2月3日(日) イスタンブール観光 <イスタンブール泊>

  1. 2008/02/08(金) 10:26:32 
  2. カテゴリー:トルコ Turkey  
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カッパドキアからの夜行バスは、
8時過ぎにイスタンブールのバスターミナルへ到着。

さすがにバスの中が混んでいたこともあり、
寝られたような、そうでないような、微妙な感じ。

バスターミナルと行っても、
場所がイスタンブールのどこにあるのか全く不明。

とりあえず降りて、
宿の最寄りのスルタンアフメット駅行きのセルヴィスを待つことに。

しかし、セルヴィスがたくさん入っては出て行くので、
どれがどこ行きだか分からない。

案内もない。

トルコの長距離バスと、セルヴィスとの連携は、結構いい加減。
投げっぱなしの状態だ。


仕方なく、来るバス毎に、行き先を聞いてみたのだが、
どうやら、スルタンアフメット行きのセルヴィスというのはなく、
そこから数駅離れた、アクサライ行きしかないらしい。

これには参った。

カッパドキアでバスチケットを買うときは、
スルタンアフメット行きのセルヴィスがあると聞いていたのに、
実際は存在しなかったのだ。
騙された。


全く適当なオペレーションに頭に来るのだが、
とりあえずセルヴィスに乗って、アクサライへ。

そこから、トラムの駅まで3分ほど歩いて、
トラムでスルタンアフメット駅へ(1.3リラ)。
ちなみに、トルコリラの手持ちが無かったので、
一緒にカッパドキアから帰ってきたK君に一時的に借りた。


スルタンアフメットから歩いて、宿「Big Apple」へ。
預けていた荷物を受け取って、今日は、宿を変えることに。

K君が泊まっているという、近くの日本人宿「Tree of Life」にだ。

Big Appleのフロントの人は、とても優しい印象の青年だったのだが、
先日、少し話している時に教えた日本語「どういたしまして」を、
しっかり覚えて使っていたので、さすがの記憶力。

帰り際には、宿の名刺を3枚渡されて、良かったら友達に宣伝してくれとのこと。
なかなかしっかりしてるなぁ。

本当は、Big Appleに泊まっても良かったのだが、
Tree of Lifeのほうが、値段が4ユーロ安く、
かつ、地球の歩き方も大量に置いてあるということで、
情報収集も兼ねて行くことにした。





◆出発する時に、モロッコで10ディラハム(約150円)で購入し、
 長らく活躍していた簡易手提げ袋を、捨てることに。
 先日、国際郵便で荷物を日本へ大量に送ったことで、
 役目を終えることになった。
 誰しも一度は目にしたことのある、この縞模様の袋。
 ありがとう、そしてさようなら…。



そして、荷物を持ってTree of Lifeへ。
地図はもらっていたので、すぐに到着。

日本人宿特有(?)の、超小さい看板しか掲げていない外観は、
何だか懐かしいものがあった。

日本人宿に意図的に泊まるのは、
旅の二カ国目の、モンゴル以来のように思う。
(カンボジアのタケオは、緊急避難的に泊まったので…)

別に、日本人宿を敬遠しているつもりは無いのだが、
毎回、意図的に日本人宿を探して、
日本人に囲まれた環境で過ごすのは嫌だったので、
結果的に見ると、これまでほとんど泊まっていなかった。


中に入って受付の4階に上がってみると、
日本人の管理人の女性が。

そして、受付向かいのロビーには、
タバコの煙がむんむん。そして、長期旅行っぽい猛者達が群がっていた。

懐かしい、いや、何ともこの雰囲気が懐かしい。

「ザ・日本人宿」といった光景に、込み上げるものがあった(笑)


宿の説明を受けて、ドミトリー部屋に荷物を置くと、
先に帰って来ていたK君と合流して、
イスタンブールの新市街へと観光に出かけることにした。

まず、ユーロを両替するために、グランドバザールへ行ったのだが、
何と、日曜日はグランドバザール自体が休みということで、
両替できず。グランドバザールの両替屋がレートが良いのに…悲しい…。


それはさておき、今日の最初の目的は、
「サバサンド」を食べることだ。


宿から歩いて20分ほどで、スィルケジ駅へ到着。
明日のギリシャ行きへの電車の確認として立ち寄って、聞いてみたら、
予約は必要なく、ダイレクトに乗ればOKで、
ギリシャの国境までの料金は、24.4リラ。
電車の出発は、午前8時30分とのことだった。

その後、歩いて5分ほどで、ガラタ橋へ到着。

ここに、サバサンド売っている店がたくさんあるとのことだったが…
橋のふもとに、店を発見。

サバサンドとは、いかなるものか…と思っていたのだが、
見てびっくり、まさに、サバがはさまっている、サンドだったのだ。





◆これが「サバサンド」
 要は、サバがパンに挟まってサンドになっているということ。
 この呼び方は当然日本人が勝手に呼んでいるもので、
 現地の言葉だと、何やら別の言葉が看板に書かれてあった。
 でも、店員のトルコ人は「サバサンド」という言葉をちゃんと知っていた…(笑)



サバサンドは、1つ3リラだった。
味は、そのまんまサバなのだが、魚は新鮮なようで、美味しかった。

食後は、ガラタ橋を渡って、新市街の方向へ行くことに。

先日通った時と同様に、ガラタ橋には、すごい数の釣り人が。




◆ガラタ橋の釣り人達。
 そんなに密集して隣り合って、果たして釣れるのだろうか。
 日曜日ということもあってか、先日の2倍程度の人だった。
 すごい、というか気持ち悪いくらいの人の群れ。



ガラタ橋を渡りきって、今度はガラタ塔に向かう坂道を上っていった。
ガラタ塔を過ぎると、だんだんと町並みが綺麗になっていった。

そこには、イスティクラール通りという、新市街のメイン通りがあったのだが、
確かに、旧市街と比べると、モダンな印象の建物や店舗が並んでいる。

歩いている人も、若者が多い。

何だか、ここがトルコでは無いような、
ヨーロッパの町なのではと思える雰囲気だ。





◆イスタンブールの新市街、イスティクラール通りの風景。
 多くの人が歩いている。
 若者達は、ファッションもそれぞれ個性的なものを着ているように思える。
 ここは本当にイスラムの国(?)と思ってしまうほど、
 女性達も自由な服装を着ている。
 モロッコやエジプトとそこが違うのは、なぜだろうか。



新市街の町歩きを楽しみつつ、約1.5キロほど先にある
タクスィム広場まで歩いていった。

そこが、イスティクラール通りの終点で、それ以降は、
静かな住宅街や、商業施設のビルが建っている地域になっていた。


ここまでで、既にかなりの距離を歩いていたので、
ちょっと疲れていたのだが、
K君と今後の行き先を相談したところ、
ここまで来たら、もう少し先にある、
ドルマブフチェ宮殿まで行ってみるしかないっしょ!という話しになり、
再び歩き始めることに。


地図を頼りに歩いていくと、
世界的ホテルチェーン、リッツカールトンの高層ビルがあり、ちょっとびっくり。

その脇を過ぎると、サッカーのスタジアムを発見。

トルコのサッカーと言えば、以前、日本人選手で、
稲本がイスタンブールのガラタサライに所属していたり、
今は、ジーコがトルコのクラブチームの監督にもなっていたりする。

そういえば、トルコのサッカーを見ることは考えていなかったのだが、
面白いかもしれない。


スタジアムを抜けてさらに歩いていくと、海岸沿い近くの道まで出た。
ドルマブフチェ宮殿が見当たらないまま、とりあえず歩き続けていったのだが、
さすがに行き過ぎただろうということになり、近くのトルコ人に聞いてみると、
すでに500mほど通り過ぎていたらしい。

何てこった…と思いつつ、仕方なく歩いて戻ることに。

途中で、シティバンクのATMがあったので、
そこで小額のトルコリラを引き出すことに。

本当は、両替屋でユーロを両替したかったのが、
今日は日曜日。銀行が閉まっていて両替出来ず。


その後、ドルマブフチェ宮殿の入り口まで到着したのだが、
入場料を見ると、15リラだった。

うーん…と悩んだものの、さすがに15リラは痛いということで、
入場しないことにした。

まぁ、個人的には、もう宮殿とか王宮は、見すぎてお腹いっぱいなので、
もうこれ以上はいいかな、ということもあったので。


かなり長い距離を歩いて、疲労困憊だったので、
宮殿の脇の海岸沿いで、座って休憩することに。

今日は天気が良くて、粉雪が舞うこともなく、
気温も15度程度と、かなり過ごしやすい。

やっと、暖かい、と思える気温を感じることが出来た。


休憩後は、旧市街の方向へ歩いて戻り始めることに。

途中で、魚市場に寄ってみようと考えたので、
海岸沿いの幹線道路をしばらく歩き、そこから急坂を登って、
先程のイスティクラール通りまで行くことに。

かなりきつい急坂だったのだが、登り終える途中で、
小さなスーパーを発見。


もちろん、K君と一緒に行動しているということは、目的は鮮明。
そう、「ビール」を買うためだ(笑)

