11月24日(土) カイロ滞在 <カイロ泊>

  1. 2007/12/05(水) 20:12:15 
  2. カテゴリー:エジプト Egypt  
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昨夜寝たのは5時30分頃であったが、
10時頃に目覚める。

今日は、エジプト(カイロ)でゆっくり過ごせる最後の日。
寝て過ごして終わってしまってはもったいないという気持ちが働いたようだ。


ひとまず、宿の朝食を食べる。
が、やはり昨日のウイスキーが残っているようで、
どうも胃が重い。


それはさておき、昨夜(日付は今日)、
旅行代理店のミスのによってトラブルにあって
一緒に対応したYさんが、ロビーにいたので、
状況を聞いてみる。

すると、代理店側と
メールで様々やり取りしている最中だったのだが、
これがまたひどい対応。


飛行機の航空会社はアエロフロートなのだが、
日本の代理店から代行してチケット手配は出来ないらしく、
Yさんが直接、アエロフロートのオフィスに行く必要があるとのこと。

まぁ、それは分かるのだが、
最初は、空港のオフィスに行ってくれと指示が来ているのに、
その5分後ぐらいには、やっぱり市内のオフィスに行ってくれとか、
たらい回し状態。

しかも、メールも素っ気無い、1行か2行だけの文章。


トラブルにあって困っているYさんの心境や状況を
全く分かっていない。

あまりにもお粗末な対応内容に
この担当者の顔を見たくなる…。



そのやり取りの間も、Yさんと話し合ったのだが、
結果として、今日はアエロフロートのオフィスが休日らしく、
明日、市内のオフィスに出向く必要があるということが分かった。


ただ、明日行って、既に飛行機の予約が満席…という可能性もあるので、
ダメもとで、空港のオフィスに行ってみることになった。


Yさんは、週明けから仕事に行く予定であったが、
何れにせよ、最速の便でも、火曜日からの出勤になってしまう。

この点については、上司に事情を説明して了解を取り、
仕事について代行でカバーしてもらうしかないと考え、
アドバイスをお伝えしたのだが、結果、無事、上司と話がついたようで一安心。


ひとまず、この件に関しては落ち着いたので、
正午頃より、まずは、いつものインターネットカフェ(HANY)へ行くことに。

ネットのスピードが遅すぎて、ブログの写真がなかなかアップ出来ないのだが、
2時間ほどかけて頑張るも、ケニアの数日分しかアップできず。

動物の写真が、てんこ盛りなので、アップも大変(笑)

せっかく、日記を書き終えているのに更新出来ないこの悲しさ…。



気を取り直して、午後3時頃より、
買い物に出かけることに。

先日のシナイ山登頂の極寒を体験して分かったのだが、
今後の冬のヨーロッパ(特に北欧)を乗り切るためには、
最強の装備が必要と考え、
このエジプトで冬服をさらに買い増すことにしたのだ。
(ヨーロッパに入ってから買ったら高いので…)


インターネットカフェのある位置から東に1kmほど歩いて、
先日、マフラーとジャケットを買ったアタバ広場のフリーマーケットへ行った。

相変わらず賑やかなマーケットなのだが、
そこを歩き回って、次々と衣服を購入。


買い物をしていると、必ず、陽気な店員との絡みと
値下げ交渉が必要になるのだが、
これもだんだん楽しくなってきた。

ちなみに、エジプト人のノリに合わせるためには
自分が、完全にバカにならないとダメ。

衣服を一つ買うとなると、
例えば、こんな感じのやり取りになる↓(下記、店員とのやり取り)

※無駄に長い文章なので、読み飛ばしてもらってOKです。


____________________________________________________________________

僕   (衣服を手に取って見始める。
     すると、0.5秒ぐらいで店員から声がかかる)

店員 「オーマイフレンド!
     どこから来たの?韓国?中国?日本?」

僕  「アイ カムフロム ジャパーン!」

店員 「オーマイフレンド!!
    ジャパーン!アイライク ジャパーン!
    ウェルカム エジプト!
   (まずここで、握手を求めてくるので、一度握手をする)
    見て見て、このジャケットいいでしょ??」

僕  「いやいや、ジャケットは前に買ったから
    いらない、いらないっ!(笑)
    セーター探しているんだよ、セーター!」

店員 「オー!分かった!
    セーターなら、これとこれとこれ!
    (これでもかというぐらいに、次々とセーターを見せてくる。
     せっかく、たたんであったセーター類がぐちゃぐちゃに)

僕  「分かった分かった、分かったから落ち着いてくれ!(笑)
    この変なロゴとか付いてるのいらないんだよ。
    もっとシンプルなやつないの?」

店員 「うーん…
    じゃあ、こんなのどうよ?
    (また5種類ぐらいのセーターが登場)

僕  (セーターを確かめ、気にいったのを手に取って)
    「ほう、これとかいいんじゃない。
    これいくらよ?」

店員 「おう、これね。
    これは、120ポンド(約2400円)」

僕  「は???120ポンド??
    無理無理、買えないよ、そんなの。」
    (ここで、店から離れる素振りをする)

店員 「オーマイフレンド!
    ちょ、ちょっと待って!
    分かった、じゃあ、特別に80ポンドにしてあげるよ。
    これは君だけの特別だ。」

僕  「は??80ポンド??
    ごめん、無理!」
    (再び帰る素振りをしてみる)

店員 「オーマイフレンド!
    分かった…OK、
    じゃあ、いくらなら買ってくれるんだ?」

僕  「そうだな〜…
    30ポンドなら買ってあげるよ、30。」

店員 「30??何言ってるの?無理だよ〜!
    オーケー マイフレンド、
    冗談ではなくて、本当のラストプライスを言ってくれ。」
    (ここで、店員が僕の肩を抱いてくる)

僕  「いやいや、だから、30がラストプライスって言ってるでしょ。」

店員  「無理だってば〜!
     (ここで、店員が周りのエジプト人に話しかける)
     ちょっとちょっと、このセーター、いくらだと思う?
     この日本人が、30って言ってるんだよ〜!」

エジプト人A 「これは30じゃ無理だよ、無理。」
エジプト人B 「オー、ジャパーン!ヤマモトヤマ〜!
        さらばじゃ〜!(笑)」
     ※周りのエジプト人が
       次々に訳の分からない日本語や英語で絡んでくる。
       そして、なぜか全員が握手を求めてくるので、
       とりあえず握手する。
 

