旅の目的

  1. 2007/11/30(金) 04:47:41 
  2. カテゴリー:★語り日記 
  3. コメント数:10
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この文章は、世界一周の旅へ出発間も無い頃に書いたもの。
 
何れかのタイミングで、
原点回帰の意味を込めて
ブログに載せようと思っていたが、
アジア・アフリカの旅を終えて(モロッコが次に残ってますが)
これから、ヨーロッパの旅が始まる
今のタイミングにアップすることにした。

文章は、当時書いたままで、載せることにする。

これが、僕の「旅の目的」。


<<<< 以下、「旅の目的」の本文 >>>>


「世界一周に行く」と言うと、
誰しもが「どうして旅をしようと思ったのか?」という
疑問を抱いたと思う。
(実際、みんなに聞かれた)

僕を詳しく知る人には、説明をしてきたが、
改めてここに、その背景と目的を書きます。

まず、初めに、僕はもともと、一生のうちに、
いつかは世界中を回る旅をして見たいと思っていた。

当初のライフプランでは、
40〜50歳ぐらいまでに、ビジネスの世界において、
(自分が考える)経済的な成功を収めて、
その次の人生の目的や対象物を探すために、
世界中を見て回りたいと思っていた。

世界中には、まだ自分が知らない世界や、
触れたことの無い文化、価値観が存在するだろうし、
それを知らずして人生を終える(何か出来ることがあったはずなのに、出来ずに終えてしまうことにもなる)、
それは納得がいかなかったから。


そのような考えを持って社会人として働く中で、
昨年の5月に、アキレス腱を断裂する怪我を負い、
7月には再断裂という出来事に見舞われ、
再手術を経て、長い治療期間を経ることになった。

ただ、この期間によって
社会人になってから
それまで突っ走っていた自分に、
ふと立ち止まる時間が生まれたのは確かだった。


立ち止まり、考える時間の中で
自分の人生の棚卸をしてみると、
自分の中で、「このままではいけない。
次のステ一ジへ進まなければいけないのではないか。」という
想いが生まれ始めた。

次のステージといっても、
それまでの環境に不満を持っていたわけではなく、
むしろ感謝の念は尽きないが、
あくまで、自分の中で、責任感で生きていくのではなく、
使命感で生きていけるような、
そんな生き方が出来るような人になりたい、と思った。


僕の前職では、仕事の関係柄、
数多くの経営者の方に会ったが、
そのうちの一人の方が、こう言っていた。

「何十年も会社を経営してきて、いまさらながら思うことは、
好きに勝るものは無い、ということです。」 

…これを聞いて、当たり前ようなことではあるが、
ハッと目が覚めるような想いがした。

自分の好きなことをして、それが仕事になっていて、
苦労を苦労と感じないような、充実した毎日を送ること、
それが出来たら、とてもすばらしいことだな、と。


また、その想いを感じる一方で、
これも仕事を通じて読むことになった本、
松下幸之助の「人生心得帖」の中にある「生きがい」を思い出した。

そこには、こんなことが書いてあったと思う。

「生きがいとは、その時々によって、
また環境の変化によっても、変わっていく。
 生きがいは、人それぞれであり、それで良い。」と。


…そう、自分自身の生きがいを
今一度考えてみるタイミングだと感じた。

そうした、漠然とした想いを持っていたところに、
昔買って読んだことのあった、
高橋歩という人が書いている「LOVE&FREE」という本をふと開いて、読んでみると、
「あれ、世界一周………出来るじゃん!」と思った。

しかも、よく考えたら、40〜50歳になってからだと、
体力的にも少々厳しいかもしれない。

また、その年齢になると、
どうしても重ねてきた年月によって、
自分自身の考えに誇りを持つようになる(これが悪いときには固まった考え方にもなってしまう)とも思った。

もちろん、僕は今27歳という年齢だが、
社会的な立場を考えると限界だと思うし、
また今は独身であるということなど、
環境面を考慮すると、今やらなければ、
そのうち、出来なくなると思った。