昨日はパンとビール。今日はサバサンドとビール。
何とも不健康な食事が続いているのだが、
何とかなってしまうのが恐ろしい。


1本1・85リラでビールを購入すると、なぜかレジには栓抜きが無いとのことで、
仕方なく、店の外の壁を使って、そこにひっかけて栓を抜くことにした。

いや〜、それにしても、やっぱりビールは美味しい。
もともと、炭酸好きということもあるのだが、一口目ののどごし、何とも最高だ。


ビールを飲みながら坂道を上り続けるのはきつかったのだが、
何とかイスティクラール通りへ到着し、ガラタ橋方向へ戻りながら、魚市場へ。

魚市場は、通りから少し入ったところにあったのだが、
市場というよりも、小さな商店が立ち並び、またレストランのようなものもあり、
かなり美味しそうな雰囲気。

その場で調理して出してくれるので、見ていて我慢ならなくなったので、
ちょっと食べてみようということに。

そして、カキのフライと、貝+ライスの和え物(?)のような食べ物を、
合計2リラで購入(本当は4リラっぽかったのだが、
店員の人が間違えていたようなので、そのまま2リラで食べさせてもらった)





◆威勢良く店先で調理している。
 この光景を見たら食べずには入られない。



これがまた、美味しかった。

こうしたシーフード料理を食べたのは、ベトナム以来かもしれないのだが、
久々に食べると美味しかった。


すぐに食べ終わってしまったのだが、これ以上、贅沢することも出来ず、
魚市場を後にすることに。

そのままガラタ橋まで戻り、そこからスィルケジ駅方向へ戻って、
今度は、ロカンタ(大衆食堂の意味)に行くことに。

歩いている途中で、かなりトイレに行きたくなったのだが、
有料の公衆トイレに入るのはプライドが許さないので、
気合で我慢して、無事、ロカンタ「バルカン」へ到着。

幸い、ロカンタの中にはトイレがあったので、一件落着。


ロカンタには、スープやライス、様々な肉料理や野菜など、
小分けに調理されたものがたくさんあり、
その中から好きなものを注文すあるスタイル。

ライスと、肉料理を1つずつ頼んで、4.5リラだった。

味は問題なく美味しく、量的にはもっと食べたかったのだが、
ひとまず、2日ぶりにまともなものを食べた感じで、腹を満たすことが出来た。





◆これがバルカンという名前のロカンタ。
 もう少し安ければ、合格点なんだけどなぁ(笑)
 トルコの物価は、決して安くないのが現実…。



食後は、少し早かったのだが、宿まで戻ることに。

イスタンブールはかなり歩いたので、
だいたいの方向感覚が付いてきた。

ショートカットするために、細い道を15分ほどくねくねと歩いていくと、
ちょうどぴったり、宿まで近い場所に出ることが出来た。





◆宿の近くに出ていた露店で、焼き栗(くるみ?)を購入。
 20個程度で3リラと、1人で買うにはちょっと高いのだが、
 K君とお金を出し合って購入。
 味はまぁ、予想通り、ボチボチ美味しいといった感じ。



宿に戻ると、相変わらずの、タバコが充満したロビーだった。

何気に、3日間ほどシャワーを浴びていなかったので、
さっそくシャワーを浴びようと思ったのだが、何と先客がいたので、待つことに。

しかも、この宿、お湯を一度使うと、
またお湯が溜まるまで待たなければならず、
結局、1時間ほどロビーで待つことになってしまった。
さすが、値段が安いだけはある。つらい…。


やっとお湯が溜まったので、シャワーを浴びると、
暖かいお湯は一応出たので、気持ちよくさっぱりすることが出来た。

シャワー後は、ドミトリー部屋で、日記を書こうかなとも思ったのだが、
この宿は、噂どおり、部屋が以上に寒い。

外気と同じ(むしろそれより寒い)と思えるぐらい寒い。

とても、部屋にいられる状態では無かったので、
仕方なく、4階のロビーで過ごすことに。

別に、ロビーで他の人と過ごすのはいいのだが、
どうも、このタバコが煙いのがつらい。

せっかくシャワーを浴びたのに、タバコ臭くなってしまうし…。


まぁ、それはいいとして、ロビーに置いてある大量の地球の歩き方を借りて、
その場で、デジカメで撮りまくることにした。

僕は、コピーを取るのは面倒なので、
最近は、ガイドブックや本を、デジカメでそのまま撮って、
それをデジカメの液晶画面で見る、という方法を取るようにしている。

スイス、イタリア、フランス、スペイン、ギリシャなどを撮りまくって、
情報収集はひとまず完了。


その後、ロビーにいる人達が、
バックギャモンというテーブルゲームを始めたので、
それをしばらく眺めていた。

その間、ロビーの隣にあるキッチンで、
夕食の準備が進められていた。


つい2日ほど前まで、この宿の管理人をしていた、
スイス人と日本人のハーフという、ロニーさんが思いついたという、
「シェア飯」というものだ。

みんなで食材のお金を出し合って自炊して、
それを食べるというもの。


ロニーさんは、年齢は25歳ぐらいで、
さわやかイメージで、周りにとても気配りが出来る人。

昨年の12月に管理人になって、何か宿泊客が喜んでもらえるようなものが出来ないかと考え、
このシェア飯を思いついたらしい。

そして、そこからは、宿泊客の人に料理をいろいろと教わりながら、
今ではいくつかの料理をマスターして、みんなに作っていたようだ。

既に管理人を終えたのだが、あと2日間、宿に滞在しているということで、
今日もシェア飯を作ってくれることになった。


もちろん、みんなの量を作るとなると1人では大変なので、
有志で手伝いに何人か入るのだが、僕は今回は甘えさせてもらい、
料理の完成を待つことにした。

そして、21時頃になって、ついに料理が完成。


今日は、チャーハンを作ってくれたのだが、
量が半端じゃない。

結局、6回ぐらいに分けて作ってくれたのだが、
食べ終えた時には、満腹。
そして、味もうまい。

食材費が、1人あたり1.5リラというから、もう最高だ。

ありがたすぎる、この「シェア飯」という企画。
ロニーさんだからこそできるものだったのだろう。


食後は、そういえば余らしても意味が無いトルコリラを使い切るため、
22時の閉店10分前ではあったが、近くのスーパーに買い物に出かけた。

ダッシュで店に入り、お金を使い切るために
パンと水、そして、ビールを購入。


宿に戻って、満腹のうえに、
さらにビールを飲んで気分は幸せ。

だが、スーパーでちょっとお金を使いすぎて、
明日の電車のチケット代まで微妙に足りないことに気付き、
また、K君にお金を恵んでもらうことになってしまった。


みんなも食事を終えたので、
食事を作らなかったメンバーで、食器洗いを担当することに。

その後も、ロビーで少し滞在して周りの人と話しながら、
0時頃になって、部屋に戻って寝ることに。

あっという間のトルコの旅も今日で終わり。

トルコを堪能するには、もっと長期間無ければ難しいと感じたのだが、
それでも、イスタンブールとカッパドキアを楽しめたので良しとしよう。



2月2日(土) カッパドキア観光→イスタンブール <イスタンブール泊>

  1. 2008/02/08(金) 10:21:16 
  2. カテゴリー:トルコ Turkey  
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9時頃になり、さすがに目が覚めてしまった。
寝続けるというのも、限界があるものだ。

チェックアウトは11時ということもあったので、
その前に荷物をまとめて、朝食を食べることに。


食堂兼ロビーになっている部屋に行くと、
今日も多くの人達で賑わっていた。

朝食はいくつかのメニューから選べるということで、
何にするかな、と考えたのだが、
「トルキッシュ ブレイクファースト」に決定。

何といっても、パンが食べ放題と言うのが大きい。


しばらくすると、朝食が運ばれてきたのだが、
いつもの光景。

少量のキュウリやトマト、それにゆで卵。
それ以外に、パンが籠にたくさん入ってやってくる。


昨日ツアーで一緒に回った人達と食べていたのだが、
みんなガツガツ食べるので、
結局、パンは籠を3杯分、おかわりしてしまった。

さすがに3杯目になると、
宿のスタッフからは「お前ら、まだ食べるんかい」という目で
見られてしまった(笑)


朝食を終えると、今日は天気が良く、
今なら気温も暖かそうということで、
昨日のツアーメンバーのうち3人で、外に出かけることにした。


とはいえ、この雪が積もった状態では、行けるところも限られる。
宿の人に話を聞いてみると、近くのギョレメ屋外博物館と、
バスでウチヒサル(岩の砦)に行くぐらいが限度とのこと。

最初に、ギョレメ屋外博物館に行くことにした。


外に出ると、暖かいとは言え、冷やっとした感じ。
何より、既に昨日歩き回ったことで、じとじとに湿っている靴が気持ち悪い。

せっかく靴下は乾かしたのだが、
靴が全然乾いていないので、すぐに靴下も濡れてしまった。

足が冷えて、最悪の状態。


仕方ないので歩き続けていくと、これが意外と遠かった。

車通りの少ない一本道を、いろいろ話をしながら歩いていくと、
何やら向こうから一匹の動物が走ってきた。

見てみると、かわいい子犬ではないかっ!

