7月16日(水) クライストチャーチ→オークランド <オークランド泊>

  1. 2008/07/27(日) 23:47:55 
  2. カテゴリー:ニュージーランド New Zealand  
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昨夜からのMOTEL侵入作戦は、
結局、23時に3人がチェックインして来た以降は、誰も新たな宿泊客は現れず、
作戦成功に終わったのだった

いやー、良かった・・・。

さて、4時20分に目が覚めると、
ささっと荷物をまとめて、4時30分に出発することに。

テスから借りていたアラーム時計を返そうとしたのだが、
テスは熟睡していたので、彼のバックの上に置いて、宿を後にすることにした。


短期間だったが、いろいろ親切にしてくれたテス、
また僕が韓国(ソウル)に行く時、もしくは彼が日本に来る時に
再会できればと思う。

その時まで、さようなら!

宿を出ると、歩いて「X base」まで戻ることに。

ところで、昨夜なぜか「X base」からこのMOTELまで来る間に、
インドで買ってから使い続けてきた皮手袋の片方を落としてしまった。

そこで、来た道の足元をじっくり見ながら歩いたのだが・・・残念ながら見つからず。

なんてこった、せっかくインドから一緒に旅して来たのに・・・
こんなところで落としてしまうとは。

オークランドでの折り畳み傘といい、今回の皮手袋(片方)といい、
思い出の品が、このニュージーランドでだんだん失くなっていく・・・。



歩いて10分ほどで「X base」に戻ると、キッチンに置き忘れた食材を取りに3階へ。

さすがに、こんな早朝にバックを背負ったまま3階に上がろうとしたこともあり
受付のスタッフからは怪しい目で見られたので、
「忘れ物を取りにキッチンに行くだけだっての!」と言っておいた。

食材を取った後は、宿を出て、
歩いて5分ほどのバスエクスチェンジ(またの名をシティエクスチェンジ)に向かった。

そして、その場所に近づいたのだが、
途中でマクドナルドを発見。

なぜだか、急にソフトクリームが食べたくなったので、注文してみようとしたが、
今はソフトクリームを作る機械を回していないらしい。

そりゃそうか、まだ4時50分だもんね(笑)

ついでに、店員に、バスエクスチェンジの場所を再度聞いておいた。

マクドナルドからは、歩いて30秒ほどの場所だったのだが、
「バスエクスチェンジ」とは、ターミナルか何かと思ったら、
ただ、道の両脇にバス停が並んでいるだけの場所だった。

とりあえず、空港行きの10番のバスはどこから出るのか、
全てのバス停の標識を確認していったのだが、見つからず。

道を渡って反対側の標識を確認しようとしたところ、
大きなトランクを持っている女性がいたので、聞いてみることに。

すると、この女性も、空港に向かうらしい。
で、2人で標識を確認していたら、10番のバスを発見!良かった・・・。

バスが来る5時21分まで、まだ時間があったので、
ベンチに座って、昨夜買ったパンを朝食代わりに食べることに。

6個入りの味なしパンケーキだったのだが、
これがまた、無駄に油っぽくて、ボリュームがある、
それでいて味が無いから、喉に詰まる感じ。

一時的に腹は膨れるが、とても食べきれるものではないので、
気合で4個食べ終えたところで打ち止め。
残りはバックに入れて持ち越すことにした。

5時21分になると、無事、バスがやってきた。
それに乗り込むと、空港へと出発。

途中、何度かバス停に立ち寄りつつも、
30分で空港まで到着。

この頃になると、空も明るくなって来ていた。


空港に到着すると、さっそく、チェックインを。

今回乗る「パシフィックブルー」という航空会社は、
ヨーロッパの格安航空会社「RYANAIR」に近いものがあり、
ネット予約を済ませると、そのまま当日空港に行って、
離陸の30分前にチェックインを済ませればいいだけという、
超簡単なオペレーション。

それによって、低価格を実現しているわけだ。

僕にとってはこういう航空会社がぴったりなのだが、
チェックインも、問題なくあっさり完了。

そして、飛行機へ乗り込むと・・・まぁ、特に過不足ない程度の質の機内。
安かろう、悪かろう、ということではない。

それにしても、昨夜は横になれたものの、
気持ちが落ちつかなったので良く眠れなかった。


そんなわけで、やはり眠いので、飛行機に乗った後は、
6時45分の離陸の時間を待たずして、睡眠開始。


・・・そして、ウェリントンの空港に着陸した時に、その振動で起きたのだった(笑)
とはいえ、飛行時間は、たったの1時間15分だったんだけどね。


ウェリントンの空港では乗り継ぎのために飛行機を降りたのだが、
次の飛行機の搭乗ゲートは、そのまま同じ。

何とも簡単。

乗り継ぎの飛行機(ウェリントン→オークランド)は、
30分後の離陸だったのであっという間に乗り換え&離陸。






◆途中乗り換えしたウェリントンの空港を飛び立った直後の風景…
 ゆっくり回る時間の余裕もなく終わったウェリントン、さようなら…。



このフライトも、1時間30分という短いフライト時間なのだが、
1時間15分ほど寝て、離陸が近づいた時に目が覚めた。

雲が厚いので、あまり陸は見えなかったのだが、
バスで南下していった北島を、一気に飛行機で北上していると思うと、不思議な感じ。

オークランドに近づくと、窓の外の遠くには、
スカイタワーも見えた。

今日はこのオークランドに1泊するので、
あのスカイタワーの近くの宿まで、この後向かうということだ。


飛行機が着陸すると、預け荷物を受け取って、
空港の外へ出ることに。

今回は国内線のターミナルから出たのだが、
これが何とも、市内中心部へのシャトルバスがどこから出ているのか分かりづらい。

近くのおじさんに場所を聞いて、そこで待っていたのだが、
目の前でバスが停まらずに通り過ぎてしまうし・・・ああ、なんとも面倒な作りになっているもんだ。

仕方なく、また別の人に聞いてみると、
微妙にバスの停車位置が違うらしい。

そこに移って待っていると
10分ほどで青いバスが到着。

市内中心部に向かうバスのようで、
往復チケット(通常22ドルのところ、YHAの会員証や国際学生証などがあると20ドル)を購入。

YHAの会員証を見せることもなく、
「YHAの割引料金でお願いします。」と運転手に告げるだけで
20ドルになってしまった。

おそらく、運転手は全くチェックしていないので、
もし会員証を持ってない人でも、
「割引料金で!」と言えば、簡単に割引料金で乗れてしまいそうだ。


バスに乗り込むと、40分ほどで、市内中心部へ到着。
先日、ニュージーランドに来た時と全く同じ流れなので、
問題なくバスを降りることに。

ところで、今日はオークランドに1日滞在することもあり、
先日、ノースランドを共に観光したNさんと合流する話しをしていたのだが、
このバス停に既にNさんが待機してくれていたので、すぐに合流完了。


とりあえず、「アルバートパーク バックパッカーズ」という宿にチェックイン。
キッチンが汚いから嫌なんだけど、部屋などは特に問題ない。
それでいて料金が安め。

キッチンは、
近くのACBバックパッカーという料金がやや高めだけど、
大規模で、綺麗な宿があるのだが、そこのキッチンを借りてしまう作戦を取ることにした。

大規模の宿(バックパッカー)で、勝手にキッチンを借りてしまうのは、
ニュージーランドを旅する上で、かなり有効な手段。

食材も、そのまま勝手に冷蔵庫に置かせてもらっちゃっても、全然問題ないし(笑)

まぁ、その宿のスタッフにバレて怒られる可能性もあるわけで、
やるかどうかは、個々人の責任においてやって下さい(笑)

さて、チェックイン後は、さっそく行動開始。

今日の予定として、必ずやらなければいけないのは、
先日、ビデオカメラを修理してもらった、キャノンのオフィスに再訪することぐらい。

先日の修理後に別の部分が不調になってしまっていたので、
このオークランドに戻るタイミングで、再度修理してもらえないか、
技術者の中国人のSさんに、
ニュージーランド周遊中の合間にメールでやり取りをしておき、
今日の午後のアポイントを取っておいたのだ。


あと、もう一つやらなければいけないのは…

このオークランドに来たからには、
先日、数日滞在し、ニュージーランド周遊の相談に乗ってもらった
「surf 'n' Snow Backpackers」のマネージャーの、
タケさんと再会しない手はない。

歩いて5分ほどで、「surf 'n' Snow Backpackers」へ到着。
2階の受付に行くと、タケさんを発見!

とはいえ、全く事前に連絡を入れていなかったのだが、
「どうもー!」と声をかけると、
「あれ?何でここにいるの??」といった表情で、
タケさんが迎えてくれたのだった。

それにしても、タケさん、いつもながら癒し系。

見た目も癒し系、話し方も冷静沈着で癒し系、
それでいて、中身は情熱系という、僕の大のお気に入り人物!(笑)


タケさんに、
「ニュージーランド周遊どうでした?
ところで、何でまたオークランドに戻って来たんですか??」と聞かれたので、
「タケさんに会いに戻って来たに決まってるじゃないですか!(笑)」と答えた。

すると、その熱い一言がタケさんの胸に刺さったようで、
「おお!じゃあ、もし良かったらカフェとかでお茶でもしますか?」と、
タケさんから返答が。

急な展開に、こちらが焦ってしまったのだが、
愛しのタケさん(注・タケさんは男性です)とカフェに行けるなんて…夢のようだ(笑)

そんなわけで、Nさんと共に、しばらくソファで待機することに。

タケさんは、マネージャーということもあり、いつも引っ張りだこで大忙し。


結局、30分ほど待ったのだが、
タケさんが仕事の合間だが、うまく時間を作ってくれたようで、
宿の隣のカフェに行くことに。

ちなみに僕が、ニュージーランドに来てカフェに行くのは、これが始めて(笑)


さて、席に座って何を話したかというと…
まずは何といっても、タケさんの話。

そう、タケさんは謎が多いので、いろいろ聞きたくて仕方ないのだが、
何より、ニュージーランドになぜ来たのか、
そして、一番の関心事である、タケさんが虜になっている「少林寺拳法」について聞いてみた。

癒し系の見た目からは全く想像できない、少林寺拳法というギャップ。

このルーツは一体…?

しかし、話を聞いてみると、それら全てが関連していることが分かったのだった。

少林寺拳法は、タケさんが大学時代に始めたとのことだが、
始めてみると、これが面白いらしい。

何より、大学間もそうだし、国際間においても、
同じく少林寺拳法に取り組む人達と、気持ちよく汗を書きながらも、
すぐに仲良くなって仲間が増えていくらしい。

他の格闘技(例えば空手)は、
どちらかというと、強者を作ることに教えの重点が置かれているようだが、
少林寺拳法は、みんなで助け合って強くなっていこう、という教えらしい。

そんな教えも、タケさんの考えに合っていたらしいのだが、
この少林寺拳法を日本でもっと広げていきたし、
そして、海外の人と接する中で、
日本のことをもっと伝えていきたい、という想いが原点のようだ。

そして、海外で活動を始めようと思った際に、
コミュニティーが大きすぎない国(=少林寺拳法を広げやすい)を選ぶことにして、
ニュージーランドを選択したようだ。

何と、少林寺拳法が、ニュージーランドに来る原動力になっていたとは!

駆け足で話を聞いたので、上記が正しい要約になっているか不安もあるが、
とにかく、少林寺拳法を語らせたら、これ以上熱い人物はいないと思われる。

ちなみに、近いうち、日本で出版されている少林寺拳法の関連書籍で
タケさんの連載も始まるらしい。

すごいな、タケさん!(笑)


ところで、僕のことについても、質問を受けたのだが、
タケさんは、僕のブログにも目を通したようで、
「なかなかいい視点持ってますよね。」と言われたのだった。

ちなみに、前職は経営コンサルタントだったことを伝えると、
「あれ!そうだったんだー知らなかった!」と、
なぜかここからタケさんの目がいっそう輝きだした(笑)

そんなわけで、急遽(?)、
僕が見たニュージーランドの町、
ニュージーランドの観光業について、いろいろ質問を受けたのだった。

観光業という意味においては、世界中を見て回ってきたので、その比較などはしやすい。

僕がニュージーランドの観光業において不足しているのは、
体験型のアクティビティ(ツアー)ではないかと、伝えておいた。


バンジージャンプやスカイダイビングなど、
もともと、ニュージーランドに何も無い中で、
新しい観光の目玉を作り出した
ニュージーランド人の根性は評価できるのだが、
そういったものだけだと、結局、印象に残りづらい。

その国の文化、その国の人にもっと触れるものがなければ、
その国の印象が残らないのだ。


例えば僕が、世界の中でどこの国が良かったかと問われれば、
モンゴルとエジプトは、迷わずに出てくる。


ニュージーランドは、聞かれれば出てくるが、
自分から「あそこは良かった!」と、出てくるまでは至っていない。


モンゴルでは、短期間であったが、ゲルツアーで遊牧民とも触れ合ったし、
ゴビ砂漠ツアーであったり、ハラホリン(カラコルム)に行くまでのバスでも
現地の人達と触れ合う機会もあった。

そういった体験が、印象として強く残っている。

エジプトは、もちろん遺跡なども素晴らしいし、
3週間という長い時間を過ごしたこともあるが、
何より、あの意味不明な陽気な人達との絡みの連続は、最高に面白かった。


これらを、単純に観光業ということに置き換えようとすると難しいが、
ニュージーランドの売りは何か…と考えてみると、
やはり、牧場であったり、または海の漁であったりが
地元に密着したものだろう。


