2月11日(月) ギリシャ(アテネ→パトラ)→イタリア(バーリ) <船中泊>

  1. 2008/02/18(月) 02:49:12 
  2. カテゴリー:ギリシャ Greece  
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6時30分頃になり、
アテネのピレウス港へ間もなく到着するという船内アナウンスがあり、
それで起きる。

途中、何度も起きることはあったが、
何とか船内のソファーを使って横になり、寝ることが出来たので良かった。

悪天候と聞いていたが、
船の揺れはそれほど大きくはなかった。
やはり船が大きいので安定しているのだろうか。

7時になり、船がピレウス港に到着。
昨夜、予定通り出発していたら、おそらく早朝4時頃に到着していたので、
悪天候で出発が遅れたことが、
うまい具合に良い到着時間となったのでラッキー。


荷物を持って船外に出ると、Jさんがいたので合流。

そのまま近くの地下鉄の駅に行って、宿の最寄のオモニア駅まで帰ることに。


オモニア駅から宿までの途中で、朝食を食べようと店に入るも、
朝食用のメニューがなく、単品それぞれの値段が高いので断念。

そのまま宿に戻り、預けていた荷物を受け取って、
ロビーで待機することにした。

荷物を整理して、その後は、
パソコンを開いて写真整理と日記を書くことにした。


この宿のパソコンは3台あり、インターネット無料なのだが、
日本語が読めるパソコンが1台しかないので、
他の人が使っている間、待っていて、空いたのを見計らって使用開始。

とりあえず、サントリーニ島の分の写真をアップ。
また、メールチェックも。


そして、11時過ぎになったので、
イタリアのバーリ行きのフェリーが出発する、
ギリシャのパトラという町に移動開始することに。

宿を出る際には、トルコとギリシャの旅で長らく一緒に行動したJさんに挨拶を。

でも、「まぁ、今後のイタリア、スイスと続くコースも一緒なので、
またどこかで会うでしょ(笑)」という話しになった。


そして、荷物を持って、歩いて国鉄のラリッサ駅へ。
途中で、近くの商店に入り、1個0.60ユーロのパンを2つと、
ミネラルウォーター1.5リットル(0.80ユーロ)を購入。

徒歩15分ほどでラリッサ駅に到着した後は、
電光掲示板で電車の時刻を確認したのだが、
どうも表示がおかしいので、駅員に聞いてみると…
「今日から3日間は、バーリ行きの路線はストライキに入っているから出ないよ。
 だからバスしか手段は無い。
 ここからタクシーで10分ほどの、
 キフィスウ・バスターミナルに行きな。」と言われた。

「なにー!?ストライキ??
 バスということは、鉄道パスが使えないから、
 無駄に追加出費になってしまうではないか…!」
何とも悲しいというか、勝手なストライキによって振り回されることになった。

労働者側が、何か訴えかけたいのは分かるが、
ストライキをされると、
こうして多くの観光客にも迷惑がかかっているということを理解しているのだろうか。

ストライキなんて、全く時代錯誤というか何というか…


とはいえ、どうしようもないので、バスターミナルへ行くことに。

しかし、キフィスウ・バスターミナルとは、一体どこなのだろうか。

タクシーを使えば、そりゃ簡単にたどり着けるけど、
お金がもったいない。

手持ちのガイドブックのコピーに、ターミナルは一応載ってはいたが、
超アバウトな地図。

とりあえず、地図の中で最寄り駅と思われるアギオス・アントニオス駅まで
ラリッサの地下鉄駅から行ってみることにした。


アギオス・アントニオス駅に到着して外に出てみたのだが、
キフィスウ・バスターミナルは地図にも載っておらず、案内も表示も無い。

仕方なく、道行く人を捕まえて、
何度も道を聞きながら歩いていくことにした。

これがまた予想以上に駅から遠い。


だいぶ近づいて来たと思えるところで、
また道を尋ねてみると、「あのビルだ。」と指をさして、
やっと着いた…と思ってビルに入ってみたら、
なぜか車の修理工場。

「全然違うやんけ…」と思いながら、
今度は修理工の人たちに道を尋ねると、
この先50mぐらいにあると教えてくれた。


そしてさらに歩くと…ついにキフィスウ・バスターミナルを発見!

古びた昔のデパートのような建物があり、
その入り口付近から中に続く通路があり、そこにターミナルがある、という仕組み。

これじゃあ、簡単には発見できないよなぁ…

駅からは約1.5kmほどだった。


ターミナルに到着すると、早速、パトラ行きのバス乗り場を聞いて、
そこに行ってみると、先程、宿で別れたJさんを発見。

いきなり再会してしまったわけだが、
Jさんは、13時発のパトラ行きのバスに乗るらしい。

既に13時5分前、急いでチケット売り場に行ったのだが、
列が出来ていて混んでいたこともあり、
結局、買えたのは13時30分発の便だった。

チケット代は、16ユーロ。
鉄道なら無料だったのに…痛い。


バスを待つ間は、ベンチに座って、パンと水で昼食を。
ここのところ、パンばっかり食べているような気がする。

でも、意外にそれでいけてしまうのが恐い。


13時30分前になり、先程のバス乗り場に行くと、
どうもバスが現れないので、聞いてみたら、13時30分発のバスは、
違う場所らしい。

なんと、毎回場所が変わるんかいな!と焦り、
急いで反対側の乗り場へ。

ギリギリセーフで、バスに乗り込むことが出来た。


バスは、約3時間で、パトラまで行く。

車窓からは、ヘロポネソス半島とギリシャ本島に広がる
海岸線の町並みが綺麗で、見ていて飽きることはなかった。

まだまだギリシャは広い、とても1週間では周り切れない。





◆バスの車窓からの風景。
 延々と続く海岸線を、ひたすら眺めていた。



パトラには、16時30分頃到着。

バスターミナルで下りて、そこからすぐ近くの旅行代理店に入り、
SUPERFASTというフェリーの切符を購入することに。

このフェリーは、ユーレイルグローバルパスがあれば、
無料で乗れると聞いていたのだが、
なぜか、17ユーロの港使用税と燃料税みたいなものが必要と言われた。
(ドミトリー部屋の料金は、通常70ユーロ程度らしいが、それは無料)

先日、アテネで会った旅行者も17ユーロ払ったと言っていたので、
そういうものなのかなぁ…と思い、とりあえず支払ったのだが、
17ユーロといえば、結構な金額。痛い。


ちょっと怪しげだったので、他の代理店と、
SUPERFAST社(?)の正規代理店のようなところに入り、
この17ユーロが必要なのか聞いてみたら、どうしても必要らしい。

うーん、まぁそれならしょうがないけれど…。


チケット購入後は、少し時間があったので、
何か食料でも買うかなと思い、近くを歩いてみることに。

しかし、どうも商店のようなものが見当たらず、
結局、大衆食堂を発見したので、そこで、ギロス(1.5ユーロ)を買うことに。

ギロスが1.5ユーロで買えるのは、ちょっとお得。
腹の空き具合からすると、本当は4つぐらい食べらるのだが、1つで我慢…。


そして、ギロスを食べながら、歩いてフェリーまで行って乗り込んだ。





◆これが、「SUPER FAST」フェリー。
 新しく導入された船だろうか、かなり新しい船で、設備も快適だった。

 