「Seize the Day = 今を生きる」

高校時代に強く感じていた感情が久々に目を覚まして…
今回の旅に出ることになったわけです。

旅に出るだけで、生きがいを感じられる対象が見つかるかどうか、
それは分からない。
結局は、自分の感じ方次第だから。

ただ、生きがいは「見い出す」ものでもあると思うけれど、
一方で、「出会う」ものでもあると思った。

自分の人生のインプット量が足りなければ、
出会うはずのものも、出会えないままに終わることもあると思う。


…などと、経験不足な若造ですが、
勝手なことを思い立ち、多くの方に迷惑をかけながらも、
周りの人が旅立ちの環境を支えてくれたことで、今に至ったわけです。

あらためて、今回の旅を支えてくれる全ての人に、感謝致します。

11月20日(火) ナイロビ滞在 <空港泊>

  1. 2007/11/26(月) 17:54:52 
  2. カテゴリー:ケニア Kenya  
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朝6時50分起床、7時より朝食を。

チェックアウトは、なぜか10時と早いので、
シャワーを浴びたり、部屋の片付けなど、慌しく行う。

そして、10時にチェックアウト。




◆部屋から撮影したナイロビの風景。
 治安もそれほど悪くないように見えるのだが…。



チェックアウトしたものの、
カイロ行きの飛行機は、翌朝の4時45分発。

まだ、丸一日近くある。


さて、どう過ごしたかというと…
既にチェックイン時に了解を得ていたのだが、
ホテルのロビー(といっても、3畳ぐらいの小さい場所)で、
電源を借りて、この一週間分の日記を書くことにしていたのだ。

早速、荷物を横に置いて、チェーンロックもした上で、
電源を確保して、パソコンを開く。

昨日、写真の整理を終えていたのだが、
ブログ用に、写真をチョイスするのに、時間がかかった。


僕のブログ、誰が見ているのか(もしや誰も見ていないかもしれないが)知らないが、
出来る限り、僕の見た世界の光景を伝えたいと思うので、写真選びも迷う。


ちなみに、ブログ用には、
画質をかなり落としてデータを圧縮しているだが、
それでも、写真数が多くなると、
データ転送に時間がかかり、更新が大変になる。

だから、出来るだけ多くの写真を掲載したい一方で、
出来るだけ絞り込んだ写真数にしたい。


…こうしてみると分かる通り、ブログの更新は大変なのだ。
しかも、毎日分を更新するという、
我ながら気合の入ったことをしているので、
これまた大変。


でも、ブログの目的は、以前の日記にも書いた通り。
初志貫徹、旅を終えるまで、続けていきたい。


さて、午前中は、写真選定で終わってしまったので、
午後からは、文章作成に入る。

後で読み返して、「ああ、そうだったよな〜!」と思えるように、
詳細に書き残すから、やはり長くなる。

また、今後旅をする人にも参考になるように、
ホテル名や旅行代理店名、価格など、詳細に残すことにしているので、
これまた大変。


まぁ、予想通りと言えば予想通りなのだが、
一週間分を書き終えるのに数時間かかり、
書き終えた時には、19時過ぎになっていた。
(本当は、もっと書きたいこともあるのだけど、
 なにぶん、時間が足りない…。)

あまりに長い時間、ロビーでパソコンに向かっていたので、
ロビーにいたケニア人から、
「お前はジャーナリストか?」「何のレポートを書いているんだ?」と言われた(笑)

「ただ日記書いてるだけだよ。」って言ったら、
「長い日記だな〜(笑)でも、日記を書くことはいいことだ。」と返事が。


ちなみに、日記を書いている途中には、
なぜかホテルに入ってきたタクシーの運転手に話しかけられて
空港までのタクシーを20時に予約して、
金額も、行きと同様、1200ケニアシリングを、
1000ケニアシリングに値下げしたので、一安心。