雪の道をピョンピョン跳ねるように、必死に走ってきている。
その姿がかわいすぎる。


足元までやってくると、しっぽをふって甘えてくる様子。

何でこんな寒いところに、子犬がいるのだろうか、とも思ったのだが、
とりあえず撫でたり、抱っこしてあげたりと、かわいがってあげた。





◆道の向こうからやってきた子犬。
 とにかく、かわいい。





◆抱っこしたら、前足が折れて、これまたかわいい。
 でも、嫌だったのか、すぐにバタバタと暴れ始めた(笑)



この子犬、どうやら、お腹が空いているようなのだが、
あいにく、誰も食料を持っていなかったので、何もあげることが出来ず。

仕方なく、再び歩き始めると、子犬も一緒に走ってついてきた。
人間の歩く早さに必死に追いつこうとしている様が、何とも愛らしい。





◆一緒に歩いてついてくる子犬。
 足元にちょこっといるのが分かるだろうか。
 いや、何度も言うが、かわいすぎる。
 しばらくの間、一緒に雪道を歩いた。
 何だか、旅のお供のように思えた。



それにしても、何だか子犬を見ると、泣けてくる。
なぜかというと、我が家の愛犬(名前は、シェル)を思い出してしまうからだ。

我が家で飼っていた犬が亡くなって、
はや2年半が過ぎたと思うと、信じられない。

15年生きたので、犬としては長寿だったのだが、
やはり、最期を迎えるのを見届けるのは、本当に辛かった。

15年目にして、癌になってしまい、
それでも、最後まで必死に生きようとして頑張っていた姿は、
「生きる」ということを、そのまま体現し、僕に教えてくれていたかのようだった。

僕は、シェルのことが本当に大好きだったのだが、
それもそのまず、小学校から飼い始めて、
中学校、高校、大学、社会人と、僕の人生の成長過程と共に、
ずっと過ごして来た犬だ。

だから、思い入れも強かったし、もっと一緒に過ごしたかったのだけれど、
命の終わりには、逆らえなかった。

僕にとっては、家族のような存在の犬だったのだが、
亡くなってから2年半経っても、思い出すと辛いものがある。

もし、仮に新しく犬を飼ったとしても、
いつか死を迎えるであろうことを考えてしまい、
その辛さを考えると、とても飼うことが出来ない。

そういうことを考えていると…今回見た子犬を見ていても、
何となく泣けてくるものがある。

僕はもう二度と、犬は飼えないだろう。



さて、話を元に戻すと…

この子犬、どこまでついてくるのかと思ったが、ずっとついてくる。
子犬にとっては大変な距離だろうが、結局、
その先、約300mほど歩いたところの、
トカル・キリセ教会の前までついてきて、
そこで、他の旅行者がいたので、その人達についていって、
子犬はいなくなった。

ここで、チケットの購入方法を係りの人に聞くと、
このすぐ先のギョレメ屋外博物館と共通チケットとのことで、
そこでチケットを買うことにした。

ギョレメ屋外博物館の入場料は、10リラ(約900円)
何だか、トルコの入場料は、何かと10リラなのだが、
重なってくると、意外とバカにならない。


入場口から中に入ると、なるほど、まさに屋外博物館。

敷地が区切られていて、
その敷地内に、小さな洞窟がたくさんあるのだが、
これが昔の教会であったり、食堂であったりするようで、
それを自由に見て回れる、というものだった。





◆ギョレメ屋外博物館。
 このように、岩をくり抜いた洞窟が無数にある。



とりあえず、手前の洞窟から、一つずつ回ることに。
洞窟は、岩をくり抜いたもので、作りはシンプル。

それにしても、洞窟をくり抜いて、
中の壁にフレスコ画のようなものが描かれた教会が
かなりの数あった。

何でこんなにたくさん作ったのか、とも思ったのだが、
おそらく、一つ一つの洞窟が小さいので、
数多く作る必要があったのではないだろうか。

それぞれ、作りに大差は無いのだが、
とりあえず全ての洞窟を見て回り終えて、
ギョレメ屋外博物館を後にすることに。

ちなみに、敷地無いで、一番フレスコ画が綺麗とされる教会の入場料は、
なぜか別途で5リラ必要と言われたので、そこはパスすることに。

係員のトルコ人は、日本語で、
「5リラ、安いよ、フレスコ画、とても綺麗。」を連呼していたのだが…(笑)

せこいことやってないで、それぐらい入場料に含めてくれと思ってしまう。


その後は、先程立ち寄った、トカル・キリセ教会を見学して、
宿の方向まで戻り始めることに。

帰り途中で、たまたま、アイスの看板を見かけたので、
そのレストランの標識のほうに、行ってみることに。

やはり、トルコに来たら、
伸びることで有名なトルコアイスを食べなければ、という話しになった。


歩いて階段を下りてみると、アイス屋や、みやげ物屋などが数件並んでいた。

そして、アイス屋に行って、店員に聞いてみると、1個1リラ。
意外と安いやんけ!ということで、3人ともそれぞれ購入することに。





◆これがアイス屋。
 よっぽど日本人が来るのだろう。
 日本語で「のびるアイスクリーム」とまで書かれている。



で、店員はアイスを入れてくれようとし始めたのだが、
この寒さ(気温はマイナス)のせいか、アイスが硬くなってしまっていて、
全然伸びない。

「あれ?なんだ、伸びないじゃ〜ん!」と声をかけたら、
店員も必死になって、
「ダイジョウブ、ダイジョウブ、ノ…ノビル…ノビル…!」と、
手に力を入れて、アイスを強引に伸ばそうと頑張ってくれた(笑)

結果、少しだけ伸びたので、それでパフォーマンス的には良しとすることに。


そして、いざアイスを食べてみると、モチっとした感じで、
独特の食感。

でも、これは結構、癖になりそうだ。
味はバニラっぽい感じで、食べやすかった。

うーん、お腹一杯になるまで、このアイスを食べてみたいものだ…。


アイスを食べ終えると、近くのみやげ物屋の店員が、
なぜか道端に雪で車の形をしたかまくらを作っていて、
自慢げに見せてきた。

ここがこだわりのポイントだ、といった感じで、
解説も始まってしまった。

このトルコ人は見ていると楽しそうなので、
仕方なくちょっと相手をしてあげたのだが、
それにしても、こんな大きなものを作るなんて、
よっぽどお店のほうは退屈なんだろうな…(笑)


その後は、来た道を歩いて、
ギョレメ村に戻った。

ちょっと疲れてはいたのだが、
何と言っても、まだ時間は12時過ぎ。

19時30分の夜行バスまで、かなり時間がある。


そこで、次に、ウチヒサルに行くことにした。

とりあえず、バスターミナルで、バスの時間を調べてみると、
約30分後にバスがあるらしい。

宿に一度戻るにも微妙な時間だったので、
近くの商店に立ち寄って、そこで昼飯を買って時間を潰すことになった。


商店に着くと、何を買うか迷ったのだが、
ここで、一緒にいたK君が、
「やっぱりビールっすよ!同じお金を使うなら、
食料よりも、ビールで腹を満たしますよ!」と言って、ビールを買っていたので、
それに触発されてしまい、500mの瓶ビール(2リラ)を勝って、
それを昼食とすることに。

他に食料は何も買わず。

何とも究極(?)の節約術。

昨日から、このK君の影響で、僕の中のビール熱に火がついてしまった。
でもまぁ、こういうノリが、他の人と一緒に回る醍醐味。楽しい。


そして30分後にバスターミナルへ行き、
ウチヒサル行きのバス(片道1.5リラ)に乗り、
約20分でバスはウチヒサルに到着。

意外と距離があったので、これは歩くのは無理だった。
バスを使って正しかった。


バスを降りると、ウチヒサル(岩の砦)がある場所まで、
歩いて行くことに。

周辺は小さな村のようになっていたのだが、
オフシーズンということもあってか、お店はほとんど閉まっていて、
人も全然いない。


距離が遠いかと思いきや、ウチヒサルには、すぐに到着。





◆ウチヒサルの外観。
 高い岩山の中をくり抜いてあり、それが砦になっている。



さっそく、中に入ってみると、入場料は5リラ。
そして、上り初めてみたのだが、外観からすると大変そうだったが、
あっさりと頂上まで行ってしまった。

頂上につくと、これが何とも素晴らしい風景。
360度、カッパドキアの眺望を楽しむことが出来る。

こんな素晴らしい展望場所があるなら、
今は雪で行くことが出来ないローズバレーなどに、無理に行く必要は無いと思う。





◆ウチヒサルの頂上から見た、カッパドキア(ギョレメ村方向)の風景。
 天気が良かったこともあり、最高に見晴らしが良く、素晴らしいの一言。
 この時期は雪一面になっているが、雪の無い夏に来たら、
 また全く違う風景が見えるのだろう。