フェリーは18時に出発。
出発時は、船の甲板に出て、離れてゆくギリシャの島(パトラの町)を見ながら、
その風景を写真に収めていった。





◆フェリー出発時の水しぶき。
 凄まじい勢いを見ると、スクリューの威力の大きさが分かる。



ギリシャとイタリアは一応、陸続きではあるのだが、
何だか、違う大陸に移動するかのような気がした。





◆フェリーから見たパトラの町。
 少しずつギリシャが遠ざかっていく…。



ヨーロッパの旅、後半戦に入って来たが、
残りは、イタリア、スイス、フランス、スペイン、ポルトガルと、
少なくなってしまった。
ちょっと寂しい気もする。


しばらくして部屋に戻り、とりあえずシャワーを浴びることに。

今回乗った船は、新しいようで、内装も清潔で綺麗。
シャワーもバッチリお湯が出て快適。

ドミトリー部屋も、48ベット(6ベットで1室×8)ぐらいあるのだが、
泊まっているのは2〜3人のほうで、開放感があって良い。

唯一、3段ベットの天井が低いのがきつい。





◆フェリー船内の一風景。
 同じ数字が壁に貼られた長い廊下が続く…いやいや、これは写真のトリック。
 さて、どうやって撮影したのでしょうか? 



シャワーを浴びた後は、日記を書こうと思ったが、
ちょっと休憩して、22時過ぎから開始。

久々に、まとまった時間をかけて日記を書くことが出来たのだが、
4時頃まで書き続けて、船の揺れと目の疲れで気持ち悪くなってきたので、
今日は終えることに。

それでも5日分ぐらいしか進まず。

どうも、最近の日記は、以前に比べて多くなってきており、
1つの日記に1時間以上かかることもしばしば。

ちょっと文章量を調整しないと、きつい。
かといって、本当はもっと書きたいことがあるのだが…
とにかく時間が足りない。

正直、1日48時間あって、ちょうど良いという感じかな…。


アラームをセットして、4時過ぎに就寝。

2月10日(日) サントリーニ島観光→アテネ <船内泊>

  1. 2008/02/11(月) 17:14:58 
  2. カテゴリー:ギリシャ Greece  
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サントーリニ島に来てからというもの、
寝るのが20時〜21時頃なので、夜中に必ず一度は起きてしまうのだが、
この日も、夜中起きてみると、窓の外からは、
ゴロゴロと雷の音が…

おいおい…天候が良くなってくれないと、
アテネ行きのフェリーがいつまで経っても出ないがな…と不安に感じつつも、
再び寝ることにした。



そして、朝、8時頃になって起床。

同じくして、Jさんも起きたのだが、
さてさて…2人の一番の関心事は、天候だ。

ホテルの窓には、雨戸みたいなものがついているので、
「さぁ、今日こそ帰れるのか?空の色はいかに??」ということで、
いざ、その戸をオープン!!


空を見て、2人から出た言葉は…

「……微妙……。」


雨は降っていなかったのだが、
相変わらずの厚い雲に覆われた空、風も強い。

今日のフェリーも、どうなることやら…


Jさんは、明後日、ギリシャのパトラから、イタリアのバーリ行きのフェリーチケットを
購入済ということもあり、今日のフェリーが出ないと、また困ったことになる。

起きてしばらくして、Jさんが、近くの旅行代理店に行って、
今日の午後のフェリー便の運行予定を聞いてくるということで、部屋を出て行った。

そして、しばらくして部屋に戻って来たのだが、
どうやら、今日の早朝の便は、欠航だったらしく、
午後の便も、昼頃にならないと、運航されるかどうか分からないらしい。

不穏な空気…。


まぁ、そうはいっても、とりあえず部屋で何もせずに待っていても仕方ないので、
島の観光に出かけることに。

天気が良ければレンタカーを借りようと話していたのだが、
微妙な天候なので、おとなしくバスで移動しようということに。


今日は、僕はベリーサの海岸に、
Jさんはイアに行くことにした(昨日と逆の行き先)

ベリーサは、島の南東側なのだが、フィラからのバスは11時発だったので、
10時頃部屋を出て、バスの出発までに、フィラの町を歩くことに。

雨が降っていないので、歩く分には問題なく、
サントリーニ島の名物(?)道に溢れ出る雨水の濁流もなく、助かった。


フィラの町は、崖のすぐ近くになるので、
崖側に行ってみると、そこからの景色が素晴らしい。





◆フィラの町(崖側で、北方向を見た図)
 イアの町も美しかったが、フィラの町も、やはりエーゲ海独特の白い建物や
 パステルカラーの色使い。いいねぇ。





◆今はオフシーズンなので、使われていないが、
 崖沿いには、多くのホテルが存在している。
 こんなところで休日を過ごしたら、最高だね。
 いつか夏に来てみたい。でも、宿泊費はおいくら万円だろう…。


 
崖沿いの道を、行ったり来たりしながら、
様々な表情を見せる町並みの風景を、ひたすら写真に収めていった。

そして、そろそろバスの出発時間が近づいて来たので、
バス停に戻りながら崖沿いの道を歩いていたのだが、
猫と遭遇。

建物の壁に座っていたので、通りすがりに目が合ったのだが、
ジーっとこっちを見てきたと思ったら、寄ってきて、コミカルな動きをし始めた。

建物の柵に体をすりすりしていたと思ったら、今度はしっぽがピンと立ちはじめた。

見ていて面白いので、しばらく眺めていたら、
今度は柵の外に出てきて、
僕の足元に来て、地面でゴロゴロし始めた(背中が痒いのか??)





◆遭遇した猫、地面でゴロゴロしている図。
 かわいい。
 ギリシャに来てから、やたらと犬と猫に出会ったような気がする。
 


そして、ゴロゴロした後は、崖の塀にピョンと飛び乗って、
遠くの島を眺めて落ち着いてしまった。

何だか、威厳すら感じる姿だ…。





◆島を眺める猫。
 彼は何を僕に伝えたかったのか…しぶい…しぶすぎる。
 僕もそんなオーラが出せる猫になりたい。間違えた、「人」になりたい。 



猫とのしばらくの交流を経て、バス停に戻ることに。
と、思ったら、途中で展望が綺麗な場所があり、
その建物は工事中だったのだが、無視して進入して写真撮影を。





◆フィラの町(南方向を見た図)
 崖沿いにはケーブルカーが走っていて、崖のふもとには、小さな港がある。
 空がどんより曇っているのが、分かるだろうか。
 サントリーニ島滞在中は、ずっとこんな感じの空。
 