それらを短期間で体験できるアクティビティがあったかというと、あるようなのだが、

僕は知らなかったし、大きく宣伝されているようにも思わなかった。



当たり前になりすぎているのかもしれないが、
やはり、ニュージーランドは自然が豊かであることが、
僕は最大の長所であると考えている。

だからこそ、それを活かす観光、そこに生きる人達と触れ合う体験、
そういったところを、今一度見直してみる必要があるのではないかと、考えている。

だって、バンジージャンプとか、そういうのは、他の国でも出来るし、
そんなところを見所にしていたら、
簡単に競合に真似されて負けてしまう…参入障壁が低すぎるよね。

一方で、では日本の観光業に視点を置いてみると
どんなものか…という話しにも。

はたまた、話題は変わり、
「surf 'n' Snow Backpackers」をより良くするには、
どんなところを改善すればいいか?という質問をもらった。

うーん、これはどうしたものか。

しかしながら、経営コンサルタントとしては、
しっかりとした意見が出せなければ恥ずかしい!(笑)

ただ、事前に何も準備できておらず…
全く熟考できていない、散発的な意見になって申し訳なかったのだが、
僕が感じるいくつかの改善点をお伝えしておいた。

まぁ、世界中の宿を泊まり歩いて来たこともあるので、その経験から比較できるものもある。

具体的な改善アドバイスは割愛することにして
いくつか話したことを羅列すると…

現状の損益分岐点に対する宿泊者数の推移であったり、
また、そこにおける宿泊者の割合(アジア系、ヨーロッパ系、その他など)を確認しつつ、

今後、どういった宿にしていきたいのか、コンセプトの再設定の必要性、
スタッフ側に対しての理念・コンセプトの共有、それらの教育指導
また、それに付随する宿作り、
例えば、宿泊者同士の交流イベント作り、
キッチン、トイレの装飾関連、またはそれの実施に伴うスタッフの使い方、
受付脇の共有スペースの作りこみ、などなど。

他にも、まだアイデアはあったのだけれど、
時間も限られていたこともあることもあり、駆け足で伝えるに留まってしまった。

こんな感じで、何時間でも話し続けられそうな展開だったのだが、
何と言っても、タケさんは仕事中の合間、そして僕も明日はオークランドを経ってしまう…

約1時間ほどのカフェにおける会話はあっという間に終了してしまったのだが、
また、今後も連絡を取り合いつつ、
いつか日本で(ニュージーランドで?)お会いする機会が作れればと思う。

タケさんとは、最後に宿の受付で記念撮影を!





◆「surf 'n' Snow Backpackers」のマネージャー、タケさんと記念写真を!
 タケさんは、能力、そしてホスピタリティ、人間性、全て合格!
 そして何より…癒し系のキャラクターが良い!
 オークランドに行った人は、必ずこの宿に泊まって
 タケさんに会ってみるべし。
 「(僕の)世界一周ブログを見て来ました!」と言えば、
 割引になるかも…それはないか(笑)





◆タケさんの写真に引き続き…
 「surf 'n' Snow」の期待のホープ、
 (名前は知らんけれど)最近受付で働き始めた
 アメリカ人と記念写真を!(笑)



こうして、タケさんとの対談を終えた後は、
キャノンのオフィスに向かうことにした。

D22のバス停からバスに乗って、
30分ほどで、キャノンのオフィス前に到着。

バスを降りて、300mほどでオフィスに着くと、
受付で、Sさんを呼んでもらうことに。

すぐにSさんが来てくれたので、ビデオカメラを見せると、
「20分だけ待ってて!」と言われたので、
前回も待たせてもらった、休憩ルームに入らせてもらうことに。

この休憩ルームに入らせてもらった目的は、
実は、キッチンを借りてしまうところにあった(笑)

昼食時なので、ここで何か作りながら待とうという作戦だ。


しかし、20分となると、料理を本格的に作り始められないので、
お茶と、パンケーキにジャムを塗って食べるだけに留めた。

それでも、社内の人からは「あのアジア人2人は何なんだ?」と怪しまれ、
声をかけられてしまったのだが(笑)





◆キャノンのオフィスの休憩室にて食事を…(笑)
 冷蔵庫に入ってたジャムも、勝手に使ってしまうほど…(笑)
 どんだけ使い慣れてるんだ、という感じ。



さて、食事を終えつつ、待っているとSさんが修理を終えて帰ってきた。

そして、故障していたビデオカメラのファインダーを覗くと…もう直っているではないか!さすが!

原因を聞くと、どうやら、ニュージーランドの気候も影響しているらしい。
高い湿度によって、ファインダー内のゴミが固まってしまい、電気系統に悪影響を及ぼしていたようだ。
内部をクリーニングすることで、修理が完了したらしい。

今回も、無料で修理をしてくれた。Sさん、ありがとうございます!


早速、帰り道について聞かれたのだが、
バス停まではやや距離があるということで、車で送ってくれることに。

Sさんが中国からニュージーランドに来たのは15年前、
それから家族の人を連れて来るまでの経緯などを、車内で話したのだった。

10分ほどでバス停に到着し、Sさんとお別れすることに。

あっという間の再会、そして修理だったが、本当に優しいおじさんだった。

何度も言うが、これからカメラはキャノンでいきます、ハイ。
誠実な対応をしてくれる企業は、僕はどんどん使おうと思う。


不誠実な対応をする企業は、全く使いません!

このブログでも出てきた、
不誠実な対応をしたと僕が判断した企業のみなさん、残念!

優良顧客を1人失ったことになりますねー。

1人の顧客を大事に出来ない企業に、明日はない。
それを肌で味わってもらわないとね、彼らには。


とはいえ、スタッフレベルの人にそんなこといっても、
「そんなの別にいいよ。私は給料がもらえれば何でもいいからさー。」っていう答えが帰ってくるだろうけど。

やっぱり大変だね、企業経営って…。


さて、話はもどり、バスで市内中心部に戻った後は、
買い物に出かけることに。

それにしてもオークランドは相変わらず、天気が悪い。
この日も曇りだったのだが、スーパーに行くまでの間は、雨も降ってきて大変。

スーパーでは、肉とジュースのみ購入。

その後は、まだ時間が早かったので、
宿に戻ってしばらく休憩を。


その後、19時過ぎに、ACBのキッチンへ。
久々のNさんとの共同料理。
相変わらず、僕は野菜や肉を切ったり、
洗いものが中心。

あと、肉を焼くのは油が飛び散って危ないので、
長袖Tシャツを着ている僕が担当(笑)





◆スーパーシェフの料理風景…。
 自信満々の表情が、気持ち悪い(笑)



こうして、1人だったら、
ご飯にツナ缶をかけるだけの「ぶっかけ丼」を作り兼ねない危険なところだったが、
2人でまともな料理を作ることが出来たのだった。





◆充実の料理内容。
 真ん中に置いてある「L&P」は
 ハチミツレモン(微炭酸)といった味で、美味しかった。



料理を終えると、宿に戻ることに。

シャワーを浴びた後は、この宿に置いてあるランドリーマシンを使った。
洗濯2ドル、乾燥2ドルと、なかなか安い値段。

約2週間のニュージーランド周遊で汚れた服を、一気に洗うことに。

ここで、ふと思ったのだが
「ああ、これは、この旅で最後のランドリーなんだなぁ。」と。

残りはあと約2週間だから、ランドリーを使う必要性はないだろう。

この旅の「ラストランドリー」は、何だか感慨深いものがあった。

ランドリーの機械は1セットしかないので、
順番待ちの状態で、結局、0時30分頃になってやっと完了。


もう、眠いってば(笑)

その後は、明日、寝坊しないことを祈りつつ、寝ることに。



…そうだ、今思い出して、旅の小ネタとして忘れないようにメモを。

この日、Nさんには、僕がもう旅の終わりということで、不要なものとして、洗剤をあげたのだった。

洗剤、結局使うようで全然使わなかった。


手洗いは石鹸でゴシゴシやってしまい、
また、ランドリーサービスに出す時は、
もちろん自前の洗剤を渡す必要などないので。

2カ国目のモンゴルのウランバートルで買った、
小さな袋入りの洗剤を、結局1年間持ち歩いていたことになる(笑)

あとは、先日買い足した石鹸4個のうち、
3個を買い取ってもらった(3個で1.8ドル)

僅かではあるが、荷物が減っていくことにうれしさを覚える。
軽いのに越したことはないからね!

7月15日(火) クライストチャーチ観光 <クライストチャーチ泊>

  1. 2008/07/27(日) 23:47:00 
  2. カテゴリー:ニュージーランド New Zealand  
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今朝は、7時30分頃に一度目が覚めた。

同じ部屋の人達がどうやらチェックアウトするようで、
ゴソゴソと荷物のパッキングをしている。


僕はと言うと、そこで起きても良かったのだが、
何だか昨日のドタバタ劇の疲れもあって、起きる気力が出ず、
そのままベットで横になっていることに。

すると、いつの間にか他の人は全員チェックアウトをしていたようで
僕が次に起きた8時30分頃には、部屋に誰もいなくなっていた。



約8時間の睡眠時間という、
久々にかなり長い睡眠を取ったことで、体力は回復。

1時間ほどパソコンを開いて、日記をつける。



その後、荷物のパッキングをして、10時にチェックアウトを。


その頃には、もう宿のスタッフの人達が中に入ってきて、
ルームメイキングを開始していたのだが、
どうやら新しく入ってきた人達のようで、
「どこの国の出身?」などと、2人のお互いのことを聞き合っているなど
ちょっと面白いというか、現地で働く外国人も
こうやってスタートは一緒なんだな・・・と、しみじみ思ってしまった。


チェックアウトを済ませると、その場で荷物を預けることに。
このクライストチャーチの「X base」では、受付の奥に荷物置き場があって、
それほど長い期間でなければ、8時〜20時に鍵が開いているので、
自由に使って良いらしい。


さっそく、重いバックパックは置かせてもらったのだが、
電子機器類が入った小さいリュックのほうは、重いのだが持ち歩くことにした。



というのも、チェーンロックで固定する場所が見つからなかったためだ。

それがないと、本当に誰でもバックを持ち去ることが出来てしまうで
危なっかしい。



こんな状態で、よく盗難事件が起きないものだと、驚いてしまう。
部屋でも、鍵をせずに荷物を放置したまま遊びに出かけてしまう
外国人バックパッカーを良く見かけるが、あれは一体どうなってるんだろうか。


はっきり言って、僕がその気になれば、
いくらでも周りのバックパッカーの荷物を盗めてしまう。

彼らの危機意識の低さを見てて、こっちが不安になってしまう。

まぁ、そのうち痛い目を見て、気付くのだろうけど・・・。





さて、まずはキッチンに戻って、朝食を食べることに。

「X base」は広い宿なので、チェックアウト後であっても
勝手にキッチンを使おうが何しようが自由に出来るのがありがたい。


朝食は、米を炊きつつも、
キャベツを洗ってそのまま食べたり、
人参を茹でたりと、昨日同様、変な組み合わせ。

それでも、とりあえず腹が満たされるので問題はないのだが。



朝食を作っている際に、キッチンの脇に小さなラジカセが置いてあって
そこからクラシック音楽が流れていて、それが何とも爽やかな音楽だったのだが、
隣で料理をしていた白人の男性が「これ(音楽)、気分がいいよね?」と話しかけてきた。


確かに、朝食の時間帯に音楽をかけるだけで、
こんなにも気分が良くなるものなのかと、改めて見直してしまった。



誰がこの音楽を流しているのか分からなかったが、
雑然としたキッチンであっても(笑)、音楽の力で気分が変えられてしまうのだから、すごいものだ。



「その時間帯に合わせた音楽をキッチンにも・・・」

そんな、当たり前のようで誰も気付かないことに、気付かされたのだった。


朝食を食べ終えると、ホットティーを飲みつつ、しばらくゆっくりすることに。

今日は天気が良く、気持ちが良い。


やや混み合っていたキッチンやリビングルームも、
昼に近づくにつれて、いつしか誰もいなくなっていたのだが、
その分、静かに過ごせるのでありがたい。



11時になると、外に出て、行動を開始することにした。

とはいえ、今日はほとんどノープラン。



とりあえず、観光案内所で空港へのバスの時間を調べて、
その後、先日よりスタッフの人ともメールでやり取りしていて、
今日行く予定を立てていた、
町の中心部に近い日本人経営のシティワイナリーへ行ってみることに。



宿からすぐの、観光案内所に立ち寄りバスの時間を聞いてみると、
彼らも正確な時間は分からないようだが、
すぐ近くの通りにバス停があるということで、そこに行けば時刻表が張ってあるとのこと。



早速、そこに行ってみたのだが、あったあった。


空港へのバスは、10番と、29番の2つがあるようだが、
10番のほうがより朝早くから運行されている。



ひとまず、今夜、空港に泊まるとしたら、
22時38分か、23時38分にバスがあるということをチェックできたのでOK。
(ちなみに明日は6時45分発、オークランド行きの飛行機に乗る)





◆バス停留所の時刻表を撮影しておいた。
 これが、後々、大変役に立つことに…。



その後、大聖堂前の広場を通っていこうとしたのだが、
多く人が天気の良い中、広場に集まっていた。

中でも、なぜか巨大な駒を使ってチェスをする人の姿が見かけられたのだが、
その真剣勝負に、思わず笑ってしまいそう。

周りにも人が集まっていて、みな真剣に見ている。
なんでそんなに熱いんだ、この人達…。





◆一言も発さずに、超真剣。
 奥にいる人は、自転車に乗っていた途中だったのか、
 なぜかヘルメットを被ったまま(笑)



チェスをやっている近くでは、サッカーボールを蹴っている人達がいた。
うーん、またまた、そういう姿を見てしまうと、うずいてしまうわけだが、
彼らの見た目は、中東か、インドの人のように思えた。

