8月22日(水) ウランバートル→北京 〜長かったモンゴル生活にお別れ〜

  1. 2007/09/24(月) 01:04:16 
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午前中は、荷物の整頓などを行う。
予定より1週間ほど延びたモンゴル滞在も、ついに最終日。
部屋に干していた洗濯物をバックパックに詰めていると、
旅立つんだな、という気持ちになってくる。

旅を始めて3週間だけれど、もう何年も旅を続けているような気持ちだ。
特に、ウランバートルには予想以上に長く滞在したから、
そこにいることが、当たり前のように感じ始めていた。

ゲストハウスは、12時のチェックアウト後も、
共有スペースを使って良いとのことで、
午後は、ノートパソコンで無線LANを使わせてもらう。

また、合間をぬって、余ったトゥグリクをドルに換えたり、
備品を買いに出かけた。
また、重要書類に関しては、念のためコピーを取っておいた。

それにしても、先日のスリの一件があってからというもの、
町を出歩くことが恐い。

あれ以降、出歩くときは、
本当に小額のお金しか持って行かないが、それでも、恐い。

お金を取られるのであればまだしも、
命の危険にさらされるのは、勘弁してほしい。

常に、厳戒体勢で望もうと思うが、
どうも、それが息苦しくて疲れるのも事実。
世の中から犯罪者がいなくなったら、
誰しもが、無駄な心配をしなくていいのに・・・

そうこうしているうちに、出発の時間が。

お世話になったゲストハウスの人達に別れの挨拶をして、いざ空港へ。

と、ここで、プチハプニングが発生。
空港に行くバスを待っていたのだが、来ない。

・・・

・・・

そう、出発前にゲストハウスの人に聞いた
バス停の場所が間違っていた(反対車線)だったのだ・・・!

そう気付いた頃には、フライトの時間まで余裕が無くなって来ていた。

仕方ない。お金はかかるが、タクシー作戦に切り替える。

____(以下、タクシー奮闘記です)____

タクシーを呼び止め、「空港まで。お金は5000トゥグリクでいいかい?」と言って、乗り込む。
ちなみに、空港までのタクシーの相場は、
今は、6000〜8000トゥグリクぐらいらしいから、ちょっと安め。

何で5000トゥグリクにしたのか自分でもわからないけど、
残りのお金的に、それぐらいしか出せなかったこともあり、直感で。

が、ここでさらに問題発生。
なぜか、出発した車が止まる。
どうやら、行き先がわからないらしい。

さっき、「空港まで」と言って理解を示したふりをしていたこのドライバー、
英語を理解していなかったのだ。
「そうだ・・・モンゴルは英語が通じない国だった・・・」と思っても、遅い。

「Airport」すら通じない。
「どんなタクシードライバーやねん・・・」と思いながらも、
仕方ないので、航空券を見せて伝える。

それでも、なかなか理解を示さない。
何かごちゃごちゃ言っている。

頭に来たから、航空券のフライト時間を見せて、
「フライト時間が迫ってるから、はよ行けや!」と日本語で怒鳴る。

すると、やっと何か伝わったようで、出発。

本当に着くのか不安でならない。

と、そこで、何とこのドライバー、ガソリンスタンドで給油し始めた。

さすがに切れる。
ジェスチャーで、腕時計を指すように(実際にはしてないけど)して、
「お前いい加減にせえよ!時間が無いって言ってるだろ!早く車を出せ!」と日本語で怒鳴る。

ドライバーは焦って乗り込み、
そこからは、今までのスピードが嘘のように、急ぎ始める。
反対車線に乗り出して、ガンガン追い越す(それもどうかと思うけど)

