2011年3月2日(水) イナリ滞在(7日目) <イナリ泊>

  1. 2011/03/13(日) 12:53:14 
  2. カテゴリー:フィンランド Finland(世界一周後) 
  3. コメント数:3
  4.  【コメントの閲覧・作成
朝、8時に自然に目が覚めてしまった…。

まだ睡眠時間2時間なんだけど…眠い…というか、徹夜明けみたいな頭の重さ。

なんで目が覚めてしまうのだろう、と考えてみたのだが、
カーテンを閉めているものの、窓から光が入ってくることから
目が覚めてしまうのかもしれない。

日本の普段の生活だと、
真っ暗(遮光カーテンか雨戸)で寝るタイプなので…(笑)

そんなわけで、さすがにもう一度寝てみた。

が、9時にまた自然に起きてしまった。
もう一度…と思い、今度はまた10時に起きてしまう。

ダメだこりゃ。

というわけで、頭が重くて仕方ないが、
開き直って、起きて活動開始することに。

ふー。

今日はもうイナリ滞在最終日。
あっという間の1週間だった。

本当に1週間滞在したのかな、という気がする。

充実していたから早く感じたのか、
何もしなかった(することが限られていた)から早く感じられたのか、
何だろうね、不思議。

荷物の片づけを少々…と思いつつ、
昨日の部屋移動で、ある程度片付いていることもあるので、
すぐに終了。

11時30分頃、ドアがノックされたので出てみると、
宿のスタッフで、2時までに1階の事務所にいるから
後で、お金の清算に来て頂戴、とのこと。

はーい。

その後は、昨日のオーロラの写真を整理することに。
写真では、肉眼で見た光景を再現できない(限界がある)ことがもどかしいが、
撮りまくった写真の数々は、
即席のコンパクトデジカメにしては、良く頑張ったほうだと我ながら思う。
オーロラを見れた、という記憶は、この写真を見れば思いだせる。良かった。

今回、旅の日記をブログに掲載しているが、
昨日のオーロラは、大変だけど、良い写真を全てブログにアップすることにした。

僕だけでこの感動を味わっていても仕方ない、
ぜひ、みんなに共有したいという思いからだ。

さて、13時頃になり、
そろそろ事務所にお金を払いに行くか…と下りていくと、
おお、先日、イヴァロ空港に車で迎えに来てくれたおばさんと遭遇。

昨日、オーロラが綺麗に見えたことを伝えると、
それは良かった〜!と喜んでくれたのだった。

さて、事務所はというと、2時まではいるといったのに、
既にスタッフが外出中。

この自由さがたまらない(笑)

おばさんが、
「また30分〜1時間程度で帰ってくると思うから、伝えておくよー。」
と言ってくれた。


というわけで、部屋に戻って、
今度は昨日の記憶が鮮明なうちに、日記に書き残すことに。

日記を書いていると、感動が蘇ってくる。
本当に、あの感動を他の人達とも共有したいものだなぁ…。

1人旅は自由気ままで楽しいのだけれど、
いつも、感動する場所や景色に出会う旅に、
これを自分1人で味わっているのが、申し訳なくも思え、
この光景をそのまま伝えられないものだろうかと思ってしまう。


さて、時間は14時前、再び事務所に行くと、
まだ帰って来てない(笑)
自由だなー、本当に。

結局、15時過ぎまで部屋で過ごしてからもう一度行ってみると、いたいた。

そして、お金を支払うことに。


55ユーロ(ルーム5・キッチン無し・朝食込み)×5泊

63ユーロ(ルーム1・キッチンあり・朝食無し)×2泊

50ユーロ(イヴァロ空港→イナリ車の迎え)
-
27.5ユーロ(「hostelworld.com」のデポジット※)
=
423.5ユーロ

※「hostelworld.com」で予約すると、
予約料金全体の10%をデポジットとしてクレジット決済されるが、
それは、現地の宿の清算時は、差し引いての計算になる。
どうも、キャンセルすると、このデポジットが帰ってこないそうな。

その分、hostelworld.com」では、
キャンセル可能にする(デポジットを次の予約に再利用できる?)
というオプションが1ユーロで付けられる。
今回、予約時に、使わなそうだけど、
一応、1ユーロだったら、ということで、リスクヘッジに付けておいた。