結局、この2日間、ホテルから1歩も出ずに、
ナイロビの待ちを後にすることになったが、
リスク回避のためには、良い方法だったと思う。


20時になり、タクシーの迎えが来たので、
空港へ行くことに。


結局、ナイロビ市内の写真は、ほとんど撮っていないのだが、
ビルが多く、発展した都市という印象。

しかし、タクシーから外を眺めていると、
夜はなおさら不気味である。

公園は特に危険と聞くが、
確かに、かなり危険なオーラが出ていた…。


タクシーは途中、ガソリンスタンドに止まり給油を。
そしたら、運転手が「ごめん、今、お金持ってないから、
代わりに1000シリング払ってくれ。」と言い始めた。

まぁ、怪しい奴ではなかったので、
タクシー代の意味も含め、払ってあげたが…何なんだ、一体。


空港に到着して、車を降りようとすると、
今度は、チップを要求してきた。

「チョコレートが食べたいから、ちょっとでいいから、
 チップをくれよ〜。」と言ってきたのだが、
まるで子供だな(笑)

それより、腹減っている僕にチョコレートをくれ!!(笑)


タクシーを降りた後は、余ったケニアシリングをUSドルに両替(900シリング→13ドル)
端数となった40シリングで、レストランでソーセージ1本を注文。

店員に「え、それだけ?」と言われたのは悲しかった(笑)
いいんだ、節約、節約…。


さて、それを終えても、時間はまだ21時。
空港は小さく、何も見所は無い。

結局、ベンチに座って、寝ることに。


21時過ぎから、23時30分頃までは寝られたのだが、
それ以降は、空港の寒さに目が覚めてしまった。

チェックインカウンター前のロビーは、
外と網越しになっていて風が入ってくるため、かなり寒い。


意味も無く歩き回ったりして、体を温めつつも、
ひたすら時間が流れるのを待った…。


寒さで震えながらも、暇つぶしに荷物整理をしていた2時頃…
警官2人が近づいてきて、
「どこ行きの飛行機に乗るんだ、パスポートを見せろ。」と言ってきた。

「さてさて、何が始まるのかな…。」と頭で考えつつも、
とりあえずパスポートを見せてみると、
「ケニアビザを取得したときの、レシートは持っているか?
 レシートが無ければ、もう一度、料金を払ってもらう必要がある。」と言い出した。

ビザ取得時に、レシートなどもらってないので、僕は、
「へ?レシートなんてもらってないよ。何それ。
 よく分からないけど、状況を確かめたいなら、
 自分で入国審査のスタッフに聞いて来てよ。」と言い返した。

すると、警官は、あっさり引き下がった。
まぁ、こういう手口で、お金を巻き上げたかったということだ。


そしたら、今度は、
「俺達、お腹空いているから、5ドルでいいから払え。」と言い出した。
もうメチャクチャだな(笑)

それに対し僕は、
「いやいや、俺も腹減ってるよ。
 この3日間、パンだけで過ごして来たんだぜ?
 俺に5ドルくれよ〜。」と笑いながら返した。

というわけで、警官との意味の無い会話は終了。


2時45分頃になると、やっとエジプト航空のチェックインカウンターが開いたので、
早速、チェックインを済ませて、空港のゲート内へ。

ゲート内は、外気が入ってこないので、
まだ寒さはましだった。助かった…。

それにしても、まだ2時間ほど離陸まで時間がある。
パソコンを開いて、今日の日記を書き進めることに。


そして…4時過ぎ、ついに飛行機の搭乗開始…。


旅を始めて何度目だったか、
今回の空港泊も過酷だったが、
これで1泊分の宿代も浮くし、まぁ、良しとしよう…。

飛行機に乗り込んだ後は、
機内食が出たのでそれを食べ、即、寝た。

11月19日(月) ナイロビ滞在 <ナイロビ泊>

  1. 2007/11/26(月) 17:48:08 
  2. カテゴリー:ケニア Kenya  
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朝食が7時ということで、6時50分に起床。