まぁ、そんなことは何でも良いわけで、
僕は結局、「一緒に入れておくれ!」と声をかけて、
早速、輪の中に入れてもらったのだった。

彼らは、トルコ人のようで、
このクライストチャーチに住んでいるとのこと。

今日は休日なので、ボールを蹴りに来たそうだ。

久々のトルコ人との遭遇で、テンションが上がる(笑)
やっぱり、僕は中東系の人が一番親しみやすい。

北アフリカには入るが、この旅でも、エジプト、モロッコ、
この2つの国々の人は、一番親しみを持つことが出来た。

何でか良く分からないんだけど、彼らの人なつっこさや、
すぐに冗談を言ったり、ボッタくってくる(←小額で、陰湿ではなく陽気に)ところとか、
旅をしていると、楽しいネタが自然に生まれてしまう良さがある。

あのイスラムの意味不明なノスタルジックな音楽とか、もうたまらないし(笑)

一方で、欧米の白人といえば、確かにそれぞれ気質の差はあれど、
特に予想を超える何かが起こるわけでもなく、まぁ、無難…といったところで、
もはや今となっては、話していても、外国人という気がしてこない。

ニュージーランドにいても、外国にいるという感覚は全くなく、
「北海道に羊がたくさんいる」みたいな感覚になっているのが正直なところ(笑)

きっと、オーストラリアも一緒で、外国にいる感覚は感じないだろう。

でも、そんな場所を最後に持ってきたのは、この旅の終盤でリラックスするため。
世界一周航空券で、日本を基点に西回りで回ることにしたから、
アジア→アフリカ→ヨーロッパ→南米→オセアニアという順番になったが、
これが逆回りだったら、いきなりオーストラリアとニュージーランドのオセアニアからスタートしていたことになる。

それはちょっと微妙。
旅っぽさも感じられないし、物価は高いし、
周遊にどれだけ時間をかけて良いのか感覚も掴みづらいし…。

そんなわけで、世界一周は、日本を基点にするのであれば、やはり西回りがベストだろう。
いきなり、あのアジアの(というかインドの)喧騒に揉まれるのが、ショッキングで良い(笑)



…さて、最初は、軽く4人でパスをしていたのだが、
途中からは、広場に敷かれたタイルの色合いの違いをコートの線に見立てて
2対2のボールの取り合いをすることに。

サッカーをする人なら分かるが、
2対2って、ずっと動いてなければいけないから結構しんどい。





2対2のボールの取り合いでは、予想通りかなり疲れてしまった(笑)
フリースを着ていたのだが、もう暑くてすぐに脱いでTシャツ姿に。

しばらくすると、1人が、近くのケバブ屋(屋台)で何か注文していたようで、
その人はその場を離れて、残った3人で静かにリフティングを再開。

ほんと、無言でもくもくとリフティングの技を見せ合うという、
不思議な空間だったのだが、僕はそれで十分満足。

まぁ、結果的に言うと、やっぱり僕のテクニックが飛び抜けているわけなんだけど(笑)

でも、「俺は負けてないぞ」といった感じで、
無表情で必死に技を見せようとするトルコ人を見て、何だか微笑ましくもなってみたり。

そんな感じで、30分近くボールを蹴っていたのだが、
すると、今度は新しく別の人が輪に入ってきた。

さすがに広場には多くの人が通るので、リフティングをしているのは目立つのだろう。
そして、僕のようにボールを見たら一緒に蹴らずにはいられない人もいるということだ(笑)

輪に入ってきたのは、最初はウルグアイ人の若者。
さすがサッカーの本場、南米。なかなか上手。

んでも、ここでも僕のテクニックを見せ付けて、
驚かせておいたけど(←調子乗りすぎ、本当は僕のテクニックはたいしたことない・笑)

さらに途中からは、別のトルコ人の男性も加わってきた。

何だか、いつまで続くんだろう、このリフティング大会は?という展開に。

それから1時間くボールを蹴り続けた感じだったのだが、
そこで、後ろから、「Oh !! Kimi !! How are you !?」と声をかけられたので、誰かと思ったら、
昨日まで滞在していたオマルの宿で出会った、韓国人のテスだった。

確か、彼もクライストチャーチに行くとは言っていたが、
偶然、再会するとは!


そんなわけで、とりあえずこのタイミングで、みんなで記念撮影をすることにした。






◆大聖堂前の広場で一緒にボールを蹴ったメンバー。
 左から、ウルグアイ人、トルコ人、韓国人、そして…日本人(笑)



しばらく立ち話をすることになったのだが、
ウルグアイ人とトルコ人の彼らは、韓国人のテスと同様に
ワーキングホリデーでニュージーランドに来ているらしい。

トルコ人もそうだが、とりわけ、ウルグアイ人がワーキングホリデーで来るというケースは珍しいらしく、
ウルグアイ人の彼も、「同じく国の人を見かけたことが無いんだよねー!(笑)」と言っていた。

ちなみに、僕が世界一周をしている話をして、
ウルグアイにも言ったことがあるでと言うと、
「マジ!?ウルグアイにも来たの?どこの町に?」と興味津々で驚いていた(笑)


こんな感じで、ボールを通じてコミュニケーションが生まれたわけだが、
しばらくして、これまでボールを蹴っていたメンバーとも解散を。
いやー、いい運動になった。
そして、いい出会いだった。

もっと時間があれば、結構楽しく過ごせそうなメンバーだった。

さて、残ったのは、韓国人のテスと僕。

彼はクライストチャーチを明日の午後出て、
ワーキングホリデー中に過ごしていたウェリントンまで飛行機で戻って、3日後に、韓国に戻るらしい。
彼のワーキングホリデーも終了するのだ。

今日の予定はというと、僕と同じくノープランなのだが、
ただ、無料で入れるアートギャラリーや博物館があるということで、これからそこに行くらしい。

「ほぅ…無料ねぇ…いい響きだ(笑)」ということで、
僕も彼と一緒に、そのまま行動を共にすることにした。

本当に、行き当たりばったり。
風まかせ。

僕はそんな町歩きが好きだ。

ちなみに、当初行く予定だったシティーワイナリーは、後で行くことにした。



さて、まずは大聖堂前広場から徒歩5分ほどの、
アートセンター(正確な名前は忘れた)という建物に行くことに。

途中で、小さな川を渡ることに。






◆クライストチャーチを流れる小さな川。
 何だかロンドンを思い出させる風景。






◆町中には、トラムが走っている。
 住民も使っているが、どちらかというとツーリスト向け。僕は乗らず。



そして、アートセンターに到着すると、中に入って作品を見ることに。
大きく区分けされた部屋に、まさに現代アートといった作品が並んでいて、なかなか面白い。

キリストを描いた中世の絵などは、もうルーブル美術館で見すぎていたので、
こういう現在アートの作品は、刺激があって良い。

でも、アートに疎い僕は、何を表現しているのか肌で感じるので精一杯だったけど(笑)

40分ほどかけて、建物内の全ての部屋を回って作品を鑑賞。






◆アートセンター(建物の正式な名前は忘れた)の建物。
 なかなか立派で規模も大きい。それが無料、これまたロンドンに似ている(笑)



その後は、その先徒歩3分ほどにある、
アートシティー(これまた正確な名前忘れた)まで行ってみることに。

そこは、区画一体がアートに関連した建物になっているようで、
建物の雰囲気も綺麗で、歩いていて楽しい。






◆アートシティーから、遠くに大聖堂を見た光景。
 地面にはトラムのレールも走っている。
 なかなか良い雰囲気の通り。






◆アートシティーの近くでは、
 路上パフォーマンスをする、おじさんと犬が…。
 犬は若干、疲れ気味(笑)



まずは、一つ目の建物に入ったのだが、
そこは、ギフトショップがたくさんテナントとして入っている建物で、
僕とテスは、ただただ見て楽しむことに。

とても買える値段ではないし(笑)


その建物内を歩いた後は、外に出て近くを歩いてみることに。
すると、中庭のような場所にアート作品が
空中に浮かぶように設置されていたりと、これまたなかなか楽しい。






◆アートシティーの中には、空中に浮かぶ家が…。
 このアート作品、一緒に行動した韓国人のテスのお気に入り。
 角度を変えて、二回も記念写真を撮ってあげた(笑)






◆アートシティー内の建物。美しい。



そんなアートシティーの散策を終えると、
さらに徒歩3分ほど、町の西側に向かって進み、
今度はカンタベリー博物館の中に入ってみることに。

テスに教えてもらうまでは、全くノーチェックだったのだが、
ここは、ニュージーランドでも屈指の展示数を誇るようで、それが無料とはありがたい。

確かに、中に入ってみると、そのボリュームがなかなかすごい。
イギリスの大英博物館の規模には及ばないが、
それでも、歩き回るのが大変なほど。


いろいろな展示を、駆け足で見て回りながらも、
途中で、パウア・シェルハウスという特別展示があったので、
そこの列に並んで、それも鑑賞することに。

なぜかセキュリティー上ということで、
大きなバック(僕が背負っていたリュック)は受付に預けなければいけなかったのだが、
なるほど納得、「シェル=貝」ということで、
盗難されないように、リュックなどの大きなバックは、
預けなければいけないということだ。

てか、俺は盗まんてば!(笑)






◆カンタベリー博物館内の特別展示として行われていた
 パウア・シェルハウス。
 ジュエリー等に使われる鮮やかな模様の貝を捕って
 装飾品などを作って生活していた夫婦がいたようで
 その夫婦は、家中の壁に貝を貼り付けており、それが話題になっていたらしい。
 この夫婦は、2001年に亡くなったようだが、
 当時の家を再現した展示のようだ。



この特別展示を見た後も、館内の他の展示を全て見て回ることに。






◆カンタベリー博物館は、なかなかの規模。
 ロンドンの大英博物館+科学博物館の小型版のような内容で、盛りだくさん。
 というわけで、とりあえず昔の自転車に乗っておいた(笑)






◆南極を走っていた雪上車も展示されていた…
 こういう乗り物に、ちょっとロマンを感じてしまう僕は、やっぱり男なんだなぁ。



動物の剥製も置いてあったりして、ニュージーランドの特有種、
「キーウィ」という鳥の剥製も、とりあえず見ておいたので満足。

かなりボリューム満点のカンタベリー博物館を見終えると、
時間は15時30分頃になっていた。

さて、この後は何をしようか?という話しになったのだが、
博物館の裏手には、クライストチャーチ植物園(これも無料)があるので、
そこを歩いてみようということに。

ウェリントンにも、同じような植物園があるらしく、テスはそこにも行ったことがあるらしい。

植物園内は、やはり冬季ということもあって、鮮やかな花などは見られなかったが、
自然の中を歩くという意味では、やはり気持ちが良かった。






◆クライストチャーチ植物園にあった、
 お化けのような木の幹。樹齢何年なんだろう…。



なぜか途中で、テスの彼女についての話しになったのだが、
今は彼女は韓国にいるとのこと。

去年の11月に、8日間だけだが、ニュージーランドに来たらしく、
一緒に北島のノースランドや、中部のロトルア辺りまで回ったようだ。

やっぱり、彼もノースランドに行った時は、砂の上から滑るサンドボードにも挑戦したらしく、
天気が良かったので、3回も滑ったらしい(笑)

他にも、彼のワーキングホリデー中にお世話になったという
ホームステイ先の人の話しであったり、いろいろな話をしながら、散策を続けた。


そして、16時過ぎになったのだが、
植物園はあまりにも大きすぎるので、このへんで散策を終えて、
町に戻ることに。

何となく道を歩きながら、町の中心に向かっていったのだが、
20分ほど歩くと、植物園を出て、無料シャトルバスの運行ルートまで戻ってこれたので
それに乗って、町の中心部から南に位置するところまで移動を。

無料シャトルバスとはありがたいのだが、
それで、「PAK'n SAVE」という、ニュージーランドで良く見かける、

バックパッカー御用達の激安大型スーパーに行くことに。



そこで僕は、ツナ缶(←またか)や、パン、

そしてキウィが1kg89セントという驚異的な安さだったので、

迷わず購入。



テスはまだ買い物を続けるということだったので、ここで解散を。





しかし、僕がまだ夜のバスまで時間があるということを気にしてくれて、

また後で、僕が泊まっている「X base」のキッチンに遊びに来てくれるということになった。



そして一時解散後は、僕は歩いて近くにあるシティーワイナリーへ。





このシティーワイナリーは、地球の歩き方にも載っているのだが、

実は、兄がこのシティーワイナリーで当時働いていた人と友人で、

数年前に訪れた際に、社長にお世話になったことがあるということで、

僕もこの機会に、行ってみることにしたのだ。



数日前、メールでスタッフの人には連絡を入れておいたのだが、

さて、実際にそのお店まで行ってみると・・・



あれ?お店が閉まってる。



入口の貼り紙を見ると

「6月30日〜7月15日まで、臨時営業時間になり、閉店時間は17時になります。」

と書いてあるではないか・・・



僕が到着したのは、17時15分。



なんてこった・・・。



お店にはもう誰もいないようで、電気も消えていた。



でもおかしいのは、先日、スタッフの人からの返信メールでは、

閉店時間は18時30分と書いてあったのだが・・・

確かに、通常は、冬季はその時間が閉店のようだが、

6月30日から臨時営業時間が始まっていたとすれば、それを把握していたはずなのに・・・?



仕方なく、僕はそのまま歩いて宿に戻ることにした・・・悲しい・・・。










◆シティーワイナリーの建物。
 壁面に落書きをされてしまっているが、大丈夫だろうか…。






◆宿の前の大聖堂前の広場に立つアート作品。



宿に戻ると、さっそくキッチンで夕食作りを。

料理後、併設しているリビングルームで食事をしていたら、
この宿「X base」に併設されているバーの店員が中に入って来て、
サービスとして、フリードリンク(お酒)を振舞ってくれた。ラッキー!