と、そこでふと気付く。

そうか、このドライバー、乗車時にOKをもらったであろう、
料金に関しても、理解していないということか・・・。

タクシーの仕様からすると、正規のタクシーではなさそうだから、
ボッたくってくることは間違いない。

そこで、いろいろ対策を考えたのだが、
この状況で、全くボッたくられるイメージがない。
空港に着いた時の交渉が逆に楽しみになってきた。

そして、タクシーは空港へ到着した。
で、まずは、5000トゥグリクを差し出す。

ドライバーは、予想通り怪訝そうな顔をして、
1万5000トゥグリクと要求してきた。
(思ったよりも低い額だから笑ったが)

で、ここでガツンと(英語で)言ってみる。※実際はこんな流暢に言えてません(笑)


「あのね、おまえさん、
 偉そうにお金を要求してるけど、
 話を整理してみようか。
 
 俺はタクシーに乗る時に、5000トゥグリクでいいかどうか聞いたよね?
 で、あんたが自分でOKって言ったから、俺はタクシーに乗ったんだよ。
 今更、何言っているの?」

ドライバー、ちょっとひるむ。

そこで、駄目押しで、
「そもそも、俺は5000トゥグリクしか持ってないから、
 最初にあんたに金額を確認したんだよ。
 ね、覚えてるよね?それでも、忘れたふりを続けるのかい?」

ドライバー、「申し訳ない、分かりました。」という素振りで、
5000トゥグリクで了解した。

____(以上、タクシー奮闘記でした)____

・・・というわけで、そんな交渉はさておき、
急いで空港のチェックイン手続きへ向かう。

といっても、予想以上に規模が小さい空港だったので、
すぐに完了してしまい、逆に時間があまるくらいだった。

そんなわけで、最後に飛行機に乗ってホッと一息・・・。

離陸の時は、ウランバートルの夜景が見えた。
先日、丘の上で眺めたのと同じように、柔らかい光を放っていた。

一筋の大通りが明るく、その周りに光が集まっている様は、
少し、ラスベガスの夜景に似ている気がした。

そして、少し進むと、今度は草原の夜景が目に入ってきた。

草原に一筋の光の道が通っていた。近郊の町をつなぐ唯一の道なんだろうと思う。
また、草原のゲルと思われる光がポツポツと輝いている。
まるで、夜の海に浮かぶ漁火のようで綺麗だった。

この夜景を見れただけで、少し高くついたが、
ウランバートル→北京を飛行機にした価値があったかもしれない。

またいつか、昼の時間帯のフライトで、
空からモンゴルを眺めてみたい。

8月21日(火) ウランバートルの警察署へ 〜その他パソコンでもろもろの処理〜

  1. 2007/09/24(月) 01:02:58 
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午前中、ゴビツアーの参加者の人が日本へ帰るということで、見送る。

モンゴル国内に残っている人もいるが、
ゲストハウスに残っているのは、僕一人になってしまった。
ちょっと、取り残されてしまったような、少し寂しい感じを受ける。

今日は、ウランバートルから70kmほどの位置にある、
テレルジという町に、1泊2日で行こうと思っていたが、
少し疲れているし、テレルジは観光地だから、今更慌てて行くこともないと考え、
最後の2日間は、ウランバートルで過ごすことに決めた。

ちなみに、北京→香港→ホーチミンのフライトが、
未だに確定出来ていなかったので、対策を取る。

それにしても、各社によって違いがあるのかもしれないが、
航空会社のスタッフの、世界一周航空券に対する理解度の低さには驚く。
僕がルールを教えてあげて、フォローしてあげるような状態。
仕事なんだから、もうちょっと勉強しておいてほしいんだが・・・。
(結局、24日、25日のフライトで確定)

午後、先日のスリの盗難の保険会社用の資料を揃えるべく、
ウランバートルの警察へ届出をもらいに行く。

といっても、モンゴル語が分からないと手続きのしようが無いので、
モンゴル人の友達にコンタクトを取るも、不在ということで、
ゲストハウスのオーナーに相談して、
英語が話せるモンゴル人に同行してもらうことに。