髪ボサボサのまま、2階のレストランへ。
思えば、髪もだいぶ伸びてきたな…。


朝食は、パン2つに、スクランブルエッグ、紅茶というシンプルなもの。
まぁ、こんなものだろう。


今日は、完全な休息日。
本来であれば、町歩きをしたいのだが、
ナイロビは町歩きなど出来ない。

一部、比較的安全な地域もあるが、
わざわざ危険を冒して行く必要も無いので、
結局、1日、一歩も部屋から出なかった。


午前中は、特にやることもないので、
半ば無理やりに、二度寝を…。

そして、12時半頃、起きたのだが、
どうも眠くも無いのに寝たから、すっきりしない。


とはいえ、お腹も少々空いていたので、
お決まりの、パンとショウガ茶を。

それにしても、このショウガ茶、癖になる。

あまり内容を見ずに、ただ、安いから買ったら、
結果的にショウガ茶だったというだけなのだが、
これが良い。

サファリツアー中、調子の悪かったお腹も、
このショウガ茶の効用もあってか、回復してきている。


昼食を終えて、少し休憩した後は、
溜まってきていた洗濯を一気に風呂場で手洗いで片付ける。

幸い、ホットシャワーが十分出るので、
寒い思いもせずに済んだ。

結構、頑固な汚れだったので気合を入れて洗っていたら、
2時間近くかかってしまった。


選択後は、部屋に洗濯物を干して、一段落。
疲れた…。


他に荷物の整理なども済ませた頃には
17時を過ぎていたのだが、
腹も減ったので、早めの夕食を。

といっても、しつこいようだが、
パンとお茶だけである(笑)


夕食後は、サファリツアーで撮りためた写真の整理を。
念のため、外付けHDDにもバックアップを。これで一安心。


作業後に、旅の序盤の写真などを見返してみたのだが、懐かしい…。
3ヶ月前とは思えない。

毎日が新しいことの連続。
本当に、内容の濃い3ヶ月だった。


写真と同様に、ビデオも撮りためているわけだが、
こちらはテープで撮りためているので、簡単に見返せない。

たぶん、見返すのは、5年後(10年後?)ぐらいだろう(笑)



旅も気付けば、4ヶ月を終えようとしている。
4ヶ月といえば、旅の全予定の3分の1。


あまりにも早い時間の流れに驚くのだが、
これは止めようが無い。

僕に出来ることは、目の前にある日々を、
いかに楽しむかということだ。




そういえば、話は変わるが、
長く旅をしていると、
海外にいることが自然に感じてくる。

日本を離れている期間は長くなっているのに、
感覚的には、離れているように思わなくなるのだ。


日本を離れて海外にいる、というよりも、
僕は、今はたまたま海外にいるだけで、
もちろん、母国は日本だ。
海外にいることは、特別なことじゃない。


世界と日本の距離といっても、
飛行機で片道十数時間飛べば、
世界のどんな場所からでも、日本に行くことが出来る。


世界は、広いようで、狭いと感じる。
(もちろん、深く知ればしるほど、
 狭いと思っていたものが広く感じるのだろうけど)



今日は、考える時間がたくさんあったから、
いろいろと、日本にいる人達のことを考えたけれど、
良い意味で、皆、相変わらずの生活をして、
頑張っているのだろうな、と思う。


そういえば、僕が旅をしている間にも、
結婚であったり、出産であったり、おめでたい予定をしていた人も多くいた。
その人達は、今、どうしているのだろうか。
幸せな毎日を送っているのだろうか。

是非、幸せな日々を送っていてほしいし、
そう祈っていたいと思う。


今は、旅の中盤。
今だからこそ、様々考えられる余裕があるのかもしれない。
旅の終盤になったら、帰国後のことが気になって、
考える余裕が無くなるのかもしれない。


考えることはいろいろあるけれど、
世界中を見て、世界中のあらゆるものを吸収して、
とにかく純粋に楽しんでいられるよう、
この先の旅を続けていきたい。

11月18日(日) ナクル湖→ナイロビ(サファリツアー5日目) <ナイロビ泊>

  1. 2007/11/26(月) 17:34:22 
  2. カテゴリー:ケニア Kenya  
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朝6時に起床して、荷仕度を。
1泊だけの滞在は、いちいち荷物を片付けなければいけないので、面倒だ。

