿も見かけられた。



そして歩き回りながら考え続け、結局、先程立ち寄った店にもう一度行って、
ユニフォームを試着することに。

サイズが微妙だったのだが、Mだと大きすぎたので、
ややタイトだが、ユニフォーム(100ペソ)、Sサイズを購入。

90ペソにしてくれ、と言ったのだが、それは無理と言われてしまった(笑)


いやー、ついに初のお土産を買ってしまった!

うれしいような、荷物が増えて微妙な気分。
ユニフォームを買った後は、食事でもするかな…と歩き始めた矢先、
また別の店に入ると、今度はジャージが目に留まってしまった。

これはかっこいいデザインだと、他の店でも気にはなっていたのだが、
そこは150ペソだったのだが、この店は99ペソ。安い…。


試着してみると、品質も悪くない。
よっしゃ!ということで、Mサイズを購入!

勢いでユニフォームとジャージを買ってしまったのだった(笑)
買い物がこんなに楽しいものだと、久々に感じたものだ。

しかし、どうするのこれ、あと3ヶ月以上持ち続けるのか…


その後は、近くのレストラン街を歩いたのだが、とにかく客引きがすごい。
どの店も屋外テラスで、無料でタンゴのショーが見れる、といったところばかりなのだが
客引きの陽気なノリの誘いの相手をするのが大変(笑)

やはり、スペイン人の血が流れているのだろうか、
アルゼンチンという雰囲気よりも、人の雰囲気を見ていると、
ここはスペインだと感じてしまう。


そして、一周歩いた後に、
20ペソでコンボ(セット)が食べられるという、道の端にあるレストランにすることに。

タンゴのショーは向かいのレストランのを眺めれば十分見られるから、
どこの店でもOK(笑)





◆このように、テラス席の前で、タンゴのショーが行われる。
 タンゴが見られるしっかりとしたレストランだと、値段が高い(50ドル以上かかる)のだが
 こうして無料で見られたので、もう満足。



食事は、魚のフライ料理にコーラなども付いたセットで
ボリュームもあって問題なかった。

タンゴのショーを見つつ、食事を終えると17時20分。
試合開始1時間前なので、スタジアムへ向かうことに。





◆通り沿いには、空き地のスペースが。
 これぞまさにストリートサッカー!
 ナイキのCMに出てきそうなこの場所で、
 ストリートサッカーに興じる若者達の姿も。
 混ざりたい!けど、プレーが激しいから怪我するのでやめておいた。



スタジアム前の道路では、既に警備員によって柵が設置されていて
ボカのファンと、相手チームのファンが分けられて入場し始めていた。

警備員の厳重な警戒の雰囲気を見て、
先程買ったユニフォームを着ることはやめることに。
相手チームのサポーターに殺され兼ねない。


そして、入場口を聞きつつも、柵の脇を抜けてやっとスタジアム前へ。
そこでまた入場口を聞くと、警備員が入り口まで案内してくれて、
無事、スタジアムへと入れたのだった。





◆スタジアムから外を見下ろすとこんな風景。
 続々とサポーターが集まってきた。



そして階段を上っていくと…スタジアム内へ!
おお…ついにやってきた、ここがボンボナーラか!

いつも、スタジアムに入ったこの瞬間、ぞくぞくと身震いがするのだ。





◆ボカのホームスタジアム、ボンボナーラの風景。
 アルゼンチンでもサッカーが見れて幸せだ!



座席に座ってみると、硬い椅子で何も飾り気が無く、
イタリアのサンシーロスタジアムみたい。

でもそれが、逆に本場のサッカーらしくて良い。

会場を眺めながら待っていたのだが、
選手が中に入ってきてアップをする風景は見られない。

すると、試合開始15分前頃になって、なぜかチアガールのショーが始まってしまった。





◆試合開始前の風景。




結局、選手が入ってきたのは、試合開始5分前になってから。
安全対策のためだろうか、選手は控え室でアップをしているのだろう。

ちなみにボンボナーラは、電光掲示板がないから、
選手紹介もアナウンスのみ。

選手紹介中も、
会場からは拍手が聞こえるだけで、特にサポーターの応援と一体にならない。
この思ったよりもおとなしい雰囲気は、スペインリーグと似ている。
やっぱりこの国は、スペインに近い。


そして…ついに試合開始!