3人とも、しばらくこの風景に見とれてしまい、
各々、写真を撮ったり、静かに眺めたりして、時間を過ごした。

「ここで日が沈むのを見たら、最高に綺麗なんじゃない?」という話しになり、
当初、宿の近くの丘から見る予定だった日没を、
このウチヒサルから見ることになった。


しかし、まだ時間は15時頃だったので、日没までは結構時間がある。
とりあえず一度下に下りて、何か時間を潰して待とうという話しになった。

その頃、頂上には、トルコ人の家族がやってきたのだが、
この人たちが話しかけてきた。

「どこから来たの?」聞かれたので、「日本から来たんだよ〜。」と答えると、
ここはトルコ、やはりこの人も親日のようで、
「おお、日本か、いいね、いい国だ!」と言って、
「私達は、カッパドキアの北にある町に住んでいるんだけど、
 良かったら家に招待するよ。」とも言ってくれた。

この話に関しては、今後の予定的にはちょっと無理だったので断ったのだが、
何とも友好的な雰囲気が良い。


そのまま、一緒のタイミングで下に下り始めたのだが、
子供達が、岩についている雪を取って丸めて、
雪合戦のようなことを始めた。

これがまた、トルコ人の両親ものってきて、
雪合戦をしながら、下りていくことになった。


入り口まで戻ると、ひとまず、受付のトルコ人の人に、
「また後で日没を見に来るから、その時は無料で再入場しても良い?」と言ったら
問題なくOKが出た。

そして、外に出てみると、
先程の雪合戦がさらに本格化していて、
最初はトルコ人の家族内でやっていたものが、
なぜか僕らも対象に入ってきて、
全員で雪の投げ合いが始まってしまった(笑)

とはいえ、本気ではなく(子供達は本気だが)軽く雪を固めて投げる程度。

でも、なぜか良く分からないが、
キャーキャーと騒いで、トルコ人の家族と雪合戦をするなんて、
不思議で面白い体験だった。


家族のうち、1人の少年が話しかけてきて、
どうやらアドレスを交換したいようなので、K君が応じることに。

本当に、旅をしていると、何気ないきっかけで、こうして友達が増えるものだ。


雪合戦は終結し、トルコ人家族も車で帰って行ったので、
改めて、カフェなどの時間を潰せる場所を探すことに。

しかし、やはりオフシーズンということか、
探しても、全く開いていない。


仕方なく、ウチヒサルの中で待つことにした。
また受付の人に話しかけて、
入り口のベンチを借りて待っても良いか聞いてOKをもらうことに。

出来れば、チャイ(紅茶)も出してくれれば最高、
なんて冗談話しもしていたのだが、さすがにそれは言わないことにした(笑)


ベンチに座った後は、眠かったので、しばらくウトウトするなどして、
結局、1時間30分ほど時間を過ごした。

そして、外を見ると、良い感じで日が暮れて来たので、
16時30分頃に、再び頂上に行くことにした。


頂上に行くと、ちょうど日が沈む頃で、ギリギリセーフ、というタイミングだった。

夕日によって、ところどころ、赤みを帯びた岩場なども見えて、
昼と同様、素晴らしい風景。





◆ウチヒサルの頂上からの風景。
 遠くの岩場が赤みを帯びて美しい。



しばらく夕日を眺めながら、まさに日が沈んでいく瞬間を、
静かに見守っていた。

旅をしていると、朝日と夕日を見る機会が本当に多いのだが、
毎回、その瞬間に立ち会えることが、とても幸せだと思う。

それだけ、有意義に時間を使えているということだし、
朝日や夕日を見る余裕があるということ自体が、
人間らしいというか、自然に帰ったような気にもなる。


日本で仕事をしていたら、ゆっくり朝日や夕日を見る機会は、
全くといっていいほどないだろう。

それこそ、ビルの中で仕事をしていたら、
時間を把握するのは時計のみで、外の風景など、全く見ることもない。

その頃との環境のギャップが、
今こうして日没を最高の展望と共に迎えられることの
喜びにつながっているように思う。


日没を見た後は、下っていって、バス停に戻ることにした。

帰りのバスは17時30分と聞いていたので、
歩いて戻っていったのだが、バス停到着時は、
まだ17時頃だったので、寒い中しばらく待たねば…とブルーになったのだが、
その瞬間、なんと遠くからバスがやってきた!

まだ30分前なのになぜかやってきたバスなのだが、
本当にグッドタイミング。

全く待たずに、ギョレメ村にバスで戻ることが出来た。


ギョレメ村に戻ると、そのまま宿に歩いて戻ることにした。

宿に戻った時は18時過ぎだったので、
あと1時間ほど待つことになった。

それにしても、もう靴がビショビショで、かなり気持ち悪い。

他の旅行者も同じ状況のようで、
みんな、暖炉の周りに靴下とか、靴を置いて、
乾かしていた。


待っている間は、椅子に座っていたのだが、
あまりのひもじさから、テーブルの上に置いてある角砂糖を食べることにした。

「たまには砂糖も補給しておかないと…。」何て言いながら、
角砂糖を食べたのだが、バックパッカーは、これほどまでに過酷なのかと、
思わず笑ってしまった。


また、待っている間に、宿の夕食の時間になったのだが、
今日、一緒に観光した中で、僕とK君は、かなり迷った末、
節約のため、夕食を注文しないことにした。

だが、Jさんは、野菜補給の意味もあり、
野菜炒めを注文(6.5リラ)


この野菜炒め、ライスも付いているのだが、
何と、パンも付いてきた。

そこで、Jさんが食べ切れない分のパンを、
僕とK君がもらうことに(もちろん、宿のスタッフが見ていない間に)

いや、何ともひもじい。
でも、この無駄に節約しているプロセスが、楽しい。


周りの人が食べる夕食のおいしそうな匂いと、光景に耐えながら、
何とか19時になったので、宿を出てバスターミナルへ移動開始。

Jさんは、ローラー付きのトランクで世界一周中なのだが、
雪道でローラーが動かず大変そうだったので、途中まで手で持ってあげたのだが、
意外と軽く(13kg程度)荷物をまとめていたので、さすがだと思った。

やはり、僕は電子機器が多いのが、重さの原因。
こればっかりは仕方がないのだけれど。


バスターミナルの手前で、また商店に立ち寄って、
僕とK君は、夕食用としてパンを購入。

大き目のフランスパンのようなものを2個と、
小さなパックに小分けになっているジャムとハチミツを購入。

ビールは、今回はちょっと我慢することにした(笑)


それを持ってバスターミナルへ到着して、
パンを食べながらしばらく待っていると、
セルヴィス(長距離バスターミナルへの送迎マイクロバス)が来たので、
それに乗り込んで、カッパドキアの中心の町、ネヴシェヒルへ。


ネヴシェヒルへ到着したのだが、まだ長距離バスは来ていないようで、
それを待つことになった。

しかし、外は風が吹いてとにかく寒い(マイナス5℃)
近くのレストラン兼商店に入り、時間を潰していると、しばらくしてバスが到着。


バスに乗り込んでみると、どうも、土曜日ということもあってか、
行きはガラガラだったバスが、今回は混んでいて、席は全てキツキツの状態。

K君とは、最初、バラバラに座って席を1人で2つ確保しようとしたのだが、
バスのスタッフにも、その作戦がばれたようで、指摘を受けてしまい、
仕方なく、隣り合わせで1人1つの席で座ることに。


バスが出発すると、ちゃんと飲み物とお菓子が配られたので、一安心(笑)
先程買ったパンも、結局2個食べ切ってしまい、
少しお腹を満たすことが出来た。

バスの中では、とりあえず寝るしかないので、寝ることに。


相変わらず、暖房が強すぎて異様に暑い車内だったのだが、
唯一、濡れた靴が乾いていくことがうれしかった。

早く乾いた靴で観光がしたい…濡れた靴はもう懲り懲りだ…。

2月1日(金) カッパドキア観光 <カッパドキア泊>

  1. 2008/02/08(金) 10:13:05 
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昨夜は、深夜になってからは寝ることが出来、
起きたときには、カッパドキアのバスターミナルに到着していた。

時間は、予定通り7時頃に到着したので良かった。

周りを見渡すと、一面は雪景色。
そして、恐る恐る外に出てみると…さすがに寒い。

この時、温度表示は、−8℃。


まさか、フィンランドの北極圏の寒さと、
このトルコでもう一度体感することになるとは思わなかった。

バスは、カッパドキアの中で中心に位置する、
ネヴシェヒルのターミナルへ到着したので、
そこから、マイクロバスのセルヴィス(無料送迎バス)に乗り換えるため、
しばらく、建物の中で待つことに。

この間、どこぞやの旅行代理店のおじさんなのか、
カッパドキアの現地発ツアーに関していろいろ説明して来たのだが、
情報収集のため聞いてみると、どうやら、ツアーは50リラで、
カッパドキアの北側(グリーンゾーン)と、
南側(レッドゾーン)に分かれているらしい。

とりあえず聞くだけきいて、
あと、無料で出してもらったチャイ(紅茶)を飲むだけのんで、
申し込みはしなかった(笑)


セルヴィスが到着すると、それに乗り込んで、
約20分ほど先にある、ギョレメ村へ移動。

ギョレメ村のバスターミナルに到着すると、
目の前に観光案内所があったので、そこで、宿の情報を収集することに。

何も考えずに来たので、どうするかなと思ったのだが、
一緒にバスに乗ってきたJさんと共に、
ガイドブックを見つつ、観光案内所の人に各宿の値段を聞きつつ、
最終的に、「トラベラーズ」という、日本人や韓国人が多く泊まる宿に決定した。