バス停に戻ると、バスがすぐにやって来たので、
それに乗って、今度はベリーサへ。

バスは40分ほどかかって、ベリーサの海岸へ到着。

バスに乗っている最中からだったのだが、
強い雨が降り始めて来て、
海岸沿いに着いた頃には、豪雨&強風の状態に。

そんな状態の時に、わざわざ海岸で降りても、何もすることが無いのだが、
このまま引き返すのもアホみたいなので、
とりあえずバスを降りることに。

ちなみに、バスに乗っていたのは、僕と、もう1人韓国人旅行者の人だったのだが、
さすがの悪天候に、もう1人の人は、バスを降りてすぐに喫茶店に避難していった…。


さて、強風には全く役に立たない折りたたみ傘を、一応開きつつ、
海岸沿いを歩いてみることに。

折りたたみ傘は、既に一部、骨も折れているので、
ヘナヘナの状態。

海はしけっていて、荒れている。色も、深い紺色のような感じ。
何だか、日本海の海を見ているかのようだ。
ここは本当にサントリーニ島か?(笑)



海岸沿いを歩きつつ、少し内陸に向かって歩いて見ることに。

海岸近くには、教会が一つあって、やはり青い丸屋根。





◆ベリーサ海岸にある教会。
 写真で見るとそうでも無いのだが、この時も、すごい雨と強風。
 写真を撮るどころの話ではない。



歩いてすぐに、さすがに強行突破するにも厳しい悪天候だったので、
道沿いのバラックみたいな軒先に入って、雨宿りすることに。

フィラの町へ帰るバスは、2時間後。
それまで、何すんねん…という状態に。


しかし、こうして本当にすることもなく、ただ雨宿りするなんて、
何だか久しぶりのような気がする。

そうだな…いつだろう、雨宿りの経験。

大学受験の浪人中に、
友人と早朝に公園に遊びに行って(早朝ということは、徹夜で過ごしていたのだけれど)
そこで、急な雨が降ってきて、木の下に入って、ボーっと雨が止むのを待っていた…
その経験以来かな。

って、何でそんな記憶が今でも覚えているのだろう(笑)
今思えば、徹夜で遊んでいないで、勉強しろ!という感じだが。
まぁ、あの時はまだ5月だったので…5月病ということで許して下さい。


話を戻すと、ベリーサ海岸沿いの軒先での雨宿りは45分ほどで、
雨が少々弱まってきたので、歩き始めることに。

とはいえ、地図などは手元にないので、
何となく、町の中心と思われる方向に向かって、ウロウロする、という感じ。


崖沿いの建物群ではなく、平地に建っている建物ばかりなのだが、
やはり、エーゲ海らしい建物がそこらじゅうにあり、
「いいねぇ!いいよ、この感じがいい。」と独り言を言いながら、
写真を撮り歩いていった。





◆ベリーサの町の建物(ホテル?)
 この色使い、シンプルなんだけれど、統一されているので、
 とてもかわいらしい。いいねぇ。



しばらくウロウロしていると、町のメイン通りと思われる通りに出たのだが、
いかんせん、オフシーズンということもあってか、全く店が開いていない。
ゴーストタウン状態。

そこを、壊れた折り畳み傘を持って、目的無くさまよい歩いている姿は、
おそらく、道路を走る車の人からは、奇妙に映ったことだろう。


しばらく内陸に向かって歩いたのだが、本当に何も無いので、
引き返すことに。

来た道とは進路を変えながら、ひとまず歩き続けて、
また海岸沿いに戻っていった。

海岸に出ると、相変わらずの荒れた海だったのだが、
そういえば、サントリーニ島特有の、ブラックサンドと呼ばれる黒砂のビーチであることを
思い出し、見てみると、確かに砂浜が黒い。





◆ベリーサ海岸。
 ブラックサンドと呼ばれる黒砂が独特。
 


海岸沿いは砂が湿って歩きづらいので、舗装された道路の上を歩いてバス停まで
戻っていったのだが、結局、開いている店は2件で、
他は全て閉まっていた。

ただ、その開いているレストランには、
なぜかやたらと外国人旅行者のような人が群がっていて、
ビールを飲みまくっていたのだが、彼らは一体何をしに来たのだろうか…。


バス停まで戻り、しばらく待っていると、14時前になって、
フィラに戻るバスが到着。

行きのバスで乗った韓国人の人も、避難先の喫茶店から出てきた(笑)


バスは、なぜか行きとは異なるルートで早くフィラの町に戻ってくることが出来、
14時15分頃に、フィラに到着。

フィラから、港行きのバスは、14時30分発だったので、
その前に、急いで旅行代理店に行って、午後のフェリー便の運航を聞くことに。


すると、15時30分発のフェリーは、欠航なのだが、
20時発の夜行フェリーが、運航が決定されたらしい。

「おお!!ついにサントリーニ島を脱出できる!!」
早速、チケットを購入(33.5ユーロ)


しかし、夜まで何をして時間を潰そうか…ということに。

もう今から別の場所に行くのはしんどい、
かつ、喫茶店で数時間も過ごすのは、お金もかかるし、しんどい。


というわけで、出した答えは、
既にチェックアウトしたことになっている宿に戻ることにした。

チェックアウトといっても、他に誰も泊まっていない2階建てのホテルの一室に、
お金と鍵を置いてきているだけ(自由奔放な管理状態)なので、
部屋に戻ろうが、問題は無い。


バス停から歩いて10分ほどで部屋に戻ると、
やはり、今日も誰も部屋に入っていないようで、
朝置き残したお金も鍵も、そのまま残っていた。

寒いので、ついでにシャワーも浴びることに。

そして、しばらくベットで寝ることにした。

まぁ、その間に管理人が入って来たら、
追加でちょっとお金を渡せばいいし。


…そして、17時30分頃まで寝て、
準備を整え、18時頃に部屋を出ることに。

長らく(といっても、2日だけど)お世話になったこの部屋とも、今度こそお別れだ。

港行きのバスは19時発だったのだが、
夜のフィラの町の夜景はどんなものかと確かめるために、少し早めに出た。

そして、午前中に行った崖沿いまで行こうとしたのだが、
道がとにかく暗い。

細い道を通って、ショートカットで行こうと歩いていたら…
どこぞやの家の犬がすごい勢いで吠えてきて追いかけてきたので、
かなり焦って、必死に逃げた。

こんなところで噛まれたら洒落にならない。
狂犬病も恐いし…。


崖沿いに到着して、フィラの町を眺めてみたのだが、
何と、全くもって、夜景はダメだった。

というのも、おそらくオフシーズンということもあり、
建物の電球が全くついていないのだ。

だから、真っ暗で、夜景どころでは無かった。
まぁ、考えてみれば、そりゃそうだという感じ。


仕方なく、バス停まで戻り、そこから港に行くことに。

バス停で、午前中に別れたJさんと合流。
そして、バスに乗って、港まで移動を。

バスは19時30分頃に港に着いたのだが、まだフェリーは到着しておらず、
しばらく、椅子が並べてあるだけの待合室で、待つことに。


ぞくぞくと、乗船客が集まってきたのだが、
待合室内には、野良犬もたくさん。

そして、20時20分頃になり、やっとフェリーが到着。

よしよし、ついにアテネに戻れるぞ!と思いつつ、
外は激しい雨に変わってきたので、ちょっと不安ではあった。


そして、その10分後になって、
合羽を着て、びしょぬれになった船員の人が待合室に入ってきて、
何やら必死に訴えている。

雰囲気からすると、「あかん、あかんわーほんま。ほなって、雨がすごいもん。無理やて、見てみぃ、この合羽の濡れ具合を…!」といった感じだ。

なんか不吉だな…と思っていたのだが、
ギリシャ語+英語が出来るおじさんが話しかけて来て、
英語で訳してくれたのだが、
どうやら、フェリーには乗り込んでも良いものの、
この悪天候では出港が出来ないらしく、
いつフェリーが出るかわからない(場合によっては、明日になるか、明後日になるか…)とのこと。