エジプト人C 「俺は日本人の彼女がいて、彼女は横浜に住んでるんだ。

僕  「は?本当かよ?(笑)

エジプト人C 「お前はどこに住んでるんだの?オオサカ、トウキョウ?」

僕  「大阪、大阪(笑)
    (適当に大阪と言ってみる)」

エジプト人C 「オオサカ〜、ナンデヤネ〜ン!(笑)」
    (ここで、再び握手、そして肩を抱いてくる。
     こんなノリで話が完全に脱線して、商談どころではなくなる) 



僕 「分かったから落ち着いてくれ!(笑)
   30ポンドで買えないなら、帰るぞ!」

店員 「オーケー、マイフレンド!!
    70!70でどうだ!?」

僕  「30!」

店員 「オーノー!
    分かった、60、60でいいだろ!?」

僕  「30」

店員 「オー!!
    (頭をかかえて、呆れた素振りを見せてくる)
    無理だよ…無理」

僕  「じゃあ、帰るわ」
    (再び帰る素振り)

店員  「オー!!!待ってよ〜!
      30じゃ利益無いよ〜頼むよ〜!」

僕  「本当に〜?」

店員  「無理だよ…。」
     (本当に無理そうな素振りをする。
      周りのエジプト人も皆、そりゃ無理だ、
      という表情をして、なぜか重い雰囲気になる)

僕  「頼むよ〜!マイフレ〜ンド!(笑)」
   (ここで、こちらから店員の肩を抱いてみる)

店員 (苦笑いしながら)
    「だから無理だってば…」

僕  「え〜!?本当かよ〜。
    …しょうがないなぁ、分かった、
    40ポンド!ラストプライス!!
    OK!?」

店員  「…」
     (言葉無く、ひたすら苦笑い)

僕  「40!フレンドリープラ〜イス!!(笑)」
    (ここまで来ると、完全に勢い。
    店員の腹とかポンポン叩いたり、肩を持って店員の体を揺すってみたり、
    とりあえず笑顔を引き出すようにしてみる)

店員 「オーケー…40…40でいいよ…
    でも、これだけ長く話したんだから、
    もう5ポンド、バクシーシ(チップ)としてくれよ。」

僕  「いやいやいや、何言ってんの、40!」

店員 「オーノー…無理だって」

僕  「じゃあ…残念だけど、この話は無かったことに」
    (また帰る素振りをしてみる。もう何度目だろうか・笑)

店員 「オーケー、マイフレンド、40、持ってきな!」

僕  「オー、サンキューベリマッチ!
    ショコラーン!!(アラビア語でありがとうの意味)」
    エジプト、最高。
    また数年後に来たら、必ず買いに来るよ!」

店員 「オーケー、約束だぞ!」
   (ここで、再び握手)
   そういえば、カメラ持ってるのか、カメラ?」

僕  「え、持ってるけど??」

店員 「写真、撮ろうぜ、一緒に!
    (ここで、店員が周りのエジプト人に声をかけて、
    写真を撮ってもらうことに)

店員 (写真撮影後)
    「オーケー、マイフレンド!!
     また会おう!」
    (また握手)

僕   「オーケー!また2年…いや、3年後かな?
     分からないけど、まぁ、また会おう!(笑)」

____________________________________________________________________


…と、衣服を買う度に、こんなやり取りになる。
かなり体力がいる(笑)





◆上記の店員とのやり取りの最後に撮った記念写真。 
 文章中にも登場した周りにいたエジプト人も笑顔。





◆今回の買い物で買ったのは、以下の通り。
  セーター(40ポンド)
  薄手のくつ下×3(10ポンド)
  ニット帽子(5ポンド)
  厚手のくつ下×2(8ポンド)
  手袋(5ポンド)
  ももひき用のズボン(10ポンド)





◆アタバ広場周辺は、
 夜になっても大賑わい。
 あらゆる生活雑貨が売られている。



楽しみつつ、買い物をしていたら、
夜の6時ぐらいになり、辺りは暗くなっていた。

でも、これでほとんどの冬服が揃ったので、
何とかなりそうである。



買い物を終えた後は、
アタバ広場から歩いて10分ほどのハンハリーリにある「Frahat」というレストランへ。

このレストランは、鶏を使った料理で有名なところのようで
注文(20ポンド)してみると、これがなかなかおいしかった。

これまで、エジプトで過ごしている間は、
ひたすら安いコシャリを食べ続けていたので、
昨日、今日は、ちょっと豪勢に食べてみたが、満足。





◆この鶏肉の中には、
 ご飯が詰まっていて、それを食べる。
 最初に肉をくり抜いて、
 そこにご飯をつめて、蒸し焼きにしたような感じ。



食事を終えた後は、
すぐ近くのスルタン・ゴーリーのマドラサで
毎週水曜、土曜の夜8時から開催される無料のショーを見るために移動。

場所が分かりづらく(ガイドブックの表記が間違っていた)
迷っていたところ、同じ宿に泊まっている日本人旅行者の人達と合流でき、
周りのエジプト人に聞きながら、無事、辿りつくことが出来た。


ショーは人気があるようで、建物の前には、
現地の人や観光客で賑わっていた。

ちなみに、ショーの鑑賞待ちの人ごみの中に、
エジプト人で日本語を少し話せる人がいたのだが、
これがまた面白かった(笑)

なぜか、後頭部には、
バリカンで刈って書かれた「虎」という文字が刻まれているのだが、
訳の分からない日本語の単語を連発して、
話していると、相づちも、「そっかー」「うんうん」とか、
日本人のような言い方をするからまた笑える。

エジプト、まだまだ面白い奴がいるようだ…(笑)



