9月6日(木) カンボジア最後の1日

  1. 2007/10/06(土) 22:44:28 
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昨日で、一旦、ポリスレホートは受け取ることが出来たので、
今日は自由に動ける日。

しかし、やはり何もする気が起きず、行動に出られない。

結局…ゲストハウスのロビーに置いてある、日本のマンガ本を読みふけって過ごすことに。
日本人が多く集まるゲストハウスには、マンガが大量に置いてあるところが多くあるのだが、

海外に来てマンガかい…ということで、これまで、できるだけしないようにしていたのだが、
あまりの気力の無さに、自然に読みふけってしまう自分がいた。

「沈黙の艦隊」、「家裁の人」など、以前読んだことのあるマンガをもう一度読み返す…。

そんなことをしている間に、気付けば昼過ぎになり、夕方になり…。

そんな矢先、宿泊者の人が、
近くにある孤児院にボランティアとして行くという話しを聞き、
一緒に行ってみることに。

ボランティアと言っても、子供たちと遊ぶだけでも良いとのことで、行ってみる。
現状からすると、自分自身の精神面を回復させることで精一杯だが、
それでも、何かのきっかけになればと思い。

そして、歩いて20分ほどの、孤児院に到着。

早速、中に入ると、子供達が絵を書く時間のようで、
一緒に混ざって、いろいろ絵を書く。

といっても、子供達からすれば、 僕らは、立派なお兄さん、お姉さんなわけで、
○○の絵を描いて〜!と、ねだってくる状態。
これが困った。

絵を描くのは何年ぶり?という状態で、
昔書いたことのあるキャラクターなどを思い出して、
いろいろ書きながら、コミュニケーションを取る。

無心に鉛筆を取って、何かを書こうとしている子供達の姿は、とても新鮮だった。

その後、子供達が普段過ごしている部屋などを見せてもらう。
ゲストハウスの、ドミトリーをさらに簡素にしたような部屋であるが、
当然、エアコンなどなく、大変暑い部屋である。

ここで、子供達によるが、
小さい頃から、集団生活をしながら過ごしている子がいると思うと、頭が下がる思いだ。
事情は何であれ、それでも一生懸命に生きていこうと頑張っている子供達は、素晴らしいと思う。

さて、話は戻るが、子供達とは、
その後、建物の外に出て、小さな広場のようなところで、
鬼ごっこをしたり、肩車をしてあげたり、騎馬戦のようなことをしたり、
いろいろと遊んで過ごす。

このときに、同じゲストハウスに泊まっていた人たちは、
総勢10人ぐらい、この孤児院にボランティアに来ていて、
みんなで子供達と遊んで過ごしている状態。

僕は、得意(?)の、サッカーを使って、
リフティングのテクニックを見せてあげた。

すると、子供達は興味津々で、
真似をしはじめる。

結局、数パターンのリフティングテクニックを教えてあげることに。
みんな一生懸命練習していたから、おそらく、すごい上達をするだろう…。

そんな合間に、もうすぐ18歳になる子と話した。

彼は、「ここに遊びに来てくれて本当にありがとう。いつもは、孤児院は静かなんだ。
日本人が遊びに来てくれると、みんな大騒ぎして遊ぶんだ。僕は日本が一番好きな国だ。」と言ってくれた。
うれしい言葉だった。

同時に、何とも言えない気持ちにもなった。
彼が「次はいつ遊びに来てくれるの?」と聞いてくれたからだ。

僕は、明日、タイに移動する予定を組んでいた。
だから、この言葉は切なかった。

「またいつかシェムリアップに来たときは、必ず遊びに来るよ。」としか、僕は答えられなかった。
しかし、この日、孤児院で過ごした時間は、わずかだけれど、
確実に、多くの子供達、そして僕達の笑顔を生み出した。

素晴らしい時間だった。

みんな、汗びっしょりになって遊んで、
そして、帰る時間になった。
子供達は寂しそうであったが、別れを告げる。

そういえば、余談であるが、この日、僕は、猛暑の中、フリースを来ていた。
昨日、ゲストハウスのスタッフとのやり取りで、
認識違いがあり、出来ているはずの洗濯が出来ておらず、
着る服がフリースしか残っていなかったからだ。

同じゲストハウスの宿泊者からも、「何でこんな暑いのにフリース着てるの??」と聞かれ続けた(笑)

僕だって着たくないですよ…全く、頼むぞ、ゲストハウスのスタッフ!!