おいおいおい…いつ出るかわからないって言われても…
サントリーニ島に在住している現地の人は、
その話を聞いて、ひとまず自宅に帰っていく人もいたのだが、
僕らは、いまさら、また町に戻ることも出来ないので、
そのままフェリーに乗り込んで待つことにした。

フェリーに乗り込むと、ほとんどガラガラ状態なので、
窓際のソファーを確保して、そこに横になって寝ることにした。

フェリーがいつ出るのか知らないが、
まぁ、寝る場所が確保されている分には、何でもOK。

明日出ようが、明後日出ようが、
もう知ったこっちゃない。とにかく寝よう。



…と、2〜3時間寝ただろうか、
気付いたら、船が揺れていて、どうやら、フェリーはその後、
強行で出港したらしい。

でも、眠いので、またすぐ眠りについた。

ひとまず、フェリーが無事出たので、良かった…。
いや、本当にこの悪天候には困らされたものだ。

アディオス、サントーリーニ・アイランド…!
そして、またいつかこの島へ戻って来よう。その日まで…。

2月9日(土) サントリーニ島観光 <サントリー二島泊>

  1. 2008/02/11(月) 17:04:21 
  2. カテゴリー:ギリシャ Greece  
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夜、何度か目が覚めたのだが、
9時頃になって、さすがに起きようと思い、
そして、天気を確かめるために窓の戸を開けてみると…

微妙…

雨は止んでいるものの、
昨日と同様、厚い雲に覆われており、
雨が降ったり、止んだり、という繰り返しになりそうな日だ。

うーん…せっかくサントリーニ島に来たのに、
こうも天気が悪いと痛い。


Jさんは、既に今夜の帰りのフェリーのチケットを購入済みで、
さらに、明後日には、ギリシャのパトラからイタリアのバーリ行きのチケットも購入済みのため
万が一、フェリーが欠航になると、面倒なことになる。

10時前になり、ひとまずJさんが、フェリーの運行状況を確かめるために、
外に出かけることになった。

その間、僕は昨日寄ったレンタカー屋に行って、
島の地図をもらうことと、レンタカーの料金を確かめることに。


僕は、坂を上ってレンタカー屋に行くと、
昨日のおじさんがいて、「おー!どうした?」と、相変わらず優しい対応。

「地図を無くしてしまったんでもう一度下さい…
そんでもって、レンタカーって、いくらなんですか?」と聞いてみると、
地図はあっさりもらえて、さらにレンタカーに関しては、
「1日35ユーロだけど、もう11時近いし、
 今夜だと、7時までに車を返してもらわなければいけないから、もったいないよ。
 バスで簡単に島内を移動できるから、絶対そっちのほうがいいよ!」と返答が。

何とも、商売っ気の無いおじさんだが、
確かにその通りのようにも思う。


僕は先に部屋に戻ったのだが、
しばらくして、Jさんが戻って来て言うには
何と「今夜のフェリーは天候不順のため欠航」とのこと…

とりあえず、今夜のチケットは、お金は払い戻しになったようだが、
この天気でフェリー欠航とは…。

既に、アテネからの便がこちらに向かって出発していないらしく、
現時点で、欠航が決まっているらしい。

この欠航によって、サントリーニ島にもう一泊しなければいけないことが、
いきなり決定してしまったのだった。

そして、明日も天候が悪ければ、さらに欠航ということもありえる。
なんてこった。


ちなみに、他のレンタカー屋を調べてくれたようで、
そこだと、オートマ1日40ユーロ、マニュアル1日25ユーロらしい。

しかし、何と言っても天気が悪いので、
車を借りても…という話しになり、バスで移動することに決定。


そして、行き先に関しては、Jさんはワイン博物館や、ワイナリー見学に行くということで、
一応、部屋に戻ってくる時間を17時30分と決めて、
僕は、別行動で、イアに行くことにした。


バスターミナルに行ってみると、時刻表が貼ってあったのだが、
土日は本数が少なくなっており、次のバスまで1時間ほど待たなければいけなかった。

とりあえず、フィラの中心部と、崖側からの景色を見に行くことに。

しかし、雨が降り始めて、さらにだんだんと激しく降り始めて来た。





◆フィラの町の路地。
 オフシーズンなのでほとんどの店が閉まっており寂しい印象。



細い道を歩きながら崖側に向かっていくと、海が見える場所まで辿りついたのだが、
その頃には、豪雨&強風のひどい状態。

昨夜と同様、折り畳み傘が全く意味なし。

しかも、水が溢れて濁流状態で、歩き進める状態ではなかったので、
数枚だけ写真を撮って、バスターミナルの方向へ戻ることに。

ちなみに、路地を歩いていると、一匹の犬が一緒についてきた。
この犬も、お腹を空かせているので、ついて来て、何か食べ物をねだっているのだろうか。

僕らが歩く先を先導するように歩いている。
それにしても、雨がすごいので、犬もビショビショに濡れてしまって、かわいそうな状態。

しかし、どうすることも出来ず…。





◆ずっと一緒について来た犬。
 風景の写真を撮っている時も、こうして切ない姿で待っている。
 この後、スーパーに立ち寄ったのだが、その時も、外でちゃんと待っていた。
 愛らしいというか、何というか…犬のこういうところが好きだ。