◆ノリノリで入ってきた店員達。
 ほんと、飲むのが好きそうだね。それも騒いで飲むのが。
 僕はちびちび飲むのが好きなタイプなんだが…(笑)



食後は、15分(1ドル)だけ、2階のインターネットを使って、メールチェックを。

そして、再び3階に戻って、リビングルームでパソコンを開いて写真整理を開始。

すると、20時30分頃になって、
テスが来てくれたのだった。

で、彼が来て話すところによると・・・
何と、彼が泊まっている近くのMOTELのドミトリー部屋(6ベット)では、
今は他に誰も宿泊客がいないということで、
そこに忍び込めば、空港に泊まる必要は無いという話をもらったのだ。

おお!それはすごいアイデア…。

ただ、一つ問題なのは、翌朝の早朝に空港までのバスがあるかどうかだ。

路線バスは片道7ドル。
24時間走っているスーパーシャトルというバスもあるようだが、これは片道17ドルと高い。


そんなわけで、とりあえず宿の受付に行って、
アドバイスをもらってみることにした。

すると、スーパーシャトルというのは、宿を通じて連絡を入れてもらえるようで、
何時でも自分の好きな時間にピックアップしてもらえるらしい。

ただ、やはり値段は17ドル。

路線バスはというと、受付の人いわく、
6時30分からでないと運行が無いと言われたのだが、
それより早くあることは僕が自分で調べて知っていたので、まぁ聞き流すことに。

しかし、正確な時間が知りたいので、もう一度バス停の時刻表を見に行くか…と思ったのだが、
そういえば、今朝、時刻表を写真に撮ったのだと思い出し、その画像をカメラで見ることに。

すると、10番のバスの始発は5時21分で、空港到着は5時51分と書いてある。
おお!これから、6時45分発の飛行機に乗れるではないか。


そんなわけで、問題が解消!
受付の人にも、一応、正確な始発の時間を教えておいてあげた。

やっぱり、結局は自分で調べるのが一番正確なんだね…人をあてにしちゃいけない。


3階に戻って、テスにその話をすると、
21時30分頃になれば、テスの宿の受付も完全に閉まって人がいなくなるらしいので、
また後ほど再会することに。

そして、しばらくパソコンを開いて作業をして待っていると、
21時30分にテスが戻って来た。

どうやら、未だに誰も部屋にはチェックインしてこないらしく、大丈夫そうだということで、移動開始。


大聖堂前広場から10分ほどにあるMOTELだったのだが、
無料シャトルバスと徒歩で移動し、
何食わぬ顔で、MOTELの敷地内に入り、テスの部屋へ侵入…。

おお!本当に誰もいない!
やったー、忍び込み作戦大成功ー!

ちなみにこのMOTELは、ドミトリー(トイレ・シャワー付き)で1泊20ドル。
僕が泊まっている「Xbase」は26.5ドルだから、それに比べると安い。

しかも設備も綺麗。

こんなところ、良く見つけたなー。



さっそく荷物を置いて、シャワーを先に使わせてもらうことに。

いやはや、今晩は空港で泊まってお金を節約するつもりが、
まさか、シャワーを浴びられることになるとは。

シャワーを浴び終えた後、テスから
旅の最中に撮った写真が見たいと言われてたので、
パソコンを開いて見せることに。

「どこの国が見たいの?」と僕が聞くと、
テスは「いいね…!その響き。」と返答が(笑)

確かに、どこの国が見たいのかと聞けることは、
それだけ多くの国を回ったからこそ言えること…だね。


とりあえず、序盤の中で印象的だった、モンゴルの写真から見てもらうことに。

そして、写真を見てもらっていると…
「カチャカチャ」と、部屋の鍵を開けようとする音が聞こえたのだった。

「まさか??」と不安が過ぎったのだが、不安は的中。

もう時間は23時頃だというのに、
新たに、3人の女性旅行者がやってきたのだ。

部屋のベット数は6、僕とテス+3人で、5つのベットが埋まることになる。

となると、あと2人、この後にチェックインして来てしまうと、
僕とバッティングするので、僕の進入がばれてしまい、脱出する必要がある…。


しかし、僕はとりあえず、あたかも普通に宿泊している客のように装って対応することにした。
そして、この状態だと明日の早朝に
荷物のパッキングをするのは困難と考え、
開いていたパソコンも閉じて、洗面用具やタオルも乾いていないが、
それらも全てパッキングしてしまうことにした。

15分ほどすると、先程入ってきた3人のうち、2人が外に出かけていき、
1人はシャワー室に入って部屋からいなくなったので、
その間に、テスと小声で話したのだが、彼からは、
「まさかこの時間に新しく人が来るとは…でも、とりあえず、このまま当たり前のように装って過ごそう。
 明日の朝、ベットの毛布などはそのままにしておいて出て行って大丈夫。
 あとで俺が綺麗に整えておくから。」という話をもらった。

こんなわけで、パッキングの作業を終えると、
23時30分頃に、寝ることにしたのだった。


しかし…僕は疲れているものの、
やはり、この先誰か新たにチェックインして来たらどうしよう、という不安があったのか、
約1時間30分〜2時間おきに、目が覚めてしまったのだった。

最初は、1時に、次は3時に、なぜか目が覚めてしまった。

そして、その次は、出発の用意を始める、4時20分頃に目が覚めたのだった。
(この続きは、翌日の日記へ)

7月14日(月) オマル→テカポ観光 <クライストチャーチ泊>

  1. 2008/07/24(木) 23:33:18 
  2. カテゴリー:ニュージーランド New Zealand  
  3. コメント数:0
  4.  【コメントの閲覧・作成
夜中(朝?)4時に目が覚めて、
インターネットを使って作業開始…。

とはいえ、昨日は写真の整理すらせずに寝てしまったので、
まずはそこからのスタート。

なお、メールをチェックしてみると、
先日、中米の旅について相談をもらっていた
ニューヨーク在住の日本の人から追加の質問が来ていた。

というわけで、こちらについては、またインターネットでいろいろ検索をかけながら、
できる限りの情報を送ることに。

そんなわけで、結局、まともにブログへの写真アップ作業が開始出来たのは、7時頃から。

アップ作業をしつつも、
その間、自由に使えるインターネットということで
何となく、自分にとって価値の無い、日本の芸能界ニュースなどを覗いてみたり…(笑)

いやぁ、ほんと、どうでもいいね、日本の芸能ニュースとか(笑)

世界を旅していると、
日本のニュースがあまりに平和すぎて、
関心が無くなってしまうのだが(もちろん、無差別殺人事件などは起こっているが)
その中でも、芸能ニュースなんてのは、その一番の代表例と思える。

芸能人の誰が結婚したとか、離婚したとか、不倫騒動とか…
誰がデビューして、誰が引退したとか…。
確執問題とか、はたはた、飲酒運転で事故したとか…

もう、そういうの、正直どうでもいい。


こんなニュースが、
テレビでは(主にお昼の時間帯だが…)流れていると思うと、悲しささえ覚える。

そんなことをやっている暇があったら、もっと世界で起きている出来事、
そして重要と思える問題を取り上げる必要がある。

もちろん、マンガ「ブラックジャックによろしく」に描かれているような、
日本の医療に関する問題でも良い。

そういった、人間における本質的に重要なテーマについて、
なぜ、テレビというのは使われないのだろうか。

それは、「より高い視聴率を取る」という、大前提があるからこそ実現しないのだが…。
だからこそ、中身の無い、それでいて、短時間であれば関心を集めやすい芸能界に
テレビとして集中してしまうのだろう。


そういう人がいるかどうか分からないが、
例えば、中国とチベットの問題であっても、
「チベットってどこだっけ?南米?」何ていう人がいるかもしれない。

そんな島国感覚でいては、世界で起きている問題は捉えられない。


また、医療においても、「先生は神様」といった、
盲目的な捉え方では、本質的な問題は捉えられない。


この僕らが生きている世界には、まだまだ矛盾があるし、
その矛盾によって苦しんでいる人達が無数にいる。

もちろん、一見、何不自由なく生活しているように見える
日本の一般家庭の人にとっても、浮き彫りにすればいくらでも出てくるような問題はある。


その事実に対して、僕らが「気付けるか、気付けないか」、そこがまず重要だ。


気付くために、何が必要かというと、
それは「物事を疑う」ことだろう。

何に対しても、まず「疑う」こと。

その視点を習慣付ければ、物事の本質が自然に捉えられるようになると思う。
そして、問題が分かり、課題がどこにあるのか特定できるようになるだろう。


そして最後に大切なのは、その課題に対して、
僕たち自身が、立ち上がることだろう。

「誰かが解決してくれる」なんていう考えで待っていても、
僕らが生きている間に解決されることは
まず無いと思ったほうがいい。

自分で気付いた問題に関しては、自分で解決する、
自分の力だけで解決出来なければ、他の人と力を合わせて解決する。

より良い未来を創るためだったら当たり前と思えるこの行動が
果たして、自分で出来ているだろうか?他力本願になっていないだろうか?


しかし、「別に私は何でもいいよ、より良い人生なんて求めてないし。」という人もいるかもしれない。
もちろん、それも人それぞれの価値観だから、僕が何も言えることは無いだろう。

ただ僕が一つ言えるとすれば、
別に、個々人が捉える問題、そして問題を取り除くための課題というのは、
どんなに小さい単位から始めてもいいのではないか、ということだ。

世界がどうの、日本がどうの、社会がどうの…と、無理に広い範囲で捉えなくとも、
本当に自分の身の回りの関心事の中から、
「あれ、これって何かおかしくない?」と感じるものがあれば、
「こうすれば…うまくいくかもね」と、自分なりの考えで良いから、
「じゃあ、今後は、こうしてみよう」と、第一歩としての行動を踏み出せばいいだろう。


こんな、綺麗事にも思えるような話だが、
結局、物事をプラスに導くためには、この第一歩から始めるしかないだろう。

そんな意識を少しでも持ち始めたら、
自然と、今という時間の大切さや、自分の人生の残された時間というのを、
鮮明に感じ始めることが出来るだろう。

つまるところ、テレビで何となく芸能ニュースを追いかけていることなんて、
全くもって中身が無いことに気付くだろう。

一回限り、かつ、1秒1秒、死に近づいている自分の人生を
どれだけ無駄に使っていることか。


「人を追いかけている暇があったら、自分の理想を追いかけよう」

…そう、僕自分にも、この日記を書きながら、改めて気付いたのだった。




…さて、またまた、脱線しまくったこの日記だが、話を戻すと、
7時〜9時30分頃まで、インターネットで作業を続けた後、部屋に戻って荷物をまとめて、
10時に鍵を返してチェックアウト。

しかし、バスは11時15分に出発なので、
キッチンを使って、朝食兼昼食を。

昨日の胃もたれが残っていたので、軽めにパスタを食べるだけにしておいた。
そして、ホットティーを飲みまくって、胃の中に残っている油を分解…。


11時15分に、観光案内所の前に待機して、MAGICのバスが来たので
それに乗り込むことに。

運転手は、確か先日もどこかのルートで見かけたことのある
なぜか運転中もずっとカウボーイハットをかぶり続ける太ったおじさん。

バスに乗り込む際に、
「今日のMAGICバスを経由して予約できる宿は全て満室だ。」といきなり言われた。

なら、自分で探せばいいでしょ、と僕は簡単に考えた。

もう、MAGICバスに何かを代行してもらうこと自体が
うっとうしくて仕方ない僕は、彼らの話しには聞く耳持たず。

とにかく、目的地までシンプルに移動してくれさえすれば、何でも良い。


バスは混んでいて、隣にはマレーシア人のおじさんが。

バスが出発すると、オマルの町のスーパーに一時停車して買い物タイム。

どうやら、テカポにはまともなスーパーが無いということで、
ここで買っておいたほうがいいとのことだ。

僕は、なぜかキャベツが食べたい衝動にかられて、キャベツを。
後は米も買っておいた。


バスの中では、マレーシア人のおじさんとしばらく会話を。

というか、そもそもマレーシア人が旅行しているのを見ること自体が極めて珍しいのだが、
よく、この物価の高いニュージーランドに来られたものだ。

いつもながら、まずはお互いの旅行の話しについて。

こういう時に「君はまだ若いのに世界中を見て回ったんだから、
それはかけがえのない経験だよ。」と言われると、
何だか自分の取った選択が間違って無かったのだと思えて、うれしく思える。

このおじさんは、オーストラリアにも旅行したことがあるようだが、
「ケアンズに行くなら、ラフティングをやったほうがいい。あれは面白かったで!」と言われた。

うーん、ラフティングか…面白そうだけど、
値段が高いのでこれまでやったことが無かったが、
ちょっと気になってしまった。


バスは走り続けること約2時間、途中で、ニュージーランド最大というダムを見学。






◆ニュージーランドで最大のダム…らしい。
 ダムには、発電所(ダム?)も併設されていた。



その後、バスは再出発すると、約1時間で、目的地のテカポ近くへ。

一度、テカポ湖ではないが、途中の綺麗な湖沿いに停車して、写真タイム。





◆テカポの手前にあった湖。
 湖は波がない分、音が静かなことが個人的にお気に入り。






◆上の写真と同じ湖。
 色が鮮やかな水色で綺麗。水面に映る木も味があって良い。



バスが再出発すると、
最後に、テカポ湖沿いの小さな教会を見学…。






◆テカポ湖沿いにある教会の中から、テカポ湖を覗いた風景。
 十字架が手前に入って、なかなか神秘的。



で、バスはテカポの町に到着したのだが、僕は宿を自分で探さなければいけない。
ただ、バスはどこで停まるのかな…と思いつつ、しばらく乗っていたのだが、
まず始めに、YHAに停まり、
その後、約1kmほど町の中心から離れた「レイクフロント ロッジ」に停車。

と、ここで、バスの運転手から言われたのは、
「ここが終点だ。」ということ。


んんん????僕が今晩の宿が決まっていないことは知っているのに、
なんで町の中心から離れたほうで降ろされるの???