そうこうしていると、建物の扉が開いて、いざ、会場の中へ。
そして、8時過ぎになって、ショーが開始。

このショー、無料とは思えないほど、最高に良かった。


最初は、太鼓を持った数人が出てきたのだが、
これがすごい。

各人が小さな太鼓を持って、
手で叩いてリズムを刻むのだが、
複数のリズムが重なり合い、かなりかっこいい。

テクニックも半端じゃない。
しかも、時々、1人ずつ前に出てきて、
アドリブでソロでプレーするのだけど、かっこ良すぎる。




◆この太鼓部隊の演奏はすごい。
 かなり感動した。



中盤以降は、笛を吹く人や、
ボーカルの人も出てきて、
さらに、このショーの見所であるダンスが始まった。

ダンスといっても、これがまた面白い。
大きなスカートのようなものを身にまとって、
ひたすら同じ方向に回転し続ける。

ずーっと回り続けるのだが、その間、なんと約45分。
人間業じゃない。
見ていると、そのまま倒れてしまうのではないかと
心配してしまうほど回り続ける。





◆これが回り続けるダンサー(男の人)達。
 とにかくずっと回る回る。
 で、最後に止まった時、少しはフラフラしてしまうのではと思ったが、
 すぐに真っ直ぐ歩いて舞台袖に下がっていった。
 どうなってんだ、この人達…すごすぎる。 



ショーは、トータルで約2時間だったのだが、
まさか無料でこんなすごいものが見れるとは思っていなかったので、大満足。
見ていた観光客も、スタンディングオベーションするほどだった。


この先、誰かカイロに旅行で行く人がいたら、このショーは必見です!



ショーが終わった後は、外に出てタクシーを捕まえて、
同じ宿のみんなで乗り込んで、宿の前まで帰った。(1台で7ポンド)

ちなみに、エジプト最後の夜を祝うべく、
宿の近くの酒屋でビールを購入。

宿に帰り、シャワーを浴びている間は、
宿の冷凍庫を借りて、キンキンに冷やしておいた。

そして、宿のロビーで、
いざ、ビールを飲み始めたのだが…
ここでハプニング(?)が。

何と、昨夜捕まって一緒に飲み続けることになった
イギリス人のサイモンと、ロビーで出会ってしまったのだ(笑)



まさか…と思ったが、サイモンは早速、ウイスキーを持ってきて、
「今日も一緒に飲もう!」と言ってきた。

仕方ない…付き合うか!と腹をくくって、
また2人でチビチビと飲み続けることに。

でも、ウイスキーを割るためのソーダとか、
そもそも、ウイスキーとか、全てサイモンが払ってくれているのでありがたい。
(ちなみに、飲んだのはJ&Bという、
 スコットランドのウイスキー。味はとても飲みやすい。
 後日、酒屋で見たら、1本16ドルと、思ったより高かった)



サイモンは、ゆっくり話してくれるので、僕でも何とか話すことが出来た。

結局、数時間飲みながら話したのだけど、
いろいろな話題を話した。


これまでの旅の話、サイモンの旅人としての生き方について
フットボールの話…また、旅の盗難事件についても話した。
サイモンも、これまで長く旅をしている間には、
やはり盗難にあった経験があるらしい。

サイモンは、イギリスに数ヶ月帰ってはお金を貯めて、
また数ヶ月旅に出る、という生活を続けているらしい。

旅先は、アジアを回っているとのこと。
各地を旅しては、こうして同じ宿に泊まった人と酒をかわして、
いろいろ話しているようだ。

それが、サイモンにとって、とても楽しい時間らしい。


今回のエジプトの旅の最中にも、
15年前に、ドイツを旅行していた時に出会った人と再会したらしく、
その人は、今は、ルクソールで歌手として生きているとのこと。

これだけの長い期間をかけて、旅で出会った人と連絡を交わしていると、
その人それぞれの人生の経過を確認することが出来るから、
それはとても有意義なものだろうなと感じた。



話題は、他にも、
ビートルズや、ジョンレノンの話にもなった。

僕が、「ニューヨークに行った時に、
ジョンレノンが凶弾に倒れた場所を見に行ったよ。」と言ったら、
サイモンも「あの日は今でも覚えているよ…衝撃だった…」と
その当時の話をいろいろ聞かせてくれた。
(サイモンは、おそらく50歳前後?そう言えば、年齢を聞くの忘れてた)

ちなみに、ジョンレノンが亡くなった歳は、僕が生まれた歳と同じ。
つまり27年前の話。



そのまま話し続けて、夜中の4時30分になっていたのだが、
さすがに明日、昼12時の便でインドに戻る予定もあるので、
終えることに。

2日間、ウイスキー好きのサイモンに捕まる形で飲んで、
かなり疲れたが(笑)とても思い出に残る時間を過ごすことが出来た。


またいつか、世界のどこかでサイモンに会える日が来るかもしれない。
その日を楽しみに待つことにしよう。





◆サイモンと、ホテルのロビーで記念撮影を。
 僕の髪の毛がなぜか7・3分けになってますが…(笑)

11月23日(金) 聖カトリーナ(シナイ山登頂)→カイロ <カイロ泊>

  1. 2007/12/05(水) 19:36:01 
  2. カテゴリー:エジプト Egypt  
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夜中2時15分。
目覚ましの音で、起床。

みんなかなり熟睡出来たらしい。

準備を整えて、2時30分頃に、いざ、出発!


外に出てみると、やはり寒い。
カイロとの気温差は恐ろしい。

マフラーと手袋を持ってきてなかったら、
本当に凍死してたかも。


宿から、500mほど歩くと、
登山開始のゲートがあった。

そこで、簡単な荷物検査があった。
何で、こんなに厳しいんだろうか…。


しかも、ゲートの係員は、
わけわからないことを言ってきて、
「ガイドをつけないと登山出来ないルールになっている。
 ガイド料を払え。」と言ってきた。

そんなこと聞いたこともなかったので、
すぐ近くのエジプト人旅行者を捕まえて
聞いてみたら、
「ガイドなんかいらないよ。
 あんな奴、無視していいよ。」と返答があったので、
無視して行くことに。

エジプトの観光地には、
必ず変な奴がいるのだが、
そういう時は、無視するか、現地の人に聞くに限る。


さて、ゲートを抜けると、
本格的な登山開始だったのだが、
夜中なので、暗い。

しかし、今日は満月だったので、
月明かりによって、地面が照らされていた。
月の明るさがこれだけ明るいとは、初めて知った。

また、空を見上げると、満天の星空が広がっていた。


風の音だけが聞こえる静寂の中、
満天の星空の下、月明かりに照らされて山道を登る…
この状況が、とても特別なものに思えた。

ただ、登山中は、さすがに月明かりだけでは暗いので、
ヘッドライトを付けて登った。


僕達の他にも、エジプト人の登山者も多く、
時には、山道が渋滞するような状況で、にぎわっていた。


登山ルートに関しては、
急勾配なものの、短い距離で登れる階段ルートで登ろうと思っていたのだが、
暗くて分岐点が見つからず、
なだらかで長い距離のラクダルートで登ることに。

このラクダルートは、お金を払えば、
途中までラクダに乗って登ることが出来るのだが、
もちろん、僕らは自分の足で登ることにした。





◆ラクダルートを登っていると、
 途中、下ってくるラクダと何度もすれ違う。
 暗い中、いきなり現れるので、蹴られそうになって恐い(笑)



途中、何度か休憩を取りながら、
もくもくと登っていった。

登り始めてみると、体が温まるので、
むしろ汗をかくぐらいに暑くなってきた。


登山の終盤は、道は階段になって、
だいぶ急になってきた。

しかも、夜露のせいか、
足元がかなり滑り易く、
気をつけながら登った。


そして、出発から約2時間30分…
ついに山頂に到着!


