1月28日(月) ルーマニア(ブタペスト)→ブルガリア(ソフィア)観光→トルコ(イスタンブール) <車中泊>

  1. 2008/01/31(木) 20:58:05 
  2. カテゴリー:ブルガリア Bulgaria  
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早朝、向かいにいた韓国人の女の子に、たたき起こされた。

時間を見ると、6時14分。

ブルガリアの首都ソフィアの到着予定時刻は、
6時7分だったから…あれ?もしかして既に通りすぎた??

いや、終点がソフィアだから、そんなことも無いはずだが…と思い、
窓の外を見ると、ちょうど、今ソフィア駅に着くというタイミングだった。


しかし、早朝にブルガリアのソフィア着って、
治安の面とか、本当に大丈夫かいな…と思いつつ、
列車が止まると、外に降りてみたのだが、
ホームはほとんど真っ暗の状態。

駅の建物が、ホームのどちら側にあるかすら良くわからず。

一度、反対側にいってしまい、そちら側に建物が無かったので、
反対側まで歩いていくと、
地下道を潜り抜けられ、そこにはちゃんと照明がついている
駅構内が存在したので、一安心。

とはいえ、まだ空は暗いので、時間を潰すことにしたのだが、
次のトルコのイスタンブール行きのバスチケットを調べるため、
駅前にある、トラフィックマーケットというバスターミナルに行くことにした。


ガイドブックでは、このトラフィックマーケット内にある、
ユーロツアーズという代理店は、6時15分からオープンすると書いてあったのだが、
実際にそこに行ってみると、全くオープンする気配なし。

こりゃだめだと判断し、
もう一度、駅構内に戻って、地下のベンチに座って待つことにした。

また、この間、荷物をロッカーに預けることにした。

幸い、駅構内の両替屋が2件開いていたので、
レートを確認した上で、5ユーロだけ両替し、ロッカーに荷物を預けた。

両替屋のおばちゃんがとても気さくで良い感じだったのが印象的。


そして、7時過ぎになったので、もう一度、
ユーロツアーズのオープン状況を調べに行くと、
オープンしていたので、店内に入り、
イスタンブール行きの便を聞いてみることに。

すると、以下の結果だった。


<発車時刻> <料金(レヴァ)>
 7:15      45
 9:00      45
10:00      40
12:00      45
20:30      45
21:00      40
22:30      40
23:00      45

イスタンブールまでは、約9時間らしい。

夜行バスが値段と到着時間が最適なのは、
22:30の便が安く、良いのではないかと考えた。


そして、バスのチケットの目途はたったので、
町歩きの開始まで、もうしばらく、時間を待つことに。

駅構内は寒いので、
今度は、さらに隣(約200m先)にある、
もう一つのバスターミナルのアフトガーラに行くことにした。

この建物は新しく、中にもファーストフードの店などが多くあり、
ベンチもあったので、そこに座って待つことにした。

眠かったので、座ったまま寝ようとしたのだが、
このアフトガーラの建物内には、常に警備員が巡回していて、
寝ていたら起こされてしまった。

どうやら、座って寝るのもダメらしい。

仕方ないので、ソフィアの町歩きのプランを練りながら待つことに。


8時30分頃になり、だいぶ空も明るくなってきたので、
行動開始。

念のため、このターミナル内で、もう一度、
イスタンブール行きの値段を確認したのだが、
ユーロツアーズで教えてもらった料金と同じだったので、
どうやら情報は正しいようだ。


その後、チケットを購入するためのお金を確保すべく、
両替をすることに。

アフトガーラ内に銀行があり、レートが良かったので、
そこで両替しようと思ったら、スタッフが他のお客の対応に追われていて、
「5分だけ待ってもらえれば対応できるので待っててくれ。」と言われたので、
しばらく待つことに。

しかし、5分経っても、他のお客の対応に追われているし、
やっと対応が終わったと思ったら、両替の窓口を開く素振りもない。

何とも最低な対応。

まだまだ、ブルガリアにおけるサービスというものは、品質が低いのだろうか…。

この銀行は頭に来たので、両替しないことに。


アフロガーラを出て、トラフィックマーケットに戻り、
ここにある銀行で20ユーロ→38.98レヴァを両替することにした。
(1レヴァ≒80円)