さて…
清算の際に、明日の帰りの交通手段について相談してみた。

また、イヴァロ空港までの車の送迎を頼むと、片道50ユーロ必要。

でも、バスの時間を調べてみると、
イヴァロまでバスで行って、そこでタクシーに乗り換えて
イヴァロ空港まで行く方法でもいけそうだ。

ただ、問題はイヴァロのバスターミナルで
タクシー乗り場があるかどうか。

宿のスタッフに聞いてみたが、分からないと言う。

ただ、近くにレストランやホテルがあるから、
そこに行ってタクシーを呼んでもらうように頼めばすぐに来てくれるとのこと。

うーん、うまく行くかなぁ。

自力で移動しても、差額は20〜30ユーロぐらいだから、
別に、車を頼んでも全然良いんだけど…

ネットで調べても全然出てこない、
イヴァロのバスターミナルからタクシーに乗り換えという方法、
この是非を確かめてみたい、という旅人根性から、
車は頼まないで、自力で行ってみることにした。しんどいけど。

ちなみに、天候不順でなければ、
バスが遅れるということは、ほとんど無いらしい。
明日は天候も良さそうだから大丈夫とのこと。

確かに、3年前も、えらく正確にバスが来た記憶がある。


そんなわけで、清算を終えて、
また部屋に戻ることに。

天気はそこそこ良い、が、何も期待しないことに。
すぐに天候は変わるので…。

また日記を書き進めて、15時過ぎに、書き終えた。
と同時に、写真のアップをしていったのだが、これが大変。

画質を保つために、アップできるギリギリの1枚2メガに圧縮して
アップするのだが、いかんせん回線速度が遅い。

とはいえ、この感動を出来るだけ早く伝えたい…と思い、コツコツアップ。

15時30分頃に、ひと段落したので休憩を…
というより、寝不足&生活サイクルが乱れたことで眠い。

贅沢な時間の使い方を申し訳なく思いつつも、昼寝。

あー、1人旅で、
こんな時間の使い方、もう出来ないんだろうなーと、
我ながら思う。





◆窓の外を見ると、いつもはフィンランドの旗が出ているところに、
 サーミの旗が掲げられていた。今日は何か記念日なのだろうか。





◆余談だけど、この部屋の暖房器具には、お世話になりました。
 これが各窓の下について、熱気が出てくるんだけど、部屋がすぐに温まる。
 そして、洗濯物を前に置いておくと、すぐ乾く(笑)



…17時30分頃に、目が覚める。頭が相変わらず重い。
そして、日記のアップ作業の仕上げをして、アップ完了!

とはいえ、日本時間では夜中。今アップしても、誰も見ないんだけど…。


その後は、パスタを茹でて夕食を食べることに。
あと、リンゴもむいて食べて、これで昨日買った食材全て終了。計算通り。

18時30分時頃になり、昨日の教訓を生かし、
すぐに外に出られる臨戦態勢を整えることに。

ある程度の上下の着込みと、ホッカイロの準備を。
同じ失敗は繰り返さないぞ。


あとは、最終日ということもあり、
名残惜しいので、最後にスーパーに行ってみることに。

このスーパーとは、世界一周の時から入れると、もう12泊目。
だいぶ長い付き合いに思えて来た。

そして、スーパーの中を歩き回ったが、どうも、買いたいお菓子は見つからず。
ビールも買おうと思ったが、眠くなるので却下。

そして、迷ったあげく、
買ったのは、セロハンテープ(笑)


目的は、デジカメにホッカイロを貼り付けることと、
行きの飛行機で無くなってしまった、
トランクケースを締めるベルトの代わりをするため。





◆デジカメにホッカイロを貼り付けてみた。
 これで、外に出た時に寒さで電池が急速に減ってしまう現象を防げる(はず)