調べてみた感じでは、どの安宿も、
朝食込みで、10リラ程度のようだった。


観光案内所の人に電話をかけてもらい、
迎えの車が来て、それに乗って約300m先の宿に到着。

中に入ると、温かい暖房が利いていて、
多くの日本人&韓国人旅行者がいた。


そして、ひとまずチェックインしたのだが、
スタッフの日本人の人に話を聞いてみると、
この宿でも、カッパドキアのツアーが申し込めるとのこと。

ちなみに、ここのところの大雪で、
南側のウフララ渓谷などは、雪で行くことすら出来ないらしく、
夏であれば歩いていけるローズバレーなども、
この時期では、自力では不可能らしい。

これは、もうツアーに申し込まないと、
とても観光出来そうにないことが分かった。


地球の歩き方のカッパドキアを見ると、何だかよく分からない説明だったので、
いまいちイメージが掴めなかったのだが、やっとわかってきた。

しかも、冬はとても自力では回れないということや、
また各見所の距離もかなり遠い。

こうした情報が、地球の歩き方には、微妙に載っているようで載っていないので、
結局、現地に行って確かめなければいけなくなる。

バックパッカーなら誰しも感じると思うのだが、
地球の歩き方は、もう少し情報を詳しく載せてほしいと、
常々感じてしまう。


この宿の、現時点のツアー内容は、北側+南側の地下都市らしく、
1日で50リラだった。

宿に着いたのは、8時30分だったのだが、
9時30分に今日のツアーが出発ということで、
申し込むことにした。


その後は、暖炉を囲みながら、
他の旅行者と話をすることに。


「旅を始めて、どれくらいになるんですか?」と聞かれ、
「ええと…あ、今日でちょうど半年の折り返し地点!」と、気付かされたのだった。

去年の8月1日スタートで、今年の7月31日に終了予定。

もう半年が経ったのかと、あまり実感は無いのだが、
確実に時間は過ぎているということを、頭で理解したのだった。



そして、9時30分になり、ツアーへと出発。

日本人4人と韓国人2人という参加者。


ワゴン車に乗り込むと、最初は、車で10分ほどのウチヒサル前で停車。
そこで、不思議な形の岩を見つつも写真を撮ったのだが、
なんといっても面白かったのが、ラクダがいたことだ。

観光用といsて頑張っているラクダ君なのだが、
夏はいいけど、冬も頑張らせてしまった大丈夫なのだろうか。





◆雪とラクダという、想定の範囲外の光景。
 ヨダレも凍っちゃって、何だか哀愁が漂っている。
 大丈夫か、ラクダよ!



車は再び走り出したのだが、結構長い距離を走るので、
その間、寝てしまった。

約45分ほど走った車は、デリンユクの地下都市に到着。

地下都市とは何ぞや、と思っていたのが、
洞窟の集合体のようなものだった。

まるで蟻の巣のよう。
この地下都市の発祥などに関しては、謎が多いらしい。

中に入ると、どこまでも洞窟の部屋が続いていた。

さすがに岩をくり抜いているだけなので、構造はシンプルなのだが、
ここに本当に人が住んでいたと思うと、不思議でならない。

なぜ、これだけくり抜くのが大変な地下に
作る必要があったのだろうか?とも思えてしまう。





◆地下都市の内部。
 延々と続く洞窟の連続は
 迷ってしまうほど。



地下都市の見学後は、再びバスはカッパドキアの北側へ戻り始めた。

途中で、景色の良い丘の上で車が停車し、
そこで、広がる風景の撮影を。

雪が積もっていて、カッパドキア特有の岩や、
岩をくり抜いた住居などが、ほとんど見えなくなっていたのだが、
これはこれで、良いのかもれない。

ただ、夏に来たら、また全く違う風景が広がっているのだろう。





◆これは、丘に立っていた木にぶらさがっていた、
 トルコでのお守りの一種。
 青いガラスが綺麗だ。





◆丘からの風景。
 この写真の構図は、現在の50トルコ・リラの紙幣になっている構図。
 日本でいうところの、5000円札(だよね?)の富士五湖のようなものか。



景色の鑑賞後は、格安ツアーの定番コース、
お土産屋の見学だ。

すぐ近くにある、宝石店へ入ることになり、
まずは地下の工房で石を削るデモンストレーションを見学。

デモンストレーション用に削った石(たまごみたいな形)は、
簡単なクイズが行われ、正解者にプレゼントされた。


まぁ、もちろんのこと、宝石は買わなかったのだが、
この店の店員のトルコ人が、何とも日本語がうまくて面白かった。

しかも、なぜか給料の話しになった。

「僕は10年もこの店で働いているのに、
 これだけの給料しかもらってないから、不満なんだよね。
 日本語も、イタリア語、フランス語も、
 英語も、他にもたくさんの言語を話せるのに…・」と言って、
なぜか電卓を叩き始めて、日本円換算で給料を教えてきた。

その額、月で165000円。

「あれ?結構いいじゃん!」と思ったのは、僕だけだろうか。

でもトルコ人は、「10年働いてこれだよ〜?ところで君はいくらもらってたの?」と
今度は僕の給料を聞いてきた(笑)


全くもって意味がわからない展開なのだが、
トルコ人は、電卓を叩き始めて、

トルコ人 「このぐらい?」
僕    「いや、もうちょっと上かな。」
トルコ人 「え?じゃあ、これぐらい?」

…いって、くだらないやりとりをしながら、話していた。
なぜか、日本人の初任給程度の水準を知っているあたり、
毎回、この話をしているように思える(笑)


「ちなみに、月間400時間働くこともあったけど?」と言ったら
「若いんだから、働いてばっかりじゃなくて、
もっと人生を楽しんで!」と言われた(笑)


しばらくすると、車が出発するということで、
この店員ともお別れを。

もっと給料が上がることを祈ってるぞ…頑張れ!


さて、車は再出発し、一同がお腹が空いていたところで、
やっと、昼食のレストランへ。

レストランは、洞窟のような場所に作られていたのだが、
これがなかなか綺麗なレストラン。

雰囲気も良い。

期待が膨らむ中、まずは、スープとパンが出された。


「おおお!久々にまともな料理だ!」とテンションも上がる。
パンは食べ放題のようで、何度もかごでおかわりを出してもらった。

みんなでパンをガツガツ食べていたら、
何と、スープもおかわり自由で、もう1杯入れてもらった。

何というありがたいサービス。


そして、二品目は、まめが入ったスープ。
これまた、おかわりが出来たので、当然、もらっておいた。

そして、三品目は、トルコ名物、壷焼きケバブ!





◆壷でしっかり煮込まれたケバブ。
 その場で壷を開けてくれて、振舞ってくれる。
 壷の密閉には、パンが使われていた。



煮込んである肉が、何とも柔らかくて、おいしい。
添えてあるライスもおいしい。

しかも、この壷焼きケバブも、おかわり出来る。

何ということだ…まさか全ての料理がお変わりできるなんで知らなかった。

前半で、パンを食べ過ぎたために、
お腹が限界で、これ以上食べられない。

全員、パンの罠にはまってしまったのだった(笑)


最後はデザート。

トルコのお菓子か、フルーツが選べたのだが、
僕は、リンゴのフルーツを選んだら、本当にリンゴそのままだった。

ナイフが添えられているのを見ると、自分で切って食べろということらしい。
でも、大切な食料として、バックにしまっておいた(笑)

トルコのお菓子は、他の人に分けてもらったのが、
めちゃめちゃ甘くて、歯が痛いほどだった。


この昼食には、大満足。
これだけでも、ツアーに申し込んだ価値があったように思える。

食後は、また車に乗り込んで移動。


今度は、焼き物作りの工房を見学のようだ。

工房は、その作る過程を見られたので
おもしろかったのが、まぁ当然ながら見学後は買い物タイムになるので、
買ってくれオーラ満点の店員達をかわすのが大変だった(笑)


工房の見学後は、次に移動して、
パシャパー地区と呼ばれる、キノコ岩がたくさんある場所へ。

ついてみると、確かにキノコの形をした岩がたくさん。

ちょっと、エジプトのバフレイヤオアシスの白砂漠を思い出すような風景。





◆パシャパー地区のキノコ岩。
 こんな岩が、何で出来るのだろうか。
 自然って本当に不思議だ。



見学後は、ギョレメ村のバスターミナルへ戻り、ツアー終了。
最後に、夕日の鑑賞があるのかな…なんて甘い期待を抱いていたら、
まだ日暮れまでは遠い4時頃にツアー終了。
格安ツアーは甘くなかった。

解散後は、ターミナル脇にあるATMでお金をおろして、
その後、近くの旅行代理店で、
明日のイスタンブール行きの夜行バスのチケットを購入(19時30分発、40リラ)