それだったら、まだ最初に立ち寄ったYHAのほうが近かったし、
その前に、町の中心の観光案内所も通ったのだから、
そこで一声かけて、降ろしてくれればいいのに。


「宿を探すなら、自分の足で歩いて町の中心に戻って探せ。」と言われたので、
さすがにこの横暴な態度の運転手に、僕は切れた。

「ふざけんじゃねぇ!俺が宿を取れていないのを知っていながらも、なぜ一言かけてくれないんだ?
 俺は初めて訪れるテカポの町の地図を理解しているわけがない。
 それを、何で一声もかけずに、この町から遠いロッジで降ろされるわけ!?
 そもそも、そういったことも配慮して、全体をコーディネイトするのが
 MAGICバスのドライバーとしての役割だろう??」
と、運転手に激怒。


これには、運転手がいきなり逆切れ。

「我々は、事前に宿のブッキングシートを渡している。
 それにちゃんと書いていないお前が悪い。
 そのブッキングシートに書いてさえいれば、宿は予約できたはずだ。
 我々はやることはやっている。」
と、言ってきた。


ブッキングシートといっても、僕がもらったのは、
昨日のダニーデン→オマル間の途中で。

回覧板形式で回ってくるのだが、そのシートの作りもしょうもないもので、
予約を入れる日程記載欄すらなく、
目的地とオマルと、テカポが並列で並んでいるから、
全くもって分かりづらいものだったのを覚えている。

僕は昨日は、オマルに泊まる予定だったので、オマルの宿予約はもちろんシート上に書いたのだが、
翌日のテカポの予約をおさえるとしたら、
その使いづらいシートに、枠をはみ出す形で、自分で但し書きを加えなければ書けなかっただろう。


テカポなんぞ、何も無い湖沿いの場所だから、
「何とかなるだろう」と思っていた僕も甘かったのかもしれないが、
それでも、あまりにも不親切というか、わかりづらい。


この運転手の逆切れに呆れてしまい、もうどうでも良くなったのだが、
「このクソMAGICバスが!!!」と怒鳴って言い残し、立ち去ることにした。


さて、そんなことがありつつも、
先程の隣に座っていたマレーシア人のおじさんはというと、
「もし万が一、他の宿が見つからなかったら、またこのロッジに戻って来るといい。
 たぶん、夜22時以降になれば、受付も閉まるし、誰もいないから、
 僕の泊まるドミトリー部屋にもぐりこめばいいよ。」と声をかけてくれた。

最後の手段として、ありがたく言葉をもらいつつ、
僕は歩いて、町の中心まで戻ることにした。

歩いて約1km…重い荷物を持っていると、この距離は楽ではない。

しかも、このところ、右足の裏が歩くと痛むのが気になる。
ずきずきと痛むのだが、何か内部で炎症でも起きているのだろうか。
表面的には何も問題無いように思えるのだが…。

長旅の疲れが、体にも影響が出て来ているかもしれない。


そんなわけで、歩くのもつらいのだが、何とか町の中心へ。

観光案内所へ行ってみると、
何と、町にある4軒の安宿(バックパッカー)だけでなく、町中の宿(20〜30軒)が全て満室で、
唯一、1軒だけ、ホテルで空きがあるところがあるから、
そこに行ってみろと言われたのだった。

マジかよ…。


この、本当に何も無いテカポの町に、平日に誰が何をしに来ているんだ???

混雑の原因を聞いてみると、
どうやら、学校の休みの時期に入っているようで、それが原因の一つらしい。

それにしてもひどい…。


ところで、最悪の場合を想定して、
このテカポから、次の目的地のクライストチャーチまでのバスがあるかと聞くと、
18時30分発で、あるらしい。料金は片道30ドル。

なるほど…最終手段は見つかった。


というわけで、とりあえず部屋の空きがあるという唯一のホテルへ
歩いて3分ほどで行ってみることに。

そして、値段を聞いてみると、案の定…

「うーん…1泊180ドルの部屋なら用意できます。」という返答が…。

無理だってば…。


無理を承知で、
今の事情を説明して、受付のロビースペースに泊めてもらうことも打診してみたが、
さすがにそれは無理とのこと。

結局、観光案内所に戻って、バスチケットを自腹で買ったのだった。
(先程のマレーシア人のおじさんが泊まるロッジに戻るのも考えたが、
 夜22時まで何するの?という感じもあったので、
 そこまでひもじい思いをしてまで、このテカポに滞在することはしなかった)


明日を待てば、既に買っているMAGICバスのパスを使えば
当然タダでクライストチャーチで行けるところを…。

まさか、ニュージーランド周遊の最後で、
しかも、このテカポで、平日に宿が見つからずに自腹でバスチケットを購入することになるとは思わなかった。

宿が見つからないというのは、この旅始まってから初めての出来事。

本当にありえない。


このありえない状況に笑うしかなかったのだが、
一方で、もうテカポの町についてはどうでも良くなり、
さっさとクライストチャーチに行ったほうがマシに思えてきた。

さようなら、テカポ。

偏見無しに見ても、
町としても何もなさすぎて、テカポ湖の景色もそれほど綺麗ではなく…
テカポには、魅力を感じなかった。

ここに、何で人が集まってくるのだろうか…。

ちなみに、星は綺麗に見えるとのことだが、
今日は満月に近い時期。そして、そもそも雲がかなり厚く、天気が悪かった。

まぁ、テカポには縁が無かったのだろう。



さてさて…時間はまだ15時30分。

何をするかいな…と思ったのだが、
とりあえず重いバックを預けることに。

観光案内所には、スペースが無いらしく、隣のスーパーで預かってもらえるということで、
スーパーの店員に話しかけて、店員の控え室みたいなところに、置かせてもらうことに。

その後は、さらにその近くのカフェに入ってみることにした。

インターネットは10分1ドルという、意味不明な高額料金だったので、使わないことに。


そこで、何か食べ物を注文して居座ることにしたのだが、
3ドルでダブルのアイスが食べられるので、それにすることにした。

これが、大当たり。

中国人の女の子の店員が、なにやらずっと必死にアイスを盛っているので
何かと思ったら、予想以上の大盛り。
うれしいねぇ…。

何だか、自腹でバスチケットを購入したショックも、
このアイスの幸せで、どうでも良くなってしまった(笑)





◆テカポの観光案内所のすぐ近くのカフェで買った
 3ドルのアイス。
 この旅始まって以来、最大の大きさ!
 なんでこんなにたくさん盛ってくれたんだろう…。



その後は、カフェのコンセントから電源を借りて、
パソコンで日記を書くことに。

窓の外には、楽しそうに湖沿いの公園を歩く家族連れの姿が…なんだ、このギャップは…。

そして、18時になって、パソコンを閉じて
スーパーで荷物を受け取ると、その前のガソリンスタンドがピックアップ場所ということで待つことに。

しかし、18時30分になってもバスが来ず、
不安に思い、スーパーの店員に聞いてみると、
どうやらこのバス(アトミックシャトルバス)は、しょっちゅう遅れるらしい。

1時間遅れの19時30分に来ることもあるらしい。

なんだそれ(笑)


「とりあえず辛抱強く待つしかないよ、グッドラック!」なんて言われてしまったのだが、
僕はまた道に出て、待つことにした。

空を見上げると、雲が町の上空の辺りだけ晴れていて、
星がだんだんと見え始めていた。

ちょうど、方向は南を向いていたのだが、
そこには、南十字星がくっきりと見えた。

うん、これで十分満足、テカポの町で星を見れたということでOK!とすることに。


さて、バスはというと、18時50分に到着。助かった…。
バスはマイクロバスで、満席状態。何だか息苦しい。

そのまま、バスはクライストチャーチに向かうこと、約3時間。

一睡も出来なかったが、22時になって大聖堂前へ到着…。お疲れ様…。


さぁ、ここからは…宿探し。

つらいねぇ、やっとの思いでクライストチャーチに来たのに、ここから宿探しかい。

さぁて、どうするかいな…と思ったのだが、
ガイドブックを見て、インターネットが無料で使えるという
「around the world backpacker」というところへ行ってみることに。

そこは、大聖堂広場から10分ほどと遠い。

暗く、人通りの無い夜道を1人歩いて行ったのだが、
到着してみると、2階建ての、小さな薄暗い感じの建物。
内装も、汚い感じ。

中に入ってみると、1人の男性が出てきた。

どうやら部屋は空いているようで、インターネットも使えるようだが…。


ただ、僕は今回の自腹バスチケット購入のミスを取り返すために、
明日の夜は、空港に泊まることにしたので、明日10時にチェックアウトした後も、
しばらく、ロビーなどに滞在して時間を潰したい。また、出来ればキッチンも使わせてほしい。

そんな話を切り出してみたのだが、
「それはダメだ」の連発。

建物が小さいから無理もあるのだろうが、どうも全く聞き入れる感じのないスタッフだったので、
「んじゃいいや!YHAとか、X baseに行くから!」と言い残して、さっさと後にすることにした。

この宿の名前と言えば、「around the world=世界一周」なわけだが、
全然、その気概が感じられない、しょぼい宿だった。

この宿は、全くお勧めしない。
一応、値段は1泊19ドル(ドミトリー)と安かったが…。



さて、こうして宿が未だに見つからない僕は、
町の中心に戻りつつ、途中のYHAに立ち寄ってみることにした。

中に入ると、設備は十分。ロビーも広いので、
チェックアウト後も何時間でもいれるだろう。キッチンも勝手に使えそう。

で、部屋の空きを聞いてみたら…ドミトリーは満室……さようなら。


くそー、未だに見つかんねぇ…どうなってんだ、ニュージーランドは。
今はオフシーズンだろう??しかも平日だぞ???

明らかに、宿のキャパシティー自体が少ないんじゃないかと思える。


こうして、次は、先日も泊まった「X base」に行ってみることにした。
到着し、受付で聞いてみると…ドミトリー部屋、ありましたー!!!パチパチパチ(拍手)

ふえー、疲れたぁ…。


チェックインを終えると、さっそく部屋に。
なぜか鍵が開かないので、もう一度受付に行くと、部屋番号が違ったらしい(誤 215→正 217)

そんな受付のスタッフだけど、
何だかきさくで、さくっと仕事をこなして、カッコいい。

こういう人がいるだけで、僕の宿に対する印象は大きく変わってくる。


さて、改めて部屋に行ってみると…。

おおっ、6ベット、俺だけじゃーん!!!






◆おおっ!6ベットのドミトリー部屋、
 誰もいない(僕1人)じゃーん!!という感動の瞬間。
 でも、この後、30分後に、3人も新たにチェックインして来たんだけど…。



…さて、部屋に荷物を置いた後は、キッチンへ。
とりあえず腹が減った…。

米を炊いて、キャベツを洗ってボリボリそのまま食べつつ、
一応、人参は茹でたり、何だかバラバラの食事内容。


食後は、宿の中にあるインターネットを15分(1ドル)だけ使ってメールチェックを。

そして、シャワーを浴びて、もう今日は疲れたので寝ることに…。

それでも、寝たのは0時30分頃になっていた…。
何だったんだ、今日という日は…。




さて…こうして、
突然のハプニングで、
僕が購入したパスの最後の区間、
テカポ〜クライストチャーチ間のバスの分を捨てる形で、
僕の約2週間の「MAGIC」バスによる
ニュージーランド周遊の旅の行程は、終わったのだった。


で、一応、この「MAGIC」バスについての感想と、
僕にとってのニュージーランドの考えを、まとめることにしよう。



まず、「MAGIC」バスの感想であるが…

まぁ、値段の割には
立ち寄った場所の数であったり、
若干ではあるが、各観光施設の割引もあったので、
単純に、コストパフォーマンスで考えると、ボチボチといったところか。

しかし、中途半端なツアーという印象だ。

意味無い休憩が多かったり、
宿泊先も予約できるが、自分でも手配出来たり、
でもその場合、出発時はバスのピックアップポイントに
自分で歩いて行かなければいけなかったり。

また、いちいち宿泊日数を運転手に伝えなければいけなかったりと…
この、「セミオート・ツアー」とも言える、
何とも言えない微妙な行程が、僕にとっては…


「正直、うっとうしかった。」



やはり、11ヶ月も自分で個人旅行していると、
それに慣れていることもあるが、
何より、自分で全て手配していくほうが、一番自由で、楽。そして早い。

辺に予約手配とか代行されると、邪魔だし、
いちいちそれについて運転手と話したりするのが面倒。


そんなわけで、僕にとっての「MAGIC」バスの
評価点は、100点満点で、15点ぐらい。

正直、二度とこういう形式のバスには乗りたくない。

というより、もう、ツアーのような形式で数日間どこかの国を周遊するというのが
全くもって自分に合わないことが分かった。


ぜーんぶ自分で手配したほうが、手っ取り早い!