こうして、臨戦態勢が整ったところで…
何をしようかな、と思ったのだが、特にすることが無い。

というより、何だか眠い。

なので、ひとまず、今日(3月2日)の日記を途中まで書いておくことに。


パソコンで音楽を流しながら書きすすめたのだが、
こうしてゆっくり音楽を聴くのも久々な気がする。

世界一周中に聞いてた、懐かしい曲を聞いてみたのだが、
いやー、何だか、あの頃を思い出す。

「Def Tech」とか、「BIGIN」、「LOVE PSYCHEDELICO」とか…
あと、意外に懐かしい、「コブクロ」の曲である「轍」。

あー、確か、スペインのバルセロナで、
マドリッド行きの深夜列車を待つ時に、聴いてたっけ…何て思い出しながら。

あの旅が、約3年前の出来事とは思えない。
もう何十年も前の話のように思える。

3年という月日は、果たして、長いのか、短いのか。
それが良く分からない。


そういえば、
最近、時間の感覚が失われているように思える。

良く、歳を重ねるごとに、
時間の流れが速く感じるようになる、と言われるけれど、
本当にその通りになっている。

10歳〜20歳までの10年と、20歳〜30歳までの10年は、
全く体感する長さでは違う。
後者のほうが、とてつもなく早く流れたように思う。

そういえば、(小さい頃に家族で行ったのを除いて)
僕が初めて海外に行ったのは、
22歳の時、2002年のワールドカップの開幕戦を
韓国に見に行った時のことだ。

あれから9年が経とうとしている。
遠い昔の話ではあるが、
でも、そうとは全く思えない気がする。

絶対的な時間の尺度と、
相対的に感じる時間の感覚が
どうも合致しない。

これからの10年、20年も、本当にあっという間なんだろう。
あの時は若かった…なんて、
今の時点では、20歳の頃のことを思い出すけれど、
10年後は30歳のことを、20年後は40歳のことを、そう思い出すのだろう。

わかっているけれど、今は今、そして、その時はその時で、
日々、感じていくことがあるのだろう。

頭では分かっているけれど、実感として、
その時間の流れの早さを、今回の旅で再確認した。

そして、僕はそれに対して何もできない、
ただ、目の前の毎日をしっかり、誠実に生きていくことしかできないんだと、
改めて思った。

今日を誠実に生きずして、これ以上の今日を求めても意味が無い。


…こんなことを、ゆっくり考えられるのも、旅のおかげだと思う。

そして、こうして日記を書きながら思うのが、
日記を書くのは時間がかかって大変だけれど、
記憶を残す、ということ以外にも、
物事を振り返ることができ、考えが整理できるという一面があると思った。

本当は、毎日短くても良いから書くべきなんだろうけれど、
なかなか、日本で忙しく毎日を過ごしていると書くことがおろそかになる。

というより、ほとんどが仕事の時間だから、
それに関しての日記というのは、どちらかというと、業務的な日報に近づく。

それも良いのだけれど…

余談だけれど、
マクドナルドの代表取締役の原田泳幸さんが、とあるインタビューで、
「大事なのは、オンとオフのけじめがあること。
 自分の時間はすべてビジネスアワーだと思って働けという
 経営者もいるようですが、私はそうは思いません。
 仕事と趣味と家族と過ごす時間の、
 どれが欠けても充実した人生は送れませんし、
 仕事一辺倒ではクリエーティブなひらめきも生まれないでしょう。」
と言っているのだが、
最近、本当にそうだよな、と感じるようになってきた。

原田さんのように、実績を出して地位を築いている方のような能力が
自分にはまだ無いので、まだそれだけのバランスを保つことは難しいが、
でも、やっぱり、一生は一度だから、
仕事もプライベートも、両方充実させたい、と思う。

その意味からすると、僕はまだまだ、甘い生き方をしていて、
仕事も、プライベートも、本当に真摯に向き合っているのか、というと
そこまで出来ていないのかもしれない。

全てはバランスだと思うが、こういう感覚を忘れないようにしたい。
一方で、仕事は仕事で全力を注いで、結果を出していきたい。

仕事を頑張る人生から、仕事を頑張らない(リタイアという意味で)人生への転向は出来るが、
仕事を頑張らない人生から、仕事を頑張る人生には戻れないと思うから。


いろいろ話が脱線したが…
15分置きに、窓の外を眺めがら、過ごすことに。

23時過ぎになり…
外を見ると、おお、少しずつオーロラの予兆が出始めた。

予想通り、昨日と同じぐらいの時間帯に出始めた。
既にある程度準備は出来ているので、外に出る支度を済ませて
早速、外に出てみることに。

外に出てみると、強風が吹き荒れている。
気温は2度なので、厚着をしていれば寒くはないのだが、
真っ暗な林を通り抜けようとすると、
ゴーゴーと木々が揺れる音がして、結構恐い。