昨夜は、おそらく、蚊にさされずに眠れたと思う。
寝る前に、首すじが少し痒かったのが気になるが…。

マラリアの潜伏期間は、10〜30日程度。
ロンドンか、モロッコを回っている頃に熱が出たら、
マラリアを疑うことにしよう…。


さて、朝食を終えて、早速、ナクル湖へ向かう。

ナクル湖は、何といっても、フラミンゴの生息地として有名な場所。
楽しみである。


30分ほど、湖畔の道をひた走り、
スイス人の2人が泊まったロッジに、2人を迎えに行く。

ロッジは、かなり良い所。
どうやら、この2人、結構お金持ってるな…。
マサイマラでも、1人数百ドルは必要なバルーン観光もしてたし…。

過去、アジアを回っているときも、
常に、ユーロ圏の観光客は、ガンガンお金を使って食事をしていたけれど、
そんなにお金持っているのかな。

今、ユーロが強いから、その恩恵か?
日本も、ウカウカしてられない。
数十年後には、観光すら出来なくなるかも…。


2人を向かえ、車は、より湖畔に近い場所を走る。

今日は、湖畔を走ったり、森林に入ったり、
湖のごく近くで車を停め、降りてフラミンゴを鑑賞する、といった流れが続いた。

今日も、ツアーに関しては、写真でお楽しみ下さい!




◆トムソンガゼル
 立派な角が本当に素晴らしい。





◆サイとバッファローと、ペリカンの競演。
 向かって右のバッファローの頭の上に、鳥が停まっているのが笑える。





◆シロサイ
 もともと、かなり大きい体をしているのだが、
 これだけ近くで見ると、さすがに迫力である。





◆空を見上げると…
 ペリカンや、その他の鳥が空いっぱいに飛んでいる。




◆フラミンゴと、ペリカンの競演。
 フラミンゴの上を、ペリカンが列をつくって飛んでいる。





◆フラミンゴが間近に見れる湖畔で車を降りることが出来た。
 車から見るのと、降りて地に足付けて見るのとでは、
 やはり気分が違う。





◆イボイノシシ
 マサイマラでも多数見られた。
 ユニークな顔つき、走るときは、尾っぽがピンと立っているなど、
 自然と笑みがこぼれてしまうようなかわいさを持っている。





◆手前にはペリカン、奥にはフラミンゴが。
 これだけ多くのペリカンを見たのは当然ながら初めて。
 ペリカンって、意外に大きい。1mぐらいの体の大きさを持っているものも。



道を進み、車は丘を登って、展望台へ到着。
ここからは、ナクル湖の全景が一望出来て、素晴らしかった。

ここで、45分ほど休憩をとった。




◆展望台から見た、ナクル湖の眺望。





◆上の写真の一部アップ?
 湖のピンク色の部分は、フラミンゴの群れ!





◆上の写真の一部アップ?
 小さなピンク色の点がフラミンゴ。
 そして、黒いバッファローも見える。



展望台を終えると、再び丘を下って、
湖の間際の道を走った。




◆ワシ
 道沿いの木に、1羽だけとまっていた。





◆レオパード(ヒョウ)
 これは貴重!5日間通して、この1回しか見れなかった。
 しかも、草陰から一瞬出てきただけ。
 ヒョウ柄が何とも美しい。



そして車は、ナクル湖の中で一番多くのフラミンゴが見れるポイントへ。
そこには、これでもかというぐらいのフラミンゴが待ち構えていた。




◆フラミンゴの群れ?
 これはカメラの宣伝か何かか?と思える光景。





◆上の写真はアップだが、
 この写真は、肉眼に近い視点。
 フラミンゴと、バッファローの競演である。





◆上の写真の一部アップ。
 フラミンゴの間を、バッファローが突き進む。
 すごい!