警察署に行くと、2時間程度で手続き&届出の日本語翻訳版の作成が完了。
費用は2300トゥグリク(約230円)

日本語翻訳版の作成に関しては、
あまりに簡単な内容過ぎて表紙抜けしたが、
それでも、翻訳する人の日本語力が拙いので、
なぜか僕がフォローしてあげながら、完成した。

夕方頃からは、滞っていたブログやメールチェックを一気に行う。

それにしてもインターネットは便利だ。
これがなかったら、一体どうなっているんだろうと思う。

もちろん、それに頼りすぎてしまうのはいけないけれど、
時間とコストの節約になるという点に関しては、
やはり大きな利点だと思う。

おそらく、インターネットが無い時代だったら、
今回の旅は、より時間がかかり、コストも多くかかっていただろう。

こうした、時間という価値を提供してくれる媒体(またはサービス)は、
これからも技術革新によって、さらに生み出されていくのだろう。

また、別の話ではあるが、
旅は、一人でも出来るけれど、協力者がいることで、
2倍にも3倍にも、効率的に動くことが出来るということを改めて思う。

今の段階においても、カメラの件に関して、
家族はもちろんのこと、ゴビツアーの参加者の人にも一部、
協力してもらったりするなど、様々なサポートをしてもらうことで、
解決の方向へ進めることが出来た。
これを全て自分で行うとしたら、とてもではないが、大変なことである。

これは、旅だけでなく、人生に置き換えても同じだと思う。

一人で生きていくよりも、周りの人とつながりをもって生きていくことのほうが、
何倍も内容の濃い生き方が出来ると思う。

それは、プライベートの世界でもそうだろうし、
仕事の世界においてもそうだろう。

確かに、自分自身で行ったほうが、簡単に出来てしまうこともあるだろう。
でも、そうではなくて、人それぞれが出来ることを持ち合わせて、
保管し合う(役割分担する)ことによって、より大きな成果を得ようとすることは、
ごく当たり前のことだけれど、生きていく上での大前提なのだと思う。

今、周りにいてくれる人に、改めて感謝をしたい。

・・・話がだいぶ反れてしまったが、
一通り、インターネットを活用した処理を終えると、
先日シナリオを作成した、ゴビツアーのムービーの作成にとりかかる。

しかし、ウランバートルの宿で、
ノートパソコンを開いて、ムービーを作成することになるとは・・・(笑)

イメージは出来ていたので、数時間で完成する。

久々に仕事モードで、集中して作成したので、
周りの宿泊者には、異様な光景に移っただろう。

完成後、早速データを送ろうと思ったが、問題発生。
12メガの巨大なデータは、スピードの遅いネット環境では、とても送れなかった。
またいつか送れる環境があったらということにする。
早く見てもらいたいだけに残念。

8月20日(月) ハラホリン(カラコルム)→ウランバートル 〜行きはヨイヨイ、帰りは・・・〜

  1. 2007/08/22(水) 19:00:15 
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朝(というか夜中)一度、目が覚める。無理も無い、
寝たのが21時頃だろうから、目覚めてしまう。

モンゴルに来てからというもの、
日の出と共に起きて、日の入りと共に寝床につく、
というのが習慣になってきている。

朝、改めて起きると、
ゲストハウスの従業員の人が、
お茶とパンを持ってきてくれた(無料で)

この従業員のおじさん、
おそらく僕のことを結構な若い日本人と思ったのか、
いろいろ親切にしてくれて、
おまけに、お土産として小さな人形とキーホルダーをくれた。

全く英語が話せないから、もう完全なボディーランゲージの会話。
おじさんと2人で、手取り足取り表現をし合う。
何やってるんだろう(笑)と思いながらも、微笑ましいやりとりが続く。

さて、そうこうしているうちにワゴンが迎えに来た。
どうも早いな・・・日の傾きからすると、まだ予定の時間より2時間ほど早いはずだが・・・
と思いながらも車に乗り込んで、横の人に時間を聞くと、9時だという。

