1月22日(火) エストニア(タリン)→ラトヴィア(リーガ)観光 <リーガ泊>

  1. 2008/01/23(水) 09:22:05 
  2. カテゴリー:ラトビア Latvia  
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5時30分に、目覚ましで起きた。

まだ空は真っ暗。

でも、ラトヴィアの首都、リーガまでは片道5時間。
朝早く出ないと、リーガに着いてから観光が出来ないので、
こういうハードな動きをしなければいけなくなる。

冬のヨーロッパの旅は、日が暮れるまでの時間との勝負だ…。


荷物をまとめて、チェックアウトをして、
約1.5km先のバスターミナルまで歩くことに。

外はやはり寒かったのだが、
意外と人が多かったのに驚いた。
(といっても、人の気配の無い通りは避けて歩いたが…)


エストニアのタリンに来てまず思ったのは、
店の営業時間が長いということ。

これまで回った北欧や東欧では、
ほとんど17時頃に店が閉まっていたが、
タリンでは、21時頃まで開いているところも多く、
深夜まで営業している店も多いほどだ。

なぜ、これほどまでに違うのだろうか。

しかも、朝の行動も早い…エストニア、そういう点は、日本と近いかも(笑)


バスターミナルまでの1.5kmは、近いようで、遠かった。

やはり、荷物を背負っての歩きはきつい。
途中、寄りかかれるところがあっては、小休憩をとりながら、
何とか30分ほどで、バスターミナルへ到着。

疲れはあったが、とりあえずチケットを買わなければいけないので、
そのまま2階の国際線バスチケット売り場「euroline」のオフィスへ。


で、値段を聞いてみると、295クローンという。

その時、所持金は約180クローン。
昨夜のネットで思ったよりもお金がかかってしまったこともあるのだが、
観光案内所で教わった上限の値段よりも高いことに驚いた。

どうやら、あの情報自体が古いらしく、
一番安いチケットでも、250クローンらしい。

エストニアの急激な物価の上昇に、
情報がついていっていないようだ。


そして、困ったのは、やはりユーロ払いが出来ないということ。
現金とクレジットカードの併用も、出来ないらしい。

となると、ATMを使ってお金を引き出すしかないのだが、
最小単位は100クローンで、とりあえずその額を引き出したのだが、
それでも、手持ちが約280クローン。

わずか、15クローン(約180円)が足りない…。


バス発車の7時までは、15分と迫っていた。
「残り15クローンぐらい、ユーロで払わせてもらえないか?
 僕はこのバスに乗らないといけないのだけれど…!」と、オフィスのスタッフに
訴えかけて、一時は揺れ動くかに見えたが、やはり無理とのこと。

何て面倒な問題なんだろう…と、悲しくなってしまったのだが、
ここで、必殺の最終手段、「近くにいる人に、個別に両替してもらう。」という
インドのデリーでやった以来の方法を取ることにした。


そして、バスターミナルの1階に降りて、
まずはバス待ちの人に聞いてみることにして、
とりあえず一通り見渡して、若い2人組みに声をかけることにした。

「すみません…僕は15分後のバスに乗らなければいけないのだけれど、
 たった15クローンが足りなくて…もし良ければ、
 1ユーロと両替してもらえませんか??」と聞いたら、無理だという。

聞いてみると、どうやら彼らも同じ問題(クローンが足りない)に
直面しているようで、
両替所が開くのを座って待っているらしいのだ。

で、両替所がいつ開くのか聞いたら、それはわからないらしい…なんだそれ…。


そこで次に、ターミナル内の売店に言ってみて、
「何か買うからユーロ払いで、おつりとしてクローンをもらえない?」と
店員のおばさんに聞いたら、
「それは無理だね〜!そうだね…タクシーの運転手とかなら、
 ユーロと両替してもらえるんじゃない?」と言われたので、
早速、外に出て、停まっているタクシーの運転手に話しかけてみた。

すると、事情は理解してくれたものの、
「ユーロなんか必要ないよ。ダメダメ。」と、あっけなく断られてしまった…。


そうこうしていると、バス発車5分前。

次のバスは3時間後だから、それまで待っているなんて、
あまりにも非効率。

「あああ…もうダメか…??こんなくだらない支払いの問題で、
 大幅なロスなんてありえない!」とぶつぶつ独り言を言いながら、
最後に、再びバス待ちのロビーを眺めると、
1人、優しそうな顔をした若い男の人が座っているのを発見。

これしかないとダッシュで駆け寄って、事情を話したら、
何と、快く両替を引き受けてくれた。

そして、1ユーロを15クローンと両替してくれたので、
急いで、バスチケット売り場に行って、無事、合計295クローンでチケットを購入!