そして、歩いて宿に戻ることに。

靴が普通のスニーカーということもあって、
雪の上を歩いていると水が染み込んできて、
もうビショ濡れの状態で気持ち悪い。
冷たいし。


宿に戻ると、部屋に入って休憩を。

とはいえ、僕は荷物をほとんど何も持ってこなかったので、
シャワーも浴びることも出来ず、ただベットに横になるだけしかない。

ちなみに、この宿は、洞窟部屋といって、
カッパドキア特有の形の岩をくり抜いている部屋に泊まれるのだが、
まぁ、確かに洞窟だな、という印象。

これまでの旅で洞窟みたいな安宿に何度も泊まってきたので、
あまり変わらない気もしてしまった(笑)





◆洞窟部屋の風景。一部、コンクリートでシャワー室が作られてる。 
 意外とシャワーの出は良くて快適。



しばらく休んでいると、どうやら、近くて夕日が綺麗に見えるとのことで、
そこまで歩いていってみることになった。

宿を出て右手に歩いて坂を上っていくと、その場所に着いたのだが、
雪が深くて歩くのが大変。

しかも、上っていたら、既に下りてくるひとがいて、
「夕日は沈んじゃったよ〜!」と言われ、ショック。


しかし、そのまま上り続けて、とりあえず展望が綺麗な場所へ到着。

夕日は沈んでしまったけれど、
赤く染まる空や岩がとても印象的だった。

カッパドキア、素敵な場所だ。





◆丘から見たギョレメ村の風景、
 岩がくり抜かれた住居のようなものが多数見られる。
 


見学後は、また宿に戻ることに。

部屋に戻って休憩中は、
今回のツアーで一緒に参加した人たちと会話を。

中には、4月から社会人になる人(K君)がいて、
「社会人としてのマナー」といった本を持参してきていたので、関心してしまった。

これから始まる社会人生活に向けて、いろいろと不安もあるようで、
僕の体験談を少し話すことにした。

僕も、5年前には、同じように社会人手前の状態で、
どんな生活が始まるのかと、期待と不安が入り混じっていたことを思い出した。

でも、どれだけイメージしたとしても、
結局、社会人になって動き出さないと何事もわからないもの。

僕も、動き出してみて、初めて実感を掴むことが出来たと思うし、
だから、事前にあれこれ考えすぎるのではなく、
それまでは、思い切り他のことに集中しておくのが良いと思う。


ちなみに、僕のようにいつか世界一周の旅をしてみたいらしく、
しかも、将来結婚する人と一緒に回るのが夢とのこと。

確かに、僕もそれは絶対に楽しいと思うし、
素晴らしい体験になると思う。

でも、世界一周って、すごいことのようで、
環境さえ自分で作れば、誰にでも出来ること。

もちろん、旅を終えた後のリスクはある。

選択するのは自分、責任を自分で負うと覚悟を決めれば、
いつでも度に出られるもの。

お金なんて、社会人なれば、簡単にたまる。
無駄に飲み代にお金を使わなければね(笑)


そんな話をしながら、夜になっただが、
ビール好きのK君の影響を受け
ちょっとビールが飲みたくなってしまい、
外の商店に行ってビールを買い込むことにした。

外はめちゃめちゃ寒くなっていたのだが、
空は星も出ていて綺麗だった。


商店は、20時頃にもかかわらず余裕で開いていて、
このまま夜遅くまで開いていそうな雰囲気だった。

瓶ビールを買って(500ml 2リラ)帰ることに。


途中、K君が流れ星が見たいということで、
10分ほど、空を眺めて待つことに。

しかし、その間は流れ星は見えず。
ちょっと街の光が明るくて、星が十分に見えないのもあるのだろうか、残念だ。


部屋に戻り、またみんなで話をしながら、
21時過ぎになり、寝ることに。

何とも健康的な生活だ。


洞窟部屋は夜は冷えるのだが、
この宿は、各自に電気毛布が設置されているので、これがまた快適。

ほどよく温かくて、全く寒さなど感じずに、熟睡することが出来た。

1月31日(木) イスタンブール観光→カッパドキア <車中泊>

  1. 2008/02/08(金) 10:05:55 
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7時頃起床して、昨夜終えられなかった、
CD−Rの焼き込みを開始。

撮りためている写真をバックアップとしてCDに焼いて、
国際郵便に詰め込むためだ。

1枚30分かかるので、4枚で2時間かかってしまった。
その間は、チェックアウトの準備を。


そうしていた時に、8時頃になって、
1人の日本人旅行者(Mさん)が部屋にやってきた。

ホテルのフロントの人も一緒にいたのだが、
フロントの人いわく「彼がこの宿について不安があるみたいなんだけど、
英語が得意じゃないみたいで、なかなか話が伝わらないんだ。
代わりに翻訳(説明)してくれない?」と言われてしまった。

まぁ別にいいけど…という感じだったのだが、
どうやら、このMさんは、宿泊料金の17を、
リラではなく、ユーロだと思っていたようで、
「いくらで泊まってますか?」と聞かれたので、
「10ユーロ(17リラ)ですよ。」と返答を。

確かに、地球の歩き方だと、8〜9ユーロと書いてあるので、
それでもちょっと値上がりしていることになるのだが、
まぁ、無料で日本語が使えるインターネットもあるし、
シャワーも一応出るし、部屋はそこそこ清潔で、
朝食付き(パン食べ放題)、場所も中心に近い、ということで、
「この宿でいいんじゃないですか?」と伝えることに。

そして、Mさんのチェックインが決定(笑)


話を聞くと、期間はこれほど長くはないのだが、
これからヨーロッパの旅が始まるとのこと。

大学卒業前の卒業旅行らしい。
そういえば、もうそんな時期なんだな…と思ってしまった。

ヨーロッパに入ってからは、とにかく日本人に合うことが少なかったので、
久々に話すと、日本の時間の流れを思い出す。


僕の旅の話であったり、また、トルコやヨーロッパの他国に関してなど、
いろいろと情報提供を。

気付けば10時30分頃になっていて、
Mさんは市内観光に出かけるということで、
短時間ではあったが、別れることに。


CDを焼き終えて、急いで朝食を食べるためにテラスへ。
とはいえ、食べ放題のパンは重要な食料。

急いでパンを食べまくり、結局この日も、テーブル2つ分のパンを平らげた(笑)


その後は、ひとまず11時にチェックアウトして(荷物はドミトリー部屋に置かせてもらって)
宿の近くのランドリーショップへ。

国際郵便の船便は、場合によっては長期間かかるようなので、
さすがに汚れた服を入れたままにするのは微妙なので、洗うことにした。

1kg4リラ(360円)と、安くは無い料金だったのだが、
仕方なく、3kg分洗うことに。

洗い終わるのは3時間後(2時)ということで、それまで宿近くで過ごすことにした。


とりあえず、これまで内部は見学していなかった、
スルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)へ。





◆昼間の、スルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)。
 夜と違って三脚がいらないから撮影が楽だ(笑)





◆スルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)の内部。
 広い空間が広がっていて、
 お祈りに来ている人も多数いた。
 アヤソフィアに比べると、少し華やかな印象。



内部を回り終えた後は、周囲を歩きながら、
宿に戻ることに。

今日は天気が良く、比較的温かいので、過ごしやすい。
ニットやマフラーが無くても過ごせる感じ。
ヨーロッパの旅において、久々に温かさを感じた。


宿に戻ると、チェックアウト後ではあったが、
インターネットを使わせてもらうことに。

ひとまず、ロビーのソファーでパソコンを開いて写真整理を。

その後、ブログに写真を一気にアップすることにした。
毎度のことながら、結構な枚数なので、アップにも時間がかかる。

13時30分頃に作業を終えて、荷物を片付けて、
14時になってランドリーショップへ。

すると、衣服の乾燥が不完全だったので、
もうちょっと乾燥機を回してもらうことになった。


また宿に戻って、しばらく待つことに。
で、3時前になって、もう一度ランドリーショップに行ってみると、
さすがにほとんど乾いていたので、OKということに。


衣服を受け取った後は、そのまま急いで郵便局へ。

手提げ袋を数個使って両手で荷物を持っていったのだが、
これがかなり重くて大変。

途中、何度か休みながらも、時間が無いので急ぐ。


郵便局に到着したのは15時30分。
16時に閉まってしまうので、あと30分しかない。

預けていたダンボールを使って、梱包を開始しようとしたら、
「お前は何をやっているんだ??」と、窓口のおじさんに怒られた。


どうやら、先日一度来たことを忘れていたようで、
話してみたら、「なんだ、この前の日本人じゃないか。」ということに。

まずは、ダンボールをビニールテープで形作って、
その後、急いで荷物を詰め込んでいった。

ひととおり詰め込んだ後で、重さを量ってみると…
なんと、「11.34kg」!!