まぁ、今回、若干うっとうしいことが事前に分かっていて
あえて、体験として「MAGIC」バスを利用してみたので、
その点に関しては、自分にとっては良かったと思っているが。



ところで、「MAGIC」バスに乗っていると、
22歳〜25歳ぐらいのバックパッカーが多く乗っているので
彼らと話す機会は生まれるのだが、
うーん…各国の友達が作りたければ、
毎日泊まる宿のドミトリー部屋やキッチンで、
こちらから話しかければ簡単に出来るわけで、
わざわざ、友達を作るために「MAGIC」バスに乗る必要はない。

僕は旅の終盤ということもあるが、
僕は、いまさら他の人と話すことには価値を感じず、
1人で過ごして考える時間を必要としているので、
「MAGIC」バスに乗っていても、ほとんど誰とも話さなかった。

唯一、グレイマウスのビール醸造所ツアーで出会ったイギリス人カップルや
アイルランド人が、気も合って、楽しく話せた友達だろう。



ちなみに、北島のノースランドで過ごす4日間利用した
「KIWI Experience」だが、
あの時は、オークランド〜パイヒア間はほとんど移動に近く、
純粋なツアーとして1日だけだったこと、
また、Nさんも一緒だったので、人間観察も楽しめた。

ただ、同じように約2週間、
「KIWI Experience」でニュージーランドを周遊してたら、
同じ結果になっていたと思う。評価点も同じだろう。


そんなわけで、個人旅行に慣れている人が
ニュージーランドを周遊するのだったら、
間違いなく、インターシティーやニューマンズというバス会社。
または、アトミックシャトルと呼ばれるさらに安いバス会社で
都市間を単純移動して、あとは滞在先で好きなように過ごすのがベスト。

さらに良いのは、レンタカーを複数人で長期間周遊する形。

もっと、いや、一番良いのは
車を購入して、好きなだけ周遊して、最後に売り払って
ニュージーランドの旅を終える形。

ただし、運転には十分な注意を!!というのが大前提。



以上が、「MAGIC」バスの感想と、
僕がお勧めするニュージーランドの周遊方法。




また、次に、ニュージーランドに対する感想と考えを…。

個人的な感想ではあるが、正直なところ、
ニュージーランドの北島、南島を周遊してみたが、
そんなにたいした見所はなかった。

確かに自然風景は綺麗だが、
町自体にはそれほど特徴がない。
(これは、ニュージーランドの歴史が浅いから仕方のないこと)

氷河やミルフォードサウンド、国立公園なども、
仮に、氷河であればパタゴニアのペレト・モレノ氷河に比べたら比較にならないし、
ミルフォードサウンドも、日数の問題で行かなかったが、
写真を見る限り、スウェーデンのソグネ・フィヨルドに比べると…といった印象。

まぁ、フカ・フォールの滝は問題外として、
国立公園も、パタゴニアに比べると、やはり比較にならないだろう。


これは、僕が世界一周したからこそ分かることだが…
ニュージーランドの自然は、全体的に綺麗だが、
大きな見所は無い、ということ。

本当に世界一の水準の美しい自然を見るなら、
北欧や南米に行かなければ無理。


ただし…
そういう見所の無いニュージーランドだからこそ、
パイヒアやカイコウラ、またワナカのように
静かに、そしてさりげなく美しい、
自然に溶け込めるような町
そして風景を持っている場所が存在する。

おそらく、北島のコロマンデル半島付近の町も、
同じような場所が存在するだろう。


そうした場所で、
時間に余裕を持って、
そして、出来れば大好きな人と一緒に(笑)
何も考えずに、自分の思うように毎日を過ごせば…

そんな時間が幸せで仕方ないと感じられる瞬間が、
きっと訪れるだろう。


これは、治安が良く、かつ英語圏で言葉の不自由もなく(スペイン語圏などよりは)
物資やサービスの供給も不自由の無い
ニュージーランドだからこそ出来ること。

南米は確かに素晴らしいが、
治安が悪い場所は存在するし、スペイン語圏だし、
トイレに紙は流せないし…(笑)
そんな環境だから、本当にホッと出来る時間が生み出せない。


そういった意味で、世界一周において、
ニュージーランドに訪れたことには、価値があった。

そういう、一つの「幸せな過ごし方」を見つけられたからだ。
これは、ノースランド(パイヒア)に行ったから気付けたことだけれど。


この過ごし方を知ったうえで、僕はこの先の人生を生きていける。

そして、おそらく…次にニュージーランドに訪れるとしたら、
うーん、60歳以降がいいかな、という気がする(笑)

それまでに訪れるのは、ちょっと早い。
そして、僕にとっては退屈になってしまうだろう。


僕は、またいつか世界の旅へと出るだろうが、
何年も旅をして、本当に世界中の国を訪れた後、
ニュージーランドは、一番最後に訪れる国になりそうだ。

7月13日(日) ダニーデン→オマル(ペンギン・コロニー見学) <オマル泊>

  1. 2008/07/24(木) 23:32:27 
  2. カテゴリー:ニュージーランド New Zealand  
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朝4時30分頃目が覚めた。



睡眠時間は短いものの、比較的良い目覚めだったので

よし、このまま起きて日記を頑張るぞ!と思い、パソコンにコンセントを差し込んだのだが・・・



あれ?電気が来ないぞ・・・。



パソコンだけでなく、電熱式のヒーターも、いつしか止まっていた。



おかしいなーと思ったのだが、

廊下の電気は付く。



どうやら、室内の主電源(ブレーカー?)自体が落とされてしまっているようだ。

そうなってしまうと、電気が流れているかどうか分からないが、

寒いリビングルームかキッチンで過ごさなければいけなくなる、それはきつい。



日記を書き進めるせっかくのチャンスなのに・・・と思いつつ、

仕方なく、再び寝ることにした。





そして、7時30分に再び起床。

その時は、部屋の電源もつかえるようになっていた。



夜中の間は、省エネでブレーカーを落とすのか?そんなアホな・・・。





荷物をまとめて、8時に合わせて外に出てみると、

MAGICのバスが到着していた。



さっそく乗り込むと、バスが出発。



僕はテレビを見なかったので分からなかったのだが、

昨夜のオールブラックスVS南アフリカの試合は、どうやらオールブラックスが順調に買ったようだ。



同じバスの乗客にも、2人、試合をスタジアムで見た人達がいたのだが羨ましい・・・。





バスは、町の北に向かいつつ、

10分ほどのところで停車。



ここは、世界一急勾配な坂として

ギネスブックにも載っているという、ボルドウィンストリートがある場所。


今日はこのボルドウィンストリートに立ち寄ると、
昨日、宿の前にバスが到着した際に運転手から言われていた。

僕は当初、自分でここまで来ようと思っていたので、その手間が省けたわけだ。
道の途中にある見所には立ち寄ることが多いのが、MAGICバスのメリット。









◆これが、ボルドウィンストリート。普通の住宅街の中にある坂。
 手前はそれほどでもないが、
 後半以降(写真だと明るい灰色のアスファルトになっている場所)は
 急勾配になっていることが分かる。









◆ボルドウィン・ストリートに建つ住宅。
 かなり傾斜がきついのが良く分かる。





◆ボルドウィン・ストリートを上りきったところからの眺め。
 息が切れて大変…(笑)





◆坂を下る途中には、住宅街も見える。



ボルドウィンストリート、うーん、まぁ、話のネタとしては良かったかな(笑)
それでも、もっと急な坂は、世界にたくさんありそうだが、
どういう基準で、「坂道」を定義しているのだろうか…。

バスが再出発すると、その後は、約1時間30分ほど走り続けた。
その間、僕は寝てしまっていたので、次の停車地が、最初どこか分からなかったのだが、
そこは、今日の目的地のオマルの手前50kmほどにある、
モエラキという場所だった。

この海岸は、自然の経過によって作り出されたという、
奇岩が転がっていることで有名な場所だ。

さて、さっそくバスを降りて海岸へ向かうことに。

休憩時間は40分だったのだが、
この間に、朝食を食べたい人は、レストランで食べても良いとのことだったが、
その値段、何と15ドル!

誰がそんな朝食を…と思ったのだが、
なぜか、ぶっとんだ髪型で、顔のいたるところにピアスが付いている若者2人だけ、
レストランへ…どうなってんの(笑)奇岩見なくていいんかいな。


それはさておき、海岸に出てみると、これがまた素晴らしい美しさ。
まずは、高台から海岸の全景を…。

ニュージーランドの海岸は、どれも本当に美しい。





◆モエラキ・ボルダーの海岸。
 向かって左の砂浜に、岩がゴロゴロしているのが分かる。






◆上の写真とは反対側の海岸。
 波も美しく、素晴らしい海岸。


そして、海岸に降り立って、
奇岩まで近づいていくと…これがすごい!
超気持ち悪い!(笑)

宇宙から落ちてきた隕石??
はたまた、恐竜の卵???
…そんなようにしか思えない、奇妙な丸い形の岩。

そして表面にはヒビや、独特の模様もあり、
中には割れている岩もあったが、その中も卵みたいで気持ち悪い…。

すごいぞ、これ!

こういう、地球レベルを超えた異質なものを見ると、僕は感動してしまうのだが、
この驚きは、ベネズエラのロライマ山の山頂の風景を見て以来の感動だった。

これが本当に、自然の力で生み出されたとは思えない。
この奇妙な岩が出来上がるまで、15万年近くかかっているそうだが…全く想像出来ない年月の長さ。

それでは写真をお楽しみあれ。
本当にすごいよ、これ…。






◆これが、海岸に転がっている岩。
 奇妙な玉がゴロゴロ…。






◆海に浮かんでいるように見える様は、異様。






◆…奇妙すぎる。何度見ても奇妙だ。






◆恐竜の卵が割れたんじゃないかと思えるような岩。






◆やはり、恐竜の卵に見える。
 卵から赤ちゃんが生まれる直前ということで、ヒビも入っている。






◆なぜか寄り添っている岩。
 何だかこの光景に癒されてしまうのはなぜ…?






◆これは、やはり恐竜の卵。
 亀の甲羅みたいな岩肌が奇妙すぎる。
 波で作られる泡もひっついて、なお気持ち悪い。



この、何とも言えない奇妙な岩に虜になってしまった僕は、
他の人が誰もいなくなってしまった後も食いつき続け、
バスの集合時間ギリギリまで海岸で写真を撮っていた。

いやぁ、もっと眺めていたかった…感動した…というか、気持ち悪かった…(笑)

僕がここでいう「気持ち悪い」とは、
マイナスの意味ではなくて、何とも奇妙な岩に対して、信じられないというか、
どちらかというと、ちょっと好きになってしまうほどの「気持ち悪さ」ということだ(笑)



さて、バスが再出発すると、約30分で、目的地のオマルに到着。
さすがに、ダニーデンからの距離が近いこともあって、
町に到着したのは、まだ12時頃だった。

バスは、このままテカポの町まで行くようだが、
希望者は、途中のこのオマルの町で降りることが出来る。

オマルの町は、ペンギンの生息地が見られることで有名なので、
僕はここで一泊することにした。

今回泊まったのは、「Empire Hotel」という宿だが、
ここは、インターネットが無料というのが、一番の魅力。

宿自体も清潔だし、値段も1泊22ドル(ドミトリー)と、高くない。
かなりお気に入りの宿。

チェックイン後は、さっそく、インターネットでメールチェックをすることに。
何と日本語も入力出来てしまうという素晴らしい設定だったので、感動。

しかも、インターネット回線のハブがパソコンの裏にあったのだが、
余っているLANケーブルが1本あったので、それを自分のノートパソコンに挿せば、
何と、自分のパソコンでもネットが使えてしまうではないか。

というわけで、ペルーのリマの宿でつないで以来、
久々に自分のノートパソコンでネットが使えたのだった。


しかし…唯一の問題点が…。

それは、電源コード。
パソコンに近い場所にある延長タップの差込口の余りは6個のうち1つしかなかったのだが、
その差込口に、僕の各国対応のコンセント(ゴーコン)だと、
変形して使うための黄色い止め具の部分が引っかかって、差し込めないのだ。

つまり、電力を補給しながらパソコンが使えない…切ない…。

そんなわけで、自分のパソコンを使うのは、短時間に限られ、
結局、メインは宿のパソコンを使うことに。


ネット後は、1階のキッチンに行って、昼食作りを。
米をたっぷり炊いて…あとは、何を添えたんだっけ…忘れた。

昼食を終えると、再びしばらくインターネットをして、
14時過ぎに、外に出ることにした。

宿のすぐ近くには、観光案内所があったので、
まずはそこで、ペンギンの鑑賞時間の確認を。

基本的には夕暮れ以降でないとペンギンは見られないのだが、
季節によって見られる時間帯が変わるので、事前にしっかり観光案内所で確認しておく必要がある。


オマルの町には、町の南側に、
イエローアイドペンギンと、ブルーペンギンの2種類のコロニー(生息地)があるのだが、
観光案内所で確認してみると、今の時期は、
イエローアイドペンギンは、15時〜、
ブルーペンギンは、17時30分〜見られるとのこと。

観光案内所からイエローアイドペンギンのコロニーまでは約1時間、
そこから、町に近いブルーペンギンのコロニーまで行くと、約50分、
そんなわけで、もうそのままイエローアイドペンギンのコロニーまで出発することにした。






◆オマルの町も、スコットランド風の建築群が見られる。
 人口は約2万人と、少なそうで、実はカイコウラの約6倍、
 また、クイーンズタウンよりも多いのだ。
 というわけで、メインストリートも以外に長い。






◆こういう、ちょっとお洒落な案内標識は個人的にお気に入り。




町の南側に向かうと、途中まではレストランなどが見かけられたが、
日曜日ということもあってか、ほとんど開いておらず、閑散としている様子。

さらに歩くと、すぐに住宅地になり、
坂を上っていくことになった。






◆坂を上る途中から、オマルの町の全景が見渡せる。



舗装道路だが、周りの風景はというと、
住宅から牧場へと変わり、羊がゴロゴロ…。

羊の行動と言えば、草をむしゃむしゃ食べているか、寝ているかのどちらか。
毛のむくむくした感じが、何とも癒される。

そんな道をゆっくり歩いていくと、約50分ほどで、イエローアイドペンギンのコロニーへ到着。



見学するといっても、そこは、ペンギンの巣(木の茂みの中)があるという海岸。

海岸までは崖になっていて、
その崖の上から砂浜を眺めて、ペンギンを待つというもの。

というのも、イエローアイドペンギンは、音などにとても敏感なので、
こうして崖の上から静かに眺める必要があるのだ。

ちなみに展望地は誰でも行くことが出来、無料。






◆イエロー・アイド・ペンギンのコロニー(巣)がある海岸。
 この場所から、じーーーーーっと砂浜を見続けて、
 ペンギンが海から上がってきて、砂浜を歩いて巣に戻る瞬間を待つ。


到着したのは15時20分頃だったのだが、
10人ほどの観光客が、既に海岸を眺めていた。

僕は、展望地にある小さな小屋の中から海岸を眺めることにした。

なかなかペンギンが現れない中、海の上を飛ぶ鳥がエサを取る光景が面白いと、
近くにいた、カウボーイハットをかぶったカッコいいおじさんに教えてもらった。

この鳥は上空20mほどのところをグルグル飛び回りながら、
海の中に魚を見つけると、一直線に下降して、海に突っ込んで、魚を取る。

その姿が見ていると面白い。


しかし、しかしだ、僕が見たいのはペンギン。
そんなわけで、さらに待ち続ける…。

僕らがペンギンを見られるのは、ペンギンが海のエサ取りを終えて
巣に戻って来る、その一瞬。

いつだ…いつなんだ…と思っていたら、
16時前になって、ついに、ペンギンが海からあがってきて、トボトボ歩いて巣に戻る姿が見られたのだった。
しかも、2匹のつがいで歩いているのが、何ともかわいらしい。

ただ、海岸の遠いほうから上がってきたので、肉眼だと本当に点にしか見えないほどの小ささ。
(ちなみに僕の視力1.5の裸眼で)

とりあえず、ビデオの10倍ズームを使って撮ってみたが、
それでもほとんど点に近い小ささにしか見えない。

うーむ、これは厳しい。


そんなわけで、さらに15分ほど待っていたのだが、
また、かなり遠い位置に、つがいのペンギンが現れた。

感動はするのだが、もっと近くで見たい…!!