山頂に着いた頃には、
空が薄っすらと明るくなってきていた。

空は、雲一つなく、透き通るような色。
これはすごい日の出が期待できそうだ。





◆山頂に到着した頃の空。
 空がだんだんと明るみを帯びていった。
 本当に綺麗な空のグラデーション。





◆日の出間際の山頂。
 エジプト人旅行者が、喜びの歌(?)か何かわからないが、
 みんなで盛り上がって歌い始めた(笑)



待つこと30分ほど。
ついに、日の出の瞬間を迎えた。

おおおー!!!
山頂にいた登山者全員が歓声をあげる。

山頂から、しかも、雲一つ無い空。
これだけ感動的な日の出は、僕自身初めてだった。





◆シナイ山の山頂から見た、
 日の出の瞬間。





◆日の出から10分後ぐらい。
 あっという間に、日が昇っていく。
 日の光が、空にまぶしく広がっていった。



日が十分に出終わった後は、
感動を分かち合うべく(?)
山頂にいたエジプト人達と会話&記念撮影を。





◆山頂でエジプト人と記念撮影を。
 ちなみに、左下にいる人は日本人です(笑)





◆日の出から30分後ぐらい。
 オレンジ色の光が、いつの間にか白い光に変わっていた。





◆日が出ているのと逆の方向は、こんな景色。
 素晴らしい岩山の景観が広がっていて、これまた感動した。





◆岩山の景観をバックに記念撮影を。
 あまりにさわやかな写真。
 リポビタ●Dのコマーシャルさながらである。



一通り、撮影を終えて、
景色にも満足したところで、
下山を開始することに。

下山途中も、素晴らしい風景が広がっていたのだが、
足元はとても滑り易いので、慎重に降りていった。

ちなみに、階段の石は一部凍っていた。
気温は、氷点下にまでなっていたらしい。
どうりで寒いわけだ。





◆下山途中に、シナイ山頂を見上げた光景。
 道には相変わらずラクダがたくさん歩いてる(笑)



感覚的なのだが、
登りに比べて、下りはかなり長く感じた。
登りは、真っ暗な中、先もわからず黙々と歩いたからだろうか。

下山途中、一緒に登った日本人旅行者と、
今後の旅行予定であったり、お互いの状況など
いろいろと雑談をしながら、
山頂から宿まで、2時間ほどかけて、戻った。

宿に着いた頃には、朝9時になっていた。



宿に戻ると、さすがにぐったり。
しかし、腹が減っていたので、早速、朝食(10ポンド)を頼むことに。

ちなみに、カイロまでの帰路に関しては、
当初、長距離バスの利用を考えていたのだが、
今日は金曜日ということで、運行が休みらしい。

結局、マイクロバスのタクシーで、1人50ポンド払って、
途中のスエズまで行き、そこで乗り継ぐことに決定。


みんなで朝食を終えた後は、
バスの出発までの1時間程度の間に、
3人が、シャワーを浴びたのだが、
どうやら、ほとんど水シャワーだったようで、
だいぶ寒そうだった(笑)


11時になり、マイクロバスが出発。
短い滞在だったけれど、このFOXキャンプ、
立地も登山口に近いし、施設も清潔だし、快適だった。

この宿、地球の歩き方には載ってないので、
今後旅行される人は、ご注意を(笑)
現地に行ってから、周りの人に聞けば場所はすぐ分かりますので、
是非お試しあれ。


マイクロバスの中では、
深夜の登山の疲れもあり、寝ることに。

それでも、聖カトリーナからスエズまでは5時間。
時間が有り余ってしまうほど。


やっと、スエズに到着すると、
なぜか長距離バスターミナルではなく、マイクロバス乗り場に。

どうやら、マイクロバスの仲間同士で、
つながっているらしい。

他のマイクロバスの運転手が寄ってきて
「スエズからカイロまで行きたいんだろ?
 今なら安く乗っけてやるよ。」と言ってきた。


頭に来たので、
「ここはどこだ?長距離バスターミナルまで行け!」と連呼。

すると、おとなしくマイクロバスは再出発。
近くの長距離バスターミナルに無事、到着。



マイクロバスを降りると、今度は別の客引きが登場。

「今日は長距離バスは動いていない。
 マイクロバスしか方法は無い。」と言ってきた。

アホらしいので、無視して、
長距離バスターミナルのチケットカウンターに行ったら、
問題なくチケットが買えた。

本当にうっとうしいマイクロバスの客引き。
発展途上国は、いつもこんな感じ。
タクシーという名の乗り物に、まともな運転手はいないのだろうか…。


スエズからカイロへのバスは、
何と、乗り継ぎ5分程度で乗れた。
料金は、8ポンド(約160円)。安い。


バスは1時間30分程度で、カイロへ到着。
ラムセス駅近くで降りて、地下鉄でサダト駅へ。

またまた、いつもの「イスマイリアホテル」へチェックイン。

ドミトリー部屋が埋まっていたので、
一緒に登山した日本人旅行者とツインルームをシェアすることに。


チェックイン後は、残り2日となったカイロ滞在ということもあり、
一緒に登山した人達と、
ちょっと豪勢にエジプト料理を食べに行くことに。

レストランに行く途中では、
いつも通り、アイスを購入して食べた。
このアイスとも、もうすぐお別れ…。


そして、歩くこと15分。
「ALFI BAY」というレストランに到着。

中級レストランなのだが、
これまでコシャリばっかり食べてた僕にとっては、
全てが高級に見えた(笑)





◆これが注文した料理。
 肉が中心でボリュームあり。
 美味しかった。
 これだけ食べても1人25ポンド(約500円)



夕食を終えた後は、再び来た道を帰ったのだが、
やはり途中のスイーツ屋で、みんなでアイスを購入。

しかも、アイス3段重ね(4,5ポンド)に挑戦。
大満足。


さらに、他の店に行って、
エジプトに来て飲んでみたかった
ミックスフルーツジュースの「コクテル」という飲み物を飲んでみた。

これが、2ポンドだったのだが、
めちゃめちゃ美味しかった!