やっぱり。
11時と言っていたのに2時間も早く来た(笑)
まぁ良いか、と思って乗っていたら、
そこから市内を回って人を乗せていくではないか。
結局、ウランバートルに向けて出発したのは、11時近く。
やられた(笑)

帰りのバスは、行きと同様、大変な混み様だったが、
やっぱり、話し好きのおじさんは話しかけてくるし、
さらには、乗っているおばあちゃんや子供達がゲエゲエ吐き始める状態。
これは過酷だ。

行きに比べて、全く寝れなかったので、
帰りのワゴンは、史上最高に疲れた。

やっとのことでウランバートルに到着・・・。

ゴビツアーで一緒だった人が、明日、旅立つということで、
帰って間もなく、食事へ出掛ける。

ツアーの9人も、モンゴルに残っているのは、あと4人。
その人達も、あと1週間で、全員モンゴルから離れる予定。

早い時間の流れを、改めて感じさせられる。
そして、先日のツアーが、遠い昔のことだったように思える。

本当に、一期一会だなぁ。
今という瞬間は、二度と訪れないんだなぁ・・・などと、感慨にふけってみる。

夜は、ゲストハウスに宿泊している人達と飲みながら話をする。
というより、おじさん達の、若い頃の武勇伝や、旅話をひたすら聞く。

実際、細かく聞いて見ると、本当に様々な体験をされていて、
非常に楽しく、かつ勉強にもなった。

元・教師で、今はモンゴルで貿易の会社を経営している人や、
5年以上も、バイクで世界を回り続けている人など・・・
すごい。

人それぞれの人生の深みは、とても短時間では聞き切れない。
おそらく、誰しも、人生を棚卸すれば、語り切れない出来事や想いが出てくるのだろうな。

生きている間に、周りの全ての人の人生を聞くことは出来ないけれど、
出来る限り多くの人を知って、
自分自身の人生の糧として、活かしていければと思う。

8月19日(日) ハラホリン(カラコルム)滞在 〜初めて一人になれた一日〜

  1. 2007/08/22(水) 18:46:47 
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ハラホリンは、近郊(数十キロ)に遺跡や滝などがあるのだが、
ツアーや車をチャーターしないと回れない。
今日は、あえてそうした回り方をせず、街をゆっくりと歩くことにした。

朝、起きるも、時計が無いから、何時かわからない。
日の傾きを見て、だいたいの時間を推測する状態。
おそらく、ゲルを出発したのは、10:30ぐらいだったと思う。

まずは目の前の丘に登ってみる。
すると、ハラホリンの街が一望できた。
街は規模が小さいのだが、
日本で言うと・・・北海道の網走のような、何とも静かな、穏やかな感じの街に見える。

街の反対側を見ると、そこには川幅がとても広いオルホン川が流れていた。
モンゴルに来て、川といったら、まだ2つぐらいしか見ていないが、
この川幅は、最大だった。

川の中央には、草原が一部あって、
そこには、馬や羊が入り込んでいて、のどかに草を食べている。
何とも平和な、癒される光景だった。

気温も涼しく快適で、
時間を気にせず、自分一人で思ったように歩き回ることが出来る・・・
そんな自由な時間を体感して、この旅が始まって以来、初めて一人になれた気がした。

丘を降りて、今度は、ハラホリンの街にごく近い位置にある、
エルデニ・ゾーという、昔、寺院だった場所へ向かう。
歴史的な背景を詳細まで知っていれば面白いかもしれないが、
建物自体は、よくある、寺院という印象。