バスターミナルへ帰る途中にスーパーがあったので、
そこに立ち寄ってしばらく雨宿りを。

そして、バスターミナルへ戻り、さらにバスを待つこと30分ほど。

やっとバスが来たので、それに乗ってイアに行くことになった。


イアは、サントリーニ島の北端に位置する小さな町。

バスは、島内を走りながら、北端へと向かっていった。
島内はのどかな風景が広がっているのだが、
天気が良ければ気持ちよくドライブできそうな雰囲気があった。

バスは40分ほどで、イアに到着。

これまた、全く人の気配もなく、静かな所。

バス停から3分ほどで、崖側に面する教会に到着。


その近くの町並みや、海側からの風景を見て、テンションが高まった。
まさに、思い描いていた通りの、エーゲ海の風景だった。

なぜか僕は、小さい頃から、このエーゲ海の島々特有の
白い建物と、青い海のコントラストに憧れのようなものを感じていて
いつか行ってみたいと思っていた。

それが、まさに今自分が足を踏み入れているのだと思うと、うれしくてたまらなかった。

ただ、先程降っていた雨は止んだものの、
相変わらず曇りなので、本来の美しさではないのが、残念だったのだが…。


その場所から、歩いて右側に歩き進めることにした。

建物には、誰もいないようであるが、
本当に綺麗で、かわいらしい色合いを持った建物が延々と続いている。

イメージでは、白と青の基調の建物ばかりと思っていたのだが、
黄色や、オレンジなどの暖色を使った建物も多く、カラフルでそれまた良い。


通りを抜けていくと、
島の北端の場所まで到達し、そこから東側に広がっている建物があったので、
そこをくまなく歩いてみることにした。

というのも、坂に建てられた建物は、
少し角度を変えてみると、全く異なる顔を見せてくれるからだ。

それを目で見て、写真に収めたいので、とにかく細い路地全て歩き回った。





◆路地にあった建物の一つ。
 白と青の、イメージ通りの建物。
 別に何か細かい装飾があるわけではないが、こうして、
 建物の形と、色使いによって、
 これだけ綺麗に見せられることが出来るというのが素晴らしい。





◆サントリーニ島の北側には、小さな島が見えた。
 遠くでは、雨が降っているようで、その雲の合間から太陽の光が差し込んでおり、
 幻想的な風景が見られた。
 この風景を見ている時は、風の音と、岸壁に打ち付ける波の音だけしか聞こえない。
 自然と、心が穏やかになり、ずっとここで過ごしていたいと思えるような時間だった。



さらに、町の路地を歩き回り、より良い風景を求めてみた。





◆北側の町並みの風景。
 グネグネと続く道に沿って建てられた建物の迫力を収めるために、
 あえてカメラを縦で撮ってみたのだが、なかなか素晴らしい。
 まるでおもちゃのようにも見えてしまうような、不思議な町並みだ。



北側の町並みを一通り歩いたので、戻りながら、途中の展望台から
北側と、西側の町並みを写真に収めることにした。





◆イアの北側の町並み(展望台から)
 細かい解説など必要ないほど、素晴らしい。





◆イアの西側の町並み(展望台から)
 これまた、美しい。エーゲ海らしく、丸い青屋根の教会がポツポツと見えて、
 とてもかわいらしい。これで晴れていたら最高だったのだろうが…。



こうして、町歩きをしながら写真を撮っていたら、
帰りのバスまでの時間(トータル2時間)が、あっという間に終わろうとしていた。

急いで残りの道を歩き回り、風景を楽しむことに。

また、ビデオでも撮っていったのだが…
肝心なところで、韓国人の団体客と遭遇してしまい、
その人達がハングルでデカイ声で話しまくるので、
ビデオに思い切りその話し声が入ってしまい、
風景のイメージとは全く異なる録画になってしまった(苦笑)





◆イアの町の路地。
 雨上がりということもあり、落ち着いた雰囲気。
 人のいないオフシーズンに、1人で歩いて回るもの、すがすがしい。
 個人的には、賑わっているシーズン中よりも、こちらのほうが好きだ。





◆イアの西側の風景を、別角度で撮った写真。
 手前の建物と、奥の建物との遠近感が収められて、雰囲気が出ている。
 こんなところに別荘を持って、
 休日にテラスで海を見ながら本を読んだりしたら最高だな…。



最後に、イアの町の南側も急いで少し見て回ってから、
バスターミナルへ直行。

幸い、バスはまだ来ていなかったので、しばらく待ってバスに乗り、
フィラの町に戻ることに。


フィラの町に戻ると、17時30分まで少し時間があったので、
近くのスーパーで食料を買っておくことに。

すると、スーパーの前で、Jさんと合流!

部屋に戻る前にスーパーに寄るという、バックパッカー特有(?)の習性。
タイミングが合うものだなーと、思わず笑ってしまった。


スーパーで、パンと水、そして、ビールを購入。
この3点セット、定番になってしまった…。

ちなみにJさんは、ワイナリーなどに行ってみたものの、冬季は全て閉まっているようで、
結局、近くの村を歩いて見て回っていたらしい。

スーパーで、お土産用のワインを探したものの、
どれもサイズが大きく、ひとまず購入は保留することに。


買い物後は、近くの店で、ギロスを食べて夕食にすることに。
この店のギロスは1つ2ユーロだったが、ちょっとスパイシーで、これまた美味しかった。

その後は、旅行代理店に立ち寄り、
明日のフェリーの運行予定を確認しておくことに。

明日は、
7:00発、3:30発、8:00発の3便があるようだが、
まだ運行は未定らしい。

朝一番の便だと、旅行代理店が開く前の時間なので、
港に直接行って確認する必要があるらしく、それは厳しいので、
午後の2便のどちらかが運行されることを願うことにした。


部屋に戻ると、今日も濡れて気持ち悪かった靴を脱いで、
さっそくシャワーを浴びて体を温めることに。

そして、ビールを飲んで、パンを食べて、お腹を満たすという、
サントリーニ島定番の流れ。


一通り落ち着いたところで、やっぱり時間はまだ19時頃。
でも、本当にやることが無い。

すぐにアテネに帰る予定だったので、
最小限のものしかなく、全く何も持ち合わせもない。

しばらく、Jさんと話をしつつも、仕方なく、20時頃に強引に寝ることにした。


日本で仕事をしている時であれば、無理やり寝るだなんて、
なんて贅沢な話しなんだろうと笑ってしまったが、
こうなってしまうと仕方ない。

寝溜めが出来るのであれば、帰国後に備えて、
睡眠時間を溜めておきたいものなのだが…(苦笑)


というわけで、今日も全くもって健康的な生活リズムで、1日を終えたのだった。

2月8日(金) アテネ→サントリーニ島 <サントリーニ島泊>

  1. 2008/02/11(月) 16:53:33 
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日本人旅行者の人と話し終えると、
2時前になっていたのだが、このまま寝ると起きられないことは確かだったので、
そのままロビーで電源を借りて、パソコンで写真整理や日記を書くことにした。

ロビーはかなり寒いので、手足が冷えまくったのだが、
1人でもくもくと作業を進めた。

そして、3時30分頃からは、整理を完了した写真を、
ブログにアップすることにした。

一連の作業を終えると、既に5時だったのだが、
30分だけ、部屋に戻って横になることに。

5時30分から、真っ暗な部屋の中で、
ヘッドライトを使って、荷物をまとめ始めることに。

さすがに、洗濯物はあるは、さきほど広げていた電子機器はあるわで、
荷物整理が大変。


かなり急いだのだが、荷物がまとめおえて、
一階に下りていったのは、6時25分になっていた。

ちなみに、昨夜、Jさんとは6時20分に受付前集合と決めていたのだが、
受付のスタッフに聞いてみると、5分前に1人の日本人女性が出て行ったとのこと。

間違いなくJさんなのだが、何とも時間ぴったりに出るものだ。
うーむ、世界一周中の人は、やはりマイペースなのか。
もくもくと行動するその姿勢に驚いてしまったのだった(笑)