今回の試合で、僕が知っているのは、アルゼンチン代表のMF、リケルメだけ。
でも、リケルメが見られるのは幸せだ。

全体的な試合の動きを見つつも、結局、ずっとリケルメの動きが気になってしまう。

見ていると、やはり番うまかったのは、リケルメだった。
派手なプレーが一切なく、着実なプレーの連続だったのだが。

確実に攻撃の基点になっているし、ボールキープも安定している。
また、ポストプレーもうまい。体も強い。

さすがやなぁ、リケルメ。


試合中の応援の雰囲気は、いたって静か。

ちょうど僕の真下の一階席がサポーターの中心のようで
それもあって音が聞こえづらかったのもあるかもしれないのだが、
意外とおとなしい応援だ。


試合は終始、ボカのペースなのだが、シュートが枠を捉えきれず
前半は点が入らずに終了。

ハーフタイム中は、控え選手が出てアップする光景も見られず、やっぱりチアガールが登場。
アメフトの試合のショーを見ているかのような派手なパフォーマンスなのだが、
あれはサッカーだとどうなのだろうか。

どうも雰囲気にマッチしているようには思わなかったのだが…(笑)


後半が開始すると、やはりボカのペースで進む。
すると、前半15分頃に、ついにボカジュニアーズが先制点を決めた!

そして予想通り、ボカのサポーターは大盛り上がり。

これだー!やはりホームチームの点が入ると、お祭り騒ぎで楽しすぎる。
みんな立ち上がってガッツポーズで、周りの人と抱き合ったりして喜んでる。
いいねぇ、サッカーは世界NO.1スポーツだ!


そのままボカのリードで進むと思いきや…後半30分頃になって
ゴール前で相手チームにフリーキックを与えてしまったのだった。

これはまずいぞ…と思っていたら、
何とフリーキックが入ってしまい、相手チームに同点に追いつかれてしまったのだった。

周りのボカサポーターは唖然として、シーンと静まり返ってしまった。
でもまた直後に、応援が再開。まだまだ試合は終わってないぞ!


そして、試合終了間際、40分頃になってだろうか。
試合会場に時計が無いから何分なのか全然分からないのだが、
ボカの鮮やかな連係プレーにより攻撃がつながり、何と2点目が入ったのだった。

おおおーーー試合終了直前に2点目!!これは勝ったも同然!!

サポーターは再び大盛り上がりで、
結局このまま試合終了、ボカジュニアーズ 2−1 ネウェルス で終了したのだった。





◆2階席から1階席を覗いた風景。
 旗の垂れ幕のようなものが鮮やかで良い。




試合終了後は急いで帰り始めることに。

かなり混雑していたので、乗り合いバスで帰るのは困難と判断し、
距離は遠いが、行きと同じ道を歩いて帰ることにした。


大混雑と思いきや、それほど混乱は無く、
するすると人の間を抜けて早歩きで抜けていき、
さらに周囲を警戒しつつも、レサーマ公園付近からConstitucion駅までは
ノンストップでランニングで駆け抜けることにした。