そこを出て、今度は町を練り歩くことにする。

この時、ipodを持っていたので、お気に入りの曲を聴きながら、
大声で歌いながら歩いて見た。

周りは草原が多いから、
歌っていようと何していようと、誰にも迷惑をかけない。

西モンゴルの田舎町で、
ipodで、お気に入りのビートルズやジョンレノン、ボニーピンク、ミスチルなどの曲を聞きながら、
気持ちよく自由に散歩しているなんて・・・
とても特別なことをしているのではないか、という気がしてくる。
日本では、今頃お盆休みを終えて、みんな頑張っているんだろうな・・・。

それにしても、この町を歩いていると、
やたらと廃墟が多い。

町の中で建物といっても、最高で5階立てぐらいなのだけど、
立派な建物なのに、なぜか廃墟になっている。
大きな工場も閉鎖している。

町自体が、衰退していっているのだろうか。
確かに、目立った観光名所があるわけではなく、
ウランバートルが首都であることを考えると、
この町の位置づけは微妙である。
とはいえ、多くの人々が住んでいる。
皆、どうやって生計を立てているのだろう。

廃墟の中に入ってみようと思ったが、
周りがきっちり柵で囲まれているので、入れず。
廃墟って、何か物悲しく、それでいて、何かを語っているようにも思えて、
心惹かれるところがある。

世界各地の廃墟を写真に残していったら、
一つの写真集が出来るだろう。
もう、そういう写真集はあるだろうけど。
(日本の廃墟を撮った写真集は見たことがある)

町の中心は、小さな商店が4〜5個あるだけで、他は何も無かった。
住宅街のほうを通り抜けて、川まで一気に歩く。
川沿いを歩きながら、ゲストハウスに戻ると・・・
休憩時間も含めて、計7時間ぐらいだっただろうか、
10kmは歩いたと思うが、こんなにゆっくりと町を歩いたのは、
自身にとっても、初めての経験となった。

時間の使い方としては贅沢だったけれど、
こうして、ゆっくり歩くことで、
いろいろ考えることも出来るし、普段気付かないような町や人の一面も見ることが出来、
とても充実した時間だったように思う。

夜になると、突然の雷雨となった。
雨と雷の音を聞きながら・・・時間があったので、
ちょっとシナリオを考えてみる。

シナリオとは、先日のゴビツアーのムービーのシナリオである。

寄せ書きタオルのお礼として、
ショートムービーを作ろうと思って。

時間も限られるから、凝ったものは出来ないけれど、
みんなが感動を思い出してくれるようなものが出来ればと思う。

静かな時間、自分だけの時間、自由な時間・・・良い1日になった。

8月18日(土) ウランバートル→ハラホリン(カラコルム) 〜現実逃避(?)のために、一人で西モンゴルへ行く〜

  1. 2007/08/22(水) 18:14:18 
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※昨日の日記を読んでもらえるとわかるとおり、
 映像の記録手段が全く無くなったため、
 今日以降の日記は、文章のみでお楽しみ下さい・・・m(_ _)m
__________________________________

残りの5日間を充実させるために・・・昨日の悲劇により、気持ちは乗り切らないが、
ウランバートルから西に約400キロにある、
ハラホリン(カラコルム)という町に行くことにした。

この町は、昔、モンゴルの首都だったというところで、
近郊には遺跡などの見所がある町。

朝10時頃に出発して、長距離バスターミナルへ向かう。
長距離バスってどんなものかなと思ったら、
何のことは無い、ただのワゴン車だった(笑)

混みあってる中、運転手が何やら話しかけてくるが、モンゴル語で意味不明。
面倒なので、ガイドブックで行き先の町を示すと、
このワゴンに乗れ、と指差す。

昨日のこともあったので、全てのモンゴル人が不審に見える。
確実に、乗車料金を事前に聞き(紙にも書いて)確認を取って乗車。

ちなみにワゴン車には、15人程度が乗っており、
横に4人座る状態で、かなりきつい。
しかも、僕が座ったのは、進行方向と逆向きの席。
さらに、向かいには、酔っ払った(?)ような陽気なおじさんがいて、
何やらずっと話しかけてきたので、眠い僕にとっては、しんどかった。