とりあえず、宿の地下に荷物を預けて、
Jさんを追いかけるように、地下鉄の駅まで行ってみることにした。

見当たらないので、そのまま地下鉄に乗って、ピレウス港へ。


ピレウス港に到着したのは、7時だったのだが、
フェリーは7時25分発ということで、
すぐ近くの旅行代理店で、急いでチケットを買うことに。

2件、代理店に入ったのだが、どちらも料金は31.5ユーロだったので、
2件目で購入することに。

そして、急いでフェリーに乗り込んだ。


とりあえず無事、フェリーに乗れたので一安心。
しかし、Jさんの姿は見当たらない。

席は自由席(デッキ席なので、部屋は無く、ソファーを使うのみ)なので、
自分用の席を確保して、パンを食べて朝食にしていたら、
Jさんと遭遇。

どうやら、先にフェリーに乗っていたようで、
別の場所を確保しているとのことで、そこに移動することに。


フェリー出発後は、とりあえず残りの手持ちのオレンジを朝食がてら食べきって、
そして、寝ることにした。

しかし、席はレストランの一部だったので、横になることも出来ず、
回りの観光客がやたらとうるさく、なかなか眠れない。


結局、12時過ぎ頃まで、寝れなかったのだが、
その頃、サントリーニ島の途中の島にフェリーが到着し、
そこで多くの人が降りていったので、席に余裕が出来た。

このフェリーには電源が無いと思っていたら、
一部のソファーの脇にあることを発見したので、
持参していたパソコンを開いて、日記を書くことに。

しかし、ここで大問題発生。

何と、電源コードの1部を、アテネの宿に置き忘れてしまったのだ…。

つまり、バッテリーの1時間を使い切ったら、
サントリーニ島の滞在中は全く使えないということだ。

せっかく、移動中や滞在中の暇な時間を使って日記を書こうと思ったのに…最悪…。

ひとまず、1時間だけ日記を書いて、やることが無くなったので、
空いたソファーを使って横になり、今度こそ寝ることに。

2時間ほど寝ると、フェリーはサントリーニ島に到着間際のようで、
起きて、荷物を整理して外に出ることに。



◆これが乗ってきた「Blue Ster Ferry」
 まさに観光用のフェリーで、そこそこ快適だった。



フェリー到着後は、港に降り立ったのだが、
さて…宿探しをどうするか、ということに。

一軒だけ、ネットで目星を付けて、情報は控えてきたのだが、
いかんせん、場所が不明。


とりあえず、港前にたくさんの観光案内所を銘打った旅行代理店があったので、
そこに入って聞いてみることに。





◆港の目の前には旅行代理店がたくさん。
 ガイドブックには「無視してフィラの町に先に行くのがベター」と
 書いてあったが、いかに。



すると、僕らが控えてきた宿は知らないと言われ(当然か)たのだが、
希望値段を「10ユーロ」と伝えると、
あっさり、10ユーロの宿を紹介してくれることになった。

写真を見ると、まぁ、大丈夫そうだ。

しかも、すぐにその宿まで車で連れて行ってくれるらしい。

こんなにあっさり宿が決まっていいものか??と不安になったのだが、
他に方法も無いので、その宿に決定することに。


話がうますぎるので、落とし穴が無いかと不安なまま、
車に乗って、港から北へ5kmほどの、フィラの町へ。

全く地理感が無い場所だったので、どこに連れて行かれたのか分からないまま、
ホテルの前に車は到着。

ホテルの部屋に入ってみると、これがなかなか豪華。
おそらく、シーズン中であれば、最低でも1泊20〜30ユーロはすると思う。

さすが、オフシーズン、これが10ユーロならお得だ。


また、なぜかこのホテル、管理がゆるく、
車で案内してくれたおじさんいわく、
「チェックアウトしたい時は、鍵を置いて出て行ってくれればOK。
 もし、追加で宿泊したら、その分のお金を冷蔵庫の上にでも置いていって。」とのこと。

なんともアバウトだ。
しかも、このおじさん、
他の部屋の鍵もついた管理人用の鍵の束を宿に置き忘れていくし…(笑)


まぁでも、とりあえず宿は無事決まった。
ちなみに、窓からは、海がパノラマビューだと言われたのだが、
窓を開けてみると、パノラマどころか、端っこで、かつすごい遠くにしか見えない(笑)

一応、僕らが持っている地図を見せて、宿の場所を確認しておいたのだが、
どうやら、適当に答えられていたようで、実際の場所とは違うようだ。

つまり、ここが一体どこなのか、分からないということ。


ちなみに、サントリーニ島の天気は、曇り時々雨、といった感じで、
厚い雲に覆われており、天気が悪い。

晴れてくれないと、せっかくのエーゲ海の青い海が見られないので、困ってしまう。


しかし、とりあえず外に出てみようという話しになり、
坂を上っていくことにした。

町の中心がどちらの方向にあるのかすら分からないので、
ひたすら坂を上っていった。

途中にある小さなホテルは、オフシーズンということもあり、
全て閉まっていて、閑散としている。

15分ほど歩いて、やっと一件目の店が見えたと思ったら、
なぜかペットショップ。


さらにその先を歩いていくと、ついにまともな商店を発見。
そこで、とりあえず明日の朝食用の食料(パンとジャム)と、ビールを購入。





◆これが、「まとも」な商店。
 貧乏旅行の強い見方だ。
 


商店の先に進むと、今度はレンタカー屋を発見。

そこに行って、「ここが一体どこなのか」を聞いてみることにした。

中に入ると、一人のおじさんがいたのだが、
「港から車で連れてきてもらっただけで、ここがどこかわからないんだけど…。」と聞いてみたら、
なぜか、頭を撫でられて、丁寧に教えてくれた。

地図を元に教えてくれたのだが、どうやら、フィラの町にはいるらしい。
しかし、旅行代理店の人が行っていた崖側ではなく、内陸寄りに位置するホテルのようだ。

とりあえず、現在地が分かったので、安心した。

まぁ、フィラの町の崖側ではなく、パノラマビューではなかったというのは、
笑える思い出として残しておこう(笑)