さすがに夜で暗かったので、危ない雰囲気だったのだが、
一度も止まることなく駅までランニングで駆け抜けたので、大丈夫だった。


蒸し暑い夜だったので、駅に着いた時には汗びっしょり。
ふー、治安が悪い場所を通り抜けて帰るのも楽じゃない。

でも無事駅に帰って来れたから良かった…。
スタジアムから駅まで歩いて帰るというのは、なかなかハードな道のりだった。


駅からは地下鉄に乗って宿の最寄駅まで戻り、
歩いて3分で宿へ。

宿付近のメイン通りでは、夜も賑やかだったので店も開いているのだが、
一軒だけサッカーグッズショップを覗いてみることに。

やはり今日は良い買い物をしたようで、
今日買ったユニフォームと同等のものが、160ペソで売られていた(僕は100ペソで買った)
やったね。

他にもカッコいいユニフォームは無いかな…と探したのだが、
あまり南米チームのユニフォームでカッコいいものが見つからなかった。


宿に戻ると、21時30分頃だったのだが、
無料のインターネットを借りて、
ブログで簡単に近況報告を。

その後は、シャワーを浴びたのだが、
相変わらずトイレは詰まったままで、シャワーの浴槽も水が溜まってしまう状態。

全く掃除してないことがバレバレ。


でもこの宿とも明日お別れだから、我慢我慢…。
シャワーの後は、おとなしく寝ることに。

長い一日だった…。

4月18日(金) ペルー(リマ)→アルゼンチン(ブエノスアイレス

  1. 2008/04/21(月) 08:27:01 
  2. カテゴリー:アルゼンチン Argentina  
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起きると8時過ぎ、既にリマ市内が近づいていた。
昨夜寝た後は、思ったよりも熟睡することが出来たので助かった。