これだから、エジプトはやめられない…(笑)





◆これが、「コクテル」
 中にも、バナナとか、フルーツの実とか入ってて美味しい。



食後のデザートでお腹いっぱいになった後は、
シナイ山・登頂の祝杯をあげるべく、
宿の近くの酒屋でビールを購入。




◆酒屋に置いてあった「ルクソール ビール」
 これ、飲んでみたら、味が独特だった。
 今後旅行される人は、
 他のビールを選んだほうがいいと思います…(笑)



宿に戻って、シャワーを浴びた後は、
ロビーに集合して、登山を共にした人達と祝杯を。

シャワーを浴びている間、
宿の冷凍庫を借りて、ビールを冷やしておいたから、
缶がキンキンに冷えていて、
最高に美味しかった!



そのまま、ロビーで雑談をしていたのだが、
途中からは、他の宿泊客のイギリス人が会話に入って来た。

まぁ、別にいいんだが…と思っていたら、
そのイギリス人が、ウイスキーを持ってきて、
一緒に飲まないかと言い始めた。

あんまりウイスキーは好きじゃないんだが…
悪い人では無さそうなので、
断ることも出来ず、少しだけ頂くことに。



そのまま、結局2時間ほど経って、
時間は夜中2時近かっただろうか。

1人の日本人旅行者(Yさん)の人が、
チェックインして来た。

さすがに時間が遅く、
また、表情も困った顔をしていたので、
どうしたのかと思い、声をかけてみると、
何と、購入した航空券の日付が間違っていて(一ヶ月先)、
空港まで行ったものの、飛行機に乗れずに、
仕方なく、戻って来たらしい。
しかも、週明けには仕事に戻らなければいけないというのに。

そりゃ大変だ…。


「何とか力になれないものか。」と思い、
とりあえず飲むのを中断して、
出来る限りのサポートをするべく、動いた。

まずは、状況確認。

一つ一つ話を噛み砕いていくと、
どうやら、問題は、チケット手配した日本の旅行代理店のようだ。

旅行代理店から、Yさんへのメールを見せてもらうと、
「11月24日のチケットを手配しました。」と文面で書いて連絡が来ているのに、
実際のチケットは、12月24日になっている。
何というイージーミス…ひどい。


とりあえず、この旅行代理店に連絡を取ることが第一と判断し、
電話とメールの両方で連絡を取ることに。

ちなみに、日本との時差を考慮して、
しばらくロビーで待機して、日本で旅行代理店のオフィスが開店したと同時に、
国際電話をかけることにした。

国際電話も、ホテルのスタッフに事情を話して、
1分9ポンドのところ、5ポンドに値下げしてもらった。


時間になり、Yさんから旅行代理店に電話をかけてもらい、
まずは、取り急ぎ、旅行代理店側から
折り返し電話をするように指示してもらった。

しかし、どうも電話番号が違うのか、電話がかかってこない。
結局、こちらからかけ直して、少し話した後、
続きは、メールによるやり取りで行うことに。

最低限、旅行代理店側のミスであることは、
相手側も認識したようで、Yさん自身がこれ以上費用負担するといったことは
無くなったようである。


ひとまず、今晩やるべきことは終えたので、
Yさんとは「また明日(というか数時間後の朝)頑張りましょう!」と話して、
対応を終えることに。

少し先が見えたので、僕自身、ホッとした。



こうして、困った人を見て、
何か手を差し伸べられることはないかと
自然と体が動いてしまうのは、
たぶん、カンボジアでの盗難事件があったからだと思う。

あの時は、現地での対応は全て1人で切り抜けたのだが、
本当に孤独だった。

盗難に気付いた夜、
インターネットカフェが閉まるギリギリまで、
銀行とカード会社に電話をして、
さらに、夜中の間ずっと、ホテルの部屋で今後の対策を考えて…

既に銀行とカード会社との電話で、莫大な金額のATM不正利用をされていることは知っていたから、
それが信じられず、恐くて眠ることすら出来なかった…


あの経験があるから、
こうして、旅先でトラブルにあった人の気持ちが分かる。
そして、そうした時に、サポートしてくれる人がいると、
どれだけ心強いかということも分かる。

だからこそ、自然に体が動いたのだろう。



対応を終えた時には、時間は夜中の4時頃。

Yさんは部屋に戻ったのだが、
僕は、相変わらずロビーでウイスキーを飲んでいるイギリス人に誘われ、
再び飲み始めることに…。

「彼はどんなトラブルに合ったんだ。大丈夫か?」と、
このイギリス人も、Yさんのことが心配だったようだ。

悪い人ではないらしい。


結局、この後、1時間30分ほど飲み続けて、
朝5時30分まで付き合わされることになってしまった。
眠い…。

11月22日(木) カイロ→聖カトリーナ <聖カトリーナ泊>

  1. 2007/12/05(水) 19:15:55 
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日は、カイロから、聖カトリーナへのバスの移動日。