5〜6kgかな?何て思っていたら大間違い。

この重さにはびっくりしてしまった。
あまりに重い荷物を持っていたせいか、
重さの感覚がおかしくなっていたようだ。


ちなみに郵便料金は1kg単位だから、
あと660gの荷物が入れられる計算だったのだが、
今更増やすものも、減らすものもないので、
1kgの差は500程度ということで、もうこのまま送ることにした。


住所の記入などは、日本国内の宅急便と同じ感じで、あっという間。
本当にこれで日本に届くのか?と思うぐらい、あっさりと完了してしまった。

あとは、無事届くことを祈るのみ…





◆梱包を終えたダンボール。
 これまで旅を共にした多くの荷物達とのお別れだ。
 「今までありがとう!お疲れさん!」と、心の中で声をかけてやった。



ところで、日本へ送り返したものはというと、主に以下の通り。


ジャケット
ジーンズ×1
その他衣服類(夏服と、服の厚手の服、帽子など)
寝袋
薄めの毛布×3
スノーブーツ
モスキーネット(蚊帳)
パックセーフ(→これはかなり迷ったのだが…ちょっと重いので送ることにした)
小さめのリュックサック
書類
ビデオテープ×4
CD×10
小さな鍋
薬品(日焼け止め、消毒液など)
その他雑貨


…いやはや、多くのものを持っていたものだ。
旅を続けていると、だんだんと持ち物がシンプルになってくるとは、このことか。

確かに、あったら便利だけど、無くても何とかなるというものばかりで、
しかも、現地でスーパーに行けば、何でも売っている。

それにしても、一気に荷物を送れたことで、
かなりすっきりした。

あ、郵便料金はというと、
船便で11から12kg、96リラ(約8640円)だった。

2kgまでが一定料金で、2kg以降は、
1kgあたり6リラ追加となる計算。



郵送手配を終えた後は、
近くのガラタ橋まで歩いてみることに。

ちょうど夕暮れ時ということもあり、
海岸線がとても綺麗で、行き交う船を見ているのが楽しい。

そのままガラタ橋を歩いて渡ってみることにした。

ガラタ橋には、多くの釣り人がいて賑わっていた。
こんなところで、本当に釣れるのだろうか。


300mほどのガラタ橋を渡り終えると、その先の丘の上に、
ガラタ塔が見えたのだが、ちょうど夕日が沈んでいく間際だったので、
急いで塔まで登ってみることにした。

かなりきつかったが、急坂を急いで登っていくと、ガラタ塔へ到着。






◆ガラタ塔。
 夕日が沈むまで時間が無い。急げ!



急いで中に入ってチケット(10リラ)を買って、エレベーターで頂上へ。

そして外に出てみると…まさに夕日が沈む間際で、タイミングはバッチリ。
先日より、何度も見ているボスポラス海峡の風景だが、
やはり、このガラタ塔からの眺めが一番良い。

夕日に染まるイスタンブールの町並みを眺めながら、
静かに沈んでいく夕日を眺める時間は、とても素晴らしいものだった。

イスラムの国で、日に染まる幻想的な風景を見ていると…
どこか、インドのバラナシで見た朝日を思い出させるものがあった。





◆ガラタ塔から見たイスタンブールの風景。
 統一性は無いのだが、街の息づく雰囲気を感じられるのがイスタンブールの風景だ。



夕日が沈んだ後は、塔を下りて、ホテルへと戻り始めることにした。

思ったよりも時間がなくなってしまったので、
急いで帰りながら、途中、グランドバザールによって
両替をすることに。

しかし、18時で両替屋は閉まるらしく、
到着したのが18時5分過ぎで、ドアが閉まっており、両替できず。


そのままホテルに戻る途中、いつものケバブ屋でチキンケバブを2つ買って、
それを食べながらホテルに歩いて帰った。

ホテルに戻るとすぐに荷物を整理して、
カッパドキア用としては、荷物を最小限に減らしていくことにした。


そして荷物をホテルに預けて、ダッシュで近くの旅行代理店へ。
何とか、19時5分前に代理店へ到着。

店に入ると、日本人旅行者(Jさん)の
女の人が同じバスを待っていて、話すことに。


話を聞いてみると、何と、僕と同じ時期に世界一周航空券を使って、
一人で世界一周旅行を始めたとのこと。

僕は西回りだが、Jさんは東回りで回って来たということで、
反対方向に回りながら、このトルコの地で、偶然にも会うことになったわけだ。

なんだか面白いというか、不思議なものだ。


バスの移動中は、既に南米を回ってきたということで、
いろいろと南米の話を聞かせてもらうことに。

どうやら、ガラパゴス諸島が良かったようで、
僕の頭を悩ませることになった。

ガラパゴス諸島へは行きたいと思っているのだが、
いかんせん、お金がかかる。

ペルーからエクアドルに行って、そこからガラパゴス諸島に行くとなると、
たぶん、15万円近く追加で必要になる。

うーむ…ゆくゆく考えることにしよう…。


代理店前から出発したマイクロバスは、40分ほど走り続け、
どこだかわからないオトガル(バスターミナル)へ到着。

そこで、20時30分の、長距離バスの出発まで待つことに。


長距離バスは、予定通り出発し、
トルコのバスの定番、飲み物とお菓子の提供もあり、良かった。

しかし、窓際の暖房が強烈しぎて、とにかく暑いのが難点。


バスの中では、あまり寝られなかったのだが、
途中、目が覚める度に、
車内に掲示されている外気の温度表示が変わっていることに気付いた。

イスタンブールが、1℃程度だったのだが、
だんだんと、カッパドキアに近づくにつれ、−3℃…−7℃…−13℃…と
下がっていったのだ。


カッパドキアって、そんなに寒いのか!?と驚いてしまい、
大丈夫なのか不安になってきた。

話しによると、先日から大雪が降っていて、
カッパドキアにたどり着けず、引き返したバスもあるらしい。

おいおい…無事に着いてくれよ…頼むで。

1月30日(水) イスタンブール観光 <イスタンブール泊>

  1. 2008/01/31(木) 21:10:23 
  2. カテゴリー:トルコ Turkey  
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8時頃起きて、まずはインターネットで、メールチェックを。

9時30分頃まで、いろいろとやっていたのだが、
10時までが朝食の時間とのことだったので、
とりあえず宿のテラスに上がって、朝食を食べることに

トルコの朝食はどんなものかなと思ったのだが、
トマト、きゅうり、ゆで卵、オリーブの実が少量ずつと、
あとは、食べ放題のパン、という組み合わせ。

何と言っても、パンが食べ放題なのはうれしい。

朝からガンガンと食べてしまい、
隣のテーブルにあったパンも食べ切ってしまうほどだった(笑)


食後、町歩きを始めることに。

このイスタンブールでは、あまり焦って行動せず、
少し余裕を持っていこうと思ったので、今日もまずは情報収集から。

昨日は、スィルケジ駅でどうしようも無い対応をされたので、
今日は、まずは宿に近いスルタンアフメット駅の手前にある
観光案内所に行ってみるみることに。


そこで、アテネに向かう交通手段を聞いてみたのだが、
イスタンブールからは、鉄道とバスのみで、
フェリーという手段はないということがわかった。

鉄道の場合、テッサロにキで乗り換えが必要だが、
バスだと、直接アテネに行くのがあるようで、
オトガル(バスターミナル)に行けば、時間も分かると言われた。

出来れば、鉄道とバスの時刻と料金をこの場で知りたかったのだが、
やはり、トルコの観光案内所のレベルは低いのか何なのか、
目安の料金は教えてもらえず。


バスターミナルに行くのは面倒なので、
周辺にある旅行代理店に入って、アテネ行きのバスチケットの値段を聞いたら、
125リラ(約11250円)らしい。

20時間程度かかる遠さなので仕方ないが、なかなか高い。


その後は、昨日と同様に、国鉄のスィルケジまで歩いていって、
国際列車の値段を聞いてみることに。

昨日、ついでに聞いておけば良かったのだが…

駅につくと、昨日とは違う人が窓口だったので、一安心。
その人に、ユーレイルグローバルパスを利用した際(トルコ国内分だけ払えば良い)の
運賃を聞いてみたら、24.4リラとのこと。

本来は、88リラらしく、鉄道パスを使うことで、結構割安で買える。

列車の時間は、毎日、午前8時30分発で、
アテネ到着は翌日の6時30分頃らしい。


どうやら、鉄道は予約は必要ないらしく、
当日、直接乗り込めばOKと言われた。

これで、アテネへの移動手段が決定した。


それからは、ゆっくりと町歩きを開始。

まずは、スィルケジ駅の南東500mほどにある、
トプカプ宮殿に行くことにした。





◆スィルケジ駅周辺の風景。
 このように、なかなか近代的な町並みが続いている。
 イスタンブールってこんななの?と、ある意味、驚いてしまった。
 もうちょっと、歴史的な雰囲気のある町だと思っていたので。



しばらく歩くと、トプカプ宮殿に到着。
この宮殿は、オスマン朝の中心地として栄えていたようで、
広大な壁に囲まれた敷地の中自体が、町のようにもなっているという宮殿。