そして、22時30分発のバスチケットを購入。


これで、今夜の移動手段は確保できたので、
ソフィアの観光を開始する準備が出来たので、
9時過ぎより行動開始。

まずは、駅から南に1.5kmほど歩いて、
町の中心部に行くことにした。

中心部までの道のりは、主要道路だったのだが、
道路脇には小さな店も立ち並んでいて、
ルーマニアのブカレストに比べると少し明るいイメージ。


しかし、お腹が空いていたので、パンを買いたかったのだが、
商店やスーパーは全く見当たらない。

仕方なくそのまま歩いて行き、
セントラル・パリという建物に到着。





◆セントラル・パリの建物。
 外観は、歴史的建築物を思わせる綺麗な建物。





◆交差点脇の道路標識。
 ついに、ヨーロッパ内でも、英語の併記が無い国に来てしまった…という感じ。
 母国語しか書いていないということから、
 ブルガリアは、我が道を行くという姿勢が感じられる。



そして、建物の裏から、セントラル・パリに入ってみたのだが…
何と、何かの博物館かと思っていたら全然違い、
中は、ショッピングモールだった。





◆セントラル・パリの建物内。
 まさか、こんなショッピングモールになっているとは思わなかった。
 昔の建物を再利用してこうなったのだろうか。
 それにしても、この外観とのギャップは面白い。



ここで、2階に上がってみると、そこにはアイスクリーム屋が。
0.5レヴァ(約40円)で、小さいサイズのアイスが食べられるということで、
久々に、アイスを食べることにした。

味は普通だったのだが、何ともサイズが小さい。

やはり、ここでも、エジプトに敵うアイスは無いようだ。


アイスを食べた後は、1階にあるパン屋で、1レヴァで大き目のパンを購入し、
それを食べて、お腹の足しにすることに。

その後は、再び町歩きを開始。

さらに南へと歩いていったのだが、途中で、
露天のピザ屋を発見し、1.5レヴァで大きなサイズのピザが買えるということで、
購入することにした。

これで、お腹は多少満足な状態となった。


その後、ソフィアの中心に位置する、
聖ゲオルギ教会、聖ネデリャ教会を通って、
その先にある、国立文化宮殿まで行ってみることにした。





◆ソフィアのメイン通りのヴィトシャ通り。
 比較的綺麗にされていて、また、お店も多く立ち並んでいて、
 活気が感じられる。歩いていて気持ちが良い雰囲気。



国立文化宮殿前には、大きな公園があったのだが、
公園は思ったよりも広く、建物まで遠かったので、
国立文化宮殿まで行くのは断念。

まぁ、建物の中は、若者が集うようなデパートになっているようなので、
無理に見学する必要も無い。


来た道を引き返して、中心部まで戻ることに。

聖ネデリャ教会まで戻ったのだが、
ここで、近くのインターネットカフェ「Gattaca」に立ち寄ることにした。

外見は、閉店しているのではと思ってしまうような、暗いイメージなのだが、
中に入ると、営業はしていた。
(何でこんなに暗い外装なのだろうか。
 客を呼び込みたくないのか?意味不明だ。)

ガイドブックには、30分0.5レヴァと書いてあったが、
予想通り、値段は上がっており、30分1レヴァだった。

1時間、最低限のメールチェックを済ませることに。


その後は、再び町歩きを開始。

聖ネデリャ教会の裏手にある、
旧共産党本部を通過して、中心部から東に走っている
ツァール・オスヴォボディテル通りを東方向に歩いていくことに。





◆旧共産党本部前にあった、ヨーロッパ各国の国旗。
 過去の社会主義体制下における、ソ連を模範としていた国づくりではなく、
 広く開かれた国づくりに向けての想いを表しているのだろうか。