◆フラミンゴの群れ?
 とにもかくにもフラミンゴ。ピンク一色。
 写真だと動きが見せられないのが残念だが、
 一羽一羽が動き回っている光景は、
 ただただ圧倒されてしまう。



フラミンゴ鑑賞を終えて…満足感いっぱいであった。

お金は高かったけど、
マサイマラだけに絞り込まず、ナクル湖にも来て良かった。


車はナクル湖を出て、昨日泊まったホテルに戻り、そこで昼食を。

ここで、5日間のツアーを共にしたスイス人の2人とはお別れになるのだが、
軽く、乾杯を(またビールをご馳走に…)

今回のツアーは、天候に恵まれて、
ビックファイブと呼ばれる、
ゾウ、ライオン、チーター、ヒョウ、バッファロー(だと思う)も見られて、
フラミンゴもバッチリ見れて、良いサファリだったという話に。


僕自身としては、ナイロビについて、
わけも分からず慌しくツアーに参加したのだが、
結果的には、料金も安めで、参加者にも恵まれ、
サファリも主要の動物・鳥類は全て見れたので、満足だ。


モンゴルのゴビ砂漠ツアー、
エジプトのバフレイアオアシス砂漠ツアー、
そして、ケニアのサファリツアー、
この旅において、ツアーは全て良いものに申し込めたと思う。

ツアーは、確かに値段は高いけれど、
お金には換え難い体験と出会いを得られるから素晴らしい。

出来ることならば、
1年中、世界各地のツアーに参加していたいなぁ(笑)


昼食を終えて、車はナイロビに向かって出発。

帰りは、舗装された道が大半だったので、
安定した走行で、3時間ほどでナイロビ市内へ到着。


ところで、ナイロビ市内に戻ってからの宿泊先を探さなければいけないのだが、
昼食時に、ロンリープラネットの本を見せてもらい、情報収集を。

当初は、過去の旅先の情報ノートに良い宿と書かれていた、
「New Kenya Lodge」というところに行ってみようと思っていたので、
場所を地図で見てみたら、
これが、ナイロビで最も危険な地帯である、
ダウンタウン地区のど真ん中!

おいおいおい、殺す気か、俺を。
情報ノートに書く人も、旅慣れた人だったのかもしれないけど、
もうちょっと気を利かせてくれよ…。
空港から、タクシーで、この宿に直接行ってたら、死んでたぞ…。


確かに、物価の高いケニアにおいて安宿は貴重な存在。
だが、どれもダウンタウン地区に集中している。


結局、安宿は辞めて、安全を取ることに。

地球の歩き方に載っていた、
「Embassy Hotel」に目星をつけた。

ツアーのマイクロバスは、
各参加者の宿泊先のホテル前で降ろしてくれたので、助かった。


ツアーを共にして、いろいろお世話になった日本人のYさん、
そして、奥さんのジョーとも、お別れを。

Yさんとは、いろいろ話をさせていただいたが、
中でも、Yさんは、過去、
タイでカードの盗難で100万円の被害を受けたことがあるという話で、
僕のカード盗難の話も話題に出し、共感し合うことが出来た。

僕は最近、今回の旅における盗難被害の話を出さないようにしている。
話を出すと、相手がひいてしまうから…。
そして、自分も思い出してしまうしね。

でも、共感し合える人には、話すことで、気持ちが楽になるから、
そういう意味で、今回のツアーでYさんに出会えたことは、ありがたかった。

また、世界のどこかでお会いできればと思う。



さて、僕は、目星をつけた「Embassy Hotel」前で降ろしてもらい、
早速、フロントで料金を確認してみたのだが、
地球の歩き方には、1泊1000ケニアシリング(約15ドル)と書いてあるが、
料金は、1泊1400ケニアシリング(シングル、朝食付き)に上がっていた。


そこで、ツアーで一緒だったYさん夫婦が泊まっている、
「Terminal Hotel」、そして、その横の「Down Town Hotel」まで、
料金と施設をチェックしに行くことに。