そして荷物を整理していくと
9時に、リマのバスターミナルに到着した。

予定通り、16時間で到着。
CIAL社、やっぱりお勧め。

バスを降りると、定番、タクシーの運転手がわんさか寄ってきて、
「タクシー?」と聞いてくる。

もう、この「タクシー?」という呼び声は、この旅で聞いたのだろうか。
トラウマになりそうだ。


ブエノスアイレス行きのフライトは、
14時15分発。まだ時間的には余裕がある。

どうしたものかと思い、とりあえず地図を開いて、
「ここはどこなの?」と聞いてみると、リマのセントロ地区と、ミラフローレス地区の中間地点。

そんなところにいるんだ…と思い、
時間があるとしたら、ミラフローレス地区の海岸沿いに行きたかったのだが、
それだと、空港から遠ざかることになる。

ちなみに、料金を聞いてみると、ミラフローレスまで15ソレスで、
空港まで30ソレスとのこと。

15ソレスでミラフローレスまで行ったとしても、
今度は40ソレスぐらい払って空港まで戻ることになるから、
トータル30ソレスかかるのか…

そこまでしてミラフローレスに行く必然性も無かったので、
このまま空港まで行ってしまうことにした。

そして、ターミナルの外の露店で、油ギトギトのパンを2個買って(1.5ソレス)
少し腹を満たした後、空港へ行くことに。

タクシーは、最初に声をかけてきた、格好はまともそうな運転手だと
空港まで40ソレスと言っていたのだが、別のタクシーに交渉してみたら30ソレス。

それでも、「何でそんな高いの??」と聞いてみたら
今は朝の渋滞の時間帯だから、時間がかかるからだと言われた。

確かに渋滞しているのが見える。

うーん。

でも、「20ソレスじゃないと乗らない。」と言ったら、
それは不可能と言われた。

しょうがないなぁ…と思い、25ソレスで手を打つことに。

でも、もっと数台探し回れば、
20ソレスで行くタクシーなんて簡単に見つかるのだろうが、
何と言うか、本当に甘くなったというか、優しくなったように思う。

ペルーやボリビアの人は、お金にがめついのだが、
中国やインドのように、変にだましてボッたくってくる姿勢が無いので、
ついこちらの姿勢も和らいでしまうのだ。

おっと、お隣、中国の名前がうっかり出てしまったのだが、
みなさんご存知の通り、北京のタクシー(特に北京駅前)の運転手は
危険なのでお気をつけあれ。

僕もボッたくられそうになったし、
ボッたくられたという日本人旅行者も多数聞いている。


さて、それはいいとして、タクシーに乗り込むと、
渋滞を回避しつつ、かなり細い路地を通り抜けて、空港へ。

結局、45分ほどで空港へ到着。


運転手のおじさんは、別れ際になると
ニッコリ笑って、「チャオ!!」と一言。

かっこいい…何か、このペルーの人の良さが、僕は好きだ。
もちろんボリビアもいいけれどね。

ペルーのほうが、ちょっと陽気で抜けた感じ。
ボリビアは、おとなしく、真面目な雰囲気。

微妙なニュアンスなんだけど、長い時間過ごしていると、何となく伝わってくる。

この2つの国を見て思うのが、
ペルーは、ネパールに似ているということと、
ボリビアは、モンゴルに似ているということ。

人の雰囲気がとても近い。
ペルーは山間部が、ボリビアは高原、といった感じで
風景も、それぞれどことなく似ている感じがするし。

というわけで、ネパール、そしてモンゴルを好きな人は、
この国に一度は来てみることをお勧めします。
きっと気に入るはず。


さて、空港に到着した後は、
両替をして、現地通貨をドルに戻すことにした。

レートを聞いた上で、端数になってしまうお金に関しては、
必殺、マクドナルドのソフトクリーム(2.5ソレス)を買うことで使った。

そして両替を…と思ったら、両替屋の店員の説明不足もあって
37ソレス→11ドルに再両替したら、また3ソレス余ってしまったので、
大きいサイズのソフトクリームをまた買って、使い切ったのだった。


その後は、どこで時間を潰そうかと思ったのだが、
スターバックスを発見したので、そこで無線LANが使えれば入ろうと思い、
店の片隅でパソコンを開いて、シグナルをキャッチできるか試したのだが、無反応…。

というわけで、スターバックスはあきらめて、
結局、フードコートの椅子とテーブルを借りて、充電が切れるまでの1時間だけ
日記を書き進めたのだった。

12時15分になり、パソコンの電池も切れたので、
作業を終えて、チェックインすることに。

そして出国手続きを。


先日、リマ→クスコに飛んだ時も用途が意味不明だったのだが、
やはり空港使用料というものを取られることになり、
今回は国際便だから、30.25ドルを支払うことになった。高い…。

しかも、31ドル渡したら、75セント分は、
なぜかペルーの通貨で返って来たのだった。
どうすんの、これ…もうペルーに戻って来ないんだが…。
小額過ぎて、使い道が無いし。


さて、飛行機の搭乗ゲートまで辿り着くと、
まだ1時間ほど時間があったので、ipodを取り出して、
ひたすら音楽を聴いて待つことに。

そしてフライト20分前になり搭乗開始。

いつも思うのだが、搭乗開始のアナウンスがあると、
みんな、どっとゲートに集まって長蛇の列になるのだが、
そんなに焦らなくても…

僕はひねくれ者(?)なのか、
その長蛇の列に加わって待っても仕方ないと考えるので、
それが全て終わる頃までベンチに座って待っていて
最後に、列に並ぶことなくスムーズに搭乗するタイプの人。

でも、こういうタイプの人が全員だったら、
お互いの様子を見合ってしまい、
誰も登場ゲートに集まらなくなってしまうのか(笑)




◆飛行機は、予定通り14時15分に出発。



ここでちょっと不思議だったのが、
僕の隣に座ってきた30代ぐらいの日本人女性の人。

椅子に座ったと思ったら…
全ての乗客が機内に乗り込み終わっても、
他の座席が空いているのを見て、ささっと席を移っていったのだった。

いや、席を広く使う分にはいいんだけど、
何か、僕を嫌がって逃げていったみたいなんだけど…なんだったんだ、あの人は。

ブエノスアイレス行きの便なのに、地球の歩き方のイタリア編を見ているし。
どういうこと?まぁいいか…。


飛行機の中では、寝ようと思ったのだが、いまいち寝られず。
そのうち機内食が出てきたので、飲み物はやっぱりビールを頼んで、
お腹を満たすことに成功。

その後もどうも寝られず、座席についている画面で
ゲームをすることに。暇すぎてそれしかやることがない。

そして、ブエノスアイレスに近づいて来た時に、
ふと窓の外に目を向けると、日没後の空が綺麗なグラデーションになっていた。

飛行機から見る日没後の空(または夜明け前の空)は、
地上で見るときよりも、さらに直線的なグラデーションに見える。

地平線の色合いも、はっきりと虹のように色が分かれている。

これは、以前、カナダのイエローナイフに向かった時にも
ちょうど夜明けの空が綺麗に見えたのだが、
虹のようにくっきり色が分かれていたのを覚えている。

そうした、不思議な空の色を眺めながら
地上に目を向けると、これがまた面白い風景だった。

碁盤の目になったような町の街灯が見えるのだが、
広い大地に、ポツポツと、クモの巣が張ったように、町の光が見えるのだ。

その間隔は、20km程度ぐらいの間隔なのだろうか?
空からだとスケール間が分からないのだが、
真っ暗な地面に、光のクモの巣が各地に広がっているような様は、
本当に不思議だった。これは見たことの無い夜景だった。