さらに、ダッシュでバス発車所まで行くことになったのだが、
最終的に余った7クローン程度の現地通貨を、
さっきの人にお礼として渡そうと思ったのだが、
その人はもういなくなっていた…。



それにしても、人って顔の表情でわかるものだな。
タクシーの運転手は、見るからに表情が硬く、
話しかける前から、絶対に断られると分かった。

逆に、快く両替を引き受けてくれた人は、
見るからに、話を聞いてくれる人だった。

人間、その人の人生によって、顔が形成されていくものだ。
これは、本当にいつも感じていたが、
社会人になってから、仕事を通じて多くの人に出会い、
その度に感じて来た。


だいたい、初対面で、一瞬、その人の顔を見ただけで、
どんな人か分かる。

そして、話してみると、
「ああ、やっぱりそういう考えの人なんだな…」というのを感じる。


だから、自分自身も、表情は大切にしようと思っている。
顔の表情が硬く、全く笑わず、周りの人から警戒されるような
人間にはなりたくない。

表情を大切にしよう…と、ふとしたきっかけに、
改めて気付かされた。



…話は戻ると、
何とか、バスの出発にはギリギリ間に合って、
7時にバスが出発。

いやはや、朝からとんでもないトラブル劇だった…。
この時点で、既にぐったり…。

バスの中は、ひたすら寝て過ごした。



バスは走り続け、起きた時には11時前になっていたのだが、
バスは、到着予定時刻の11時40分よりも大幅に早い、
11時5分に、ラトヴィアの首都リーガに到着。

焦って荷物をまとめて、外に出て、
それから、今日の宿探しについて、ガイドブックを見ることに。


とりあえず、「ヨーロッパ2000円の宿」に載っている、
「POSHバックパッカーホステル」という所が、徒歩5分以内らしいので、
早速、そこに行くことに決めた。

もう、バスやトラムを乗り継いで行くような安宿に、
わざわざ行く気力もないし、時間の無駄。

ヨーロッパは、とにかくアクセス重視で宿選びをすることにした。


「POSHバックパッカーホステル」は、
バスターミナルの南の中央市場の脇付近にあるのだが、
歩いて行ってみると、すぐに見つかり、
部屋も空いていて、今日は簡単に宿にチェックインできた。

料金は、ドミトリーで、1泊8リッツ(約2000円)。


まだ、バスターミナルから歩いてきただけなので、
現地通貨は持っておらず、支払いは後にしてもらうことにした。


そして、部屋に荷物を置いて、
また、ガイドブックを開いて、今日の観光ルートを決定。

12時過ぎに、宿を出発。


まずは、すぐ近くの中央市場辺りを歩いてみることにした。
ここは、かなり賑やかで、大きな市場だった。

ラトヴィアのリーガは、人口が100万人程度で、
他のバルト3国の首都に比べても、規模が一番大きい。

確かに、バスからの眺めも、明らかに「都市」というイメージが強い。

この市場も、都市の中に生きる、力強い地元の人達の息吹が感じられるもので、
歩いているだけで、わくわくするような場所だった。





◆中央市場周辺のマーケットの風景。
 


マーケットを歩いた後は、近くのバスターミナルにある観光案内所に行って、
明日の、リトアニアの首都ヴィリニュス行きのバスの時間と料金を調べておいた。

本当に毎日移動で、1日1国状態で観光していることになる…。

リーガ→ヴィリニュスのバス料金は、
  8時発    11リッツ
 10時40分発  9.3リッツ
 13時15分発  9リッツ
 15時発     9リッツ
…といった具合に、朝早いほど高いことが判明。

なぜかは良く分からないのだが、
まぁ、その時間帯が、一番利用者が多いのだろう。

とはいえ、僕は、朝早く移動しないと、
次の都市で観光が出来ないので、仕方なく、朝早い便に乗ろうと考えた。



そして、現地通貨に関しては、国際キャッシュカードを使い、
ATMから25リッツ(約5000円)を引き出すことにした。



その後、中央市場と、宿に戻ることに。

中央市場には、昔、飛行機の格納庫に使われていた倉庫を利用した、
ショッピングモールがあるのだが、そこに入ると、
お腹が空いていたので、パンを購入して食べることにした。