さて、レンタカー屋の隣は、スブラキ(串焼きのようなもの)屋だったので、
Jさんと相談し、今日はもうここで夕食を食べてしまおうということに。

スブラキ屋に入ると、美味しそうな肉が焼かれていたので、
ひとまず、ギロスを頼むことに。





◆これが、ギロス。
 「ケバブ+フライドポテト with ヨーグルトみたいなソース」という食べ物。うまい。
 これで1.8ユーロなら、お買い得だ。



ギロスを食べていると、天気がだんだんと悪くなり、
吹き荒れるような風と共に、豪雨になっていった。

あまりにすごい雨で、さらには雷も鳴り始めて大変なことに。

外に出ることが出来ず、ひたすら待つことにした。


すると、スブラキ屋の店員のおじさんが、
今度は、新しく串焼きの肉を焼き始めた。

またこの音と、匂いと見た目が美味しそう。

ギロス1個で我慢している僕らの前で、このパフォーマンスはひどいものだが、
当然ながら、我慢できず、串焼きを1本(1ユーロ)ずつ注文することに。

でも、肉は柔らかくて、塩味が微妙に聞いていて、かなり美味しかった。


串焼きを食べ終えても、まだ雨はやまず、
その後、30分ほど待って、一瞬、雨が弱くなったので、
ホテルまで戻ることにした。

それでも、風は強いから、折りたたみ傘など全く役に立たず、
雨のせいで水が道に溢れて川みたいになっているし、
もう最悪の状態。

車は減速しないで走っていくから、思い切り水がかかってしまった。

さらには、早く帰りたいので道をショートカットすべく、
細い道に入っていったら行き止まりで、戻ることになってしまったりと、散々な目に。

ホテルに戻った頃には、服と靴が雨でびしょぬれ状態。


そして、ここでさらに悲劇が起きた。
部屋に入ると、何と、電気が付かないのだ。

なんてこった…。

ブレーカーは落ちている様子は無い。
そして、隣の部屋の窓を覗くと、うっすらと光がついているようにも見える。

停電なのか、何なのか、全く原因不明。

ただ、今日案内してもらった人の連絡先は分からないので、
コンタクトの取りようが無い。

ひとまず、ホテルの他の部屋をノックしてみたが、誰もいないようで反応なし。

万事休す…。


この豪雨の中、頑張って帰ってきたのに、今度は電気が付かないなんて…。

とりあえず、僕が持っていたヘッドライトを電気代わりに、
濡れた服を乾かすべく、椅子やハンガーを使ってかけたりしたのだが、
やっぱり部屋の電気が付かないので、
日が出る明日の朝まで、寝るしかないという結論に。

とはいえ、まだ19時頃だったので、
真っ暗な部屋で、Jさんと少し話をしていた。

すると、1時間ほど経った時だろうか、
「ピー!」という音と共に、部屋の電気が付いた!

Jさんと共に「おおおーーー!!付いたーーー!」と感動の雄たけびをあげた。


どうやら、雷による停電だったようだ。
アテネといい、このサントリーニ島といい、ギリシャの電気事情は不安定なのか?

とりあえず僕は、冷え切った体を温めるべく、シャワーを浴びることに。
幸い、お湯はかなり勢い良く出てくれたので、体も温まり、完全回復。

そして、先程買ったビールを飲みつつ、パンを食べて、
お腹のほうも満足。


Jさんは、疲れてしまったようで、そのまま寝てしまっていた。

僕も、食後は、やることもなく、21時頃には寝ることに。

ああ…パソコンの電源ケーブルを忘れたのは痛い…
せっかく、落ち着いて日記が書ける環境だというのに…。


カッパドキアの環境に引き続き、
このサントリーニ島も、日が落ちた後は寝るしかなく、
何とも健康的な生活リズムになるのだった…。

明日は天気が晴れますように…。

2月7日(木) アテネ観光 <アテネ泊>

  1. 2008/02/08(金) 10:46:59 
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8時頃起きて、インターネットで
メールチェックなどを済ませて、
10時頃から、観光に出かけることに。

出発後は、近くの商店に寄ってパンを購入して、
それを朝食にすることに。

ちなみに、ビールは昨夜の教訓を活かして、飲まないことにした。



昨日と同様、オモニア広場から南に下っていき、
そのまま、ローマン・アゴラ(アゴラというのは、市場という意味)を通り過ぎて、
アクロポリスへ。

しかし、入り口がどこなのか分からず、アクロポリスの周囲を歩き続けていったのだが、
やっと入り口に到着したと思ったら、思いっきり反対側まで来てしまっていたことに気付いた。


チケット売り場で、共通入場券(12ユーロ)を購入して、
アクロポリスの敷地内へ。

まずは、イロド・アディコス音楽堂を見学。
現在も、夏の間は各種イベントに使われている遺跡のようで、
綺麗な状態で管理されており、なかなか見ごたえがあった。





◆イロド・アディコス音楽堂。



その後は、坂を上って、パルテノン神殿へ。


昨日、リガヴィトスの丘から遠くに見えるパルテノン神殿を見て、
期待が高まっていたのだが…

いざ、パルテノン神殿に到着してみると、
何と、修復中のため、工事現場のような状態になっていた。

この修復作業は、まだまだずっと先まで続けられるようで、
仕方ないのだが、ちょっと見た目は残念だった。

ちなみに、過去、他の国で見てきた遺跡と比べると、
ギリシャの遺跡は白を基調として、柱も細く、繊細なイメージを受けた。

良く見ると、柱などは、中央部が若干ふくらみをもっていたり、
パルテノン神殿の柱も、中心部に向けてほんのわずかづつ傾いているなど、
細かい建築技巧がほどこされているのだが、
それも、知らなければ気付かない。





◆パルテノン神殿。



パルテノン神殿を見学後は、周囲の小さな神殿も見学し、
また、丘の上から見渡せるアテネの町の展望をしばらく眺めていた。





◆パルテノン神殿付近から見下ろした、
 ディオニソス劇場。かなり壊れた状態であるが、
 そのほうが、どこか哀愁があり、また、本当に古代から残されてきたという印象にも映り、
 個人的にはこのほうが好きだ。



そして、神殿を後にして坂を下っていくと、
途中に、フィロパポスの丘の一部の岩場ニ上れる場所があったので、
そこに立ち寄って、パルテノン神殿を見上げてみた。

どちらかというと、下から見上げるほうが、
神秘的というか、誰も触れられない領域のように映り、美しいものだと感じた。


その後は、丘を下っていき、古代のアゴラに到着。

アゴラという言葉は、今では市場という意味のようだが、
古代においては、広く、政治、宗教、
文化的施設が集まっている所という意味があったようだ。

敷地は広く、過去、ここにアゴラがあったことを感じさせるように、
壊れた柱や岩が転がっており、どこか、アンコールワットを思い出させるものがった。





◆古代のアゴラ、で寝ていた犬達。
 遺跡の真ん中で、こんなに気持ち良さそうに寝ているとは…。



古代のアゴラの敷地奥には、
ヘファイストス(テセイオン)神殿があり、
ギリシャで最も原型を残している神殿ということもあり、確かに綺麗な状態であり
ギリシャの神殿たるものの形を味わうことが出来た。