そんな夜景に夢中になっていると、いつしかブエノスアイレス上空に来て、
現地時間の20時15分に、
飛行機はあっという間に着陸したのだった。

着陸したのはいいものの、電気系統のトラブルのようで
30分ほど待たされてから、やっとドアが開いたのだった。

新しい国に入るタイミングで、
あまり夜遅くなりたく無いので嫌だったのだが…。


空港へ降り立つと、荷物を受け取る場所へ。
そこで、両替所があったので、一部両替をすることにした。

レートは、1ドル→2.75ペソだったのだが、
後々、このレートはとんでもなく悪いことに気付くのだった。

両替したのは小額の50ドルだったのだが、
この時、町中の両替レートは、1ドル→3.05〜3.15だった。

ということは、仮に3.10と比較すると、
50ドルだけといっても、約6ドルの差が出ることになる。

この、ちょっとした両替のミスだけで
それだけ損をしてしまったことになるのだ…。

空港が市内よりもレートが悪いことなんて、
百も承知だったのだが、こんなに差がある国は、初めてだった。

アルゼンチンの空港、おそるべし。
皆さんも、絶対に多額をここで両替しないように。

市内までの「Manuel Tienda Leon」社のエアポートバスは、35ペソ(約12ドル)
となると、まずは30ドルも両替すれば十分!
エアポートバスや、宿泊先は、おそらくクレジットカードでも決済出来るだろうし。


さてさて、到着ゲートを出ると、
観光案内のブースがあったので、そこに言って
市内までのバスチケット売り場と、それに加え、
ブエノスアイレスに本拠地を置く、サッカーのボカジュニアーズの試合予定を聞くことにした。

すると、ボカジュニアーズの試合は、明日(土曜日)、
ボカのホームの試合があるらしい。

おお!グッドタイミング…ちょうと金曜日に来て良かった…。
しかも、この案内所の係員の若い男性も、ボカのファンらしく、
明日の試合も見に行くらしい(笑)

というわけで、よくぞボカの試合を見に行くね!という感じで
めちゃめちゃうれしそうに、試合時間であったり、チケットの買い方を教えてくれたのだった。

どうやら、明日は朝10時から試合会場で当日券が売り出されるとのこと。
しかし、アルゼンチンリーグでは、人気チームの試合だと
旅行代理店やホテルが、一定のチケットを抑えてしまってリセールするらしく、
遅い時間に会場に行って直接買おうとすると、
チケットが売り切れているかも…と言われてしまった。

なるほど、参考になる。


試合が明日あるということで、
ブエノスアイレスから直接パタゴニアへの夜行バスに
今夜そのまま乗って移動するという案は取りやめて、
ブエノスアイレスに泊まることにした。

そして、バスチケット売り場に行って、35ペソでチケットを購入。

コレクレィーボという乗り合いバスだと、1.3ペソ程度で行けるらしいが、
さすがに今は夜なので、それは危険。

しかも、市内まで、エアポートバスは40分のところ、
コレクティーボだと、2時間かかるらしい。それはどうなのよ。


バスは、空港を出たところ出発。
普通に快適なバスだった。

前の座席には、日本人女性のバックパッカーらしき2人がいたのだが、
いやぁ、何ていうかたくましい(笑)

バリバリの関西弁で大きな声で話しているので、
聞いている僕が恥ずかしくなってしまったのだが…
どうやら、既にエクアドルを旅して回ってきたようで旅慣れているみたいだ。

しかも、今夜はこのままイグアスの滝に向かって夜行バスに乗り継ぐらしい。
ただ、バスがあるかどうか分からないから、
バスターミナルに行ってから探し回ってみると言っていた。

すごい…このまま夜行バスに乗り継ぐなんて、僕みたいな発想だ(笑)
うーむ、さすがに南米まで足を延ばしている女性旅行者は、たくましい。

これは、トルコとギリシャで会って、
一時期行動を共にしていたJさんも同じだったように思う。

さすが!