結局、16時20分までの1時間で、2組のつがいのペンギンしか見られず、
強い風が吹き付けるこの寒い環境の中で、誰一人言葉を発さずに、
じーっと、みんなで海岸を見つめるだけの状態。

うーん、こんなにもペンギンを見るのが難しいものか…と思っていたら、
16時30分を過ぎると、何と、ペンギンの帰宅ラッシュが始まったのだった!!


5分おきぐらいに、次々とつがいのペンギンが海からあがってくるではないか。

見ていると面白かったのだが、必ず2匹のつがいであがってくるということと、
巣のある場所が、3箇所ぐらいに固まっているようで、みんなそこに向かって戻っていくということ。


そして…ついに、
僕が眺めていた場所から近い位置に、ペンギンがあがってきた!!

もう大興奮で、カメラとビデオを準備して撮影開始。
同時に肉眼でも見たいし、もう大変(笑)

海からあがってきて、トボトボと必死に自分の巣へ戻っていくペンギンの姿…。

まさに自然の姿でのペンギンというのが、本当に感動するものがあった。
動物園で見るペンギンとは、全く違う感動。

動物を見るには、やはり自然の姿が一番だ。






◆おおおおお!!!!!!!
 つがいのペンギンが海からやってきたぞーーー!!!
 写真中央の、海にプカプカ浮いているのが、ペンギン。
 超興奮!!クルクル回りながら、気持ち良さそうに泳いでるし!
 やばい…ペンギン…最高にかわいいかも。






◆しばらくすると、
 波に乗って砂浜に流れて来て、ピコっと立ち上がった!!
 その一連のしぐさが、これまたかわいい…。
 そして、ペタペタと歩き始めた…やばい…やっぱり、ペンギンが一番かわいい…。






◆なんともいえない愛らしい動きで、
 ペタペタと砂浜を歩く。何なの??このかわいさは…!!
 自然の姿で見られるのが、何とも良い。



こうして、次々と現れるペンギンに感動しつつ、
必死に写真とビデオを撮り続け、気付けば16時50分になっていた。

せっかくの帰宅ラッシュなのだから、もっと見ていたい…。

しかし、ブルーペンギンの鑑賞開始時間は17時30分ということで、
仕方なく、イエローアイドペンギンのコロニーを後にして、
ダッシュでブルーペンギンのコロニーへ向かうことにした。

さすがに、この区間を走って、同日にブルーペンギンコロニーも見てしまおうという人はいないようで、
僕1人が、夕暮れ時の道を走っている状態。
(ちなみに、同日に、2箇所のコロニーを車まで回るツアーもあるようだ)

途中で一度道を曲がる必要があるのだが、
観光案内所でもらったアバウトな地図に翻弄され、道を間違ってやや引き返したりしつつも、
とにかく走り続けた。


ブルーペンギンのコロニーの近くまで行くと、
面白い標識を発見。






◆ペンギンが渡るって…ほんまかいな?
 と、思っていたら、それが本当だということに、帰り道に気付くのだった…。



そこを通り過ぎてさらに走ると、やっとブルーペンギンのコロニーへ到着…超疲れた…。

ここは、建物があって、お金を払って鑑賞する形式。
ちなみに、写真やビデオの撮影は一切禁止。


受付の人に、息を切らしながら
「17時30分から鑑賞開始って聞いたんですけど…。」と言うと、
その必死さに対してやや笑われながらも、無事、チケットを購入(大人20ドル→MAGIC割引で18ドルに)

ペンギンを見るだけで18ドルって、そうとうな高さなのだが、
ペンギンを見ずにはこの旅を終えられない。


さて、建物の中を抜けて、奥に進むと、
ペンギンの鑑賞地(木製の鑑賞席がある)にすぐに到着。

どうやら、ここから鑑賞するらしい。


しばらくして、ガイドが出て来て、何やら説明を開始。
英語が早すぎてチンプンカンプンなのだが、日本語で書かれた小さな冊子をもらっておいたので、
それを見て、多少なりとも、ブルーペンギンについて理解を深めた。

とりあえず、このブルーペンギンは、
体長30cmほどの、世界最小のペンギンであることが重要。

ちなみに、ペンギンって、南半球にしか生息していないらしい。


さて、ガイドの説明が終わると、ペンギンの鑑賞時間スタート…なのだが、
どこから現れるのか全然分からない。

もう空は真っ暗で、鑑賞席の近くにあるオレンジ色の小さな街灯2つの光だけの、薄暗い環境。
目の前には、小さな岩場があるのだが、そこにある砂浜部分は、たったの幅5mほど。

こんな中で、どうやってペンギンが現れるのか…?と思いつつ、
15分ほど眺めていると…。


比較的大きな波が打ち寄せたのだが、
その時、何やら大量の魚みたいなものが砂浜に打ち上げられた。

何々???と思って、良く見たら、それがペンギンじゃないかっっっっ!!!


何と、ブルーペンギンというのは、
毎回、10〜15匹ほどの集団で海からあがってくるのだ。

しかも、本当に小さい。

イエローアイドペンギンは、体長50〜60cmほどで、遠くから見ても大きさが感じられたのだが、
ブルーペンギンは、近くから見ているのに、小さい。

まるで鳥のようにも見える。


そんな海からあがってきた群れのペンギン君達なのだが、
ぴょこぴょこと立ち上がって、岩場を必死に登っているではないか!!

もうその仕草がかわいすぎ。

みんな同じルートを辿って、列になって登っているのだが、
中にはルートを間違ってはぐれてしまうペンギンも。

キョロキョロしながら、正しい道を探す仕草も、最高にかわいい。

もうだめ。

ペンギン最高。


完全に釘付けになってしまった僕は、
顔がずっとニヤけたまま、危ない表情で、ペンギンを見続けたのだった。


ペンギンは、2〜3mほどの岩場を頑張って登り終えると、
平地になっている道をすばやく歩いて、すぐに木の茂みにある巣の中へ入っていったのだった。

うーん、かわいい、かわいすぎるぞ…。


その後も、10分〜15分おきに、
また波に乗って、10〜15匹ほどのブルーペンギンが、どどーっと砂浜に打ち上げられてくる。

もう最高。


その繰り返しを3〜4度ほど見ていると、
ルートをはぐれてしまったペンギンが、ひょこひょこと岩場を歩いてきて、
鑑賞席の近くの柵まで歩いてやってきたのだった。


おおお!!!と興奮した僕は、
さっそく鑑賞席を離れて、ペンギンのそばへ。

とはいえ、あまり驚かせたくはないので、
3mほどの距離を置いて見ていたのだが…。

何と、このペンギン君、柵の下をくぐるようにして、中に入ってきたのだった!!


近い…近いぞ…その距離、約1m。
目の前を、小さなペンギン君が必死に歩いている。時おり転びそうになりながら…。

しかも、たまに「グァーグァー」とアヒルのような声で鳴いている。

すごい…。



そんな感動のペンギン君との遭遇を果たした後も、
何度も打ち寄せられる大量のペンギンを見て、18時30分頃まで楽しんだ。

ところで、この鑑賞席では、観客自分で判断して、
満足したらそれぞれ帰り始めてOKという方式。

まだ残っている人も数人いたが、いつまで眺めていたんだろうか…。


ペンギンコロニーを後にして、町まで戻ることにしたのだが。
かなり暗い道。街灯も少ない。
そして、誰一人として歩いていない。

町までは歩いて15分ほどだが、
これ、女性の1人歩きは危険な道。

男性の僕でも、これが南米だったら絶対に通らない。

ペンギンコロニーから後は好き勝手帰って良いというのはいいのだが、
何だか放置状態にも思えるこれは、大丈夫なのか?

せめて1ボックスカーで良いから
シャトルバスを出すとか、何か無いのかね。

そのうち、この夜道で事件が起きそうな危険を感じる…。

というわけで、女性の方は、
ブルーペンギンを夜遅くまで鑑賞した後の帰り道は、お気をつけあれ。

複数で行動するとか、車かタクシーで戻るなど、注意が必要。
決して1人歩きで帰らないように…。



さて、そんな夜道を1人で歩いていると、
道の横の崖に、何やらうごめくものが…。

目を凝らして見てみたら…なんと、それはつがいのブルーペンギンだったのだ!

「ペンギン注意」の看板があって、本当かよ?と思っていたら、普通に崖の中腹にいるではないか!

すごい…これぞ自然のペンギン…でも、土の崖の中腹にいるとは意外。



そんな驚きのペンギンとの遭遇もありつつ、
その後は無事、宿まで歩いて帰れたのだった。

宿に戻ると、さっそく夕食の準備を開始。

今日はパスタ+葡萄オイルの必殺の組み合わせ+人参を茹でたもの…

しかし…この葡萄オイルでからめるという味に、もう限界。
飽きているのもあるし、胃がもたれて仕方ない。

明らかに使い方が間違っていると思われる。



そんなわけで、食後はオイルの油っぽさで気持ち悪くなってしまった。
そして、チリのビーニャデルマールから持ち続けたこの葡萄オイルに、別れを告げることにした。

キッチンのフリーコーナーに置いて、誰かに使ってもらうことに…。

さようなら、葡萄オイル…。



食後はというと、シャワーを浴びた後、
インターネットを使おうとしたのだが、
やはり、夜はみんな使いたいようで、2台のパソコンが全然空かない。

そんなわけで、僕はもう先に寝てしまうことにした。
また、明日の早朝起きて、誰もいないなかで自由にネットを使うほうが賢いので。

部屋に戻って、寝付いたのは、22時頃だった。

7月12日(土) クイーンズタウン→ダニーデン観光 <ダニーデン泊>

  1. 2008/07/24(木) 23:31:40 
  2. カテゴリー:ニュージーランド New Zealand  
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朝…5時に目が覚めて起き上がり、
キッチンへ向かい、パソコンを開いて1時間ほど日記を。

そして、6時になると、朝食を作ることに。
とはいえ、何と、米を炊くだけというシンプルなもの(笑)

米に塩をかけるだけ…これでも、腹はとりあえず膨らむので、食べないよりはマシ。

7時前になると部屋に戻って荷物をパッキングを。
そして、7時15分に出発。

今日のMAIGCバスの出発は、
7時30分に、宿の近くの「KIWI Exproler」というオフィス前での集合。

というわけで、そこまで5分ほど歩いた。


まだバスは到着していなかったのだが、
7時30分にバスが到着…そしてさっそく、乗り込もうとしたら
「まだ10分早いから待て。」と言われたのだった(笑)

「いやいや、俺は昨日7時30分にここに集合しろと言われたぞ!」と答えると、
しばらくして、嫌々ながらも、乗せてもらえることに。

てか、10分ぐらいいいじゃねぇかよ、ケチくさいドライバーだなぁ。

ほんと、MAGICバスの運転手って、しょぼい…。
どういう採用方法、そして教育をしてるんだ、一体…。


バスに乗り込むと、MAGICバスお得意の、ピックアップのために町中の巡回を開始。
いくつかのピックアップポイントに集合させる形を取ってほしいのだが、
たった通りを1〜2つ隔てるだけの宿に、いちいち停まってピックアップしていくから
やたら時間がかかる。

結局、クイーンズタウンの町を実際に出発したのは、
8時30分頃になってからだった。1時間前に集合して乗り込んだ俺は一体なんなんだっての。

これが習慣になっているから問題として顕在化しないのだろうけど、
乗り手にしたら不満いっぱいの方式なんだが…。


まぁそれはいいとして、バスはクイーンズタウンを出発すると、
ダニーデンの町を目指してひた走る。

とはいえ、9時30分頃には、必殺のブレイクファーストタイムで、
小さな町に40分ほど停車したのだが…
ここまでくると、もう呆れるしかないので、僕は無心で暇を潰して過ごしたが…。

その後も、1〜2時間おきに10分ほどの休憩を。

休憩の頻度多すぎ。僕はもうバスから降りることもなく
「早くダニーデンへ連れてってくれ…」と願いつつ、過ごしていた。

そして、バスは走ること約4時間30分、何と予想以上に早い、
13時頃にダニーデンの町へ到着したのだった!