聖カトリーナに行くのは、
モーゼの十戒で有名なシナイ山に登ってご来光を見るためだ。


朝10時頃に宿を出発して、
歩いてトルゴマーン長距離バスターミナルへ。

重い荷物は全て宿に預けてきたから、
小さいリュックサックに、必要最低限の荷物だけなので軽い。


バスが11時に出発すると、
そこからは、ひたすらバスに揺られ続けた。

景色といっても、砂漠が続いているから、
特に見るものもなく、かなり退屈。





◆ひたすら砂漠の中を…この光景、さすがに飽きて来た。



途中、スエズ運河のある、スエズの町の
ターミナルで休憩もあったが、町は何も無く、ただの住宅地。


バスはさらに走り続け…気付いた時には、
日も暮れて、真っ暗になっていた。

そして、もう少しで聖カトリーナという所で、
なぜか、物々しい検問が。


バスが止められて、軍人のような警備員が現れ、
バスの乗客全員が降りるように命じられた。

警備員は、ライフルをかかえているし、
近くには、機銃が設置されている。
危険だ。


そして、バスを降りて、
すぐ脇にあった小さな建物に入り…待つこと、1時間。


その間、バスに搭載されている荷物は、
全て出されてチェックされていた。

大きなバックパックを入れていた人は、
全ての中身を出して、一つ一つチェックされる始末。


さらには、乗客のエジプト人が、別の小部屋に一人ずつ呼び出されて、
取調べを受けている。

こんなに厳しい検問は初めて。


しかも、何で聖カトリーナの手前で…
聖カトリーナは、山しかない町なんだが…。


小部屋への呼び出し、まさかと思ったら、
外国人旅行者も呼び出されることに。


日本人5人+アメリカ人2人の計7人が小部屋に押し詰められ、
謎の軍人(警官?)に、チェックされることに。


といっても、チェックは笑える内容だった。


まずは、携帯電話のチェック。
携帯の電池パックまで取り出して、確認している。
でも、ただ眺めているだけにしか見えず。
何を確認しているんだろうか…。


また、日本人旅行者の一人が、
荷物にポカリスエットの粉を入れていたのだが、
軍人(警官)は、
それを取り出さして、「これは何だ!?」と言い始めた。


思わず、日本人旅行者全員で苦笑。

「そこに注目してきたか…(苦笑)
 ポカリスエットの粉って、どう表現すればいいんだ?」という話になったのだが、
結局、「ス、スポーツドリンク…。」と伝えたら、
軍人(警官)は、
「ふーん…そうか…」と、
ポカリスエットの粉の袋をジロジロ見て、チェック終了。

何だったんだ…一体…(笑)

そんなこんなで、合計2時間ほど、
この検問のために時間を取られてしまった。



そして、いざ、再出発!と思ったら、
今度は、バスの運転手が、故障したといい始めた。

「えええ!?」乗客一同、騒然。

外は冷え込んで来ていて、風も強く、かなり寒い。
いい加減にしてくれ…。


そうしていると、なぜかマイクロバスのタクシーがやってきて、
聖カトリーナまで乗らないかと言ってきた。
しかも、町は近いのに、1人10ポンド(約200円)。ありえない価格。

いやいや…それよりバスを治してくれよ…と怒りがこみ上げてきた。


それでも、
日本人旅行者とエジプト人の数人以外は、
マイクロバスに乗って町へ向かっていった。


しかし、僕は全く納得できないので、
バスの運転手に問い詰めたら、
「あと10分待ってくれたら、治るかもしれない。」と返答が。

外は寒すぎるので、バスに乗り込んで待つことに。


で、10分ほどしたら、何と、無事バスのエンジンがかかって、
再出発できることに!

ああ…良かった…。


しかし、発進してみたら分かったのだが、
どうやら完全には治っていないらしく、
バスのライトがついていないまま走っている。かなり危険。
(夜なので、暗い中、該当のライトだけで、走ってる。)


生きた心地のしないまま、20分ほどかけて、
やっと聖カトリーナの町へ到着。

この時、既に21時を過ぎていた。


そして、バスを降りたのだが、本当に何も無い町。

ちなみに、登山開始は、
数時間後の夜中3時頃。

さて、どうしたものか。



バスに乗っていた、他の日本人旅行者4人は、
近くのホテルに歩いて行ってみるということだったが、
僕は、レストランとかで時間を潰そうと考え、
すぐ目の前のコシャリ屋へ。

で、コシャリ屋では、
コシャリ(4ポンド)とコーラ(2.5ポンド)という、
何も無い辺境の町としては、良心的な値段だったのだが、
どうも、店は夜0時に閉まるらしい。
困った。

で、店員に聞くと、
近くの「FOXキャンプ」というところが良いらしい。


仕方ない、行ってみるか…と重い腰をあげ、
また極寒の中、歩き始めることに。

それにしても、道の街灯が付いているだけで、
本当に何もない。


雰囲気としては、東京の奥多摩付近の道路に、
真冬、しかも夜中に捨てられた感覚。

レストランの店員は、
FOXキャンプは、2km先と言っていたが、
本当に着くのだろうか。辿りつく前に凍死しそうだ。

夜道の道路を、1人で歩いていったのだが…
何やら、建物が見えてきた。


すると、建物の前に、数人のエジプト人がいて、
話しかけてきた。


「おージャパニーズ!
 さっき、日本人の旅行者5人ぐらいが、
 FOXキャンプに入っていったぞ!」と言ってきた。

どうやら、さっきバスで一緒だった人達も、
ここに来たらしい。そして、この建物がFOXキャンプということだ。


それはさておき、エジプト人から
「ちなみに、車が土にハマってしまったから、
 車を押すの手伝ってくれ。」と言われたので、
なぜか手伝わされることになり、
道の脇に止まっているマイクロバスを、みんなで押すことに(笑)


計5人ぐらいで押したのだが、
マイクロバスは動かず。

すると、エジプト人は
「OK、OK!ありがとう。後は俺達で何とかするよ!」
と言ってくれた。


そして、やっとのことで、
FOXキャンプの中へ。

中では、焚き火が炊かれて、
さっきバスで会った日本人旅行者4人がいた。


「結局、合流することになりましたね〜!」と会話しながら、
焚き火で温まらせてもらうことに。

で、結局、登山開始は夜中2時30分頃からということになり、
それまで、このキャンプの部屋で5時間ほど仮眠することに。


案内されたのは、山小屋の大部屋みたいな部屋(1泊15ポンド)
そこに、男4人で寝ることになったが、
合宿みたいで面白いシュチュエーションなので、問題なし!

しかも、意外に毛布など綺麗で暖かくて、
みんな、ぐっすり寝てしまった(笑)

しっかり寝て、登山頑張るぞ…!