バスは40分ほどで市内の中心にある
レティーロ駅近くに到着。

でも、どこがレティーロ駅か分からないので、
「どこやねん、駅は?」と、バスの運転手に聞くと、
「あっちだ。」と指をさされたので、そちらに向かって歩くことに。

すると、遠くに駅が見えてきたので、近づいてみることに。

もう時間は22時30分近く。
都会のど真ん中に、こんな夜にやってきて、これから宿探しというのは気が重い。

駅周辺はがらんとした広場になっていて、遠くには高層ビルも見える。
その雰囲気が妙に恐ろしい。

アルゼンチンは、南米でチリに次いで治安が良いらしいが、油断は禁物。
レティーロ駅に到着すると、安全を優先して、
地下鉄で宿のある地域へ向かうことに。

そして、「AVALLE」駅で下車し、
今夜の宿の最初の候補である「オレイ」に行ってみることに。

駅を降りて階段を上がると、どんな所かと思ったら、
結構賑やかな場所。

東京・渋谷のセンター街みたいな雰囲気だ。

うーん、まぁそれだけ人がいて街灯も明るければありがたいのだが。

そしてホテル「オレイ」に到着して、値段を聞いてみると、
シングルは空いてないらしく、ドミトリーで1泊50ペソと言われた。

「50ペソ???」と驚いてしまったのだが、
それもそのはず、数年前(たぶん2006年度版)の地球の歩き方だと、
このホテルは、シングルで30ペソと表記されている。

それが、ドミトリーで50ペソって、どんだけ!!??

USドルと、アルゼンチンペソの両替レートの比率自体は、
ほぼ変わっていないから、純粋に、物価が上がっているということになる。

それにしても、2倍近く上がっているということではないか…すさまじい…。


確かに、エアポートバスも、以前は21ペソだったのが、
今は35ペソだったので、危険を感じていたのだが
しっかりホテルも料金が上がってしまっているとは…まいった…。

本当に数年前旅行した人に比べると、
今旅行している人は、確実に1.5倍近いコストがかかっていると思う。

これは、ユーロが数年前より上がりまくっているヨーロッパ圏だけでなく、
世界共通のこと。

物価が上がっていない国など、一つも無かった。


となると、例えば僕は旅を始める前は、
インターネットなどを見て、
数年前に、1年間、アジアなどの物価の安い地域を長く回ると、
世界一周でも150万円程度で回れた、なんていう話を見たのだが、
今はとんでもない、それは不可能だということになる。

仮に、僕はヨーロッパも長く回ったから、数年前であっても
1年間世界を回ったとして、200万円はかかっただろうから、
それで、数年前と1.5倍のコスト増だとしたら、
350万円かかることになってしまう…おそるべし…。

1年世界を回るだけで、車一台買えるぐらいの差が、
数年前と出て来ているということだ。

これぐらい、旅行がしずらくなってきているのが現実。

本当に、いつしか日本人は、経済的な理由から
世界に自由に旅行が出来なくなると、僕は考えている。

そういう意味では、僕も乗り遅れに近いけど、
今回、世界一周をしておいてよかったかも。

また数年後には、今のさらに1.5倍くらいになっていくだろうから、
そしたら、1年間で525万円のコストがかかってしまうのだ…それはさすがに出せない。

実は、世界一周って、
今の時代が最後じゃないのかな…出来るのって…。



そんなことを思い巡らせながら、
とりあえず宿を探さねばと思い、
次の候補である「アベンチュラ・イン」に行ってみることに。

距離は近いのだが、メイン通りを外れて、
思い切り、人の気配のない通りに来てしまった。

死を覚悟して、急いで歩くことに。
そしてその場所に着いたのだが、宿の看板が無い。

変だな…と思って、近くにいた警備員に聞いてみると、
スペイン語で何言っているのか分からないのだが、
必死に何か説明している。

かなりニュアンスでの解釈だが、どうやらこの宿は、今はこの場所にないらしい。
潰れてしまったのだろうか…。

そして、別の安宿があそこにあるから…と言っている感じだったので、
適当に「グラシアス!(ありがとう)」とだけ言って、そちらの方向に歩いてみることに。

すると、あったあった安宿が。
でも、インターホンを押してみたら、満室と言われてしまった…。

悲しい…もう23時過ぎやで…どうすんねん…と、
泣きそうな気分になりながらも、
次の最終候補の「V&Sホステルクラブ」という宿まで歩くことに。

そして15分ほどで、宿の前に到着。
もう体力も限界。

そして、インターホンを押して、「部屋はあるかいね…?」と聞いてみると…
帰って来た言葉は「満室やで」だった…。
(別に関西弁で話してないので、念のため。実際は英語で話してます。)