大きなピザパンと、小さな菓子パンで、0.54リッツ。
まぁ、そんなに安くは無いけれど、北欧に比べたら、物価は少し安いか。


1リッツ=約250円だから、
イギリスのポンドと同じと考えると、分かりやすい。


その後は、宿に戻って、宿泊費8リッツを払って、
再び、観光に出かけることに。


このラトヴィアの首都、リーガも、
周囲2kmほどの中に、旧市街の見所が固まっているので、
観光はしやすい町だ。


まずは、バスターミナルから歩いて北に行って、旧市街に入ることに。

アルベルタ広場を基点に、聖ヨハネ教会に行くことにした。






◆リーガの町並み。
 エストニアのタリンとは、似ているようで、また違う雰囲気も感じる。
 中世の雰囲気の中に、様々な要素が混ざったような印象だ。



聖ヨハネ教会、聖ペテロ教会と立て続けに見学した後は、
さらに、ブラックヘッドのギルドを経て、リーガ大聖堂へ。

100m歩くと、次の見所の建物がある、といった小さな町なので、
何だか慌しく、写真を撮りながら歩いていた。

ちなみに、一時的に雪が降り出してきて、えらい寒かった。
常に変わりやすい天候は、タリンの時でも同様で、
雪が降ったかと思ったら、すぐに止んで、今度は雨が…といった具合だ。


リーガ大聖堂を抜けて、細い路地を歩いてさらに北に向かい、
英国教会、聖母受難教会を見て、100mほど西に道を行き、
リーガ沿いを流れる、ダウガヴァ川を見てみることに。

川はかなり幅広いのだが、
川を隔てて反対側は、高層ビルも建っていて、
この旧市街とは全く違う、現代の雰囲気の都市が広がっていた。


その後、再び道を戻って旧市街に戻り、
リーガ城を経て、今度は南東に歩いて、マザーピルス通りを通りながら、
三人兄弟と呼ばれる住宅(今は博物館)に到着。





◆三人兄弟と呼ばれる、過去は住宅だった建物。
 かわいらしい外装と、
 何だか窮屈そうに、しかもやや傾いている建物が、味があって良い。



その後、聖ヤコブ教会を通り、
南に行って、ドゥアマ広場に出て、再び、リーガ大聖堂を見た。






◆リーガ大聖堂。
 過去の歴史において、何度も増改築があり、
 ロマネスクやバロック様式など、様々なスタイルが盛り込まれいる建物だ。



リーが大聖堂前のドゥアマ広場周辺には、
とても美しく、カラフルでもある建物が多く、
これまた不思議な趣があった。

タリンのように、全てが中世の雰囲気で統一されているのではなく、
様々なものがミックスされているような町並みだ。


その後は、アマトゥ通りを抜けて、リーヴ広場へ。

ここは、レストランがたくさん立ち並んでいる広場で、
パブも多く建ち並んでいた。

試に値段を見てみたら、500mlで、2リッツ(約500円)。
うーん、どうも、チェコでは同じ量で、約120円だったから、
飲む気になれない…(笑)

ビールだけ飲むために、チェコに戻りたい…。


リーヴ広場の北側にある、猫の家(屋根の上に猫のオブジェがある)を見て、
さらに北に進み、スウェーデン門、さらには、城壁を見て東へ進んだ。





◆城壁。
 リーガも、タリンのように、昔は町全体が城壁に覆われていたようだが、
 今では、この城壁しか残っていない。



城壁の脇を歩いて、火薬搭まで行って、
そこから、旧兵舎を眺めた。





◆旧兵舎。
 壁面には、軍隊の旗(?)が、たくさん描かれていた。



そして、今度は南に歩いて、
自由記念碑、国立オペラ座を見て、
リーブ広場まで戻ることに。





◆国立オペラ座付近にある、マクドナルド。
 こういう建物にテナントとして入ると、マクドナルドであっても、
 様になってしまうのが不思議だ(笑)



リーヴ広場に戻った後は、休憩がてら、ガイドブックに載っていた、
「pelmeni XL」というカフェに入ってみることにした。

ペルメニというのは、ロシア風水餃子のようで、
いくつかある水餃子から、自分で好きに取って、
最後に、グラムを量って料金を払う、という仕組みなっていた。

僕は、良く分からないので、隣にいた人と同じ内容で、
盛り合わせることにした。






◆写真左手が、ペルミナ。右手は、普通の野菜スープ。(合計2.24リッツ)
 ペルミナには、水餃子と、普通に焼いた餃子を入れて、
 その上には、何と、ヨーグルトがかかっている。
 でも、この組み合わせ、食べてみると、意外と美味しい。
 餃子とヨーグルトとは、なかなか想像できない組み合わせだ。



このお店で休憩を終えると、時間は16時過ぎになっており、
空も暗くなってきたので、今日は観光を終えることに。

最後に、ヤーニスの中庭を見つつ、南に歩いて、
元来た、バスターミナルまで戻った。

そこで、「euroline」のオフィスで、バスのチケット(8時発、11リッツ)を購入。


さらに、最後に余った現地通貨2.7リッツを使い切るために、
中央市場へ。

なかなか、使い方が難しく、ウロウロ市場を歩きながら、
何を買おうか迷ったのだが、
ヨーグルト、ミネラルウォーター、パン、みかん(2kg)を買って、
ぴったり、2.7リッツを使い終えて、買い物終了。