◆これが、FOXキャンプで仮眠した部屋。

11月21日(水) ケニア(ナイロビ)→エジプト(カイロ) <カイロ泊>

  1. 2007/12/05(水) 19:12:19 
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ケニアのナイロビを飛び立った飛行機は、
予定通り、8時過ぎに、エジプトのカイロへ到着。





◆着陸間際の風景。
 砂漠が続いていたと思ったら、
 急に建物が見え始め、
 その5分後には、空港に到着。



またエジプトに戻ってきた…
1週間前まで滞在していた国ということもあり、気は楽。


飛行機を降りて、入国審査に進むと…
「ビザが無いと入国出来ない」と止められた。

全然、考えていなかったのだが、
どうやら、エジプトは、入国の旅にビザが必要らしい。

てっきり、一度目のビザ発行から有効期限の1ヶ月以内であれば、
再入国可能だと思っていた。

ガイドブックを見ると、確かに、再入国ビザの申請が必要と書いてある。

で、すぐ横にある、ビザ申請窓口に行って聞いてみたら、
一度目の入国も、再入国も、ビザの値段は同じ15ドルと言われた。

ほんとかいな…値段が嘘っぽいことこの上無かったのだが、
確認する方法も無く、仕方なく15ドル払った。

エジプトのビザは、お金を払うと、
シールをもらって、それを自分でパスポートに貼るだけなのだが、
今回もらったビザのシールは、
1度目の購入したものと同じ。

なんだか、騙された感が満載である。



空港を出た後は、以前と同様、
空港のバス乗り場から、356番のバス(2ポンド)に乗り込む。

見慣れた風景を通り過ぎて行き、
1時間ほどで、市内のタフリール広場に到着。


今回も、宿は使い慣れている「Ismailia House Hotel」にしようと思っていたので、
そこから10分ほど歩いて、宿に到着。

無事、ドミトリーの部屋に空きがあり、チェックイン。


さて…前日、空港泊で、眠気もあったのだが、
ここ1週間ネット環境が無かったこともあり、
早速、ネットカフェ「HANY」へ行く。

そこで、3時間、
メールチェックと、ブログのアップを行った。


次に行く国、イギリスでは、
ロンドンに住んでいる友人宅に泊めてもらえることになっているのだが、
メールのやり取りを通じて、
サッカー・プレミアリーグのチケット取得の協力もしてもらったのだが、
無事、チケット購入完了との連絡をもらうことが出来た。
ロンドン滞在の一番の楽しみである。

ブログのアップは、ネットのスピードが遅すぎて、
画像が全然アップ出来ない状況。
エジプト、ネット環境は厳しい。


インターネットカフェに行った後は、
いつもながらの、カイロでお気に入りのスイーツ屋に寄って、アイスを食べる。
甘いものが安くておいしいのは、
僕にとっての、エジプトの良さだ。


その後は、カイロの市内観光として
まだ行っていなかった、オールドカイロという地区に行くことに。

歩いて地下鉄のサダット駅に戻り、
そこから4駅行った、マルキルギス駅で下車。


オールドカイロは、カイロ発祥の地ということで、
エジプトの歴史を感じられる雰囲気なのだが、
まず、駅前にある、聖ジョージ修道院へ行ってみる。

ここは、入場無料ということもあり、
中にも入ってみた。





◆聖ジョージ修道院の外観。
 キリスト教の流れをくむ、コプト教の教会。
 建物の作りも、イスラーム建築とは雰囲気が異なる。





◆聖ジョージ修道院の中。
 ロウソクのじりじりと燃える音が
 聞こえるほどの静寂だった。




とても穏やかな空気の流れる修道院で、
心が落ち着く印象だった。


修道院の次は、そこから5分ほど歩いた場所にある、
エジプト最古のイスラーム寺院、
ガーマ・アムルへ。





◆シンプルな作りの建物。
 中に入るためには、バクシーシ(チップ)が必要。
 バクシーシ…という響きが、既にトラウマ(笑)
 中には入らず。



ガーマアムルの前を歩いていると、
そこに、ストリートサッカーをしている少年&青年?が数人いた。

うーん…その光景を見た瞬間から、
ウズウズしてしまったのだが…
「やはり、ここで一緒にプレーしなかったら、
いかんでしょう!」思い立ち、
彼らに声をかけて、入れてもらった。

3対3のミニゲームをすることに。
石を置いて、ゴールに見立てて、
コートの四隅は、だいたい感覚で、ということに。
まさにストリートサッカー。


もちろん、僕はアキレス腱を気遣ってのプレーだから、
走ることなく、早歩きみたいな動きで、
体の反転もゆっくりと。


プレーを開始してみると、これが何と、
一人がかなりうまい。

裸足でプレーしている彼は、
両足も使えて、ボール裁きも正確。
3人に囲まれても、ボールを浮かせて、
リフティングで抜き去ってくる。すごい。

ディフェンスについても、全然ボールが奪えない。

僕が高校卒業した頃(約10年前)に、
フットサル選手の上村信之助に出会った時と同じような感覚を受けた。

当時、上村信之助がフットサルの日本代表とは露知らず、
練習試合でマークした時に、
「この人、うまいな〜、全然ボールが取れないぞ。」と感じたのだが、
その時のことを思い出した。

こんな人が、エジプトに隠れているとは…
聞いてみると、サッカー選手などでは無いとのことだったが、
彼に、フットサルをやらせたら、大変なことになるだろうな。


そんな彼のドリブルを見ているだけで十分楽しかったのだが、
30分ほどミニゲームをして、彼らとのプレーを終えた。





◆一緒にプレーした人達。
 白いシャツを着た彼が、恐ろしいほどにうまい。



ストリートサッカーの後は、また地下鉄に乗って、移動を。

この先、ヨーロッパの旅が始まるにあたって、
冬服を購入しようと考えたのだが、
どこが安く冬服を売っているのか、
駅のホームにいたエジプト人に聞いてみたのだが、
アタバ駅の近くが良いらしい。

アダバは、
先日、僕がハンハリーリに行く途中に、
生活雑貨などがフリーマーケットのように
売られていた地域だったので、そこが狙い目だと思っていたが、
やはり、そこが安いらしい。


地下鉄で、アタバ駅まで移動。

駅で降りると、目の前のアタバ広場一体が
フリーマーケットのようになっていて、
そこに冬服がたくさん売っていた。





◆アタバ広場のマーケット。
 夜遅くまで活気がある。



まずは、マフラー選び。

マフラーは、デザインにこだわって…
悩んだ既に、選び抜いた(笑)
15ポンドを13ポンド(260円)に値切って、購入。


次は、ジャケット選び。これは難航した。

値段は安いのだけど、
薄くて、ペラペラなものばかり。
これじゃあ、冬は越せないし、
見た目が…切な過ぎる…。

客引きについていったり、
自分で見て回ったりして、
10件ぐらいの店を見たけれど、
良いのが無い。


諦めかけたときに…
ちょっとかっこいい(まともそうな)ジャケットを売っている露店を発見。

そして、デザイン、機能性共に良さそうなジャケットを発見!