そして、いつもの観賞ポイントへ到着。

空を見上げると…昨日に比べると、
力は弱いが、遠くにオーロラが見え始めている。

これまで覆っていた分厚い雲が、だんたんと晴れていって、
星が見え始めている。これは期待できそうだ。

その後、30分ほど、写真を撮りながら様子を見てたが、
雲はだいぶ晴れて、星空が綺麗に見えている。

しかし、オーロラの勢いが、昨日ほど無い。

うーん、これは、あまり盛り上がらないまま終わってしまうパターンか…?

とりあえず、肉眼では薄くしか見えないオーロラに向かって、
写真は撮り続けることに。

今回新たに導入した、カメラにホッカイロを貼る作戦は、
多少強引なものの、電子の消耗をおさえることができたような気がする。

また、今回持ってきたカメラは、
星空モードというモードで60秒間、撮影にかかるのだが、
その後、また60秒間、画像処理?にかかって、次の写真が撮れないのだが、
その画像処理時間中は、わざわざ三脚からカメラを外して、
ホッカイロ×4個を入れたポケットで、カメラを温めるようにしてみた。

結果的には、昨日は約2時間で終了した電池が、約3時間長持ちした。


さて、それはさておき、
オーロラはというと、どうも、力が強まりそうなところで、
すぐに弱まってしまう、という繰り返しの状態。

ただ、30分に1回ぐらい、
結構強い光を帯びることがあるのだが、
これも、数秒で風に吹き飛ばされるように、消えてしまう。

でも、その綺麗なオーロラが一瞬見えるだけでも、
最終日に、お別れの意味で、
オーロラが最後の力を振り絞ってくれているようにも思えてくる。

こうして、1時頃まで見ていたが、
今度は、悪いことに、また雲が出始めてしまった。

こうなると、オーロラは見えなくなる。

そのタイミングで、オーロラが少し力を増して来たこともあったが、
雲が出てきているので、綺麗に見えない…悲しい。

1時30分になると、もう雲がほとんど空を覆ってしまい、
全然オーロラが見えない状態に。


今日はもうダメか…と思ったが、
昨日の教訓もあるので、2時まで粘ってみることに。

すると、最後の15分で、
昨日には及ばないが、勢いのあるオーロラが出始めた。

毎回、数十秒ではあるが、
カーテンのように揺らめく姿を見ることが出来た。

それは、雲の合間から見えることもあり、
ボヤーっと霧がかったような、
何だろう、お風呂に白い入浴剤を入れた時のような、
じんわりした光の動きに見えた。


また、こうしてオーロラを見に来ることができるのは
いつの日になるのだろうか。

最後に輝いたオーロラを見終わると、
そのまま、オーロラは勢いを無くして、
固まった雲がちぎれていくように光を失っていった。

そして、雲が空を埋め尽くしていった。

こうして、2時30頃に、オーロラ観賞を終えることに。


今日撮れたオーロラの写真をまとめて紹介します。





◆1





◆2





◆3





◆4





◆5





◆6





◆7





◆8





◆9



今日は、とにかく風が強いこともあって、
約3時間外に出ていたが、だいぶ疲れた。

そして、3〜4階、カメラの三脚が風で倒れてしまい、
カメラが雪の中に何度も埋まってしまった。

これが最悪で、カメラに雪がべったりついてしまい、
手袋とホッカイロを使って雪をはらって拭いたのだが、
何とか撮影は続けられたものの、
カメラのレンズのカバーが、閉まらなくなってしまった…

世界一周を経て、今回の過酷なオーロラ撮影、
さすがにボロが出て来たような。
良く頑張ってくれているカメラに、感謝。


3時前に部屋に帰ると、もうぐったり。

でも、明日(というか今日)の午前中に出発だから、
すぐに出発できるよう、
荷物の準備を完璧にしておくことにした。

先程買ったセロハンテープで
トランクケースも開かないようにベタ貼り完了(笑)

シャワーを浴びて、荷物整理をして…
寝ることが出来たのは、5時前だった。

コメントの編集

管理者だけに表示を許可する

 | トップへ戻る |