道沿いには美術館や教会などが多く立ち並んでおり、
その建物も綺麗で、ソフィアがこんな雰囲気の町だったのかと、
驚いてしまった。

もっと質素な感じなのかな…と勝手に想像していたため。


歩いていると、時間的にはまだまだ余裕があったので、
ちょっと寄り道してみることに。

先日、ブタペスト行きのバスで会ったS.Iさんからの話で、
ブルガリアの国際郵便は安いと聞いていたので、
近くの中央郵便局へ行ってみることにしたのだ。

そして、郵便局へ到着して、中に入ってみると
料金表が貼ってあったので、見てみることにした。

確かに、全体的に安い。


料金は、送付先のゾーンによって段階式になっていたので、
窓口の人に、日本はどこのゾーンになるのかと聞いてみると、
ゾーン2とのこと。

それで計算すると、船便の場合、
1kgまでが22.50レヴァ(1800円)、
以降、1kg増えるごとに、4レヴァ追加される。

例えば、10kgのものを送ったら、
58.50レヴァ(約4680円)という、破格の安さ。


ほんまかいな??と驚いてしまったのだが、
まぁ、全くもって英語の通じない窓口のおじさんのことだから、
ゾーン分けを間違えたかも、という気がする。

全部で1〜6ゾーンあって、日本がゾーン2というのは、
ちょっと近すぎる気もする。

しかし、他国の国際郵便料金を詳しく知らないので何とも言えないが、
全体的に安いと感じる。


駅に戻って荷物をロッカーから引っ張り出し、
国際郵便を送ってしまうか…とも、ふと思ったのだが、
さすがに夜行バスまでの間に送るのは大変なので、止めることにした。


その後は、ツァール・オスヴォボディテル通りに戻り、
さらに東へ進み、国会議事堂前へ到着。

すぐ近くに、国際宅急便のDHLのオフィスがあるということで、
また寄り道して料金を調べてみることにした。

すると、日本へ5kgの物を送ったら、
約300レヴァ(24000円)という、恐ろしい値段だった。

だめだこりゃ。


国会議事堂前に戻り、近くのソフィア大学に立ち寄った後、
ソフィアで一番の見所である、アレクサンダル・ネフスキー寺院へ。

この寺院、見たことの無い様式で、
いくつもの小さなドーム状の屋根がもこもこと重なっている、面白い形。

何だか、戦艦大和の甲板に大量の高射砲が設置されているようなイメージ。





◆アレクサンダル・ネフスキー寺院。
 形も面白いのだが、規模も大きく、迫力がある建築物だった。



この寺院の周囲を歩いた後は、駅に向かって戻り始めることにした。

時間に余裕があるので、行きの途中で入った
セントラル・パリに行って、またパンとアイスを買って食べることに。

ブルガリアの食事は安いらしいのだが、
こんな安い食べ物ではなく、レストランに入ったら、
もっと楽しめるだろうに…と思いつつ、新たにお金を両替するのも面倒なので、
大人しく、手持ちの現地通貨分を使い終えるだけに留めた。


そして、駅まで歩いて戻ると、時間はまだ18時30分。

バスまで4時間あったのだが…
時間を使うのは、特に問題ないだろうと思った。

駅のロッカーから荷物を引っ張り出して、
また、バスターミナルのアフトガーラに行き、ベンチで過ごすことに。


最初は、まだ持ち越し続けていたパンがあったので、
それを夕食代わりに食べることに。


次に、イスタンブールのガイドブックを見て、
宿の目星を付けることにした。

どうやら、町の中心の安宿街に多くの宿があるようで、
簡単に見つけられそうである。

この雰囲気、アジアや北アフリカの旅に近い。

宿探しが簡単に出来るというのは、バックパッカーにとって何よりありがたいし、
ヨーロッパの旅では考えられないので、
何だか久々の感覚に、ワクワクしてきてしまった(笑)


その後は、先日買っておいた糸と針を使って、
バックの修理をすることにした。

物を縫うなんて、高校時代の家庭科(懐かしい…)の授業以来な気がするが、
糸の玉を作る動きなど、体が覚えていて、意外と普通に縫えた。

二度と壊れないように、
かなりガッチリと何度も同じ箇所を縫っておいた。


こうして過ごしていると、あっという間に3時間30分が過ぎて、
22時になったので、外に出てバス乗り場に行くことに。

バスは、トラフィックマーケットのすぐ脇から出発なので、わかりやすかった。


バスに乗ろうとすると、手荷物用のチケットが必要らしく、
なんじゃそりゃ、という感じだったのだが、
同じバスに乗るトルコ人が、チケットのもらい方を教えてくれて、ありがたかった。

この時点で、噂どおりの、トルコ人の優しさを少し感じてしまった。


バスは予定通り出発。

このバスは、トルコのバス会社なのだろうか。

トルコの長距離バスは、サービスが良いと聞いていたが、
出発間もなく、ジュースとお菓子、また、コーヒーと紅茶が配られ、
なかなか良い感じ。


しかし、一つ問題が…。

それは、イスラム圏の国でいつもかかっているような、
何とも言えない一定のリズムを刻む、
イスラム・ポップスミュージックならぬ、トルコの民俗音楽みたいのが、
大音量でバス車内に流れているということだ。

この音楽によって、全く寝られないのだが、
しかも、この音楽、何と夜中の2時まで流れ続けた。

最悪だ。


全く寝られないまま、今度は2時過ぎにトルコとの国境に差し掛かり、
荷物検査のために、全員、バスを降ろされたのだが、
これが、超寒かった。

気温は間違いなくマイナスなのだが、
そこにさらに強風が吹き荒れていた。

「誰も怪しい奴なんかおらんから、はよ検査を終えろや〜!!」と
心の中で叫びながらも、
全く持って形式だけで、ちゃんと荷物を調べない検査官を見て、
「そんなんだったら、最初から検査なんかする必要ないだろう…」と思ってしまった。

車内のBGMは止まったものの、
この、極寒の荷物検査によって、
すっかり目が覚めてしまって、その後はほとんど寝られず。

何とも言えない、過酷な夜行バスの移動だった…。

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