移動だけのバスであれば、むしろもっと早く到着するのだが、
どうせMAGICだから、よく分からないところに立ち寄って、夕方着になるんだろうな…なんて思っていたら
無駄な立ち寄りもなく、スムーズに移動を完了してくれたので、助かった。

これで、日中、ダニーデンの町観光も出来る。


さて、今日の宿はというと、
「ELM LODGE」という宿。

今朝、MAGICのドライバーからは、
「MAGICを通して予約できるダニーデンの安宿は、全て満室の状態だ。
 なぜなら、今夜はダニーデンでオールブラックスの試合があるから、混んでいるんだ。」と言われていて、
不安に感じていたのだが、この宿のツインルームに空きが出たようで、
そこを、バスのもう1人の乗客とシェアすることで、泊まれるようになったのだ。

いちいち、先々の宿の予約を気にしなければいけないのが面倒なのだが、
とりあえず宿が確保できただけでも良いか。

ツインルームをシェアするといっても、
ドミトリーの1泊23ドルに比べ、
1人28ドルだから、5ドル高いのだが…。

シェアしたのは、何人か良く分からないけど、白人の若い男性。

結局、彼とは一言も交わさずに終わってしまったのだが…一体、何だったんだろうか。
チェックイン後、すぐにどこかに行ってしまい、夜遅くまで帰って来なかったので。

まぁ、余計な会話が発生せずに、
こちらもマイペースに過ごせたので良かったのだが。


さて、チェックインを終えると、
とりあえずキッチンへ行って昼食作りを。

米を炊く+ジャガイモを茹でる組み合わせで
ついに、先日2.5kg買ったジャガイモを使い切ることに成功!


食後は、町歩きをすることに。

時間は14時15分頃だったのだが、
ガイドブックを見てコースを考えたところ、
まずは、このダニーデンの町にある有名なチョコのメーカー「キャドバリー」の工場へ行ってみることに。

というのも、
先日、オークランドにいるNさんからメールで教えてもらったのだが
7月12日〜19日(?)は、キャドバリー主催の
「チョコレートフィスティバル」という催しが行われているらしいからだ。

とりあえず、そのイベントの詳細を知るために、キャンバリーの工場へ。

宿を出て坂を下っていくと、
途中でビールの醸造所を通り過ぎ、さらに下っていくと、
交差点に挟まれた公園まで出た。


ところで、ダニーデンは、19世紀末から20世紀初頭にかけて
立てられたスコットランド風建築群が見所。

「スコットランド以外で、最もスコットランドらしい町」とも言われるほど。

この町は、スコットランド移民によって開拓された町なのだ。

そういうこともあって、ただ町を歩いているだけでも、
ヨーロッパを感じさせる美しい建物がたくさん立ち並んでいる。






◆スコットランドには行ったこと無いけど…
 久々に、ヨーロッパを感じさせる建物にちょっと懐かしさを覚える。






◆何だか派手な色使いのホテルも。



そのままミュージアムの脇を通り過ぎつつ、
ダニーデン駅まで歩いてみた。






◆ダニーデン駅の駅舎は、規模も大きくて立派な建物だった。



駅周辺をウロウロしながら、美しい建築に見とれつつも、
その近くにあるキャドバリーの工場へ到着。

とりあえず建物の中に入ってみることにしたのだが、
中は、受付カウンターがあり、かわいらしい展示物も。





◆キャドバリー・ワールドの受付脇の展示物。
 チョコの山…!



受付に、チョコレートフィスティバルについて聞いてみると、パンフレットをもらったのだった。
どうやら、通常、この工場で行われている
チョコレートの製造過程の説明ツアーと、
チョコレートフィスティバルというのは、全く別もののようだ。

説明ツアーは、いつも通り、この工場で行われているようだが、
15ドルと高く、かつ、チョコレートの製造過程は別に…という感じだったので、パス。

ところで、チョコレートフィスティバルについて、パンフレットを見てみると、
なるほど納得。

どうやら、ダニーデンの町中がフィスティバルをしている訳ではなく、
このキャドバリーが、数日間をチョコレートフィスティバルと呼ぶことにして、
町の各施設などで、1日3〜4つ、特別展示や、
アイスホッケーの試合前にショーを行ったりしているようだ。

そういうことか…。

ちなみに、今日はもう、19時からのアイスホッケーの試合前のショーしか無かったのだが、
まぁ、それは別にいいかということで、パスすることに。


こんなわけで、キャドバリーを後にして、町歩きを続けることにした。

町といっても、中心部は小さい。
出来るだけ通りをくまなく歩くために、
グルグル回りながら中心部にある「オクタゴン」と呼ばれる
広場まで行くことにした。

途中には、ファースト教会と呼ばれる、これまた綺麗な建物が。






◆ファースト教会。
 塔の高さは54mあるそうだ。






◆ファースト教会脇の木…。
 パソコンの壁紙などにどうぞ(笑)



そして、5分ほどでオクタゴンへ到着。

ひし型のようになっている交差点(広場)のようだが、
その周辺にはパブやレストランがたくさん。

今夜はオールブラックスの試合が行われるということもあって、
既にテラス席で楽しそうに飲んでいる人達が多数。





◆昼間から盛り上がってしまっているパブやレストランのテラス席。





◆頭に大きな帽子を被った少年達の姿も。みんなお祭りムードだ。





◆スクリーンが奥に設置されていた
 特設テント付近。
 白と黒の風船がたくさん。
 オールブラックスをイメージした配色だ。




このテラス席の間を抜けるようにして歩いていくと、
その賑やかさが羨ましくもあり、一方で、今夜の試合チケットが手に入らなかったことが悔しかった。

うーん、スタジアムで見たかったぞ、オールブラックス…!!


パブやレストラン脇を歩いて、写真やビデオを撮っていると、
そこに集まっている人達からも、声をかけられたり、手を振られたりするのだが、
ちょっと気付いたのだが、なぜか彼らが好意的であるということだ。

なぜ??飲んでいてハイテンションなだけ?と思ったのだが、
彼らの服装を見て、その理由に気付いた。


そう、現在のオールブラックスのユニフォームは
アディダスが採用されているわけだが、
その黒いジャージと、白い3本線、このデザインが、
僕が普段から着ているアディダスジャージと全く同じなのだ(爆笑)

唯一の違いは、胸にオールブラックスのロゴが入っているかどうかだけ。

道理で好意的なわけで、
彼らからしてみたら、僕は、オールブラックスを応援してくれる観光客に見えていたわけだ。


…ん、待てよ??ということは…


ここで、僕はあることに気付いたのだった。


そう、ニュージーランドに来てから、
毎日アディダスジャージを着て、これまで過ごしていたわけだが…。

つまり、現地の人からすると、
僕のことは「普段から(常に)オールブラックスを愛している男」に見えていたわけだ(笑)


例えば、言い換えれば、
日本で、サッカー日本代表の青いユニフォーム(またはジャージ)を来て、
各地を観光している外国人がいたら、
それは何だかうれしいというか、微笑ましいものだろう。

そういう状態が、僕がこのニュージーランドに来てから約2週間、続いていたわけだ(笑)


いやいや、アディダスジャージを着て、旅してきてよかった(笑)
その効力が最大限に発揮される国、ニュージーランドに辿り着いていたとは…。



さてさて、そんなこともありつつ、
テラス席を抜けて、オクタゴンの中心辺りまで戻ると、
そこで今度は、背中に何やら背負っている若者の集団がやってきた。

何だ何だ??と、急いでビデオとカメラを用意することに。





◆ん??背中に何か背負っている若者たちがゾロゾロと現れたぞ…。






◆急いでカメラを取り出すと…
 彼らもそれに気付いて、ニヤニヤしながら、こちらに向かって一列に並んだ!






◆そして…、みんな揃って、クルッと背中を向けた!
 やるなぁ、こいつら!(爆笑)



この「看板広告男」達との遭遇劇は、かなり笑えた。
彼らも周りから注目されることが好きなようで、ノリノリで楽しんでる。

このバイト、是非やってみたいなー(笑)

近くにいる人達も、この集団がゾロゾロ町を練り歩く姿は珍しいようで、
みんな足を止めて見ている。
確かに、こんなにインパクトのある広告方法は、見たことがない。
これは面白い。

信号待ちになると、看板を背負ったこの若者達は、
最前列に停まっている車を、仮面ライダーのショッカーのように取り囲み、
奇声をあげながら踊り狂い、運転手を笑わせている。

すごすぎる…いや、本当にやりたいぞ、そのバイト!(笑)

結局、彼らとはこの後も何度かすれ違い、
その度に僕がビデオを回して、彼らの楽しそうな言動をしっかりビデオに収めたのだった(笑)



ところで…その後は、町歩きを続けることに。

オクタゴンの周りにも、大きな歴史的建造物が2つ。






◆セントポール大聖堂。
 ダニーデンの北にある、オマル産の石材を使用しているらしい。






◆市議会議事堂。



その後は、オクタゴンからのびる、町のメインストリート「ジョージ・ストリート」を歩いてみることに。
さすがに、ダニーデンは人口約12万人の大きな町だけあり、メインストリートも長く、充実している様子。






◆ダニーデンのメインストリート「ジョージ・ストリート」
 道の両脇にテナントがずらーっと並んでいて、賑やか。
 なぜかオークランド並みに、日本料理店の数も多い。



歩いている途中には、スポーツショップがあったのだが、
そこには、僕の着ているジャージにそっくりな商品ばかり並んでいる。

あまりに似ているので、中に入っていろいろ眺めてしまったのだが、
最後には、近くの買い物客に声をかけて、
このジャージがどれだけ似ているかということを、証拠として写真に撮ってもらうことに(笑)





◆僕が普段着ているアディダスジャージと、
 オールブラックスのアディダスジャージ…こんな感じで…似てる(笑)



その後は、メインストリートの商店街が終わる場所まで、約500kmほど歩いて、
また同じ道を引き返し、オクタゴンまで戻ることにした。






◆今夜の試合は、
 ニュージーランド代表(オールブラックス) VS 南アフリカ代表。
 ということで、お店には緑と黄色の南アフリカカラーの風船もあり。






◆ダニーデンは、坂が多い町。
 向かって左に見えるような坂が町の周辺に多くある。



オクタゴンまで戻る頃には、日も落ちて一気に暗くなって来ていたのだが、
食材を買い足すために、近くのスーパー「Countdown」に立ち寄って、
パスタやトマトソース、それに人参を買って帰ることにした。

キウィは高かった(1kg、1.59ドル)ので断念…。
ニュージーランドでの各地の価格差が結構大きい。


買い物の後、きつい坂道を上がっていき…
行きとは違う道を通ったのだが、だいたいの方向が分かるので迷うことはなく、
宿の近くにある男子校のスコットランド建築を遠くに眺めつつも、
宿まで無事、20分ほどで帰ることが出来た。

坂を上ってきたこともあり、住宅の建物の間からダニーデンの町を見下ろすことが出来るのだが、
夜の街灯がついて、夜景も綺麗に見えた。

この頃、時間は18時頃。


さて、宿に戻ると、なぜかこの寒い時に
ドアの外で語り合う宿泊客が数名いたのだが、
僕はおかまいなしに中へ。

そして、部屋のドアを開けようとしたら、鍵がかかっている。
あれれ?出かける時は鍵を閉めずに(部屋をシェアするもう1人の使い勝手がいいように)しておいたのだが
誰が閉めたのだろうか。

仕方なく、受付まで行ってみるも、誰もおらず。
受付の壁には、各部屋の鍵がかかっているのだが、その中にも、僕の部屋の鍵がない。

おーい、このままだと部屋の中に入れないぞー!


困ったなぁ…と思いつつ、もしやと思って、受付近くのテレビラウンジを開けてみると
いたいた、同じ部屋をシェアしている彼が。

で、鍵の所在を聞いてみたら、彼が持ってた。
全く、焦らせてくれるぜ…。


そして、鍵をもらって部屋に戻ると、
とりあえず先にシャワーを浴びてしまうことに。

シャワーを浴びるついでに、日課となっている服の手洗いも済ませてしまった。
しかし、ここのところの慌しい移動の繰り返しで
乾いていなかった服もあり、どうしようかと思ったのだが
これを一気に乾かすことに成功。

それは、部屋に置いてある、
電熱式のヒーター(ヨーロッパの宿とか家だと、壁に設置してあって良く見かける)が大活躍。

その上に、ポンと服を載せておくと、
15分もすれば、燃えるような熱さになっていて
一気に乾いてしまうのだ。

こうして、さっき洗った服も、寝る前までに、ほぼ完壁に乾いてしまった。
これは助かった。


シャワー後は、夕食を作ることに。
簡単に、パスタにトマトソースをかけるだけのものにしたのだが、
これがまたうまい(笑)

米+ジャガイモ+葡萄オイルという、残った食材を使い切るためのきついメニューが続いていたので、
こういうあっさりと、いや、ただ単に味が違うものを食べるだけで、食欲が全く違う。

やっぱり、人間って飽きる生き物なんだなぁと、こんなところから気付かされてしまう。


食後は部屋に戻り、パソコンを開いて日記を進めることに。
ここのところ、日記が溜まりつつあるので、頑張らねば…。

こうして、21時頃から0時頃まで日記を書き続けたのだが、
23時30分頃には、部屋にもう1人の彼が戻って来たのだが、シャワーも浴びずにそのまま寝てしまった。

なんでこんなに、外国の(欧米の)バックパッカーって、シャワーを浴びないんだろうか…
体のかゆさとか、臭いとか、気にならないのか…?

そんなわけで、しばらくして、電気を消して僕も寝ることにしたのだった。

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