さて、ゲストハウスに戻り、
近くにあるという、銭湯にい行くことに。

汗をたくさんかいたから、銭湯なんていいね〜!と思い、
3人で、トゥクトゥクに乗って移動。

しかし…。なんと、その銭湯の場所を知っている1人の人が、
場所を度忘れしてしまった…
悲しすぎる…というか、その人、かなりのんびり気質の人だから、
ある意味、度忘れも、想定の範囲内だった。

その人から、「銭湯の場所、わかんなくなっちゃいました〜!!」という言葉が出た瞬間、
自然と、許してしまった(笑)

で、このまま帰るのもなんだし、という話になり、
近くのバーみたいなところで、安いビールを頼んで、
ちょっと贅沢を。

で、ゲストハウスに戻って、
さらに、一杯飲み直し。

なけなしの3000リエル(約90円)を払って…。

ここで、先日、タケオという遺跡で出会った若者達とも合流して、話をする。

さすがに、その後、衝撃的な盗難事件があった話をすると、
みんな、黙ってしまう。

そりゃそうだ、かける言葉もなくなるような被害だもんね…。

でも、少しでも、誰かと話をしたほうが気分を紛らわすことができるので、
こうした時間がありがたかった。

で、話の中で、何回も出てきたのだが、
日本に帰国して、気持ちを整理して、体制を立て直したほうがいいのではないか、という話。

それまで、自分自身では、帰国する、という選択肢は、
真剣には考えてなかったので、改めて、みんなから言われて、考える。

「そうだな…、ひとまず、タイ(バンコク)に出て、
 日本行きのチケットの値段を調べて、考えて見よう…。」と思った。

確かに、銀行やカード会社との話にしても、
国際電話だと、お金もかかり、限界がある。

そして、何より、現時点で、旅を楽しむ気持ちの余裕が全くない状態になってしまっている。
この先、インド、エジプト、ケニアなど、強烈な国々が控えている中で、
このまま強行突破するのは、厳しいと思える。

…良い提案を、みんなからもらうことが出来た。

こんな感じで、1日が終わる。

本当は、ベンメリア(天空の城ラピュタのモデルともなった)観光を入れることも出来たのだが、
そんな気力も起きず、結局、ほとんどゲストハウスで過ごした。

もともと、3日券(40ドル)で買っていた、
アンコールワット入場チケットも、1日だけしか使わなかった。

…でもそれで良い。

またいつか、アンコールワットに来て、残りの遺跡と、
ベンメリアを見に行こう。

その楽しみを作ることが出来たんだ。

そう、思うことにしよう。

…自分に、そう言い聞かせた。

9月5日(水) 盗難被害対応3日目

  1. 2007/10/06(土) 22:42:10 
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朝、ポリスレポートを受け取りに、警察本部へ。
ここは、シェムリアップから、空港に向かう道路の途中に位置する。

警察に着くと、確かに本部らしい、まともな建物。
大使館から紹介された人(次長の役職の人)に会いにいくと、
どうやら、その人は会議に入っているとのこと。

不穏な空気…。

結局、別の若手の担当者が現れて、
改めて、盗難の状況を伝えるために、
盗難届けを書くことに。

なんでツーリストポリスと連絡が取り合えていないんだ…
二度手間だろうが…
と内心思いながらも、仕方なく、
また英文で自分で書くことに。

ただ、盗難の状況確認であったり、
前向きな姿勢は見られる。
ツーリストポリスの時とは大違い。

で、全て話し終えると、
ポリスレポートは、まだ待ってくれと言われる。

「何で!?」と聞くと、一応、最後に次長に確認を
取る必要があるとのこと。
で、確認後に、宿泊先に渡しに来てくれるらしい。
まぁ、それならいいか…ということで、警察を後にする。

そうそう、今回、この若手の警官と話していてわかったのだが、
カンボジアの警官の給与水準はかなり低いらしい。
それもあり、警官のモチベーションも低く、
盗難事件があっても、操作はまともに行われないらしい。
(十分に操作を行うための予算もないらしい)
だから、ツーリストポリスも、あんな状態らしい。

そんな実情を聞かされながらも、
そうはいっても、ちゃんと仕事してくれよ、と思うのだが…。

ホテルに戻り、荷物をまとめて、
タケオゲストハウスに移動することに。

フロントのスタッフは、今回の事情を察してくれて、
3日分の宿泊費を、1日分にまけてくれた。
英語が通じない別のスタッフは問題だったが…、
お金が残り少ない状況の中で、ありがたかった。