で、ここから店員との価格交渉が始まったのだが…
何と、1時間近く交渉して、
390ポンド(約7800円)を、
115ポンド(約2300円)に値切って、購入。

最後は、店員も呆れ果てていたのだが、
良いものが購入できて満足。

エジプトで、この価格は、結構高いジャケットなんだけれど、
何だか、選び始めたらこだわりが出てきて…
久々の服の買い物を楽しんでしまったのだった(笑)


購入後は、歩いて30分ぐらいかけて、宿に戻ることに。

宿に戻って、ホテルのスタッフのエジプト人に、
今日買ったジャケットを見せて
「これ、いくらぐらいに見えます?」と聞いたら
「150ポンドぐらいじゃないの。」と返答が。

実際は、115ポンドで買ったから、
まぁまぁ良い買い物が出来たみたいだ。





◆今日買ったジャケットとマフラー。
 エジプトで買ったにしては、おしゃれ?(笑)



宿のロビーで、日本人旅行者の人から話しかけられたので、
少し話しをすることに。

その後、ドミトリーに部屋に戻ると、部屋中、
日本人旅行者だったので、
お互いの旅の経過などを1時間ぐらい話した。

この宿、日本人宿ではないのだが、
地球の歩き方に載っていることもあり、
日本人が多い。

まぁ、適度に多い分には、情報交換も出来て良い。

全員が日本人という宿は…もういいかな(笑)


シャワーを浴びて、寝床についたのは、0時過ぎになってからだった。

11月13日(火) エジプト(カイロ)→ケニア(ナイロビ) <機内泊>

  1. 2007/11/21(水) 18:34:11 
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朝8時頃起床。
今夜22時発のフライトで、
ケニアのナイロビへと移動する予定があるので、
今日はカイロで過ごす休憩日。

せっかく書き溜めているのに、
なかなか更新できないブログを
今日こそは!と思い、
午前中は、バフレイヤオアシスの3日間について
日記を書き進めた。


ちなみに、バフレイヤオアシス砂漠ツアーで
いろいろお世話になったハマーダの奥さんが、
昨日、僕らのカイロへの帰り際に
盛りだくさんの葡萄(ぶどう)をくれていたのだが、
これを、宿の朝食の時に一緒に食べてみたのだが…
あまりに盛りだくさん過ぎて、
食べるのに1時間ぐらいかかってしまった(笑)


昼過ぎに、ここ3日ぶんの日記を書き終えたので、
USBメモリにデータを移し…いざ、ネットカフェへ出陣!

と、思ったら、出発際に日本人の旅行者の人が話しかけてきたので、
しばらく立ち話を。

転職の合間を縫って、
約1週間ほどの滞在期間でエジプトに来たらしい。


僕自身がこれまで回った箇所に行く予定だったので、
いろいろと経験談などを踏まえてアドバイスを。

旅人の間では、こうやって生の情報が伝達されていくのだ。


さて、話を終えて、改めてネットカフェへ出陣。
なぜか少し道に迷ってしまったのだが、
だいたいの方向で歩いていったら、無事、ネットカフェへ到着。
カイロ中心部の地理は、地図を見なくても分かるようになってきた。


ネットカフェでは、どのPCがスピードが速いのか知っているので、
すかさず、そのPCを陣取る。

これは、ネットカフェに通う者としては重要。
PCによって全然スピードが違うから…
こっちもお金を払ってネットを使っているから必死。

僕は、少しでもスピードが遅いと感じたら、
さっさと別のPCに席を移動して、一番速いマシンを探す。

また、PCを使い始めたら、
コントロールパネル→システムと進んで、
パフォーマンス優先の設定に切り替える。
これでまた少し動きが速くなる。


それはさておき…
結局、3時間かけて、
メールチェック&ブログ更新&
ロンドンに行った時に見てみたい、
サッカーのプレミアリーグの試合日程について調べた。

3時間でも、6ポンド(約120円)、安い!


せっかくの世界一周の旅なので、
好きなサッカーに関しては、
・イギリスのプレミアリーグ
・イタリアのセリエA
・フランスリーグ
・スペインのリーガエスパニョーラ
・ブラジルリーグ
以上の5つは観戦したいと思っている。

が、プレミアリーグ、
試合日程と滞在期間の関係で
ちょっと観戦が厳しいかも…。



ネットカフェを後にして、宿に戻る。
帰り際には、いつもの「EL ABD」で
アイスクリームを購入。

もちろん、僕のお気に入りコンビネーション、
チョコレート&マンゴーだ。


宿に戻り、
30分ほど休憩しつつ、
先程会った日本人旅行者の人と雑談を。


そして、18時30分頃に、
空港に向かって出発。

タクシーなんぞ高いので使わん!ということで、
もちろん路線バスを使って空港へ。




◆カイロの町並み。
 アラビア文字とも、しばしの別れだ。



路線バスは、行きの時に使っているので
タフリール東ターミナルから、
問題なく、356番のバスに乗車。

空港まで片道2ポンド(約40円)、
タクシーを使ったら80ポンド程度(約1600円)

この差は大きすぎる。
まさか、バックパッカーに、
タクシーを使っている奴はいないだろうな…?(笑)


バスは渋滞に巻き込まれて、
1時間40分かかって空港へ到着。
時間に余裕を持って出発して良かった…。

空港でチェックインを済ませた後は、
空腹を満たすべく、フードコートに行ってみたのだが…
やはり空港価格、とても手が出ない。
おそるべし。

市内でコシャリでも食べておけばよかった…
そういえば、なぜか今日は朝食以外食べてなかった。
どうりでお腹が空くわけだ。


仕方なく、ロビーに座って待つこと2時間…。

空腹と眠気に耐えて、何とかエジプト航空の飛行機へ乗り込んだ。
飛行機は時間通り22時に出発。

眠くて、離陸時に寝てしまったのだが、
幸いなことに、機内食が出てきて起こされた。
機内食は、一気に平らげてしまった(笑)


その後は、再びウトウトと…。

ちなみに、エジプト航空、
可もなく不可もなく、といった感じだが、
予想よりはまともなサービス品質で助かった(笑)

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