途中、気分転換にipodを取り出すと・・・
ああ・・・やっぱり・・・おじさんが興味津々で、
聞かせろという素振りをするので、渡すと、
楽しそうに歌い始めた・・・。

モンゴル人が「ケツメイシ」の「花鳥風月」を歌ったのは、
おそらくこのおじさんが始めてだろう。
スローテンポの曲だから、歌いやすかったのだろう、
気持ちよさそうに歌っていた(笑)

・・・そんなこともありながら、
ワゴンは9時間程度かけて、ハラホリンに無事到着した。

途中の道は、思ったよりも舗装されていて、
先日のゴビツアーに比べると楽に感じた。

ワゴンに乗っていて、ふと思ったのだが、
一人でウランバートルを離れて遠出するのは、初めてだということ。
一人モンゴルのスタートでもあったわけだ。

自由だけど、ちょっと寂しいような・・・。

ハラホリンに着くと、宿探しをしなければならなかった。
ハラホリンは、半径3kmぐらいに住宅が集まっている町なのだが、
このワゴン車、各家庭に送り届けるようで、ずっと乗っていると、
結局、最後僕一人になった。
まぁ、ちょっとした市内見学にもなったので、見ていて楽しかった。

で、運転手に「ホテルを探しているんだけど」と言うと、
何やら、携帯電話で電話を始めた。
そして、いきなり電話を代わられた。

一体誰なんだ・・・と思いながら、英語でしゃべって見ると、
どうやら英語で話せる相手のようで助かった。

近くで、5000トゥグリク(約500円)で泊まれるとのことで、
そこで決定して、運転手に送ってもらうことに。

町の中心から500mほど外れたところに、その宿泊先はあった。
着いてみると、ゲルが6個ほどある、ゲストハウスだった。
さっき話したのはオーナーのおじさんのようで、
着くと、いろいろ説明をしてくれた。

ちなみに、運転手いわく、帰りの日に合わせて、
このゲストハウスに迎えに来てくれるという。
おお・・・なんと親切な・・・ありがたい。

宿泊するゲルを見せてもらうと、これが予想外に清潔!
しかも、ドミトリーではなく、一人で占有して良いとのこと!

おお・・・旅始まって以来のシングル部屋だ・・・。

さらにこのゲストハウス、トイレやシャワーも、かなり清潔。

過酷な日々が続いていたのもあり、
この程度の施設であっても、気分は軽井沢の別荘に泊まるような気分(笑)

ちなみに、1泊数十ドルする、
観光用のツーリストキャンプも近くに多くあるのだが、
とてもとても・・・そんなところ、この旅で泊まることはないだろうし、必要ない。
僕は、食事にもこだわらない派だから、安上がりな人だな〜本当に。
だから、貯金が貯まるんだと思う(笑)

さて、話は戻って、部屋で落ち着いた頃には夜だから、夕食の時間。

このゲストハウスでは注文すれば料理を作ってくれるので、
サラダ中心の注文を頼んで見る。
これが、安く、量は多く、味も適度だったので、満足。

となりのテーブルでは、フランス人と思われる家族が食事をしていたのだが、
少年(12歳ぐらい)が、誕生日らしく、
食事途中にケーキが持ち込まれて、ハッピーバースデーを歌ってお祝いしたのだが、
そのわずかな時間は、とても温かい時間だった。
やっぱり記念日のお祝いってうれしいものだし
こうしたサプライズは夢があって良い。

食事を終え、いざシャワーを浴びに行くと・・・
おっと、電力不足で、温水が本当にチョロチョロとしか出ないではないか。

でも、贅沢は言いません。全く気になりません。
温水が出ること自体が、うれしくて仕方ないから(笑)

夜は、疲れてすぐに寝てしまったのだが、
やっぱり一人部屋は、落ち着いていいものだ。
いびきに困らなくて済むしね(笑)

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