タケオゲストハウスに戻り、
今度は、警察を待つためにロビーで待機。

ロビーでは、いろいろな宿泊客に出会い、
今回の一件について、話をする。
皆、聞いたことのない被害額に驚く。
しかし、皆、いい人で、いろいろアドバイスをくれる。
困ったときほど、日本語が通じるってありがたい。

午後、警察が現れるはずの時間になるも、現れず。
やはり…と思ったが、日本大使館に連絡を入れて、
再度、プッシュをしてもらうことに。
すると、警官は、30分後に現れるとのこと。

で、待っていたが、現れず。
またもや不穏な空気…。

しばらく様子見ということで、待っていたが、
結局その2時間後に、ついに警官搭乗。

やっと、警察本部の次長が現れたのだが、
仕事が立て込んでて、遅れてしまったとのこと。
「おいおい…どんだけ遅れてるんだよ…」と思いながらも、
しぶしぶ話しながら、ついにポリスレポートを取得。

たかが盗難届けをもらうために、ここまでかかるとは。
カンボジア、おそるべし。
おそらく、世界の中でもかなり低いレベルと思われる。

しかし、やっと現地で取るべき手続きが一段落したので、
ホッとした。

夜になり、ゲストハウスの人(8人ぐらい)で、
夕食に行くことに。
オールドマーケットの近くの、屋台のような所へ。
3000リエル(約90円)で、
惣菜をのせたご飯が食べられる。

ポリスレポート取得祝い(?)で、ビールも購入。

そう、ここで面白かったのが、現地では、
アサヒビールが一番安いということ。

日本でも、1缶200〜300円ぐらいするはずなのに、
なぜか、3000リエル(約90円)で売っている。

まぁいいや、とりあえず乾杯…。

なんか、久々に人間らしい生活に戻った気分。
というか、あまりの衝撃的な出来事に、
旅をしていたことを忘れていた。

夕食後、コンビニでもう1本ビールを買い込んで、
宿に戻って、ロビーで少し話を続けた。

部屋に戻り、寝床につこうとしたが、
いかんせん、蚊が多かった。

泊まったのはドミトリー部屋だが、
過去、最大の数の蚊。

結局、蚊との攻防で、ほとんど寝れなかった…。

9月4日(火) 盗難被害対応2日目

  1. 2007/10/06(土) 22:41:12 
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朝、再び警察に足を運ぶ。

昨日、担当の上司にかけあってもらう予定になっていたので
その結果を聞きにいくためだ。

警察に着くと、昨日約束していた担当者は現れず、
別の担当者が登場。

その担当者に聞くと、
昨日の担当者は忙しくて、外出してしまったとのこと。

期待はしていなかったが…
駄目だ、こいつら、どうしようもないほどやる気がないし、
仕事も適当。

で、結局、再び状況説明をするはめに。
すると、他の担当者(上司?)が出てきてたので、
ポリスレポートが必要であることを伝えたが、
やはり渡せないの一点張り。

では、担当の名前と、
盗難届けの受理番号だけでも良いから教えろと伝えると、
それも言わないの一点張り。

受理番号は、カンボジアでは届けを番号管理していないらしく、
担当の名前は、警察に連絡を入れてもらえれば誰かしらが
対応するから問題ないと言ってくる。
(かなり逃げ腰の状態。
 面倒なことにかかわりたくないという姿勢が見え見え)

腐った体質を目の当たりにして、呆れ果ててしまい、
頭に来たので、怒鳴りつけて帰ることに。

どうしようもないので、
在カンボジア日本大使館に相談することに。

大使館は、プノンペンにあるので、電話連絡が必要。

で、ホテルのフロントに電話を借りようと話をすると、
その人が英語が全く通じず、電話を借りられず…
面倒なので、自分で公衆電話からかけることに。

すると、今度は公衆電話用のICカードを購入する必要があり、
その販売先を聞くと、近くの郵便局まで行かなければ
売っていないとのこと。

郵便局は、近くにあるにもかかわらず、
町の人は郵便局の場所を把握しておらず、
何人も聞きながら、やっとのことで到着。

で、ICカードを購入して、
いざ、公衆電話をかけようと思ったら、
今度は、カードを認識しない。
どうやら、公衆電話の機械の故障のようだ。

「おいおい!!!!電話ぐらいかけさせてくれよ!!!!」
と、もう怒りが限界地点へ。

最終手段…近くの日本人が多く集まるゲストハウスに言って、
助けを乞うことにしよう…
そう意を決して、ふらふらと歩きついたのが、
「タケオ」というゲストハウス。

まずは、オーナー(日本人ではない)に事情を話すと、
電話を貸してくれることに(有料だが…)

やっと、日本大使館と連絡を取ることが出来た。
すると、警察の問題に関しては、
大使館から直接連絡を入れて
プッシュしてくれることになった。

その結果の電話待ちのため、
タケオゲストハウスに待機することに。

すると、ロビー宿泊している日本人の人と話すことに。
この人が、とてものんびりとした男の人で、
話を聞いてもらう中で、心が徐々に癒された。

3時間後、大使館から連絡があり、
明日、ポリスレポートが受け取れることになった。
良かった…!