マジかいな…どうすんねん…と思ったのだが、
「他に宿の情報は持っているの?」と聞かれたので、
「ガイドブックは持っているけど、何件か回ったけど見つからないんだよ〜。」と言うと、
「OK、じゃあ別のホステルを教えてあげるから上がってきな!」と言ってくれて、
ドアを開錠してくれたのだった。ありがたい…。

階段を上がると、なかなか綺麗な安宿。
ここに泊まりたかったなぁ…。

そして、フロントの男性が
2軒、近くのホステルを教えてくれたのだった。

「ありがとう…行ってみるで…!」と言うと、
「グッドラック!!」と、ウインク付きで返答が。

かっこよすぎる、この兄さん…。


なぜか勇気をもらってしまった僕だったのだが、
歩いて、その宿まで行ってみることに。

5分ほどで到着したのだが、外見は、全く看板も出ていない。
でも確かに住所はあっている。
(場所は、Maipu通り沿いで、Vlamonte通りとTucuman通りの間のブロック。
 ホテル「オレイ」の1ブロック北寄り。
 ブエノスアイレスに行く人は是非、この宿を体感してみては?笑)

ここが宿なのか…??と思いつつ、
インターホンを押すと、鍵が開いたので、階段を上がってみると
確かに安宿だった。

名前は「Down town Hostel」

で、部屋はというと、ドミトリーで空きがあるという。1泊30ペソ。
それでも高いけど、まぁこんな相場なんだろうと思い、ここに決めることに。

部屋に案内されると、これが何とも
きつきつでベットが置いてある。

本来2段ベット×4ベットぐらいのスペースに、
6ベットぐらい置いてあるから、狭いの何の。

しかも、既に泊まっている客が多いの何の。

きついなーこの環境は…と思ったら、
どうやら手違いで、この部屋は満室とのことで、別のドミトリー部屋に案内されることに。

すると、先程より、若干スペースに余裕がある、
かつ他の宿泊者は3人ぐらいのドミトリー部屋に。

まだ良かった…助かった…と一安心。

しかし、この宿、何といっても、部屋の掃除が行き届いてない。

ティッシュとか、ペットボトルとか、靴とか(誰のだよ)
散らかりっぱなし。こんな安宿、見たことない。

ベットが汚れていないことだけが、唯一の救いだったのだが、
なかなかハードな環境だ。


とりあえず荷物を置いた後、
シャワーを浴びることにしたのだが、
トイレ兼シャワー室では、トイレが詰まって汚い状態。

シャワーも無駄に浴槽があるのだが、汚れている。
うーむ、すごい、すごいぞ…この宿。

でも1つしかシャワー室が無いので、仕方なくそこで入ることに。

すると、お湯は出るからまだいいのだが、
浴槽も詰まっていて、お湯がどんどん溜まっていってしまう。

おいおいおい、どうなってんねん、もう…。

結局、シャワーを終えると、思いっきり浴槽に水が溜まってしまった。
後の人はどうするんだろうか…なんて思ったけれど、
もう知らん、好きにしてくれ…。

こうしてシャワーを終えると、部屋に戻り、今日は寝ることに。

しかし、この宿、さらにすごいのが、
下の階の受付の横に設置されたバーが、夜中、
凄まじい音量で音楽が流れているということだ。

このバーは、宿泊者だけに開放しているようなのだが、
とにかくうるさい。部屋に思いっきり音が聞こえてくるのだが
何時になっても、全く音量が下がらない。

何とか寝ることが出来たのだが、
早朝6時頃、トイレのために目が覚めたのだが、
まだ音楽が鳴り響いていた。誰が起きているんだ?この時間に…。

もう空は明るいぞ…。

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