約100mの近さであるが、既に夕方の18時前。
ここは危険都市ナイロビ、油断出来ない。

バックパックを背負ったまま、駆け足で移動。

幸い、道沿いには銀行が多く、
その前には、警備員が多数いたので、
その前を通りながら走った。


結局、料金、ロビーの広さ、対応のバランスを見て、
当初の、「Embassy Hotel」に決めることに。

また、ダッシュでホテルに戻ることに。


チェックインを済ませると、
早速、ATM探しとスーパーの買い物に出かける。

この時、現金の所持金は200ケニアシリング(約3ドル)しかないから、
さすがにお金を引き出さないとね…


近くの銀行でATMの場所を聞いて、行ってみるも、
僕が持っているカードが使えず。

さらにそこで聞くと、
「Terminal Hotel」前のスーパーにATMがあるということで、
またダッシュでスーパーへ移動。

ここで、無事、お金を引き出すことが出来た。
現地通過の小額を引き出すためには、やはりカードは便利だ。


そのまま、スーパーで買い物をすることに。


カイロへ戻る便は、21日の早朝のため、
残り3晩、ナイロビで過ごさなければいけないのだが、
物価が高く、かつ治安の悪いナイロビで、
町をウロウロして、安いレストランを探すなどナンセンス。

スーパーの店内を歩き回り、
より安く、量の多い、かつ、最低限の品質が保たれるものを選び、
食料と水を購入(456ケニアシリング、約6.5ドル)


購入後は、またまたダッシュでホテルに戻った。


道を走って移動しているのは僕だけだから、余計目立つ。
道を歩いている現地人も、「あいつは何なんだ?」という感じで見てくる。


しかし、走りながらも辺りを見渡すと、
一見、それほど治安は悪くないように見えるのだが、
道沿いのアーケードにたたずんでいる、
目つきの怪しい、何人かの集団がいる。

これは確かに危険。

日中はもとより、
夜間に動き回ったら、確実に強盗に合うだろう。


ホテルに無事戻り、部屋に入ると、夕食を。




◆これがスーパーで買ったもの全て。
 バックパッカーは節約命。切ない光景。
 


夕食といっても、スーパーで買った食パンに、
ジャム、マーガリン、ピーナッツバターの何れかを塗るだけ(笑)

あと、安いスナック菓子。

飲み物は、最も安かったミネラルウォーターに、
加えるとしたら、ショウガ茶。

これで3晩を乗り切るという作戦。



ちなみに、ここで、インドで使って以来の、
コイルヒーターが登場。




◆これがコイルヒーター。
 コンセントに差し込むと、
 銀色の鉄(アルミ?)の部分が熱くなり、
 コップに突っ込んでいると、1分〜2分で沸騰する。
 かなり便利。



スーパーで買った、ショウガ茶の葉を入れて、
温かいお茶の完成。


パンとお茶とスナック菓子。
ひもじい夕食だったけど、個人的には満足。
全く問題ない。

この作戦で、ヨーロッパの3ヶ月間を乗り切れるだろうか…(どこかで栄養失調になりそうだが)


夕食を終えて、シャワーを浴びる。
部屋には、蚊は見当たらなかったのだが、
ナクル湖に引き続き、蚊取り線香に火をつける。

また、部屋には蚊帳もあったので、
ベットにいるときは必ず蚊帳の中に入ることに。

マラリアには絶対ならないぞ…!


夜は、疲れたので、22時過ぎに寝ることに。

11月17日(土) マサイマラ→ナクル湖 <ナクル泊>

  1. 2007/11/24(土) 21:24:32 
  2. カテゴリー:ケニア Kenya  
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朝7時頃起床して、朝食を。

3泊お世話になった、このキャンプともお別れである。



ちなみに、話が少し脱線してしまうのだが、
朝食中に、レストラン側から渡された、「TIP BOX」と書かれた袋のことについて書きたい。

ケニアには、イギリスの植民地時代の名残もあり、
チップの習慣が一部残っているようだが、
このサファリツアーに関しても、チップの必要性があるらしい。

ガイドブックを見ると、ツアーのドライバーに対しては、
1日5ドル〜10ドルが目安らしい。
(レストランに対するチップについては書かれていない)

なぜ、チップに目安が設定されているのか、
それ自体が理解出来ないのだが、
正直、高すぎると感じる。


また、今回、レストラン側から、
唐突にチップを要求する袋を渡されたのだが、
なぜ食事中にそれを出してくるのか…大変不快である。


僕は、個人的には、チップという習慣は好かない。

チップは、気持ちであると思う。
義務ではない。

また、気持ちであるものの、
その気持ちが湧いてくるのは、
自分が期待していたサービス水準を超えたサービスを受け、
それによって自分が期待以上の満足を得られた時に、
湧き出る気持ちであると考えている。