どうも、僕が行ったツーリストポリスではなく、
シェムリアップの警察本部に当たってくれたようで、
そこに行けばもらえる状態にしてくれた。
さすが、日本大使館…。

少しホッとしたので、食事を食べることに。
そういえば、この2日間、まともなものを食べていない。
水とパンだけ。

ゲストハウスで料理を頼み、
久々に、まともなものを食べ、ひと安心。

やはり、日本人がいるゲストハウスは癒されるなぁ…
ということで、明日から、ここに宿泊先を変更することに。

夕方になり、ホテルに戻ると、
カード会社から連絡が入り、今回の不正利用に対しての
補償に関する話となる。

で、結論としては、補償の対象外とのこと。
「は!?」という感じであったが、
どうやら、交渉するにしても、長期戦になりそうな雰囲気。
というか、かなり事務的な対応に、正直、頭に来た。
まぁ、このカード会社の件に関しては、長くなるので、
別の日記で書こうと思う。

夜は、例によってインターネットカフェを使い、
国内との連絡のやり取りを行う。

そういえば…気持ちの余裕が無く、
シャワーも浴びていなかった。
この日、3日ぶりのシャワーを浴びる。

9月3日(月) 盗難被害対応1日目

  1. 2007/10/06(土) 22:39:36 
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※盗難被害にあって以降、
 写真やビデオ撮影をするような気持ちの余裕もなくなり、
 対応が一段落した9月6日まで、1枚も撮りませんでした。
 なので、日記も文章のみとなります。

______________________

朝、盗難届けを出し、
ポリスレポートを受け取るために、
警察へ向かう。

といっても、どこに警察があるか分からないので、
宿泊先のフロントに事情を説明し、教えてもらう。

警察は、アンコールワットのチケット売り場のすぐ横にある
ツーリストポリスに向かった。

到着すると、警官の姿が見当たらない。
「どこにいるんだ…」と思いながら、建物を回るが誰もいない。

さらに奥の建物に進むと、人がいたので、
声をかけると、その中から、寝起き(?)のような状態で
のそのそと警官が現れた。

「駄目だこりゃ…」と内心思いながら、
事情を説明すると、部屋に案内され、盗難届けを書くことに。

しかし、事情聴取されながら、
警官が書いてくれると思ったら大間違い。

紙を渡されて、「お前が書け」というようなことを言われ、
結局、全てを、英文で自分で書くことに…。
警官、完全にやる気なし。

やっと全てを書き終えて、
その用紙の控えをもらおうと思ったら、
今度は、警官がその用紙(ポリスレポート)は渡せないと言い始める。

届出の証明資料として必要であることを説明するも、
渡せない、の一点張り。しかもその理由も支離滅裂。

そのまま、30分ほど、口論の状態で押し問答したが、
結局、用紙をもらうことが出来ず…

その担当者では埒があかないので、
上司にかけあってもらうよう伝え、
明日、再度来ることに。


…何てこった。
カンボジアの警察は、ここまでひどい状態なのか…。

宿泊先に戻り、疲れで燃え尽きた。
その後、自宅とも連絡を取り、対策を練ることに。

午後も、いろいろと対応に追われて、
いつの間にか夜になっていた、という感じ。

こうして、対応1日目を終える。

9月2日(日) アンコールワット観光

  1. 2007/10/06(土) 22:19:16 
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朝9時頃、ホテルを出て、アンコールワットへ。
ホテルを出ると、
一斉にバイクタクシーやトゥクトゥクの運転手が
声をかけてくる。

一番、態度が良く、安い人に決める。
(この、態度が良いというのが大切。
 やる気のない奴には乗ってあげません。)