◆神殿から見た、古代のアゴラと、その奥に見えるパルテノン神殿。
 古代の人も、同じような風景を見ていたと思うと、不思議と近い存在に感じられる。



古代のアゴラを見学した後は、そのまま北方向の出口から出て、
西へ行き、ケラミコスの遺跡まで行くことに。

道沿いのカフェには、多くの人がテラス席で楽しそうに飲み物を飲んでいて、
ギリシャの一面もこういうものなのだと、雰囲気を感じることが出来た。

試しに値段を見てみると、とてもではない高さなのだけれど…。


ケラミトスの遺跡は、意外と敷地が広くて見て回る余裕が無かったので、
遠くから眺めるに留めた。古代のアゴラに近い印象。

その後は、またアクロポリスの脇を通りながら南東へ。

途中、先程は見下ろすだけで終わっていた、
ディオニソス劇場へ立ち寄った。

劇場跡地には、大理石で作られた豪華な座席(背もたれ付き)などもあり、
昔は、本当に石だけで全てが作られていたものなのだと
見ていて面白かった。


そのまま、さらに先のゼウス神殿へ。

ゼウス神殿は、当時は、104本ものコリント式の柱が立ち並んでいたようだが、
現存するのは15本のみ。

それでも、敷地内に寂しく経ち続ける15本の柱が、
古代から立ち続けてきたものだという事実を思うだけで、十分、印象深いものだ。





◆ゼウス神殿の柱。
 ごちゃごちゃした装飾が無く、シンプルかつ美しい柱。



神殿跡地を一周して、ゼウス神殿を後にすることに。

これで、今日の怒涛の遺跡見学は終了。
既に歩きすぎで足が棒の状態。

歩いて、宿まで戻り始めることにした。


と、ここで、何とも面白い(?)出来事に遭遇した。

ゼウス神殿を出てすぐのところで、
謎の自称イタリア人が現れたのだ。

「私はイタリア人の旅行者だ。
 オモニア広場の近くのここに行きたいんだけれど…。」と言い寄ってきて、
手に持っている地図を広ようとして、指し示そうとするのだが、
何だか、無意味にモタモタして、「オモニア…オモニア…。」と、
訳も分からず言葉を繰り返す。

超怪しい奴なので、応じることなく、ボーっと眺めていて、
「で、あなたは何がしたいの?」と、つい突っ込んでしまったのだが、
そのタイミングで、急に他の2人の男が左右から登場!


その男達から発せられた言葉は「パスポートコントロール。」だったのだ!

出たー!!超有名な「偽警官の取調べ」だ!!

ここで、焦ってパスポートを見せると、
さらにバックの中も見せろと言われて、バックを開くと、
1人の警官役の奴が、尋問みたいなものを始めて来るので、
うっかりバックから目を話した隙に、中身をチェックするふりして、
貴重品を盗むという手口だ。


その手口はガイドブックでも何ども書かれているので、既に知っていたのだが、
全くその通り、先程、道を教えて欲しいと言い寄ってきた旅人役の自称イタリア人が、
素直にパスポートを警官役の奴に渡そうとしているではないか。

もう、このあまりに典型的なパターンを目の当たりにしてしまって、
つい、その場で大笑いしてしまった。

すると、この近づいてきた男達も、僕には通用しないと思ったらしく、
すぐさま逃げるように去っていった。
去り際の言葉は「ロナウド!ロナウジーニョ!」と言ってきて、意味不明だったのだが…。

いやはや、まさかこんなところで、
偽警官に遭遇するとは思わなかったが、良い経験(記念?)になった。


さて、その後、歩いて3分ほどで、
近くにある、英国教会とロシア教会を見ながら歩いていたのだが、
ここで、また自称イタリア人の男が近づいてきた。

他にたくさんの通行人がいるのに、
「私はイタリア人だ、このカメラのシャッターを押して写真を撮って欲しい。」と言い寄ってきた。

どう考えてもおかしいし、何より、写真を撮ってもらいたいときに、
自分の国籍を言う奴がいるのだろうか。
アホか、この自称イタリア人は。


僕は「またイタリア人か〜!イタリア人は変な奴ばっかりだなぁ。
僕は全て知っている(見抜いている)から、またね〜!」と言いながら、
この男を退けて歩き続けることに。

すると、男は諦めたようだが、通り過ぎた後、
背後で僕に向かって何か大声で叫んでいた。

やはり、危険な男だったようだ。

それにしても、ギリシャにはこんなにも変な奴がいるのか…。


シンタグマ広場まで戻り、そこからスタディウ通りを通って、オモニア広場へ。
帰り際に商店でパンを買って、それを夕食にすることにした。
この商店では、大きなパン、ビール(500ml)共に0.6ユーロと安いのがありがたい。

宿に戻ったのは、まだ17時過ぎだったのだが、
インターネットのところに、Jさんがいたので、フェリーの情報交換をすることにした。

すると、僕が調べたのとは別に
サントリーニ島からの帰りの便で、
土曜日にも夜行フェリーがあるということが判明。

つまり、明日、日中のフェリーで移動して1泊して、
次の日の夜行フェリーで戻れば、日曜日にアテネに帰ってこれるということだ。

当初、最速で、月曜日に帰ってくる方法しかないと思っていたので、
これは貴重な情報だった。


僕の当初のプランだと、行きも夜行で組み合わせようと思っていたので、
どうしても、港に早朝についてしまい、そこで数時間待たなければならず、
体力的にはなかなかしんどい。

そう考えると、日中移動のフェリーも悪くないとも思えてきた。

というわけで、ちょっとスケジュールを考えてみることに。


また、Jさんからの依頼で、写真をCDに焼きたいとのことだったので、
僕の手持ちのノートパソコンで焼いてあげることにした。

荷物を持ってJさんのドミトリー部屋に行って、
写真を整理し始めたのだが、ここで、なぜか宿の電気が停電に。


ひとまず、パソコンのバッテリーが続いていたので、
写真整理を続けたのだが、途中でバッテリーも切れて、万事休す。

外を見ると、他のビルは電気が付いているのに、
なぜかこのユースホステルだけが真っ暗。

仕方ないので、真っ暗な中、これまでの旅行話など、
会話をして電気の回復を待つことに。


1時間ほどで、宿の電気が回復。
全く、困ったものだ…。

そして、CD焼きを再開。
1枚焼くのに30分かかるから、そのまま部屋で焼き終わるのをまって、
やっとのことで終了。

たった1枚のCDのために、やたら時間がかかってしまったのだった。

その間、明日以降のフェリーのプランを考えたのだが、
明日、朝起きられたら(なんせ5時30分起きだから…)
Jさんと同じスケジュールでサントリーニ島行きのフェリーに乗ることにした。


部屋に戻ると、昨日、新たに宿泊してきた日本人旅行者の人がいたので、
その人と、旅行話などを交わした。

この人は、今はアイルランドにワーキングホリデーに行っているようで、
その合間を縫って、ヨーロッパの旅を始めたとのこと。

今後行く国が、僕が通って来た国だったので、イスタンブールの宿情報など、
詳しく伝えておいた。

結局、いろいろ話しながら、
今度は一階のロビーに移動してまた話し続けて…
23時頃から1時過ぎまで、長く話しこんでしまった。

本当に、旅における出会いというのは連続するものだ…。

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