その考え方で言うと、
今回、3泊したこのキャンプにおけるレストランの食事は、
まぁまぁの水準であったと思う。

しかし、1日のツアー料金を考えれば、
期待水準と同等か、それ以下であり、
とても期待水準を超えたとは言えない。

食事提供のスピードの遅さ、
食事開始時に紅茶が出ない(他のドリンクを注文させるため)など、
不満点はいくらでもある。


何れにせよ、チップは、僕は払わなかった。


ちなみに、同様の問題が、ツアー終了時(18日)において
ドライバーに対するチップ支払いのタイミングでやってきたのだが、
僕は支払わなかった。

ドライバーに対しても、
ちょっと期待水準以下かな…という印象だったためだ。


チップに対する考えは人それぞれだが、
払わなければいけないという義務のように書き、
またその金額の目安を記載しているガイドブック自体にも、
個人的にはどうかと思うのだが…。




話を戻したいと思う。
朝食後は、荷物をまとめて、早速、車へ乗り込んだ。

今日は、マサイマラ国立保護区から、ナクル湖への移動日。

午前中、少しはマサイマラのサファリをするのかな、と思ったら、
最初から移動だった。


前半の3時間程度は、
悪路を走り続けたから、かなり疲れた。

悪路を抜けると、舗装された道路に入ったので、助かった。


途中、トイレ休憩(タイミング遅すぎ、我慢の限界…)があり、
命からがら生き延び(笑)、車は再出発。


食事は遅めに取ることに決定し、
引き続き走り続けることに。
(結局、14時頃になって、道沿いのレストランで昼食を食べた)




◆車から見えた、町の風景。
 アフリカの現地の生活が見えてくる。
 長屋のバラック小屋が、何ともアフリカらしい。





◆毎年、小雨季の10月〜11月にしか咲かない、
 紫色のジャカランダの花。
 その時期にケニアに来れて良かった。
 ちょっと画像が斜めなのが残念だが…。





◆線路を横切る。
 ケニアのローカル鉄道、乗り心地はどんなものだろうか。





◆ナクル湖近くの町並み。
 何ともローカルな光景が広がっている。
 ナイロビに比べ、郊外の都市は治安が安定していると聞くが、
 とても出歩く気にはなれなかった。



17時頃まで、ひたすら車は走り続け、
やっとナクル湖周辺の町、
そして、今夜泊まるホテルに到着。

スイス人の2人は、別のロッジに泊まることになっているようで、
明日のナクル湖見学まで、しばしのお別れ。


ホテルは、ある程度まともだったので良かったのだが、
部屋に入ると、蚊を発見!

さっそく、ビーチサンダルで倒したのだが、
恐くなったので、この旅始まって以来の、
蚊取り線香が登場。

部屋中に、蚊取り線香の煙がもくもくと広がる。


何と言っても、ケニアで恐いのは、
蚊にさされて発症する、マラリアである。

絶対に蚊に何ぞ刺されるものか!と気合を入れる。
常に、長袖、長ズボン、靴下をはいて、
手と首周りには、虫除けスプレーを。




◆泊まった部屋。
 部屋には、蚊帳が設置されていた(ベットに垂れ下がっている白い網)
 寝る時は蚊帳に入って寝る。
 とにかく蚊が恐い。



シャワーを先に浴びて、
20時頃、夕食を食べに1階のレストランへ。

このホテル、ビッフェ形式ではなく、
各人に決まった量の料理が出るらしく、
ちょっとがっかり。

予想通り、量が少なめで、
お腹は満たされず…ビッフェに慣れてしまったから
胃が大きくなってしまったのだろうか(笑)


夕食を終えると、早めに部屋に戻って寝ることに。

さすがに、9時間近くマイクロバスに揺られる移動はしんどかった。
この移動だけの1日でも、90ドルか…
いけない、いけない、いつも費用のことばかり気になってしまう…。

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