いやー、このラトヴィアでは、綺麗にお金を使えたので気持ちもすっきり(笑)
毎日、その国のお金を使い切るのは大変。

もう、いっそのこと、早くヨーロッパは全てユーロにしてくれればいいのに…
でも、そうなった途端に、物価がさらに上がるのだろうけど…


買い物の後は、宿に戻ったのだが、
部屋に戻ると、どっと疲れが出てしまい、
ベットに横になると、1時間30分ほど寝てしまった。

19時30分過ぎに目が覚めて、
とりあえず、夕食として、先程買ったヨーグルトと、パン、みかんを食べることに。


質素な食べ物だが…こうしてスーパー等で買ったり、
自炊をすれば、ヨーロッパと言えども、
食費は、1日5ユーロ(約800円)程度で抑えられるので助かる。


食後は、シャワーを浴びて、
その後は、インターネットを使うことに。


何と、昨日の宿で、有料で4時間もかけてブログをアップしたのに、
今日の宿は、インターネットが無料で使えるというオチが判明。

ガイドブックにはインターネット無料とは書いてなかったので、
事前に知ることも出来なかったのだが…
かなりショック。

でも、こればかりは仕方ないか…うーん。


しかし、この宿のパソコンでは、日本語が読むことすら出来ず、
全て文字化けになってしまい、メールなどを見ても、
何が何だかさっぱり分からない状態に。


こりゃまいったな…と思い、ちょっと考えてみたのだが、
一つ、方法を思いついて試してみたら、何と大成功!


というのは、日本語をインストールする、といった方法ではない。
(インストールするためには、たいてい、
 WindowsのOSのソフトが必要になり、
 そのソフトをすぐに持ってきてもらえる宿は少ないと思う。)


まず、インターネット上で、文字化けしている文字を、
「OutlookExpress」や、「Word」のソフトを開いて、
そのままコピー&ペーストする。

そして、それを保存して(テキスト形式、HTML形式どちらもOKのようだ)
持参しているパソコン(日本語の読み書きが可能)にデータを移して、
データを開いて見ると、何と、普通に日本語が表示されるではないか!


宿のパソコンでは、□□□□□□□みたいに文字化けしていた文字が、
この方法だと、自分のパソコンにおいて、普通に日本として表示される。

これは驚いた。


そして…この読むことが出来た文章に対して、
また、自分のパソコン上で、返信の文章を作成し、
それを今度は、HTML形式で保存(ファイル名は、
半角英数でないと文字化けするので注意)して、
データをUSBメモリなどで、宿のパソコンに移して、
そのデータを開いて、文章をコピー&ペーストして貼り付ければ、
メールの送受信も出来る、ということになる。

ただし、この方法をやってみたら、
宿のパソコンでHTML形式のファイルを開くと、
文章は文字化けした状態で表示されてしまう。

文字化けした文章を送って、
受け手の人が正しく日本語表示されるのだろうか…
わからないが、とりあえず、試しにメールを返信してみることにした。
(※後日、この方法でも、受け手は日本語表示されることが判明した!)


何だか、パソコンにあまり触れたことの無い人からすると、
何を言っているんだか分からない話だと思うが、
やっていることは単純で、かつ、とても地道な方法。

でも、これで、日本語が読めないような過酷なパソコン環境でも、
メールの送受信が出来ることが出来れば、ありがたい。


さて…話は長くなったが、この方法を考えた後は、
メールのやり取りをしたり、ブログの日記を2日分書いて、
ネットでアップすることに。


昨日はエストニアのタリン、
今日は、ラトヴィアのリーガと、
本当に慌しく観光していて、
また、やたらと教会や通りの名前を詳細に日記に書いてしまったため、
日記を書いているだけで、相当時間がかかってしまった…。


でも、こうして詳細に書いておけば、いつか日記を読み返した時、
「ああ、そうそう、そういう順番で回ったな…」と思い出しやすいので、
自分用として、あえて詳細に書いているのだ。

このブログを読んでいる人からすれば、
おそらく、ガイドブックを手元に開きながら読まないと、
いろいろな見所の名前の羅列にしか見えない日記になっているのは承知だが、
いかんせん、ヨーロッパの旅の間は、それは仕方ないので、
まぁ、大目に見てください(笑)


…というわけで、今日も、寝るのは深夜3時過ぎになってしまった…。

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