◆トプカプ宮殿の門。



門をくぐると、チケット売り場があり、そこで10リラを支払った。

中に入ると、広大とはいえ、中心部は、それほど広くも無いという印象。

さっそく歩き始めると、最初に、ハレムと呼ばれる建物あり、
そこには側近の女性達の備わっているらしく、宮殿内の一番の見所のようだ。

で、ここで問題だったのが、
ハレムは、別料金(10リラ)ということ。

「ええ!?何で宮殿内なのに、また別料金を払わなければいけないの??」と驚いてしまい、
うーん…と悩んだ末、ハレムは見学せずにパスすることにした。

なんか、インドといい、エジプトといい、
入場料がいちいち高く、細かく、別料金の設定がされている国は、
どうも好かない。

それが観光収入のメインだから、彼らにとってはそれしかないのだろうけど、
はっきりいって高いし、このトプカプ宮殿とハレムぐらい、一緒にしてくれと思う。


まぁそれはいいとして…トプカプ宮殿の見学を続けることに。

スルタンの調理場や、宝物館、
そして、イズニック・タイルの壁面が綺麗なバーダット・キョシュキュなどを
歩いて回った。

宝物館には、さぞや当時は繁栄していたのだろうと思えるような豪華なものばかり。
なかには、世界最大と言われるエメラルドを用いたものまで。





◆展示館の一室にあった剣。
 これ、めちゃめちゃ大きい。4mぐらいあるように思う。
 ゲームやマンガの世界に出てきそうな大きな剣だが、
 実際に人間が使えていたのだろうか。持てない重さだと思うけど…。
 あと、なぜか左側には日本の鎧が展示されていた。





◆イズニック・タイルの壁面が綺麗なバーダット・キョシュキュという建物。
 深緑色のような、なかなか味のある色を用いたタイル装飾だ。



見学を続けて、宮殿の奥まで行くと、
ボスポラス海峡が見渡せる場所があった。

昨日も別の場所から眺めたが、やはり、こうして眺めてみると、
イスタンブールは、ヨーロッパとアジアの架け橋となる場所にあることを感じる。





◆中央部のボスポラス大橋を挟んで、左がヨーロッパ側、右がアジア側。
しばらく、海峡をゆっくりと走り抜ける船を眺めていた。
貿易の重要性も感じられる場所だ。



その後は、再び、いくつかの展示室を見た後、
トプカプ宮殿を後にすることにした。


そして、次は、トプカプ宮殿を抜けた先にある、
アヤソフィアに行ってみた。

この建物は、ビザンツ建築の最高傑作とも言われ、
様々な宗教に利用されてきた建物らしい。





◆アヤソフィアの外観。
 外観は、色使いも地味な感じなので、ちょっと控えめな印象。



ちなみに、このアヤソフィアは、
現在は、アヤソフィア博物館、という名前になっているのだが、
入場料の10リラを支払い、中に入ってみて、びっくり。

博物館…とは名ばかりで、中は、展示品と言えるものは何もない。
うーん、これは博物館と言っていいのだろうか…疑問だ。

建物内は劣化もあり、
壁などが剥げている部分も多かったのだが、
その広さと、また、壁面に貼られた巨大な文字盤(書かれている意味は不明)など、
独特のオーラは感じられた。





◆アヤソフィアの内観。
 広すぎて写真に納まりきらない。
 おそらく、宗教的な歴史を知っていれば、
 より深く理解出来て面白いのだろう。



壁画も、だいぶ劣化はしてしまっているが、
なかなか美しかった。

しかし、このアヤソフィアを見ていて思ったのが、
こうした教会というか、モスクというものは、
確かに見ていてその建築美も楽しいのだが、
やはり、そこに人が介在して、祈りを捧げるなど、そうした場面になってこそ、
初めて生きた建物になるのだと思った。

こうして、博物館のような状態になっていると、
実際に使われている瞬間は見れないわけで、
生きたアヤソフィアを、感じることは出来ないということになる。

現実には出来ないが、
過去、ここに多くの人が集まっていた、その瞬間を見てみたいと思った。


アヤソフィアの見学は、中に展示品が無いこともあり、
あっという間に終わってしまったのだが、
次に、その近くの、地下宮殿という所に行ってみることにした。

アヤソフィアの近くのぐるっと歩いて回ったのだが、
どうも、場所がわかりづらい。

手元にある地図のコピーもわかりづらく、どこやねん…と探し歩いた。
歩いていると、まぁ、地下宮殿はパスしてもいいかな…と思い始めていたのだが、
その瞬間に、ふと、地下宮殿の入り口を発見。

ぐるっと近くを一周歩き回ったのに、
実は、アヤソフィアの入り口からほんの50mのところにあった。


入場料は、また10リラ(約900円)
トプカプ宮殿、アヤソフィア、そして地下宮殿と、
これだけで、30リラ(約2700円)もかかることになる。

金額の単位が小さいから、つい安いように思えるが、
実はかなりお金がかかっている。


どうしようか迷ったが、入り口に貼ってあった内部風景のポスターを見て、
その写真写りの綺麗さにうっかり心を打たれて、中に入ることにした(笑)

階段で地下に降りると、そこには、確かに宮殿が広がっていた。

イスタンブールには、地下にある貯水池が多く発見されているようだが、
ここは、その中でも規模の大きい貯水池。

コリント様式の柱によって内部が支えられているため、宮殿のようになっている。
フランス人の考古学者が発見するまで、この地下宮殿の存在は知られておらず、
この上には、多くの家などが、普通に建てられていったらしい。

内部は今でも水が溜まっていて、水面に映る数々の柱は、
見たことのない風景だった。





◆地下宮殿の風景。
 これは確かに見たことのない風景で美しい。
 ライトアップされているので、このような赤い光なのだが、
 昔は、ロウソクで中を照らしていたのだろうか。



地下宮殿の内部は、渡り廊下的に通路があるので、
そこを1周して階段を上がって外に出た。

この時、17時頃になっていて、辺りは暗くなって来ていたのだが、
明日のカッパドキア行きのバスチケットを手配するために、
スルタンアフメット駅脇にある旅行代理店に行くことにした。

昨日、スィルケジ駅から帰る途中に、
この付近の代理店に立ち寄り、値段は調べておいたので、
チケットを買うだけだった。

イスタンブールからカッパドキアは、片道で40リラ。
バスは夜行バスとなる。

トルコのバスで便利な点は、
遠くのバスターミナルに自分で行かなくても、
町中からマイクロバスでバスターミナルへ連れて行ってくれ、
そこで、長距離バスに乗り変えれば良いということだ。

明日、19時発のチケットを購入し、
この代理店前から出発することになった。

ちなみに、イスタンブール発の、
バス移動、ホテル、食事、ツアー込みで、
1泊3日(移動は夜行)という内容で
125〜150ユーロというツアーもあるようだが、
別に自分で手配すれば問題ないので、申し込む必要は無い。


チケット購入後は、宿までの間にある
スルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)と、アヤソフィアの写真を撮ることに。

街路樹や街灯が多くて、撮影場所に困ったのだが、
結局、建物周辺にある庭園のような場所の木に
無理やり三脚を差し込んで設置して、
夜景モードで撮影することにした。

ほとんどの人は、ベンチのある場所から撮るので、
街灯などが大きく枠に入ってしまい、綺麗に撮影できていないと思われる。





◆スルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)
 過去、ブルーモスクの写真を撮ったことのある人は、
 自分の写真と、この写真を見比べてみると、
 この位置からの写真がベストであることが良く分かるかも(笑)



写真撮影をしていたら、周囲を警備している人に話しかけられたのだが、
夜のブルーモスク周辺は、あまり治安が良くないから気をつけるようにと言われた。
確かに、公園は暗く、治安は悪い雰囲気だった。

夜歩き回るのなら、新市街で楽しむのが良いらしい。
時間に余裕があれば、後日、新市街にも足を運んでみよう。


宿に戻ると、20時前だったのだが、
昨日の失敗を繰り返さないために、
シャワー室のお湯がしっかり出ることを事前に確認してからシャワーを浴びた。

今日使ったシャワー室は、お湯が止まることもなかったので良かった。


さて、シャワーを浴びた後は、明日以降の予定を考えてみたのだが…
ふと気付いたのが、カッパドキアからイスタンブールに戻ってくるのが、
日曜日ということ。

ということは、郵便局が閉まっているので、国際郵便が送れない。
となると…明日(木曜)中に、送っておく必要がある。


つまり、今夜中に、荷物を整理しなければいけないではないか!

これにより、またまた日記を書き進めることが出来なくなったのだが、
明日になってから荷物をまとめると時間のロスなので、
今晩中にかたをつけることにした。


ベットに全ての荷物を広げて、必要、不要と、一つずつ荷物を選別していった。
また、溜まっていた書類なども、ついでに整理して、不要なものは送ることに。

整理してみると、結構、使うようで使わないものや、
あれば便利だけど、たまにしか使わないものなど、
無駄なものがあることに気付く。

服も、アジアを回っていた暑い頃の夏服も一部残っているし、
他にも、洗濯の回転数をあげることで、枚数を減らせるものもある。

中には、持っていれば使いようのある重要なものもあったのだが、
「とにかく荷物を減らす」という命題のもと、限界まで減らすことにした。


冬用のジャケットも、日本に送ることにした。

ジャケットは重く、かさばるので、
今後は、寒い時はインナーに厚めの服を重ね着して、
一番上に、薄いビニール生地のウィンドブレーカーを着る方法にした。


…こうして、いろいろと考えながら、荷物整理していたら、
結局、夜中2時になっていた。

それにしても、かなりの量だ。
これだけ送れば、荷物も相当軽くなりそう。

重い荷物から開放されるのが楽しみになってきた.

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