アンコールワットに着いて、早速、中へ。

それにしても、今日は暑い!
歩き回る1日を考えると、気が重くなる暑さ。

で、早速、アンコールワットの全景を写真におさめる。




◆アンコールワット。誰もが見たことのある、この構図。
 確かに、この場所からが、一番綺麗に全景が撮れる。



そして、さらに中へと進む。
ワンコールワットは、周囲に回廊があり、
中心部に、背の高い建築物がある構造。

まずは、中央部へと進む。
途中に見える柱などにも、細かい彫刻が施してあり、素晴らしい。



◆これがアンコールワットの中央部。
 現在は、一部を修復作業中らしく、シートがかかっている。



さて、中央部に着くと、さらに上に行くために、
階段を登ることになるのだが…

階段に差し掛かったとき、
後ろに団体のツアーが迫ってきていて、
よっしゃ、ちょっと手本を見せてやるか…と思って、
勢い良く登り始めたものの、これが恐ろしい。
足の踏み場が狭く、一段一段の落差も大きい。

しかも手すりが無いので、石が削れた隙間などに
指を突っ込んで必死にしがみつく。

めちゃめちゃ恐い。

しかし、もう後戻りが出来ない。
恐すぎる。

命からがら登り切ったときには、足がフラフラ…。



◆写真で伝わるかな…恐怖の階段。
 ほんと、いつ怪我人が出てもおかしくないと思う。


登り切ると、そこからの眺めは良かった。



◆廊下の側面にある格子窓。差し込む光が幻想的。


さて…少し休憩した後は、下りである。

どうしたものか…と、ウロウロ歩き回っていると、
なんと!下り用には、手すりがあるではないか!

ひと安心だ…。

観光客は、皆そこから下っていっていた。
空いている時には、ここから手すりを使って登る人もいるんだろうな。

中央部の後は、それを四方から囲んでいる回廊を歩く。

回廊には、びっしりと壁画が描かれていた。
ガイドブック片手に、何が描かれているかを確かめながら回る。
ついでに、日本語ガイドを同行させている観光客の後ろから
ガイドの話に聞き耳を立ててみる(笑)



◆回廊の壁画。


こんな感じで、2時間ほど、アンコールワットを堪能した。

その後は、アンコールワット周辺の遺跡を見るために移動。

まずは、アンコールトムにある、バイヨンへ。

バイヨンは、予想以上に印象に残った。
彫刻だけで見ると、アンコールワットよりも優れていて、
迫力があるのではないかと思う。

ただ、アンコールワットと、バイヨンは、
それぞれ作られる時のテーマが違うので、
単純に比較は出来ない。

バイヨンは、1時間程度、見て回った。



◆バイヨン。遺跡自体に力を感じる。


その後は、さらに近くの遺跡を見て回る。

王宮跡地や、その近くの、修復中の遺跡、城壁などを見て回り、
さらに奥にある、プリア・カン(だったと思う…名前を正確に覚えていない…)にも行った。



◆城壁に描かれた彫刻。


プリア・カンは、自然と融合するような、
手付かずの状態で残っている雰囲気があり、良かった。
中には、木の成長により、遺跡が壊れている所も見られた。



◆プリア・カン。木の根が遺跡に張り付いているような状態。


さらにその後、トマソンや、タケオを、見て回った。



◆トマソン。こじんまりとしているが、みごたえあり。




◆タケオ。頂上まで登ると結構大変。
 しかも頂上まで上りきった時に雨が降り出した・・・。


タケオでは、帰り際に大雨が降ってきて、
雨宿りすることにしたのだが、
入り口付近で、日本人の大勢の学生がいて、
仲良くなって、話しながら過ごした。

雨は止む気配が無かったが、閉門時間が迫っていたので、
仕方なく、移動開始することに。

ちなみに、この日は、遺跡見学は全てバイクタクシーで移動したが、
雨の中のバイクタクシーは、濡れるのでハード。
後部座席で、傘を差しながら乗っていた。

アンコールワットの入り口まで戻ったが、天気が悪いので、夕日は見れず、
そのままホテルへ戻ることに。



…と、ここまでは順調だったが、
この後、衝撃の盗難被害に遭遇したのだった…。

盗難状況の詳細は控えておくが、
被害としては、現金、トラベラーズチェック、カード類を盗まれたので、
すぐに宿泊先近くのインターネットカフェに行って、
カードの停止と、トラベラーズチェックの盗難と再発行の連絡を入れた。

この時はさすがに焦った。血の気が引く思い。
何とか、全ての緊急連絡を終えたのだが、既に時遅し、
カード類は、ATMキャッシングによる不正利用が行われており、
その額も核爆弾級の被害。

…終わった…。

全ての連絡を終えて、宿泊先に戻り、意気消沈。
といっても、明日以降の対策を練らなければいけないので、夜な夜な、考える。
結局、ほとんど寝ずに朝を迎える。

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